- カテゴリ:
- 大相撲
2011年02月06日13:18
「報道はキツめに当たって流れでお願いします」「了解いたしました!では、流れで少し謝るよ」
一向に鎮火する気配を見せない大相撲八百長問題。元小結・板井氏が記者たちを前に「私が八百長の証拠だ」と言い切ったときでさえ、これほどの問題にはならなかっただけに、今さらの炎上ぶりには若干の驚きを禁じえない状況。各界の有名人・コメンテーターなどが語る「八百長があるのなんてみんな知ってた!ウミを出せ!」という怒りの弁。知ってたんなら今さら怒るなよ…などと野暮なことは言ってはいけないのかもしれません。
そんな中、日本相撲協会は6日に春場所開催中止を決定。力士が大量に離反した1932年の「春秋園事件」の際にも開催が続けられた本場所。その本場所が不祥事で中止する事態になるとは大相撲ファンのひとりとしても残念。ガチとか八百とか小さいことにこだわる、最近の日本人の受容性の低さを垣間見た思い。この世間の厳しさの前では総合格闘技団体や有名キックボクシング系立ち技格闘技団体あたりもガクガク震えているに違いありません。個人的には、春場所は断固開催すべきであったと思います。相撲を愛する人こそ、そんな小さな次元でアレを見ているわけではないのですから…。
大相撲に八百長はあると囁かれ始めて数十年。しかし、大相撲の歴史は江戸時代の相撲興行から見積もっても数百年、「相撲」というもの自体の歴史は神話の時代にまで遡ります。八百長という言葉・概念自体も、八百屋の長兵衛が大相撲の年寄・伊勢ノ海に贔屓にしてもらうため、わざと囲碁で負けてやった…なんて逸話が由来だといいます。八百長などというものは相撲の後輩にすぎません。八百かガチかなど、相撲の本質ではないのです。
仮にガチでなければいけないと、競技スポーツ的なものを求める場合でも、相撲の「ガチさ」はいまだ健在。そもそも八百長を認めた各力士が何故星を売り買いしたかといえば、負け越せば有無を言わさず降格させられる「ガチ」な制度があればこそ。峻烈なる大相撲の厳しさの前に、心弱き者が易きに流れた結果にすぎません。まぁ彼らは「大相撲に八百長はある」と繰り返し報道されて育った世代。安易な発想を刷り込まれてしまった被害者でもあります。
7勝7敗からの勝ち越し率80%などと得意気に八百長指摘をする連中は、「土俵際の粘り」という人間の強さ・魅力までをも否定するつもりでしょうか。その一番に集中する想い・気迫・根性が、「俺はもう勝ち越してるし」「うわっ、アイツ超真剣やん…」「ケガでもさせられたらかなわんで…」という相手の気迫を上回った結果が驚異の勝ち越し率なのです。その証拠に、7勝7敗同士の力士が対戦した場合では、その勝ち越し率はキッチリと50%におさまるのです。互角の気迫が互角の勝負を生む…数字上も大相撲のガチぶりは証明されているのです。
そもそも、「ガチ」でなければ誰もあんなデブになりませんよね。
ということで、揺れる角界から飛び出した「ガチ」の面白コメントなどについて、最近の報道からチェックしていきましょう。
◆いっそ恵那司さんのようなインテリが相撲界を運営すべき!
今回の八百長報道には一様に驚きを見せた関係者。早速相撲協会でも「八百長をしているか」というアンケートを実行しますが、990人の協会員中979人が提出した回答では全員が八百長の存在を否定したとのこと。「(バレて)ビックリした」「(悪いことだとは)知らなかった」「自分は(そんなヘマは)やっていません」など、各力士も目を丸くして報道を見守っているというのが正直なところでしょう。
そんな中、さすが「ガチ」だと唸らされるコメントを残している関係者もチラホラ。恵那司さんのようなスーパーインテリはさておき、このようなコメントを発する関係者が、あの複雑怪奇な星調整をやっていたとすれば、それはそれで素晴らしいこと。改めて世間も大相撲の凄みを感じることでしょう。
↓報道を見たある親方は「しょうがない。スコップ一本で生きていく覚悟を決めた」と悲壮!
