- カテゴリ:
- サッカー
2026年06月13日07:00
今こそ目標「優勝」のもと心をひとつに!
2026 FIFAワールドカップ・北中米カリブ海大会が開幕しました!史上初の3ヶ国共催などと聞くと「共催…(ズキン)」「何かを半分盗られたような気がする…(ズキン)」「せめて6:4とかで…(ズキン)」と古い記憶が甦るオールディーズですが、最近はすっかり世間も令和の意識が根付いたようで、あたたかい話しか聞こえてこないのは結構なことだなと思います。昔のサッカーって、野球(主流派)になじめない人の溜まり場だったので、帰国した選手に水かけたり、監督解任のためにデモ行進したりしてたんだぞって言っても、もう信じてもらえないかもしれませんね!
おおむねアメリカ時間で行なわれ、日本代表の初戦オランダ戦も15日午前5時キックオフということで、朝型の生活へとシフトしながら、1ヶ月にわたる大会を楽しんでいこうと思います。今回はめぼしい試合はNHKを中心とした地上波テレビで中継してくれるそうですし、日本がおおむねひとつになって盛り上がっていけることでしょう。家にテレビがないなどの理由でDAZNで見ようと思って、うっかり年間プランを契約してしまったみなさんは、大会後のサッカー界からのお説教でよく聞く「次はJリーグがありますから」みたいな意識の高さを先取りしたと思って、Jリーグとか海外サッカー・カラバオカップとかを存分にお楽しみいただければと思います。
↓どうしてもDAZNで見たい人はDAZNスタンダードの月間プランで見てくださいね!
⚽️「FIFAワールドカップ2026」応援放題!キャンペーン
— DAZN Japan (@DAZN_JPN) June 2, 2026
📣DAZN Standardが期間限定で月額1,980円!
📅5/30〜7/20(新規加入者対象)
FIFAワールドカップ全104試合をはじめ、
Jリーグ・プロ野球・欧州サッカーなど
DAZNの全コンテンツが見放題!… pic.twitter.com/3R1IaplIqg
試合が始まってしまえばそこで起こる現実に対応するしかなく、想像の翼を広げることも難しくなりますので、自由な空想は今のうちにしておこうと思います。今大会の日本代表、率直な所感としてはものすごくいい状態ではない、「微妙」くらいの感じだなと思います。「2014年と似ている」的な話もさんざん出ただろうと思いますが、まさに同じような状況にあると思います。
まず今の代表は強く、下馬評も高い。史上最強という触れ込みも相違ないでしょう。世界のサッカーの中心地でビッグクラブに所属し、リーグ戦で活躍し、そういった世界のスタンダードのなかにいる選手だけを集めて編成することができています。GKはまだ世界進出がもう一声欲しいところですが、イタリア・セリエAでポジションをつかんだ鈴木彩艶さんがいるのですから、何ら見劣るところなどありません。そんなにとっかえひっかえするポジションでもありませんし。
目標に「優勝」を掲げることも当然と思います。僕などは遥か昔から目標「優勝」に大賛成の立場ですし、サッカーなど日常的にジャイアントキリングなる番狂わせが起こるのですから、「はい地力では下ですね」「でも目標は優勝です」は全然言っていいスポーツです。今回はもう気持ちいいくらいに景気よく「優勝」を目指す言葉が飛び出し、「優勝」のための準備をしている様子を見られてワクワクします。
一方で、下馬評に比べるとチーム状態はだいぶ悪い。前回大会でスターとなった三笘薫さん、長くこのチームの中心的存在であった南野拓実さん、そしてキャプテンとしてこのチームの根幹を成していた遠藤航さんが、怪我により選手としては大会に参加しないこととなりました。日本の守備の大黒柱として期待される冨安健洋さんも怪我明けという段階で、代表歴の短い選手・大本番を経験していない選手も多い。この4年間で膨らませた期待の最大値に現状は及んでいないでしょう。株価でいえば天井を打ったあと、ダラダラと売りに押されて横這いをつづけている、そんな状況かなと思います。
もちろん、現場はそんなことは百も承知でしょう。下馬評は下馬評として、油断や慢心はなく、準備にも怠りはないでしょう。メンバー選出も「遠藤さんはいないかもしれない」は織り込み済みで、遠藤さん不在時の構想までできた状態でメンバーを招集していたでしょうし、だからこそ実際に遠藤さんが離脱したときに手薄な左ウィングを埋めるような選出となったのだろうと思います。選手の立場でなくともチームを支えることができる、周辺からもそうした帯同が許される、そういうメンバーをあらかじめ集団に加えているというのも、先回り先回りですべてに準備と対策ができているチームだなと思うところです。
なので、微妙状態ではあっても、多くの分析で見られる2014年との共通点から来る不安材料…「下馬評の高さ」「怪我人の多さ」「事前の調整の成否」といったことは、心配しなくていいのかなと思います。過去に経験した教訓を活かせないような集団ではないはず。「アチャー、事前合宿で追い込み過ぎた」「アチャー、またしても妙に寒いキャンプ地を選んでしまって風邪引いた」なんてこと、この規模で動いている集団で再現されるはずがない。世間の素人が気づくことは全部カバーされているはずです。
↓5大会を知る長友さんからも「これまでのワールドカップで一番いい環境」と太鼓判です!
