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2010年07月20日11:46
「お騒がせ罪」に気をつけましょう!
最近の息苦しい日本に蔓延する「世間をお騒がせ罪」。当事者が記者会見などで、世間のみなさまをお騒がせして申し訳ございませんでしたと謝るアレを、僕は「世間をお騒がせ罪」と呼んでいます。法律や社会規範を逸脱したかはともかく、世間が盛り上がっていてわずらわしいので、何となく謝ってしまうこの現象。僕は「お騒がせ」に対する謝罪を聞くとゾッとします。一体彼らは何に対して、何故謝っているのだろうかと考え、薄ら寒くなるのです。
負のエネルギーが大きなうねりとなっているような、この感覚。「お騒がせ」した原因自体は大したことでなくとも、一旦「お騒がせ」状態になると、言葉尻や表情・態度にすら厳しい視線が投げ掛けられます。申し訳なさそうな顔をしていないと、それだけで「ふてぶてしい」「態度がデカい」「偉そう」などと言われてしまうほど。メディアがつきまとい、ネット掲示板に書き込みが殺到し、ひどいときにはスポンサーが撤退したりするのです。
例えば今、相撲取りが熱心に野球観戦をしていたらどう思うでしょうか。「こんな時期に」という想いが頭をかすめたりするのではないでしょうか。野球を見ることは何の問題もないのに、世間の「お騒がせ」を刺激する行為を問題視してしまう…そんな意識が僕らの腹に底にあるのかもしれません。とにかく「お騒がせ」状態にある人物は、ツッコミどころを極力なくし、申し訳なさそうに生きていかないといけないのが今の日本。もう少し気楽で、もう少しゆるい社会にしていきたいところ。「お騒がせ」を簡単に謝ると世間も調子に乗りますので、有名人各位には気をつけてもらいたいものです。
そんな中、僕の妹として知られる福原愛ちゃんが、またお騒がせを謝罪していたとのこと。愛も割合何でもかんでも謝ってしまうキャラですので、本人的には深い謝罪の意志などないかもしれませんが、兄としては見すごすわけにはいきません。「愛は何も悪くない」「謝る必要などない」「むしろ、おめでたい話」と強調しておかなくては。
ということで、体調を崩した愛を「謝らなくていいよ」と励ますべく、上海万博PRイベントのもようをチェックしていきましょう。
◆愛、今は大事な時期なので無理しないようにするんだぞ!
何でもかんでも謝ってしまう愛は、男の子とのデート&キスが発覚した際にも大謝罪を敢行。不倫でもなく、スポンサーに迷惑をかけたわけでもなく、ホテルから出てきたわけでもなく、爽やかな男女交際をしただけで謝罪に追い込まれる日本という国。出来ることならこの僕が、皇太子様ばりの力強さで「愛のことは僕が一生全力でお守りします」と、愛に代わってメディアと対決したかったもの。
↓愛は健気に「お騒がせ」を謝罪する、いい子です!
※北乃きいちゃんならブログのコメントで済ませるレベルの話です。
どれだけ日本人は「お騒がせ」に厳しいのか。愛の男女交際の件も、「お騒がせ」に発展したから謝罪に追い込まれたわけで、その意味では報道した写真週刊誌こそが「お騒がせ」の元凶。写真週刊誌が「お騒がせ」を謝るべきなのです。愛に謝罪を要求するなら、「デートしたらブログで謝罪しろ」「キスするたびにブログで謝罪しろ」「セクロスしたら記者会見で一部始終を報告しつつ謝罪しろ」と報道される前から憤っておくべき。普段は気にもしていないのに、「騒ぎ」のときだけ謝罪を求めるような態度は不誠実ですね。
そんな愛は19日、またもどうでもいいことで謝罪をしていました。
上海万博のPR大使をつとめる愛は、万博の見学中に失神。洗面所へと移動する途中で、意識を失い倒れてしまったのです。イベント中の愛は、おなかを押さえたり、顔色が悪かったり、関係者に何やら訴えたりと、明らかに体調が優れないようすでした。そんな状況でも、イベントを最後までこなすべく頑張った結果の卒倒。頑張り屋さんならではの悲劇だったと言えるでしょう。
↓洗面所に向かう途中で僕の愛が倒れる!
