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認定GKでいいと思います!

サッカーの判定をめぐり、僕にはひとつの疑問があります。それはハンドの判定。一昔前は、わざとだろうが何だろうが手にボールが当たったらハンドだったような気がするのですが、今は「ワザとじゃなければOK」みたいな微妙な幅があります。その曖昧さ加減と、ペナルティエリア内でのハンドは即1点に結びつくサッカーのルールが、試合の決着にブレを生じさせていると思うのです。

「手を使っちゃダメ」というサッカーの最大の特徴に反したのですから、ワザともクソもないと思うのです。ボクシングで「ワザとじゃないんですがローキックが出ちゃいました」「ついうっかり相手を投げちゃいました」「しゃーこらー」なんて言い訳があるでしょうか。ボールが飛んでくるなと思ったら、サッと手をカラダの後ろに回し、うっかりハンドをしないように気をつけるくらいはして欲しいもの。実際には、「あわよくば」的に手を出すヤツが多いわけですが。

どうせ曖昧なら、いっそ徹底して曖昧にしてはどうでしょう。

先日行われたワールドカップでもハンドによる、大きな勝負の分かれ目がありました。準々決勝のウルグアイVSガーナ戦。試合終了直前にガーナが放ったシュートを、ウルグアイのスアレスがGKでもないのに手でセーブ。バレーボールのブロック並みに思いっきり手を伸ばしたその姿勢は、故意かつ悪質。結局そのプレーでスアレスは退場、ガーナにはPKが与えられますが、ガーナはそのPKを外してしまうのです。手で防がなければガーナは1点をあげ勝利していたはずなのに。栄光のベスト4…あるいは優勝の可能性が、露骨な反則によって奪われたのです。

ハンド判定も曖昧にして、ゴール判定も曖昧にして、とにかく審判の裁量でどうにでも出来るようにしておけば、辻褄もあったことでしょう。例えばこれが相撲なら、「死に体」とみなしてガーナに1点を与えたはず。非常にスッキリしますね。そのような試合運営なら、「ワザとじゃないけど手にボールが当たり、本来ならばゴールしたはずのものを防いでしまった」という状況でも、「ハンド(退場)は取らずに1点を与える」ことで試合を穏便に進めることが出来ます。「ハンドを取り(退場)PKを与えたが、外した」という残念な状況も生まれなくなります。今後、大いに検討されてよい課題ではないでしょうか。

という退屈な前置きにより、「同様に認定GKも認めるべきニダー!」と熱弁を振るう準備が整いましたので、早速本題に移っていきましょう。



◆得点王争いに水を差す残念な判定でしたね、うん!

もはや、手を使っちゃダメなのか、手を上手に使うほうがいいのか、わからなくなってきた感すらあるサッカー。マラドーナの神の手ゴールもあり、ルイス・ファビアーノの両腕ゴールもあり、スアレスの鉄壁のブロックもありと、ここぞというときには手を出すヤツだらけ。

↓これは「認定ゴール」でもよかったと思います!


審判:「ゴール」
ウルグアイ:「いや、入ってないでしょ」
審判:「ん?ゴールライン超えてたよ」
ウルグアイ:「ビデオ見ろよコラ!」
審判:「何だと!?ふてぇ野郎だな!」

という、男気あふれる判定が求められる時代です!


まぁ、人間ですから無意識に手が出ることもあるとは思います。ハンドを憎んで手を憎まず。ワザとじゃないハンドは、無視するという昨今の流れは、ある意味で理にかなったものかもしれません。

ならば「本当にボケていた場合」「とんでもないバカだった場合」も、ハンドを無視していいはずですよね。

先日行われたU-20女子ワールドカップ、準決勝のドイツVS韓国戦で起きた問題のハンド。すでに4-1とドイツが大量リードする状況で、そのハンドは起きます。中央を崩し、左サイドからシュートを放つドイツ。しかし、シュートはクロスバーに跳ね返りゴールならず。ピンチを防いだことで気が緩んだのか、あるいは超天然だったのか…

↓韓国のDFは跳ね返ったボールをヨッコラセと手でキャッチ!


バ…バカか…。

ただのバカじゃないな…歴史的バカだな…。


あれほど手を使うなと教わってきたはずなのに、まさかのボールキャッチ。これにはドイツ側も一瞬のポカーンのあとに大騒ぎを開始。主審も一瞬のポカーンのあとに副審のもとに駆け寄り、何が起きたのかを確認。あまりにバカバカしい顛末を確認すると、ドイツにPKを与えたのです。ドイツのエースストライカー・ポップがこのPKを決め今大会9得点目。韓国の池笑然が7得点で得点王争いの2位につける中、色々な意味で痛い失点となりました。

しかし、このようなことで得点王争いが決まってよいのでしょうか。あのハンドは明らかに選手がボケていただけで、悪気のないプレー。ドイツ選手が詰めていたわけでもありませんので、ボールがラインを割っていた可能性も含めて、試合は認定GKから再開すべきでした。もっとゴチャゴチャした場面で、手に当たったボールをスルーするくせに、このような余裕のある場面でのボケハンドをネチネチと指摘するとは。あのバカが毎度毎度ボールキャッチしたら、試合はどっちらけ。よりよいサッカーの未来のために、「バカに左右されない試合運営」を出来るよう、ルール改訂を検討してもらいたいものです。

↓どこからどう見ても悪気のない善良なプレーです!


韓国に悪気はないな、うん。
ひどい主審に1点を奪われたな、うん。
ドイツ人はこのような得点を恥じるべきだな、うん。
全部悪いのは日本だな、うん。
サッカーの未来のためにルールを変えるべきだな、うん。



歴史的バカがいても試合が壊れないルールを、切に求めます!