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RE_PRAY横浜初日、行ってきました!

ついにツアーファイナルを迎えようとしている羽生結弦氏アイスストーリー2nd「RE_PRAY」ツアー。4ヶ月にわたるツアー期間は長いようでアッと言う間の時間でした。「GIFT」さえも超えていくような完成度に衝撃を受けたさいたま初演。個人的にも2024年を代表する思い出となった佐賀遠征。そしていよいよファイナルを迎える横浜。これでツアーが終わってしまうのかと思うとまだ2月ですが年末のような気分。19日の大楽を迎えた夜には祝福の鐘でもつきたいくらいです。もういくつ寝ると新しい年(アイスストーリー3rd)が来るのかと数えたくなりそうですからね!

↓ちなみに「RE_PRAY」のリプレイっていつかあるんですかね!?
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向かいましたはプロとしての新たな冒険の日々が始まった思い出の地・ぴあアリーナMM。…なのですが、その前に少し散策などもしていきます。僕は「東京⇒横浜」なので取り立てて旅行気分はありませんが、会場にはたくさんの遠征組の来場が見込まれています。先月の佐賀公演でも海外を含む多数の来場者が現地を訪れ、その経済効果は4億8210万円にも及んだと言います。現地の人の「B'zのときより凄かった」の声を裏付けるかのように、SAGAアリーナ開業以来最高の経済波及効果だったのだとか。そうしたうねりがこの横浜にも訪れているのです。ならば現地のおもてなしを堪能しないと勿体ない。

情報など探っていきますと、横浜界隈の書店さんが大変熱心にフェアを開催しており、パネルの展示なども行なっているのだとか。お祭り気分が盛り上がるありがたい話を受けて早速書店さんに向かえば、そこには「島」をいくつも埋め尽くすように品出しされた関連書籍の山・山・山。各商品からのパネル展示やら販促物やら、ダイレクトマーケティングを行なうプーさんやら、「羽生氏専門店かな?」と思うレベルでコーナーがドーンと設けられています。お仲間もたくさん集まっており、とてもいい雰囲気です。

↓横浜駅西口の有隣堂書店さんでは写真集「y」のパネル展示で大にぎワイ!
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↓多くの人が行き交う通路沿いでも柱を活用してパネル展示を実施!
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↓横浜東口紀伊國屋書店さんでは「孤高の原動力」パネル展を開催!
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↓ダイレクトマーケティングに自信ありそうなプーさん店員も頑張っていました!
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↓みなとみらい駅のくまざわ書店さんではド直球の「RE_PRAY横浜開催記念フェア」を実施!

「ワールド・フィギュアスケートの100号はありませんかね?ていうか何とかなりませんかね?」というガチの買い物を始めると公演に遅刻しそうなので、各書店さんに心で御礼を申し上げたのち足早に次なる散策に向かいます。つづいては会場から2駅ほど離れた場所にある新聞博物館へ。こちらで開催中の2023年報道写真展にて全国のお祭りだとか事件事故だとか天皇陛下のご公務の模様などとともに、羽生氏の活躍ぶりも展示されているのだとか。

展示を見ていきますと会場の一番奥まったあたりに文字通りの「コーナー」みたいなものができており、そこにお仲間が集っています。展示タイトルはズバリ「舞う、羽生結弦さん」。もはや各報道も報じたくて報じたくてたまらないという感じでしょうか。そのうち「寝る、羽生結弦さん」とか「食べる、羽生結弦さん」とかの別コーナーも誕生しそうな勢いで、おなじみのフォトグラファーの皆さんが「私が撮った自慢の結弦」を展示しています。常設展示コーナーにある「ちょうど6年前に金メダル獲った夜ぅ(※ロードの節で)」の号外を見るのと合わせて、足を延ばしてみてもいいかなと思いました。

↓読者に出来事を伝えるというよりは、撮影者の愛を伝える写真な感じがしますね!
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ちょっとしたぶらり旅を堪能したあとは、遅ればせながら会場へ向かいます。ただその前に少々腹ごしらえをと、会場最寄りのドトールへ向かいますと、おなじみの「記念になるレシート」を出してくれたではありませんか。「ほぼ全員お仲間」というドトールジャック状態のなかで開演前の優雅なお茶会を楽しみ、エネルギーの充填も完了。今度こそ、今度こそ、会場へ向かいます。

↓いつも気の利いたレシートありがとうございます!
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会場周辺は大変な賑わいよう。もともとあまり滞留スペースがない会場ですので、残ったわずかな空間にはビッシリと人だかりが。ある者は協賛各社さまのブースで記念撮影を行ない、ある者は大量のグッズを購入し、ある者は会場だけで見られるウェルカム動画に悶え、そしてある者はデジタルサイネージに出てくる本日の公演のお知らせを記念撮影しようとカメラを構えています。僕もそのなかに混じって佐賀公演の際には売り切れで買えなかったゆづキャンディをゲットしたりしました。さぁそろそろ1ヶ月ぶりのRE_PRAYが始まる時間。張り切って拝見していきましょう!

↓本日の公演は全員ご存じとは思いますが羽生結弦氏による「RE_PRAY」です!
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↓ゆづキャンディをゲットして万一の際の食料もバッチリです!
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↓お待たせしました!RE_PRAY横浜公演の開幕です!