【速報】長友佑都「最高の環境」 練習後の取材対応 https://t.co/7uASNj9k5O
— 47NEWS (@47news_official) June 11, 2026
5大会も見ていると内見のプロみたいな頼もしさがある!
コンセントの位置とか細かい点まで気づいてくれそう!
むしろそういった知識とか経験とかでサポートできないところに真の落とし穴があると僕などは思っています。過去の大会、日本があまりよくない結果に終わったとき、その深いところの要因はチーム内の分断にあったと思っています。ケンカしていたとか、そういう話でありません。意見の対立のひとつやふたつあるのは当然で、それを含めて擦り合わせてまとまってこそチームは強く溶接されます。そうではなく、「深いところでは割れているのに、それが露出せず、さしたるケンカもせずに、表面上まとまったまま本番に至ったとき」これが一番怖い。
初戦勝ちムードから一転して悪夢の逆転負け→グループステージ敗退となった2006年ドイツ大会では、チームの下馬評も高く、事前の結果もよく、「黄金の中盤」と呼ばれたスターメンバーが集い、当代最強のチームでした。しかし、強かったがゆえに露出しなかった分断があった。初戦、1-0とリードした後半79分からの3失点瓦解は、ここからどうやって試合を終わらせるのか、攻めて終わるのか守って終わるのか、行くのか引くのか、どの形でも全員が揃ってさえいればよかったのですが、それが揃わなかったことが原因だったと思っています。監督の手腕や経験不足もあるかもしれませんが、摩訶不思議に強かったがゆえに、腹を割るほどの状況にならなかったことで、処置されずに残っていた穴が最後になって露出した、そんなことだろうと。
2014年もそうです。あのチームも4年間素晴らしい結果を残し、目標「優勝」を公言するチームでした。しかし、その意識は全員のものではなく、心から目標「優勝」を掲げる者もいれば、「いやいや」と現実を俯瞰で見ているメンバーもいた。しかし、強かったがゆえに、チームをまとめるキャプテンシーがあったがゆえに、腹を割ってまとまる必要まではなかった。自分たちらしさを打ち出して相手を上回るのか、相手のよさを消して後の先を取るのか、そのバランスをどうするのか、そういったところがまとまりきらなかったことが、同じ負けるにしてもやり切った負けにならなかった、そういう印象を残せなかった要因だろうと。
日本に限らずかもしれませんが、強いとき余裕のあるときにまとまるのは、難しいのだろうと思います。たくさんの選択肢が生まれ、「できればこれも」という欲が生まれ、その選択肢の数だけチームはブレます。逆に弱いとき追い詰められたときは、選択肢などそもそもないのです。「もうこれしかない」と半ば強制的にチームがまとまらざるを得なくなる。いわゆる「背水の陣」です。「背水の陣」以外でチームをまとめるものがあるとすれば、それは哲学であり、スタイルであり、コンセプトです。
調子がいいときは生まれなかった迷いが、調子が悪くなると「あれ?おかしいぞ」と浮かんでくる。そのとき、すでに調子が悪いのですから、監督の指示やらはもう耳に入らなくなります。「あれ?おかしいぞ」が始まったら、上っ面は全部疑わしく見えてくるのです。そんなときでも信じられるものがあるとすれば、生まれたときからその国に広がる哲学であったり、歴史のなかで培われたスタイルであったり、そのチームの全員が殉ずるものとして掲げたコンセプトになります。極論、絶体絶命の命の取り合いになったとき、たとえ負けるとしても相手を倒すために殺す気で立ち向かって死ぬのか、プライドも何もなく地の果てまで逃げて逃げて逃げまくって1秒でも長く生きてから死ぬのか、どっちなんだい(※なかやまきんに君の声で)と。どっちかに揃っているのかい(※なかやまきんに君の声で)と。
日本社会(※巨大主語)は日常においては腹を割った擦り合わせを避け、表面上はまとまっていますが、「あれ?おかしいぞ」となったら即座に割れるように思っています。その割れた穴は、調子がいい限りにおいては手当てされず放置され、肝心のところで爆発する。結果が伴わなかったときは、そんな日本の社会の縮図のようなものを、見ることが多い気がするのです。「全員討ち死に!見事である!」ではなく「なーんか不完全燃焼だなー」というイヤーな終わり方を。