親方:「スコップ一本で生きていく覚悟を決めた!」
現場:「スコップはほとんど使わねぇよ」
現場:「クレーンとかユンボとかさ、お前免許あんの?」
現場:「スコップだけで生きられる甘い世界じゃないんだぞ」
スコップ一本で生きていくという覚悟。相撲を辞める→スコップという一本の道筋。僕はその真っ直ぐな生き様に感動すらおぼえます。確かに現在の就職難時代にあって、学歴ナシ・資格ナシ・デブの就職は困難かもしれません。しかし、いきなりスコップ一本とはあまりにも自分に厳しい生き様。彼らはこのように不退転の決意で、日々相撲道に取り組んでいるのです。
人体改造とも言うべき、起きる→メシ食う→寝るの生活も、不退転の決意あればこそ。八百長などで小賢しく生き残れる程度の世界なら、もっと引き締まった体を維持しますよね。わざわざあんなに太らないですよね。相撲を失えばスコップ一本になるなんて、ガチでなければ挑めない世界ですよね。
逆に言えば、そんなスコップ頭だからこそインテリにつけ込まれる隙があったのかもしれません。今回、八百長組織を取りまとめていたとみられる知将・恵那司。恵那司さんの緻密にして几帳面な生き様には「この人はスコップ持たない」「むしろ現場で指揮するほう」「恵那監督!これはどこに運べばいいですか?」と感じさせる知性がみなぎっていたのです。
↓恵那司さんは金銭授受・星勘定などを忘れないために「ノートに書いて残していた」とのこと!
力士:「これは大切なやりとりだからな」
力士:「ノートに書いて残しておかないとな」
力士:「トボけるヤツがいたら、このノートをつきつけてやる!」
裏切りを絶対に許さない恵那司さんのデスノート恐ろしやwww
そのノートを突きつけられたら協会ごと一網打尽の予感www
何件もやってくるメールを華麗にさばき、各員の動きを把握し、明日の取組について指示を出し、金銭出納まで管理するスーパーマン。このような知将が、角界に何人も存在するとは思えません。親方にまでなった人物でさえスコップ一本の覚悟を決める世界。八百長を管理できる有能なホワイトカラーがそうそう輩出されるはずがないのです。実際、八百長疑惑を否定する各力士からは、そんなに知性を感じられないのですから…。
↓八百長の疑惑が持たれる各力士は「そうだったかなー」などとオトボケを決め込む!
「やりました」でも「やってません」でもなく「そうだったかなー」という微妙なオトボケwwwwwこりゃ、ノートでもつけてないとダメだわwwwww
しっかり八百長させた恵那司さんの管理能力が光るwww
↓さらに携帯電話の提出を求めると「妻が踏んで壊した」とトボケる力士もいたとのこと!
妻:「その携帯貸しな!」
妻:「ドスコーイ!バキーン!」
妻:「アンタはアタシが守ってやるよ!」
どんなパワフル奥さんなんだよwwwさすが相撲取りの妻www
携帯メーカーも踏んで壊れるレベルじゃまだまだ安全確認不足www
かつて日本相撲協会は、力士諸氏に「信号は青信号になってから渡りましょう」「電車の中で着替えをしない」「奥さんとするとき以外はコンドームをつける」などの厳しい人間教育を行ったことがありました。そういう感じの集団なのです。ここはひとつ大きく温かい心で彼らを見守り、後世に大相撲という文化を継承していこうではありませんか。希少な動物を国がわざわざ保護するような気持ちで…。
↓大相撲春場所開催中止正式決定について報じるニュース
もういっそ、春場所は無観客の地下開催にすべき!
お客とは関係なく、相撲道のために相撲を取ろう!
