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2010年06月11日11:28
さぁ、お祭りの始まりです!
いよいよ待ちにまったワールドカップ南アフリカ大会の開幕です。ドイツ大会から4年、長いようで短かかった日々。またこのお祭りが見られる日が到来したことを心から嬉しく思います。その嬉しさで、僕は半ば満足してさえいます。勝った負けたで一喜一憂するのは当然ですし、僕もそうして日本代表を見守るつもりですが、我らが代表がこの場にいることだけで十分。予選を戦い、対戦国の決定を待ち、相手の戦術・スターの力量を素人なりに分析し、日本代表の未来を語り合った時間も含めてのワールドカップ。しかも、まだこれから本番の試合が見られるのです。これだけ楽しませてもらったのですから、勝敗云々は大した問題ではありません。
よく「サッカーは戦争だ」なんて言いますが、そんな殺伐とした気持ちで大会にのぞむのはつまらない話。一歩お祭り会場を離れれば、韓国人記者が襲われたとか、スペイン人記者が襲われたとか、中国人記者が襲われたとか殺伐とした事件が頻発している今大会。リアルな争いごとには、面白みも見守る喜びもありません。ただただ恐怖と不安があるばかり。ワールドカップは、その中の一試合一試合は、争いごとではないのです。勝者と敗者が力を合わせて素晴らしい試合を演じ、全世界の人々とともに楽しむお祭りなのです。精一杯楽しみ、笑顔で終わる。僕もファンという立場でワールドカップに参加するひとりとして、最後まで「笑顔で楽しむ」ことを心がけたいところ。
そういう意味では、日本代表にも大きな責任があります。全部で64試合しかない大会の最低3試合…約5%は日本代表がかかわる試合。大会の成否の約5%は日本代表の頑張りにかかっているのです。結構な割合です。AKB48がいくら大人数だからといって、「ブサイクが5%くらい混ざっててもOKですよね」などという話にはならないのと同じ。ワールドカップに参加する以上、全世界のファンに素晴らしい試合を見せる責任が、日本代表にはあるのです。「世界を驚かせる」という心意気を忘れず、日本のファンも世界のファンも楽しめる、誇らしい戦いを見せて欲しいものです。
頑張れ日本代表!頑張れ全世界の選手たち!
素晴らしい大会になるよう、祈っています!
◆そんなワールドカップ成功への祈りを26ヶ国ボールに託そう!
ワールドカップのために頑張っているのは、何も日本代表だけではありません。10日にジンバブエ代表と戦った日本代表ですが、その試合で光ったのはジンバブエ代表が見せたワールドカップ成功への熱い想い。
この試合は、当初モザンビーク代表と行われるはずでしたが、モザンビーク側がドタキャン。急遽ジンバブエ代表との試合が組まれたもの。9日午後に決定したこの試合のため、何とジンバブエ代表は徹夜での移動を敢行。10日の午前9時すぎにジョージ入りすると、休む間もなく午後2時から試合をするという根性を見せたのです。「日本代表の調整に協力しよう」「これは俺たちの大会でもあるんだ」「アフリカ大陸初のワールドカップを成功させるぞ!」…そんなハートを感じる彼らの頑張りではありませんか。
そうです、ワールドカップは全世界のものなのです。
それを象徴するのが、大会公式スポンサーでもある現代自動車提供による「グッドウィルボール」。これは全世界の温かい気持ちをボールに乗せ、大会の成功とワールドカップを通じた世界平和を祈ろうという企画。参加各国の国旗をあしらったボールが世界各地をサーキットし、人々がメッセージを書き込むなど、五輪の聖火リレー的な運動を展開していたのです。
↓グッドウィルボールは世界をめぐり南アフリカに集結!
い、いつの間に…。
このボールはいつ日本に来て、いつ日本から出ていったんだろう…。
出来れば僕も日の丸をあしらったボールにメッセージを書き込みたかった。ファミリーマートで折り紙している場合じゃなかった。やはりサッカーへの想いはボールに乗せるべきでした。しかし、後悔する必要はありません。今からでもグッドウィルボールに参加することは可能。何も公式のものでなくてもいいのです。想いは風に乗って南アフリカに届きます。手作りのグッドウィルボールで十分なのです。
伝統的なサッカーボールは32面体。大会の参加国は32ヶ国。ということで、現代自動車では各国の国旗をあしらった32枚の紙でサッカーボールを作る、というアイディアを提案しています。公式動画では「一緒に作ろう!」「転がそうぜ!」などいう言葉とともに、子どもたちがグッドウィルボールを手作りする模様を紹介中。
↓子どもたちがグッドウィルボールを手作りする公式動画!
