- カテゴリ:
- 野球
2011年02月07日12:18
こと野球については完璧です!
すでに国内最高、世界でも屈指の投手に成長した感のあるダルビッシュ有さん。球速は最速156キロを誇り、あらゆる変化球を使いこなし、さらには独自の研究で新球をも開発、4年連続防御率1点台&10勝以上。この驚くべきハイレベルでの安定感なら、出来高などとセコイことを言わずに5億円お支払いを球団サイドが決断するのも納得。こと野球に関してはまったく隙のない男です。
そんなダルビッシュさんは6日、テレビ朝日「GetSports」にご出演。自ら実践した野球理論への解説や、野球人としての生き様、究極の目標などについて講演。そこで描かれるダルビッシュ像はまさに求道者そのもの。一時の富・名誉に溺れることなく、自分の肉体を実験台として野球の頂を目指す姿勢。近い将来、大学の研究室にでも籍を置き「プロフェッサー」なんてあだ名でもつきそうな研究熱心さ。こと野球に関してはまったく妥協を許さない男です。
何となく練習をし、何となくハワイでリラックスし、何となく焼肉を食っている選手も多いもの。世界に冠たる日本プロ野球の主力がそうしたことでいいのでしょうか。ダルビッシュさんがときおり若い後輩たちに厳しい生活指導を行うのも、ともに野球を極めんとすればこそ。やがてダルビッシュ塾の卒業生たちが日本ハムを、プロ野球を牽引していくことでしょう。そこには中田翔・斎藤佑樹らも名を連ねるはず。自分だけでなく周囲の人間にも研究成果を分け与えるダルビッシュという男、こと野球に関しては周囲の人間を大切にするナイスガイではありませんか。
野村が、落合が、その知性によって推し進めてきた日本の野球理論。そのバトンを受け継いだ男・ダルビッシュ有が、せっかくツイッターやテレビなどでさまざまな提言を行ってくれているのですから、それに耳を傾けない手はありません。僕ら観戦者も自身の野球レベルを上げ、野球文化を発展させていきたいものですね。
ということで、野球完璧超人・私生活凡人のダルビッシュ有さんの最新野球理論を、6日のテレ朝「GetSports」からチェックしていきましょう。
◆「これは野球にいるもの…」「これは野球にいらないもの…」
栗山英樹さんとダルビッシュさんの対談形式で行われたこの日の番組。まず昨年放送ぶんでダルビッシュさんから提示された「宿題」についての解決から。ダルビッシュさんは昨年自身の最高球速156キロをマーク。「投げるまでの過程」でちょっとしたことを変えたことにより、球速も上がり、何より力を入れる必要がなくなったとのこと。本人曰く「9回でも150キロ投げられる」ほどに、余裕を持った投球ができるようになったというのです。
その答えは「助走をつけること」。もちろん実際に走ってくるわけではありません。自分の体重を効率よくボールに伝えるため、踏み出す足に一度全体重を乗せ、軸足にそれを移動し、再び前足に体重を移す…シーソーのような体重移動を意識し始めたのだとか。これは今すぐ誰でもマネできる球速アップのこつ。ぜひ草野球などでもお試しいただきたいところ。
↓シーソーのような動きを実践している…らしいです!
見てもわからんな…。まぁ草野球レベルなら、先に筋力アップしろって話だよな…。
この感じで左足→右足→右手と体重移動させて、アイツにパンチ食らわせたらいいのに…。
さらにダルビッシュさんは、オールスターで披露した浮き上がるカットボールについても紹介。ストレートの握りを見せつつ「普通のカットボールは斜め下に叩きつけて切るようにリリースする」「浮き上がるカットボールは、上に投げ上げるように手の平を上に向け、押し出すようなイメージでリリースする」「少し上向きの力が働くので、浮いたような感覚のボールになる」と違いを説明。ボールの形状と縫い目、回転の向き、ダルビッシュ教授の解説には物理学の匂いすら漂います。
↓ダルビッシュの浮き上がるカットボールのコツは上に投げること!
何かもうよくわからん言ったもん勝ちの世界だな…。
アンダースローから投げたらもっと浮くんじゃねぇの…。
その後も驚きの指摘を連発するダルビッシュさん。
●大リーグの166キロ右腕ストラスバーグは前から怪我すると思ってた。ヒジが体から離れすぎ
●筋肉の状態が悪くなるからオフは取らない。シーズン終盤でもハードにトレーニングする。長期の旅行もしない。怪我したときも休んじゃダメ
●好きなように野球して、好きなようにご飯食べてるだけでは安定した成績など残せない
●投球のとき意識しているのはヒジを体から離さないこと。耳の後ろから出して顔の前でボールを離す。そのほうがバッターも見にくい
どのひとつも、今すぐ横浜ベイスターズのキャンプ地に伝えたくなる至言。さらにその勢いでダルビッシュ研究員は、野球に欠かせない4つの要素までズバリとまとめてくれたのです。リフレッシュ→練習→焼肉のローテーションで動いているであろう横浜選手たちにも、ぜひこの4大要素を意識してもらいたいものです。
↓ダルビッシュさんは野球に欠かせない4大要素として「練習」「食事」「(サプリメントによる)栄養管理」「(ウェイトなどの)トレーニング」を挙げる!