くそっ…僕が近くにいてやれれば、倒れる前に愛を抱き止めてキスし、そっと床に横たえたあと、「助けてください!」と絶叫してやれたのに…。
約1時間の休憩後、再びメディアの前に姿を現した愛は、みなさまに心配を掛けたことを謝罪。本来ならば、「こんな体調が悪いときにすみませんでした」とイベント主催側が謝罪すべきところ。しかし愛は「軽い貧血」とあくまでも自身の体調管理に問題があったことを強調し、「楽しかったので集中しすぎちゃいました」と万博を盛り上げる配慮まで見せたのです。何と健気な娘であることか。
ただ、よく考えてみれば不可解な話。
報道では「この日の上海は気温35度と暑かった」と、熱中症だったかのような書き方がされています。しかし、会場の人がバタバタ倒れるようすはありません。また、愛がお腹を押さえるようすが見られることから、熱中症の症状とは異なるようにも思われます。一部では、生理痛ではないかという憶測も見られますが、これまでの数多くの試合・イベント出演で、愛が重い生理を抱えていたようすはありません。(さすがに僕も、愛の生理周期まではメモしていませんが…)
僕にはひとつの推測があります。それは男の幻想にすぎないかもしれません。しかし、あの表情、あの倒れ方、あのお腹の出方、洗面所へ向かっていたという情報には、その推測を後押しするものがあります。もしこの推測が正しいとすれば、今回は謝罪する必要などなく、むしろ祝福すべき話。千羽鶴よりもテディベアが似合う話です。確かに、愛がアレをアレして生でアレしたなどと考えると、僕も胸が張り裂けんばかりです。それでも、愛がアレをアレして生でアレした結果であれば、兄としてその選択を尊重したいとも思うのです。「よかったのか?」…ではなくて(言い間違え失礼しました)、「よかったな」と声をかけてやりたいと思うのです。
↓ちなみに愛は、中国側の協力を得て保護活動が続けられる「トキ」の展示も見学したとのこと!
トキも愛を見習って、励むように!
愛の愛の結晶を愛でる日がもうすぐ来るかと思うと、お兄ちゃんも涙目です!
最近の息苦しい日本に蔓延する「世間をお騒がせ罪」。当事者が記者会見などで、世間のみなさまをお騒がせして申し訳ございませんでしたと謝るアレを、僕は「世間をお騒がせ罪」と呼んでいます。法律や社会規範を逸脱したかはともかく、世間が盛り上がっていてわずらわしいので、何となく謝ってしまうこの現象。僕は「お騒がせ」に対する謝罪を聞くとゾッとします。一体彼らは何に対して、何故謝っているのだろうかと考え、薄ら寒くなるのです。
負のエネルギーが大きなうねりとなっているような、この感覚。「お騒がせ」した原因自体は大したことでなくとも、一旦「お騒がせ」状態になると、言葉尻や表情・態度にすら厳しい視線が投げ掛けられます。申し訳なさそうな顔をしていないと、それだけで「ふてぶてしい」「態度がデカい」「偉そう」などと言われてしまうほど。メディアがつきまとい、ネット掲示板に書き込みが殺到し、ひどいときにはスポンサーが撤退したりするのです。
例えば今、相撲取りが熱心に野球観戦をしていたらどう思うでしょうか。「こんな時期に」という想いが頭をかすめたりするのではないでしょうか。野球を見ることは何の問題もないのに、世間の「お騒がせ」を刺激する行為を問題視してしまう…そんな意識が僕らの腹に底にあるのかもしれません。とにかく「お騒がせ」状態にある人物は、ツッコミどころを極力なくし、申し訳なさそうに生きていかないといけないのが今の日本。もう少し気楽で、もう少しゆるい社会にしていきたいところ。「お騒がせ」を簡単に謝ると世間も調子に乗りますので、有名人各位には気をつけてもらいたいものです。
そんな中、僕の妹として知られる福原愛ちゃんが、またお騒がせを謝罪していたとのこと。愛も割合何でもかんでも謝ってしまうキャラですので、本人的には深い謝罪の意志などないかもしれませんが、兄としては見すごすわけにはいきません。「愛は何も悪くない」「謝る必要などない」「むしろ、おめでたい話」と強調しておかなくては。
ということで、体調を崩した愛を「謝らなくていいよ」と励ますべく、上海万博PRイベントのもようをチェックしていきましょう。
◆愛、今は大事な時期なので無理しないようにするんだぞ!