無観客春場所で魁皇が優勝してたら、それはさすがに八百かもしれません!
一向に鎮火する気配を見せない大相撲八百長問題。元小結・板井氏が記者たちを前に「私が八百長の証拠だ」と言い切ったときでさえ、これほどの問題にはならなかっただけに、今さらの炎上ぶりには若干の驚きを禁じえない状況。各界の有名人・コメンテーターなどが語る「八百長があるのなんてみんな知ってた!ウミを出せ!」という怒りの弁。知ってたんなら今さら怒るなよ…などと野暮なことは言ってはいけないのかもしれません。
そんな中、日本相撲協会は6日に春場所開催中止を決定。力士が大量に離反した1932年の「春秋園事件」の際にも開催が続けられた本場所。その本場所が不祥事で中止する事態になるとは大相撲ファンのひとりとしても残念。ガチとか八百とか小さいことにこだわる、最近の日本人の受容性の低さを垣間見た思い。この世間の厳しさの前では総合格闘技団体や有名キックボクシング系立ち技格闘技団体あたりもガクガク震えているに違いありません。個人的には、春場所は断固開催すべきであったと思います。相撲を愛する人こそ、そんな小さな次元でアレを見ているわけではないのですから…。
大相撲に八百長はあると囁かれ始めて数十年。しかし、大相撲の歴史は江戸時代の相撲興行から見積もっても数百年、「相撲」というもの自体の歴史は神話の時代にまで遡ります。八百長という言葉・概念自体も、八百屋の長兵衛が大相撲の年寄・伊勢ノ海に贔屓にしてもらうため、わざと囲碁で負けてやった…なんて逸話が由来だといいます。八百長などというものは相撲の後輩にすぎません。八百かガチかなど、相撲の本質ではないのです。
仮にガチでなければいけないと、競技スポーツ的なものを求める場合でも、相撲の「ガチさ」はいまだ健在。そもそも八百長を認めた各力士が何故星を売り買いしたかといえば、負け越せば有無を言わさず降格させられる「ガチ」な制度があればこそ。峻烈なる大相撲の厳しさの前に、心弱き者が易きに流れた結果にすぎません。まぁ彼らは「大相撲に八百長はある」と繰り返し報道されて育った世代。安易な発想を刷り込まれてしまった被害者でもあります。
7勝7敗からの勝ち越し率80%などと得意気に八百長指摘をする連中は、「土俵際の粘り」という人間の強さ・魅力までをも否定するつもりでしょうか。その一番に集中する想い・気迫・根性が、「俺はもう勝ち越してるし」「うわっ、アイツ超真剣やん…」「ケガでもさせられたらかなわんで…」という相手の気迫を上回った結果が驚異の勝ち越し率なのです。その証拠に、7勝7敗同士の力士が対戦した場合では、その勝ち越し率はキッチリと50%におさまるのです。互角の気迫が互角の勝負を生む…数字上も大相撲のガチぶりは証明されているのです。
そもそも、「ガチ」でなければ誰もあんなデブになりませんよね。
ということで、揺れる角界から飛び出した「ガチ」の面白コメントなどについて、最近の報道からチェックしていきましょう。
◆いっそ恵那司さんのようなインテリが相撲界を運営すべき!
今回の八百長報道には一様に驚きを見せた関係者。早速相撲協会でも「八百長をしているか」というアンケートを実行しますが、990人の協会員中979人が提出した回答では全員が八百長の存在を否定したとのこと。「(バレて)ビックリした」「(悪いことだとは)知らなかった」「自分は(そんなヘマは)やっていません」など、各力士も目を丸くして報道を見守っているというのが正直なところでしょう。
そんな中、さすが「ガチ」だと唸らされるコメントを残している関係者もチラホラ。恵那司さんのようなスーパーインテリはさておき、このようなコメントを発する関係者が、あの複雑怪奇な星調整をやっていたとすれば、それはそれで素晴らしいこと。改めて世間も大相撲の凄みを感じることでしょう。
↓報道を見たある親方は「しょうがない。スコップ一本で生きていく覚悟を決めた」と悲壮!
