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2025年07月09日08:00
今年の夏はベルーナドームで「ととのう」体験!
じょじょに5割復帰が見えてきて物理的にホクホクしている埼玉西武ライオンズサウナご愛好の皆さま、ととのってますか。僕は我が方の尽きることない冷涼化対策に「そうきたかー」と額をピシャンと叩いて感服しておりました。この衝撃は東京五輪の際に小池都知事が暑熱対策として「打ち水」と「アサガオ」を提案してきたときに匹敵するほどのものです。
7月8日、かねてより告知されていた今季のベルーナドーム冷涼化対策の目玉・大規模ミストが稼働を開始しました。想像を遥かに超えるレベルで噴き出すミストは、謎の大物レスラーが登場するときのようで、見本の写真を撮っているときに見本として立っている人の姿が見えなくなっていたほどです。「最大マイナス5度」程度の冷涼化を実現できるというこのミスト、今季のベルーナドームの目玉として選手以上に衆目を集めるに違いありません。持ち歩いているフードもしっとりとして食べやすくなりそうで、実際にその洗礼を浴びる日が今から楽しみですね。
↓ミストの近くの席の人とか、試合の間噴霧のたびにしっとりするんですかね!
#西武 の本拠地 #ベルーナドーム の #暑熱対策 として #冷却用ミスト がきょう8日の #楽天戦 から稼働開始です🚿#seibulions #埼玉西武ライオンズ #NPB #西スポWEBOTTO pic.twitter.com/HxTGh7KIkN
— 西スポWEB OTTO! 西武ライオンズ最新情報・裏情報 (@nishispo_lions) July 8, 2025
↓球場内に雨が降っている日と比べると、雨じゃなくミストであることが一目瞭然!

↓メディアも「真下はマイナス5度」などと優良誤認を招く書き方で全力サポート!
西武 夏季の暑さ対策 ベルーナD大規模ミスト設備の運用開始 真下はマイナス5度 - スポニチ Sponichi Annex 野球 https://t.co/JR6lvXkoWN
— スポニチ野球記者'25 (@SponichiYakyu) July 8, 2025
氷点下のマイナス5度になるって意味ではないですよ!
真下にいると最大マイナス5度程度の冷涼化効果を得られるという話です!
その効果のほどはどこかで実際に体験するとして、大規模ミスト運用開始を報せる記事には気になる情報が。何と、この大規模ミスト導入につづいて、8月9日の東北楽天ゴールデンイーグルス戦より「ベルーナドームの屋根上から水が流れ落ちる“滝のような演出”を可能にする設備『BIG WATERFALL』」を導入すると言い出したのです。
球団作成・夢のイメージ図を見ると、ベルーナドームの一・三塁側メインコンコース…スタメンボードなどが貼ってあるあたりの屋根フチから、文字通り「滝」のような水が降り注いでいます。ミストが「涼」を求めたものなら、コチラは「量」を求めたものという感じで、陽キャが「んもー!ずぶ濡れだよー!」とかキャッキャする感じの水量がダバダバしています。ボーッとしている人のカメラとかスマホとかが壊れるんじゃないかとスリル清涼感も満点です。
滝が現れるのは開場から7回終了までの間で、1回につき1分30秒間、滝の放水を不定期で複数回実施するとのことですので、子どもたちにとってはちょっとしたじゃぶじゃぶ池みたいな感覚で夏のベルーナドームを楽しんでいただけるのではないでしょうか。嬉しいことに「使用する水は水道水」であることを球団からハッキリとご案内いただいておりますので、健康面でも安心安全です。「上向いてクチ開けて飲んでいいですか?」と聞くと球団も返答に窮するかもしれませんが、もとは水道水なんですから自己責任でいっちゃっても大丈夫そうですよね。キンキンに冷えたベルーナドームの水、グイッといきたい夏ですね。
↓滝追加!ミスト増設!ビッチャビチャの夏がやってくる!
8/9(土)からベルーナドームに『BIG WATERFALL』が出現!場内コンコースにミスト設備拡充も! | 埼玉西武ライオンズ https://t.co/FgcIaIVEPf
— フモフモ編集長 (@fumofumocolumn) July 8, 2025
【以下、球団からの注意事項】
※天候、温度、湿度などの状況により、稼働しない場合もございます。また同様に放水のタイミングが変更となる場合もございます。
※風の影響により、エリア外のお客さまにも水がかかる可能性がございます。
※足元が滑りやすくなる場合や視界が悪くなる場合がございます。
※お荷物(スマートフォンや電子機器・飲食物なども含む)は濡れないように、あらかじめビニール袋などで保護していただくか、ロッカーなどにお預けください。ビニール袋はお客さまご自身でご用意ください。浸水や破損が生じた場合にもその後の責任は負いません。
※滝に使用する水は、水道水を使用いたします。
※水着をご着用される場合は、必ず上にユニフォームやTシャツ、ズボン(短パン)などご着用ください。
※水鉄砲の持ち込みは禁止です。
ちょっとエッチな水着インフルエンサーのみんな、ベルーナドームに集まれ!
ギリギリの許容範囲を突いてオジサンファンを獲得しよう!
なお、水鉄砲の持ち込みは禁止なので、ちょっとエッチな水鉄砲インフルエンサー(※白Tシャツに水鉄砲撃って透ける的な)は来ないでください!
そのほかにもさらなるミスト拡充を予告するなど、あふれるばかりの意欲的な施策の数々はどうでしょう。8月9日からはスタンド中段の通路などにもミスト噴霧器を追加するそうで、スタンド全体がミストで包まれる最終悪魔形態にも期待は高まるばかり。落としブタ構造の屋根によって湿気がこもるとされるベルーナドームに、内側からさらに追い湿気を充填していくスタイルは、おしゃれサウナで言うところの「ロウリュ」に相当する、我が方ならではのウリとなるのではないでしょうか。球場内のサウナで十分に熱を感じたあと、屋根から降り注ぐ滝を浴びて「ととのう〜」などと言い出すサウナーたちでにぎわう球場。もともと応援グッズとして使用していたフラッグ類やタオル類も、熱波師的なグッズとして再注目を集めることでしょう。
最近は球場内にホテルを建てるだとか温泉とサウナを作るだとか、野球だけでない楽しみ方をできるスタジアムが注目を集めていますが、我々は「サウナのなかで野球をする」という方向性で新しいリラックス体験を追求してまいります。サウナのなかで野球を見られたら、すごく楽しそうじゃないですか。「アイツより絶対に頑張る」「5回裏まで頑張る」「ダメだ!もう死ぬ!」なんて意地の張り合いもいいですよね。
ガマンの限界を超えてから浴びる滝とビール。見渡す狭山湖と多摩湖。真っ暗な森を照らす星の光。都会の澱を汗と水で流して、ととのう身体と心。もしかしたら「森林浴」って本当はこういう話なのかもしれませんね。森と山に囲まれた隔絶の大地で、水と熱に包まれる至福の時間を、どうぞベルーナドームでお楽しみください!
↓もしかして熱波師の先生だったでしょうか!?

サウナーを集めれば、球場への不満の方向性も変わるはず!
「温度が低い」「滝がぬるい」「混雑している」などなどへ!
サウナの外気浴スペースも「屋根はあるけど壁はない」だったりしますもんね!