何でもかんでも謝ってしまう愛は、男の子とのデート&キスが発覚した際にも大謝罪を敢行。不倫でもなく、スポンサーに迷惑をかけたわけでもなく、ホテルから出てきたわけでもなく、爽やかな男女交際をしただけで謝罪に追い込まれる日本という国。出来ることならこの僕が、皇太子様ばりの力強さで「愛のことは僕が一生全力でお守りします」と、愛に代わってメディアと対決したかったもの。
↓愛は健気に「お騒がせ」を謝罪する、いい子です!
※北乃きいちゃんならブログのコメントで済ませるレベルの話です。
どれだけ日本人は「お騒がせ」に厳しいのか。愛の男女交際の件も、「お騒がせ」に発展したから謝罪に追い込まれたわけで、その意味では報道した写真週刊誌こそが「お騒がせ」の元凶。写真週刊誌が「お騒がせ」を謝るべきなのです。愛に謝罪を要求するなら、「デートしたらブログで謝罪しろ」「キスするたびにブログで謝罪しろ」「セクロスしたら記者会見で一部始終を報告しつつ謝罪しろ」と報道される前から憤っておくべき。普段は気にもしていないのに、「騒ぎ」のときだけ謝罪を求めるような態度は不誠実ですね。
そんな愛は19日、またもどうでもいいことで謝罪をしていました。
上海万博のPR大使をつとめる愛は、万博の見学中に失神。洗面所へと移動する途中で、意識を失い倒れてしまったのです。イベント中の愛は、おなかを押さえたり、顔色が悪かったり、関係者に何やら訴えたりと、明らかに体調が優れないようすでした。そんな状況でも、イベントを最後までこなすべく頑張った結果の卒倒。頑張り屋さんならではの悲劇だったと言えるでしょう。
↓洗面所に向かう途中で僕の愛が倒れる!
くそっ…僕が近くにいてやれれば、倒れる前に愛を抱き止めてキスし、そっと床に横たえたあと、「助けてください!」と絶叫してやれたのに…。
約1時間の休憩後、再びメディアの前に姿を現した愛は、みなさまに心配を掛けたことを謝罪。本来ならば、「こんな体調が悪いときにすみませんでした」とイベント主催側が謝罪すべきところ。しかし愛は「軽い貧血」とあくまでも自身の体調管理に問題があったことを強調し、「楽しかったので集中しすぎちゃいました」と万博を盛り上げる配慮まで見せたのです。何と健気な娘であることか。
ただ、よく考えてみれば不可解な話。
報道では「この日の上海は気温35度と暑かった」と、熱中症だったかのような書き方がされています。しかし、会場の人がバタバタ倒れるようすはありません。また、愛がお腹を押さえるようすが見られることから、熱中症の症状とは異なるようにも思われます。一部では、生理痛ではないかという憶測も見られますが、これまでの数多くの試合・イベント出演で、愛が重い生理を抱えていたようすはありません。(さすがに僕も、愛の生理周期まではメモしていませんが…)
僕にはひとつの推測があります。それは男の幻想にすぎないかもしれません。しかし、あの表情、あの倒れ方、あのお腹の出方、洗面所へ向かっていたという情報には、その推測を後押しするものがあります。もしこの推測が正しいとすれば、今回は謝罪する必要などなく、むしろ祝福すべき話。千羽鶴よりもテディベアが似合う話です。確かに、愛がアレをアレして生でアレしたなどと考えると、僕も胸が張り裂けんばかりです。それでも、愛がアレをアレして生でアレした結果であれば、兄としてその選択を尊重したいとも思うのです。「よかったのか?」…ではなくて(言い間違え失礼しました)、「よかったな」と声をかけてやりたいと思うのです。
↓ちなみに愛は、中国側の協力を得て保護活動が続けられる「トキ」の展示も見学したとのこと!
トキも愛を見習って、励むように!
愛の愛の結晶を愛でる日がもうすぐ来るかと思うと、お兄ちゃんも涙目です!