親方:「スコップ一本で生きていく覚悟を決めた!」
現場:「スコップはほとんど使わねぇよ」
現場:「クレーンとかユンボとかさ、お前免許あんの?」
現場:「スコップだけで生きられる甘い世界じゃないんだぞ」
スコップ一本で生きていくという覚悟。相撲を辞める→スコップという一本の道筋。僕はその真っ直ぐな生き様に感動すらおぼえます。確かに現在の就職難時代にあって、学歴ナシ・資格ナシ・デブの就職は困難かもしれません。しかし、いきなりスコップ一本とはあまりにも自分に厳しい生き様。彼らはこのように不退転の決意で、日々相撲道に取り組んでいるのです。
人体改造とも言うべき、起きる→メシ食う→寝るの生活も、不退転の決意あればこそ。八百長などで小賢しく生き残れる程度の世界なら、もっと引き締まった体を維持しますよね。わざわざあんなに太らないですよね。相撲を失えばスコップ一本になるなんて、ガチでなければ挑めない世界ですよね。
逆に言えば、そんなスコップ頭だからこそインテリにつけ込まれる隙があったのかもしれません。今回、八百長組織を取りまとめていたとみられる知将・恵那司。恵那司さんの緻密にして几帳面な生き様には「この人はスコップ持たない」「むしろ現場で指揮するほう」「恵那監督!これはどこに運べばいいですか?」と感じさせる知性がみなぎっていたのです。
↓恵那司さんは金銭授受・星勘定などを忘れないために「ノートに書いて残していた」とのこと!
力士:「これは大切なやりとりだからな」
力士:「ノートに書いて残しておかないとな」
力士:「トボけるヤツがいたら、このノートをつきつけてやる!」
裏切りを絶対に許さない恵那司さんのデスノート恐ろしやwww
そのノートを突きつけられたら協会ごと一網打尽の予感www
何件もやってくるメールを華麗にさばき、各員の動きを把握し、明日の取組について指示を出し、金銭出納まで管理するスーパーマン。このような知将が、角界に何人も存在するとは思えません。親方にまでなった人物でさえスコップ一本の覚悟を決める世界。八百長を管理できる有能なホワイトカラーがそうそう輩出されるはずがないのです。実際、八百長疑惑を否定する各力士からは、そんなに知性を感じられないのですから…。
↓八百長の疑惑が持たれる各力士は「そうだったかなー」などとオトボケを決め込む!
「やりました」でも「やってません」でもなく「そうだったかなー」という微妙なオトボケwwwwwこりゃ、ノートでもつけてないとダメだわwwwww
しっかり八百長させた恵那司さんの管理能力が光るwww
↓さらに携帯電話の提出を求めると「妻が踏んで壊した」とトボケる力士もいたとのこと!
妻:「その携帯貸しな!」
妻:「ドスコーイ!バキーン!」
妻:「アンタはアタシが守ってやるよ!」
どんなパワフル奥さんなんだよwwwさすが相撲取りの妻www
携帯メーカーも踏んで壊れるレベルじゃまだまだ安全確認不足www
かつて日本相撲協会は、力士諸氏に「信号は青信号になってから渡りましょう」「電車の中で着替えをしない」「奥さんとするとき以外はコンドームをつける」などの厳しい人間教育を行ったことがありました。そういう感じの集団なのです。ここはひとつ大きく温かい心で彼らを見守り、後世に大相撲という文化を継承していこうではありませんか。希少な動物を国がわざわざ保護するような気持ちで…。
↓大相撲春場所開催中止正式決定について報じるニュース
もういっそ、春場所は無観客の地下開催にすべき!
お客とは関係なく、相撲道のために相撲を取ろう!
無観客春場所で魁皇が優勝してたら、それはさすがに八百かもしれません!