どうでもいいけど、「練習」と「トレーニング」、「食事」と「栄養管理」はまとめろよwww
そして空いたところに「サエコ」入れてやれよwwwでもまぁいらねぇかwww
自身で「普段の生活は想像以上に過酷」だと言い切る妥協なき生き様。同僚のオビスポに「昼からカツカレー2皿も食うな!」と説教するのも、厳しさと愛あればこそ。横浜では腹筋トレにのぞむハーパーに杉村巡回打撃コーチが「焼き肉!しゃぶしゃぶ!ステーキ!アイスクリーム!」という謎の掛け声をかけていたのと同様に、チームメイトの太りすぎを厳しく指摘するダルビッシュさん。選手としてだけでなくコーチとしてもチームに貢献しているようですね。
そんなダルビッシュさんの理想の投手像も、また強烈に厳しいものでした。
何だこのチートキャラwwwwwww
パワプロなら「バグ」って言われるレベルwwww
しかし、ダルビッシュさんの研究姿勢と才能があれば、それも夢ではないのかもしれません。僕のような底辺の人間が「1年で5億円くらい給料もらう野球選手と上手いこと結婚して、子どもふたりくらい産んだところで離婚を切り出し、月1000万円の養育費をもらいながら、ブログとか更新してヌクヌク生活」という自分勝手なを夢を見ている間も、ダルビッシュさんは努力を続けている。その現実から目を逸らさずに、しっかりと今日を生きていきたいものですね。
僕も理想をかなえるために、早く来世へのスタートを切りたいです!
すでに国内最高、世界でも屈指の投手に成長した感のあるダルビッシュ有さん。球速は最速156キロを誇り、あらゆる変化球を使いこなし、さらには独自の研究で新球をも開発、4年連続防御率1点台&10勝以上。この驚くべきハイレベルでの安定感なら、出来高などとセコイことを言わずに5億円お支払いを球団サイドが決断するのも納得。こと野球に関してはまったく隙のない男です。
そんなダルビッシュさんは6日、テレビ朝日「GetSports」にご出演。自ら実践した野球理論への解説や、野球人としての生き様、究極の目標などについて講演。そこで描かれるダルビッシュ像はまさに求道者そのもの。一時の富・名誉に溺れることなく、自分の肉体を実験台として野球の頂を目指す姿勢。近い将来、大学の研究室にでも籍を置き「プロフェッサー」なんてあだ名でもつきそうな研究熱心さ。こと野球に関してはまったく妥協を許さない男です。
何となく練習をし、何となくハワイでリラックスし、何となく焼肉を食っている選手も多いもの。世界に冠たる日本プロ野球の主力がそうしたことでいいのでしょうか。ダルビッシュさんがときおり若い後輩たちに厳しい生活指導を行うのも、ともに野球を極めんとすればこそ。やがてダルビッシュ塾の卒業生たちが日本ハムを、プロ野球を牽引していくことでしょう。そこには中田翔・斎藤佑樹らも名を連ねるはず。自分だけでなく周囲の人間にも研究成果を分け与えるダルビッシュという男、こと野球に関しては周囲の人間を大切にするナイスガイではありませんか。
野村が、落合が、その知性によって推し進めてきた日本の野球理論。そのバトンを受け継いだ男・ダルビッシュ有が、せっかくツイッターやテレビなどでさまざまな提言を行ってくれているのですから、それに耳を傾けない手はありません。僕ら観戦者も自身の野球レベルを上げ、野球文化を発展させていきたいものですね。
ということで、野球完璧超人・私生活凡人のダルビッシュ有さんの最新野球理論を、6日のテレ朝「GetSports」からチェックしていきましょう。
◆「これは野球にいるもの…」「これは野球にいらないもの…」
栗山英樹さんとダルビッシュさんの対談形式で行われたこの日の番組。まず昨年放送ぶんでダルビッシュさんから提示された「宿題」についての解決から。ダルビッシュさんは昨年自身の最高球速156キロをマーク。「投げるまでの過程」でちょっとしたことを変えたことにより、球速も上がり、何より力を入れる必要がなくなったとのこと。本人曰く「9回でも150キロ投げられる」ほどに、余裕を持った投球ができるようになったというのです。
その答えは「助走をつけること」。もちろん実際に走ってくるわけではありません。自分の体重を効率よくボールに伝えるため、踏み出す足に一度全体重を乗せ、軸足にそれを移動し、再び前足に体重を移す…シーソーのような体重移動を意識し始めたのだとか。これは今すぐ誰でもマネできる球速アップのこつ。ぜひ草野球などでもお試しいただきたいところ。
↓シーソーのような動きを実践している…らしいです!
