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僕も野球賭博してみたいです!

世界がワールドカップに揺れる中、野球賭博問題で揺れているのが日本大相撲協会。負け金が3000万円にのぼり、暴力団関係者から1億円の口止め料を要求されていたとされる琴光喜は、ついに野球賭博への関与を認め、雲隠れするに至りました。琴光喜を発端に、協会がザル調査に乗り出したところ、ギャンブラー仲間が出るわ出るわの大騒ぎ。公益法人取り消しか、名古屋場所開催中止か、相撲協会解体かなどなど話はどんどん大きくなってきました。

<賭博への関与が報じられているメンバー>

琴光喜:野球賭博で3000万円負け。1億円の口止め料を請求される
豊ノ島:野球賭博に関与したことを上申
豪栄道:野球賭博に関与したことを上申
豊響:野球賭博に関与したことを上申
千代白鵬:野球賭博に関与したことを上申
雅山:賭博への関与を上申。警視庁の聴取で野球賭博への関与を認める
琴奨菊:警視庁の聴取で野球賭博への関与を認める
普天王:警視庁の聴取で野球賭博への関与を認める
清瀬海:警視庁の聴取で野球賭博への関与を認める
阿武松部屋の現役力士10人:野球賭博に関与したことを上申
大嶽親方:野球賭博に関与したことを上申
時津風親方:野球賭博に関与したことを上申
陸奥親方:賭けゴルフをしたことを上申

20人を超える実名報道。賭博に関与したことを協会に上申した人数は29人にものぼります。しかもこの上申書は「申し出れば厳重注意にとどめる」という協会側のお達しがあったうえで、提出されたもの。「怒らないから申し出ろ」「貴様かー!廊下に立っとれ!」と子どもたちを傷つける、学校の先生のような姑息な調査方法。普通の判断力があれば厳重注意で済むはずがないことはわかりそうなものです。しかし、「えっ!今なら怒られるだけで済むの!」と他人を信じたノンキ君が29人にものぼるというのが角界の実情。何と素直なことか。何と騙され上手であることか。そりゃ野球賭博にも負けるわけです。

これはもう、いちいち目くじらを立てても詮なきこと。彼らは日々、朝起きる→稽古する→飯食う→昼寝する→飯食う→寝る、という単調な生活を繰り返しているのです。息抜きの賭博も必要でしょう。中卒・高卒で相撲部屋に入門する者もいるのです。数学の勉強の一環として賭博も必要でしょう。多くの力士は親方にもなれず協会員としても残れず20代で引退するのです。引退後の生活に備えた資産運用として賭博も必要でしょう。

そもそも相撲自体も賭博のようなもの。企業が1本6万円で賭け金を投じ、勝ったほうが総取りするゲームを毎日やっているじゃないですか。「どうして野球賭博はダメなの?」「どうして賭けゴルフはダメなの?」「相撲でもお金をやり取りしてるのに?」と力士が疑問に思うのも当然。また、社会常識を指導すべき立場の親方衆も、結局は同じ力士あがりなのです。「親方!野球賭博はダメなんですか」「今週はダメだったな。大負けだよ」などと、指導の機会を逸したケースも多いでしょう。今回関与が発覚した各員も、決して悪気はなかったと思うのです。

角界はそのユルさと、興行であるという背景から、長年に渡り暴力団の接近を許してきました。先日は、暴力団関係者にチケットを手配したとして、木瀬部屋が消滅するという事件もありました。今回野球賭博への関与を認めた大嶽親方の義父にして、昭和の大横綱である大鵬にいたっては、山口組の代紋入り化粧まわしを締めていたこともあるほどです。そんなユルい世界なら、野球賭博をする輩くらい出るでしょう。飯食って寝ることに全精力を傾けている力士たちに、正常な判断を期待してどうするのか。我々市民が、真に怒りを向けるべきは暴力団。野球賭博などという不法行為で資金を稼ぎ、反社会的活動をしている暴力団にこそ追及の目を向けるべき。甘い誘惑に引っ掛かったデブだけを吊るし上げても意味はないのです。

