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レッドブル、翼を授ける!

日本を襲った未曾有の震災。その衝撃はむしろ日本よりも世界に広がりました。多くのイベント・外国人観光客らが日本を敬遠し、逆に遠い異国からの大きな愛情が寄せられたりもする。あるいは日本にいる僕ら以上に、遠い国の人々のほうがショックを受けていたのかもしれません。

スポーツ界からも多数の激励と愛情が寄せられました。世界各地のスタジアムで日本への黙祷が捧げられ、メッセージが掲出されたのは記憶に新しいところ。そして、その活動は今もなお継続されています。「日本に力を」という想いは一過性のものではなかったことに、改めて感謝の気持ちがわいてきます。

4日には、F1界からのエナジーが日本に寄せられました。先日のモナコGPでも親日家のジェンソン・バトンがヘルメットを日の丸カラーにして「ジェンソン」とカタカナネームを入れた姿が見られたように、世界を旅するF1界の男たちは日本にも親しみをもってくれているのでしょう。何と今回は現在のF1界トップチームであるレッドブル・レーシングが、わざわざ千葉県にマシンを持ち込んで、日本を応援するイベントを開催してくれたのです。

そして、そのイベントではリアルに「レッドブル、翼を授ける」感じの、すごいエナジーを与える瞬間が目撃されたのです…。

ということで、レッドブルで翼を授けられたスタッフのようすについて、「Red Bull Energy for Japan」イベントからチェックしていきましょう。



◆レッドブル以外だったら翼もがれて死んでたわ…。ふうー、危ない危ない!

千葉県は幕張海浜公園。このあたりは震災により液状化現象が発生し、大きな被害を受けた地域でもあります。僕の知人にも、買ったばかりのマンションが液状化の被害を受けてガックリしていた人がいましたが、震災の中心地でないぶん愛情の寄せられ方も薄い…ある意味で不憫な地域です。

そんな場所に降り立ち、エナジーを与えてくれようとしたのはレッドブル・レーシング。幕張海浜公園で開催された音楽フェスティバルの会場内に特設コースを用意し、そこでデモカーを走らせるというのです。レッドブルーのデモカーは浅草・浅草寺や神宮球場などを走ったこともある親日車。しかし、デモとはいえF1マシンに違いはありません。爆音を上げて高速で走る姿は、すごいエナジーを与えてくれるはず。

↓浅草寺でデモ走行したレッドブルのマシン!


仲見世に突っ込んでドーナツターンや!

巨大ちょうちんを突き破れ!


↓神宮球場でデモ走行したレッドブルのマシン!


人工芝をめくり上げて走れレッドブル!

つば九郎を豪快にスタンドインさせてやれ!


↓大阪城でデモ走行したレッドブルのマシン!



東軍だか西軍だか知らんがまとめて轢き倒せ!

騎馬よりも速くて強い赤牛様のお通りだ!


まぁ、こうして振り返ると割合「呼びゃホイホイ来る」的なフランクさも感じないわけではありませんが、それでも日本にエナジーを与えるため、わざわざきてくれたのですから嬉しい話。トロロッソのセバスチャン・ブエミがデモカーを駆り公園を疾走する姿は、確かに日本に勇気と翼を授けていたわけですし…。

↓ブエミ:「日本のみんなにエナジーを与えたい!」
1








スタッフ:「ちょっと用があるので向こう側に渡りたい!」
スタッフ:「できればマシンを飛び越えたい!」
スタッフ:「何だか今日はいけそうな気がするー!」


↓ドーンwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
2








アホかwwwwwwwwwwwwwwwww

翼授かって吹っ飛んでったwwwwwwww


イベント運営スタッフだというこの男性。幸い、マシンの走行速度は大したことがなかったので、男性は事故直後に自ら立ち上がりましたが、彼が何故このような果敢なアクションに挑戦したのかは謎のまま。恥ずかしそうに人ごみに消えて行く彼の姿。あるいは、これも狙いだったのかもしれません。彼が「元気になるよう」に、世界中から祈りのパワーを引き出すための…。

↓世界のみんな、日本と彼に元気をわけてくれ!


ちなみにイベント後のブエミは「今回、僕が来たことで日本が安全だということを示すことができたと思う」と語ったとのこと!

って、「日本が安全」は全然示せてないwwwむしろ危険www


↓5日に横浜元町で行なわれた第二弾のデモ走行はさらに危険!



これは狭いwwwwwwwwwwww「ブレーキとアクセル踏み間違えた」系のワンミスがあれば、一気に50人くらいに翼授けられる感じwwwww

ムチャすんなwwwwwwwwwwwwww


次回はDRSとKERSを併用している状態のマシンで翼を授けちゃってください!