2024年12月04日08:00
我が家にもストーリーブックが届きました!
いよいよ迫ってきた羽生結弦選手新アイスストーリー「Echoes of Life」の幕開け。しばし体調など崩していた僕ですが、今はすっかり元気も戻り、我が家に届いた事前本「STORY BOOK 『Echoes of Life』」を熟読しているところ。公演までじっくりと、できる限り自分なりの理解を深め、目の前で起こることに対しての反射神経を高めていこうと思います。
ICE STORY第3弾のために羽生結弦さん自身が書き下ろした物語を、初のストーリーブックとして発売することが決定!
— Yuzuru Hanyu ICE STORY 3rd “Echoes of Life” TOUR (@echoesoflife_jp) October 18, 2024
📖STORY BOOK 『Echoes of Life』
事前にご一読いただくと、より一層本公演をお楽しみいただけます!
詳細、予約はこちらからhttps://t.co/p2oSCkEyub#Echoes #羽生結弦
それにしても凄まじいストーリーブックでした。あまり深く考えずに購入しておりましたものですから、「公演を楽しむための情報が満載なんだろうな…」「巻頭インタビューと練習風景オフショット…」「グッズカタログなどもあって…」くらいの軽い気持ちで開封したわけですが、手にした瞬間に「むむっ」となりましたよね。表紙の用紙の手触り、斤量、一切の写真やビジュアルを含まないモノクロの佇まいに、「これは高熱が出ているときに読みこなせるものではない」と静養から先に着手したほど。
その判断はまさに適切だったわけですが、途轍もない歯応えでこの本は僕に迫ってきました。ストーリーブックの名の通り、確かにそこにはストーリーが記されているようではあります。ただ、それは美しい詩篇のようでもあり、哲学書のようでもあり、読んでそのままストンと理解できるようなものではありません(恒例)。一度目は文字を追うことで精いっぱい。二度目は全体の構造を朧げにつかむまで。三度目、四度目と繰り返すなかでじょじょに理解は深まるものの、それと同じスピードで実態は遠ざかっていくような、謎に包まれたままの物語が広がっています。心理学か哲学か、何か基盤となるものを携えて挑みたかった、そんな学習欲さえ覚えるほど。
まっさらな状態で公演に臨むことを希望する人も多いでしょうから、つまびらかに内容には触れませんが、触れようとしても容易に触れられないほどにまだ自分が前進できていないことを実感しています。おおまかな世界観をつかみ、メインビジュアルの理解度が若干深まったかな…くらいの感触。ストーリーブックに描かれた内容はおそらく、演技と演技と合間の映像演出に相当するパートで表現されるものなのだろうと思いますので、演技を含めて見なければそもそも「小説の右ページだけ読んでいる」みたいな話なのだろうとは思います。ですので、今すぐ分かった気になどなろうとせず、焦らずじっくりと、公演を重ねるなかで自分なりの理解を深めていけたらいいなと思います。取り急ぎは、初見恒例の「何かすさまじいことが起きたが何ひとつ覚えていない…」という事態を回避できたら予習の効果は十分と言えるかなと思いました。
いやー、さすが事前にストーリーブックを送り出すだけの公演だなと思いましたよね。ほぼ台本と言えるようなこの本を手にしても、知りたい、見たい、どうなるんだろうという関心は高まる一方です。この感覚をあえて言うなら、羽生氏が主人公と似ていると言われることがある新世紀エヴァンゲリオンというアニメに出てきた「死海文書」でも手にしたような気分です。実在の死海文書は極めて古い時代の聖書の写本群なのだと聞きますが、アニメに出てくるそれは「これから起こること(あるいはこれからこうしなければいけないという手順)が書いてある預言書」的な何かとして語られています。僕も今「これから起こること」を手にしたわけですが、これからどうなっていくのかはいまだ未知のなかにあります。ワクワクしますよね、未知は。とにかく今僕から言えることは、あのメインビジュアルは「本人確認のリストバンドつけてもらった人」では絶対にない、ということくらいです!
↓グッズのラインナップなども眺めつつ、本番に備えていきます!
オフィシャルグッズラインナップを解禁しました!