罪を憎んで、人を憎まず。

賭博を憎んで、相撲を憎まず。

だまされたデブと、だました暴力団。

本当に戦うべき相手を間違えないようにしたいものです。



◆琴光喜から350万円を受け取った人物はテレビに出ちゃダメだろwww

仕事中にたまたま立ち寄った渋谷駅。構内に一枚のポスターが貼ってありました。巨人・原監督が目力全開のイイ顔で映るそのポスターに書かれていた文字は「暴力団追放!」。野球界は暴力団追放に協力していたのです。自分たちをネタに賭博をされていると知ってか知らずか…。

そんな中、今回の事件の発端となった琴光喜大負け騒動をめぐり新展開が。何と、琴光喜から350万円を脅し取ったとされる元力士が、TBSの単独インタビューに応じたのです。TBSではその模様をつぶさに報道してくれましたので、21日放映のTBS「ひるおび」から、その内容をチェックしていきましょう。

<疑惑の元力士とのやり取り>

―金を脅し取ったとされているが?

事実じゃないです。だからここにも来たし、これが事実なら自分は逃げますよね。

(琴光喜が)勝った分を私が代わりに取りに行って、自分に対する依頼料をもらいました。(回収分500万円の)折半の分と、交通費の100万円。350万円をもらいました。

(阿武松部屋の)床山からの手渡しです。阿武松部屋の下でくれたんですよ。そのときに、床山が大関(琴光喜)に電話をつないでくれて、大関が俺に「お願いします。回収に行ってください」と頼まれたんです。


―実際、1億円を琴光喜側に請求したことは?

ないです!

私がでしょ?私が請求したようになってますけど、私はないですよ!


―依頼料については?

返してないですよ。返さなアカンですかね?


1←元力士は力強く自らの正当性を主張!

この人が交通費100万円の偉人か…。僕の中の名探偵コナンが早くも麻酔銃をおっちゃんに撃とうとしているぞ…。





ちょっと構造がわかりにくいので整理します。

<琴光喜側の説明>
琴光喜:「500万円勝ったんで払え!」
仲介役の床山:「俺のアニキに相談しますわ」
元力士:「ガタガタ抜かすな!野球賭博をバラすぞ?口止め料払え!」
琴光喜:「わかりました350万円をお支払いします」
元力士:「こんなんで足りるか!1億円よこせ!」

2←琴光喜のストーリーではこういう構造です!

琴光喜は被害者…と。






<元力士側の説明>
琴光喜:「500万円勝ったのに暴力団が払わないよ…」
仲介役の床山:「俺のアニキに相談しますわ」
元力士:「任しとけ。俺が回収したる」
琴光喜:「よろしくお願いします」
元力士:「あ、依頼料は250万円、交通費100万円ね」
琴光喜:「わかりました350万円をお支払いします」
元力士:「お前、1億円負けてるそうやないか。それは回収できんて」
元力士:「負け分の1億円を先に払え!」

3←元力士のストーリーではこういう構造です!

どっちにしろ1億円は請求されるのかwwwwこのゲーム攻略不能wwww





真実はどちらにあるのか。それは定かではありません。しかし、500万円の勝ち金を回収するために、手数料として半分の250万円がかかり、交通費100万円を受け取るのが正常な関係とは思えません。都内全域交通費無料のデリバリーヘルスもある昨今、交通費100万円とはふっかけるにもほどがあるというもの。これまでも疑惑の人物が、カメラの前で自らの正当性を主張したケースは多数あります。そういう人物が最終的にどうなったかは、あえて言うまでもないでしょう。僕らが戦うべき相手は琴光喜なのか、ほかの誰かなのか、冷静に判断したいものです。

↓疑惑の人物がカメラの前で自らの正当性を主張する動画はコチラ


どうでもいいけど、いい年したB-BOYだなwwwwwww

B-ナントカであることは確かなのかwwwwww



交通費100万円を含めて350万円も払ったんだから、もう許してあげてください!