素晴らしい企画ですね!
しかし、ここでふと気づいたことが。
子どもたちが手作りしたグッドウィルボールは32面体。しかし、ある1面には大会のロゴが描かれているではありませんか。公式動画でも「32ヶ国の国旗」とデカデカとうたっているのに、まさか。31ヶ国の国旗しか使っていないのでは、という強い疑念が浮かび上がってきたのです。現代自動車のような一流企業に限ってそんなことはありえない。ありえないのですが、一応コマ送りで確認してみたところ、予想外の事実が判明したのです。
何とこのボールには26ヶ国分の国旗しか使用されていないようなのです。確認できたのは、韓国・アルジェリア・カメルーン・コートジボワール・ガーナ・ナイジェリア・南アフリカ・デンマーク・イングランド・フランス・ドイツ・ギリシャ・イタリア・オランダ・ポルトガル・セルビア・スロバキア・スペイン・ホンジュラス・アメリカ・ニュージーランド・アルゼンチン・ブラジル・チリ・パラグアイ・ウルグアイの26ヶ国。
逆に確認できなかったのは、オーストラリア・北朝鮮・スロベニア・スイス・メキシコ、そして日本。その埋め合わせなのか、ガーナ・デンマーク・セルビア・ホンジュラス・ニュージーランドが各2枚ずつと、大会ロゴが1枚使用されているもよう。スタッフが用意し忘れたのか、子どもたちが作り間違えたのか、あるいはこのボールが実は38面体なのか。うーん、謎の現象であります。
↓「32ヶ国の国旗でボールを作ろう」って言ってるのに…。
5ミリ角くらいで隅っこに赤い丸が入ってるのかしら…。
ゲームの中の世界地図とか、どうでもいいパンフレットの世界地図などにも「ここは東海と書くべき!」などの注意力を発揮する人々が、あのデカいボールに6ヶ国分もの国旗を入れ忘れたとは、にわかには信じがたい話。やはり僕が見落としただけ、という可能性の方が高いでしょう。うん、きっとそうです。「ちゃんと日の丸もあるよ」など発見された方がいましたら、ぜひコメントでご指摘くださいませ。
まぁ別に、26ヶ国でも十分にワールドワイドですけどね!
いよいよ待ちにまったワールドカップ南アフリカ大会の開幕です。ドイツ大会から4年、長いようで短かかった日々。またこのお祭りが見られる日が到来したことを心から嬉しく思います。その嬉しさで、僕は半ば満足してさえいます。勝った負けたで一喜一憂するのは当然ですし、僕もそうして日本代表を見守るつもりですが、我らが代表がこの場にいることだけで十分。予選を戦い、対戦国の決定を待ち、相手の戦術・スターの力量を素人なりに分析し、日本代表の未来を語り合った時間も含めてのワールドカップ。しかも、まだこれから本番の試合が見られるのです。これだけ楽しませてもらったのですから、勝敗云々は大した問題ではありません。
よく「サッカーは戦争だ」なんて言いますが、そんな殺伐とした気持ちで大会にのぞむのはつまらない話。一歩お祭り会場を離れれば、韓国人記者が襲われたとか、スペイン人記者が襲われたとか、中国人記者が襲われたとか殺伐とした事件が頻発している今大会。リアルな争いごとには、面白みも見守る喜びもありません。ただただ恐怖と不安があるばかり。ワールドカップは、その中の一試合一試合は、争いごとではないのです。勝者と敗者が力を合わせて素晴らしい試合を演じ、全世界の人々とともに楽しむお祭りなのです。精一杯楽しみ、笑顔で終わる。僕もファンという立場でワールドカップに参加するひとりとして、最後まで「笑顔で楽しむ」ことを心がけたいところ。
そういう意味では、日本代表にも大きな責任があります。全部で64試合しかない大会の最低3試合…約5%は日本代表がかかわる試合。大会の成否の約5%は日本代表の頑張りにかかっているのです。結構な割合です。AKB48がいくら大人数だからといって、「ブサイクが5%くらい混ざっててもOKですよね」などという話にはならないのと同じ。ワールドカップに参加する以上、全世界のファンに素晴らしい試合を見せる責任が、日本代表にはあるのです。「世界を驚かせる」という心意気を忘れず、日本のファンも世界のファンも楽しめる、誇らしい戦いを見せて欲しいものです。
頑張れ日本代表!頑張れ全世界の選手たち!
素晴らしい大会になるよう、祈っています!