— Yuzuru Hanyu ICE STORY 3rd “Echoes of Life” TOUR (@echoesoflife_jp) November 27, 2024
通販の受付を開始いたしました。そのほか会場物販、電子整理券についてもご確認ください。
STORY BOOK『Echoes of Life』English ver. & OFFICIAL GOODS Sales Start! https://t.co/p2oSCkE0ED#Echoes #羽生結弦
↓「ちょうど白いパーカーもほしかったんだ」というコチラの心理を先読みしていくスタイル!
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— Yuzuru Hanyu ICE STORY 3rd “Echoes of Life” TOUR (@echoesoflife_jp) December 3, 2024
\ “Echoes of Life” 開幕まであと4️⃣日!/
今週12月7日(土)より開幕!
今日も羽生さんからのコメントが👀
開幕まで楽しみにお待ちください😌
🔽着用アイテム🔽
ジップパーカー(ホワイト)
詳しくは🔻https://t.co/4RHZPC1q48#羽生結弦 #Echoes #YuzuruHanyu pic.twitter.com/XQAqliAMFi
そんななか、今週からは東京駅の「いつもの場所」に本公演の生中継について告知する交通広告が掲出されたとのこと。もう界隈では「いつもの場所」だけで通じるおなじみの東京駅丸の内地下中央口に遅ればせながら僕も行ってまいりました。すでに公式アカウントから届いた写真などは見ているのですが、何と言うか、公演が始まる週の月曜日に「いつもの場所」に広告が掲出され、そこにお出掛けしていくこの流れ自体が、自分の着火の合図のようになっている感覚があり、カウントダウンスタート的な気持ちでのお出掛けです。
広い東京駅のなかでもここだけは真っ直ぐたどり着ける自信がついたおなじみの場所へ迎えば、平日の真昼間だと言うのにお仲間たちが記念撮影などに勤しんでいます。地下鉄丸ノ内線とJR線との往来で多くの人が行き交うなか、一種の儀式的な気持ちで(※試合前の国歌斉唱的な)、僕もメインビジュアル様と同じポーズを取り、手の平を見つめます。行き交う人々からはエアスマホ(※スマホ持ってないのにスマホ見ているみたいなポーズをしている人)に見えたかもしれませんが、僕のなかではストーリーブックで見た具体的な場面が思い浮かんでおりますので、気分もかなり高揚してまいります。セリフのひとつも言ってしまいそうなくらい。
で、記念に写真・動画の撮影なども行ないますと、この日は幸運なことにスンナリと往来の隙間に滑り込むことができました。こちらの通路は広告を出すだけあって往来が激しく、広告全体をおさめつつ誰もそこに映り込まないという状態を待つのがなかなか難しいのですが、一瞬の隙間に広告の前をウォークスルーする場面などもおさめることができ快調です。いつもおひとり様ではなかなか苦労する「ビジュアルと同じポーズでの記念撮影」も今回はポーズ自体がエアスマホですので、エアスマホのポーズのままスマホを持ち(※エアじゃなくなった)、わずかに身体をひねりつつ手首など返してやりますとアラ不思議、単なる自撮りに見えるじゃありませんか(※本当にそう見えていたかはわからないが…)。「今日は絶対に、ひとりで頑張ってポーズとってる人に見えない!」「もしかしたら自撮りしていることすら意識されず、スマホ見てる老眼の人くらいに見えてるかも」「私には世間の『声』や『視線』をスルーするチカラがある…」などという強い手応えのもと、恒例の儀式を滞りなく終えることができました。
先週あたりは体調を崩していたこともあって、いろいろ盛り上がりに乗り損ねてしまいましたが、ここからグッと盛り上がっていけたらいいなと思います。ようやく大誕生祭お祝い用のネタも決めましたし、グッズ販売の整理券などもいつの間にかちゃんと応募していたようで当日のスケジューリングもじょじょに固まってまいりました。一回体調を崩したこともあって、もう一回崩れることはないだろうという自信も漲り、あとは本番に向かっていくだけ。演者、関係者、観衆が互いに響き合う命となって、素晴らしい時間を生み出せるよう、祈ってその日を待ちたいと思います!
↓すでにご存知とは思いますが、全景はこんな感じでした!
↓現地の様子は動画でまとめておきました!
何となくですが、「命は響き合う」ということを思いながら見ようと思います!