見てもわからんな…。まぁ草野球レベルなら、先に筋力アップしろって話だよな…。
この感じで左足→右足→右手と体重移動させて、アイツにパンチ食らわせたらいいのに…。
さらにダルビッシュさんは、オールスターで披露した浮き上がるカットボールについても紹介。ストレートの握りを見せつつ「普通のカットボールは斜め下に叩きつけて切るようにリリースする」「浮き上がるカットボールは、上に投げ上げるように手の平を上に向け、押し出すようなイメージでリリースする」「少し上向きの力が働くので、浮いたような感覚のボールになる」と違いを説明。ボールの形状と縫い目、回転の向き、ダルビッシュ教授の解説には物理学の匂いすら漂います。
↓ダルビッシュの浮き上がるカットボールのコツは上に投げること!
何かもうよくわからん言ったもん勝ちの世界だな…。
アンダースローから投げたらもっと浮くんじゃねぇの…。
その後も驚きの指摘を連発するダルビッシュさん。
●大リーグの166キロ右腕ストラスバーグは前から怪我すると思ってた。ヒジが体から離れすぎ
●筋肉の状態が悪くなるからオフは取らない。シーズン終盤でもハードにトレーニングする。長期の旅行もしない。怪我したときも休んじゃダメ
●好きなように野球して、好きなようにご飯食べてるだけでは安定した成績など残せない
●投球のとき意識しているのはヒジを体から離さないこと。耳の後ろから出して顔の前でボールを離す。そのほうがバッターも見にくい
どのひとつも、今すぐ横浜ベイスターズのキャンプ地に伝えたくなる至言。さらにその勢いでダルビッシュ研究員は、野球に欠かせない4つの要素までズバリとまとめてくれたのです。リフレッシュ→練習→焼肉のローテーションで動いているであろう横浜選手たちにも、ぜひこの4大要素を意識してもらいたいものです。
↓ダルビッシュさんは野球に欠かせない4大要素として「練習」「食事」「(サプリメントによる)栄養管理」「(ウェイトなどの)トレーニング」を挙げる!
ダル:「この4つがちゃんとしてれば大丈夫。その代わり、4つがちゃんとしてなければダメっていうことでもありますけど」
ダル:「(1つが欠けたりとか)そういうことはしない。絶対ダメです」
ダル:「どういうことがあっても、時間なくても、その4つだけは時間を作ります」
どうでもいいけど、「練習」と「トレーニング」、「食事」と「栄養管理」はまとめろよwww
そして空いたところに「サエコ」入れてやれよwwwでもまぁいらねぇかwww
自身で「普段の生活は想像以上に過酷」だと言い切る妥協なき生き様。同僚のオビスポに「昼からカツカレー2皿も食うな!」と説教するのも、厳しさと愛あればこそ。横浜では腹筋トレにのぞむハーパーに杉村巡回打撃コーチが「焼き肉!しゃぶしゃぶ!ステーキ!アイスクリーム!」という謎の掛け声をかけていたのと同様に、チームメイトの太りすぎを厳しく指摘するダルビッシュさん。選手としてだけでなくコーチとしてもチームに貢献しているようですね。
そんなダルビッシュさんの理想の投手像も、また強烈に厳しいものでした。
<ダルビッシュ有さんが目指す理想の投手像>
ダル:「すべての球種が投げられて、すべての球種がコントロールできて、140キロの球速帯での変化球を何種類か持っていて、135キロ台の変化球も何種類か持っていて、すべてにおいて完璧なピッチャー」
何だこのチートキャラwwwwwww
パワプロなら「バグ」って言われるレベルwwww
しかし、ダルビッシュさんの研究姿勢と才能があれば、それも夢ではないのかもしれません。僕のような底辺の人間が「1年で5億円くらい給料もらう野球選手と上手いこと結婚して、子どもふたりくらい産んだところで離婚を切り出し、月1000万円の養育費をもらいながら、ブログとか更新してヌクヌク生活」という自分勝手なを夢を見ている間も、ダルビッシュさんは努力を続けている。その現実から目を逸らさずに、しっかりと今日を生きていきたいものですね。
僕も理想をかなえるために、早く来世へのスタートを切りたいです!