今、2026年の日本代表は強いです。
前回大会のいい気分もまだつづいています。
背水の陣ではまったくありません。
そのぶんブレる幅は大きくなっています。
広告スローガンとして「最高の景色を」と掲げていますが、「最高の景色はどこにあるのか」という話になったとき、ベスト8なのか、優勝なのか、オランダやブラジルに勝って世界を驚かせることなのか、そこにいくつもの選択肢が生まれています。「あれ?おかしいぞ」となったら、きっとブレるでしょう。
だからこそ、何を目標に、どこに一致するものを見出すのか、ブレても戻れる揺るぎない場所が求められるだろうと思います。そして、その揺るぎない場所になるのは、目標「優勝」なのだろうと思うのです。達成できるかどうかではなく、全員がバラバラにブレるのではなく、「あれ?おかしいぞ」となっても「優勝するためには、こう」と戻れる場所として、目標「優勝」を握りしめてほしい、そう思います。鋼の握力で握りしめる、そうであってほしいなと。
金メダルを目指したアスリートは、金メダルを取ることを前提にプレイしますし、金メダルを取れたか取れなかったかで自分を評価しますし、取れようが取れまいが次の目標も金メダルなのです。「途中まで金メダルを目指していたんですが、実際やってみてあれ?おかしいなって思ったんで途中から銅を目指すことにしました」みたいなブレ具合では、届くものにも届かないのです。
なので、優勝してほしいですし、
最後まで優勝を目指してほしいですし、
優勝できなかったら「次こそは優勝」を目指してほしい。
そんな握力で夢を握りしめる強さ、それを見られたらいいなと思います。
↓「将来」じゃなくて「今」優勝するよ!今優勝するために尽くすよ!
発表にあった通りW杯メンバーから離脱する事になりました。
— 遠藤 航 (Wataru Endo) (@wataru0209) June 11, 2026
怪我をしてからここまで、自分にできることは全てやってきたので何も後悔はありません。…
優勝して終わればもちろん最高、仮に負けても「次こそは優勝」を公言する、そんな大会であったらいいなと思います。昨今はこうした若干の夢見がちな言説に対しても冷や水浴びせる者は極めて少なく、たまに冷や水勢が出てくると、すかさずSNSでボコボコにされるのですから、いい時代になったものだと思います。
かつて、下馬評の低い代表を信じ・鼓舞するとき、下馬評の高い代表の「優勝」を目指す気持ちを応援し・期待するとき、いちいち浴びせられる冷や水は本当にストレスフルでした。信じて応援すればいいものを、したり顔で「日本が弱い100の理由」とか書き連ねるような輩ばかりが幅をきかせていたひと昔前、本当に無駄な時間だったなと思います。
もうすでに十分な結果を出し、十分な実績を積んでいる代表です。結果は時の運もありますが、目標はブレる必要もブレる理由もありません。目標「優勝」、それはもう下げない、変えない、引き下がらない。そんな代表の姿を見て、子どもたちは次は自分もと思い、ファンは次も頼むぞと思う、そんな冷や水のない世界であるよう祈って大会を見守ろうと思います。2014年大会も今みたいな世のなかだったら、もっとやれたかもしれないなって思うんですよね!
↓全員が本田さんなら目標「優勝」で揃うんで、揃ってください!
I’m just about to leave for Dallas.#パルプンテ本田#本田節#keisukehonda pic.twitter.com/kGK6dTYQAE
— Keisuke Honda (@kskgroup2017) June 12, 2026
本田さんは「10%以下」って言ってるのではなく「5%ある」が本質でしょう!
スマホゲーのガチャなら余裕で素引きできる高確率ですね!
パルプンテで敵が砕け散る効果とか引きましょう!
何でもいいんですけどね「●●さんのために」とかでも!全員揃いさえすれば!