◆そんなワールドカップ成功への祈りを26ヶ国ボールに託そう!
ワールドカップのために頑張っているのは、何も日本代表だけではありません。10日にジンバブエ代表と戦った日本代表ですが、その試合で光ったのはジンバブエ代表が見せたワールドカップ成功への熱い想い。
この試合は、当初モザンビーク代表と行われるはずでしたが、モザンビーク側がドタキャン。急遽ジンバブエ代表との試合が組まれたもの。9日午後に決定したこの試合のため、何とジンバブエ代表は徹夜での移動を敢行。10日の午前9時すぎにジョージ入りすると、休む間もなく午後2時から試合をするという根性を見せたのです。「日本代表の調整に協力しよう」「これは俺たちの大会でもあるんだ」「アフリカ大陸初のワールドカップを成功させるぞ!」…そんなハートを感じる彼らの頑張りではありませんか。
そうです、ワールドカップは全世界のものなのです。
それを象徴するのが、大会公式スポンサーでもある現代自動車提供による「グッドウィルボール」。これは全世界の温かい気持ちをボールに乗せ、大会の成功とワールドカップを通じた世界平和を祈ろうという企画。参加各国の国旗をあしらったボールが世界各地をサーキットし、人々がメッセージを書き込むなど、五輪の聖火リレー的な運動を展開していたのです。
↓グッドウィルボールは世界をめぐり南アフリカに集結!
い、いつの間に…。
このボールはいつ日本に来て、いつ日本から出ていったんだろう…。
出来れば僕も日の丸をあしらったボールにメッセージを書き込みたかった。ファミリーマートで折り紙している場合じゃなかった。やはりサッカーへの想いはボールに乗せるべきでした。しかし、後悔する必要はありません。今からでもグッドウィルボールに参加することは可能。何も公式のものでなくてもいいのです。想いは風に乗って南アフリカに届きます。手作りのグッドウィルボールで十分なのです。
伝統的なサッカーボールは32面体。大会の参加国は32ヶ国。ということで、現代自動車では各国の国旗をあしらった32枚の紙でサッカーボールを作る、というアイディアを提案しています。公式動画では「一緒に作ろう!」「転がそうぜ!」などいう言葉とともに、子どもたちがグッドウィルボールを手作りする模様を紹介中。
↓子どもたちがグッドウィルボールを手作りする公式動画!
素晴らしい企画ですね!
しかし、ここでふと気づいたことが。
子どもたちが手作りしたグッドウィルボールは32面体。しかし、ある1面には大会のロゴが描かれているではありませんか。公式動画でも「32ヶ国の国旗」とデカデカとうたっているのに、まさか。31ヶ国の国旗しか使っていないのでは、という強い疑念が浮かび上がってきたのです。現代自動車のような一流企業に限ってそんなことはありえない。ありえないのですが、一応コマ送りで確認してみたところ、予想外の事実が判明したのです。
何とこのボールには26ヶ国分の国旗しか使用されていないようなのです。確認できたのは、韓国・アルジェリア・カメルーン・コートジボワール・ガーナ・ナイジェリア・南アフリカ・デンマーク・イングランド・フランス・ドイツ・ギリシャ・イタリア・オランダ・ポルトガル・セルビア・スロバキア・スペイン・ホンジュラス・アメリカ・ニュージーランド・アルゼンチン・ブラジル・チリ・パラグアイ・ウルグアイの26ヶ国。
逆に確認できなかったのは、オーストラリア・北朝鮮・スロベニア・スイス・メキシコ、そして日本。その埋め合わせなのか、ガーナ・デンマーク・セルビア・ホンジュラス・ニュージーランドが各2枚ずつと、大会ロゴが1枚使用されているもよう。スタッフが用意し忘れたのか、子どもたちが作り間違えたのか、あるいはこのボールが実は38面体なのか。うーん、謎の現象であります。
↓「32ヶ国の国旗でボールを作ろう」って言ってるのに…。
5ミリ角くらいで隅っこに赤い丸が入ってるのかしら…。
ゲームの中の世界地図とか、どうでもいいパンフレットの世界地図などにも「ここは東海と書くべき!」などの注意力を発揮する人々が、あのデカいボールに6ヶ国分もの国旗を入れ忘れたとは、にわかには信じがたい話。やはり僕が見落としただけ、という可能性の方が高いでしょう。うん、きっとそうです。「ちゃんと日の丸もあるよ」など発見された方がいましたら、ぜひコメントでご指摘くださいませ。
まぁ別に、26ヶ国でも十分にワールドワイドですけどね!