公演内容は大筋でこれまでと同様です。もちろん照明や音響、投影する映像などに細かいアップデートは施されており、演目としての完成度はさらに高まっています。ただ、演じた内容以上に演技そのものの充実ぶりが凄かった。公演を重ねたことによる習熟か、あるいは絶賛制作中というステータスではないぶんの肉体的な余裕か、演じる羽生氏の動きは「羽生比」でもキレがあり「ブルーレイ発売待ったなし」といった手応えです。

見守る観衆の側も練度が上がっており、じっくりと物語を咀嚼しながら公演に没入しているようです。「MEGALOVANIA」の演目では序盤にスケート自体の「音」を聞かせる無音のパートがあるわけですが、これまでの公演のなかでも最大級の「キャー!」が鳴り響きつつも、羽生氏が「音」を届けるとスーッと静まるというキャッチボールがしっかりと行なわれています。思えばさいたま公演の際には「えっ?」「えっ?」「えっ?」で思考が演技に追いつけないほどでしたが、ようやくしっかりと楽しめる状態まで進んで来られたのだなぁとしみじみ思います。ま、追いついたと思ったら終わりなわけですが(←補習でようやく理解するタイプ)。

そうした仕上がりの良さが爆発したのが、第一部のクライマックスとなる「破滅への使者」でした。複数回の4回転ジャンプも含む競技会相当のプログラムを、すでに1時間ひとりで滑りまくってきたあとにもかかわらず(※4分半の後半だからどうこうとかいう次元ではない)、ジャンプも含めて見事な出来栄えで決めていく羽生氏。何度も確認して臨んだサルコウの美しさたるや極上の逸品です。体力のギリギリで臨む最終盤もしっかりと「決め切って」、物語上では勝利が必要なこの演目を見事に表現します。これがゲームならプレイヤーから「クジャ前より強くなった?」とツッこまれそうな感じで、この日の「破滅への使者」は強かった。試合じゃないのに「ヨォシッャァ!」ってなりましたからね。どの道CLEARするってのはわかっているんですが、それでも「勝った」という気持ちになれるなんて、やっぱりこれは「プロスポーツ」なんだなと思いますよね。

↓この日の演技もあとでCSテレ朝チャンネルで見られるとのことでありがたい限り!舞台裏スペシャルにも期待です!
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やがて公演本編を終えると、今ツアーでも最大級の熱狂のなかでアンコールの時間を迎えます。すると、マイクを握った羽生氏は観衆に向けて、自身の表現者のスタンスとして「写し鏡」でありたいと語り出しました。羽生氏の滑りを見て「頑張ってるなぁ」と思ったときは、それは「皆さん自身が頑張っている」「自分が投影されている」のであると。祈りや慈愛や慈しみを演技から感じてくれているのなら、それは見ている皆さんが優しい気持ちを持っているからなのだと。だから、自信を持ってくれたら嬉しいと。

悲しみを知る人は他人の悲しみにも寄り添えるように、醜い心の人は他人の醜さにしか目を向けないように、自分が見ているものは案外自分の心の投影だったりするものです。だから、頑張っている人を見たり、優しい祈りを見たときは、写し鏡にそういうものが映っていたときは、自分自身もそんな優しさや頑張りを備えているのだと思ってもいいのかもしれません。どのようにも取れる仏像の表情じゃありませんが、自分自身を見つけることができるエンターテインメントが「羽生結弦」という写し鏡だったりするのかもしれませんね(※意味深)。

その後も、まるで天上からすべてを見ている神か何かのように「その件、把握しております」的なトークはつづきます。ライブビューイング会場で販売される新グッズ「フラッグ」の件については、「ツアーの最後にフラッグ出るの…?」という意外さから一部で「追加公演のフラグなのではないか(フラッグだけに)」という憶測が生まれていたことを把握のうえで、舞台裏の種明かしをしてくれました。

聞けば、もともとフラッグは作る予定があったとのこと。羽生氏自身もGIFTのフラッグと並べて飾って欲しいということから「フラッグは絶対作りたい!」という意志を持っていたようですが、グッズ担当の方の「最初から売る」という構想(←というか普通は全員そう考えるだろうが…)にはストップをかけたようなのです。その理由というのが、羽生氏としては「ファンが作る自作のバナー(などを持ってきている光景)」が大好きなのに、公式のフラッグを出したら「みんなフラッグしか振らなくなるんじゃないかな?」とモヤーッとしたからなのだとか。フラグとフラッグをかけたダジャレではなかったのです。本人曰く「そんなオヤジじゃない」のです。

まぁ、僕がグッズ担当なら「前代未聞の御指示ですね…」「まさかの二刀流をご要望でしたか…」「いっそ飾る用のペナントでも作りますか…?」と驚くでしょうが、要するに愛が深過ぎるがゆえに生まれた謎だったのです。「フラッグ大好き!絶対作りたい!」「でもフラッグだけ振られるのは寂しい!僕は自作バナーも大好き!」「だからフラッグは最後に売る!」という一周まわって来た愛に、会場は大笑いしながらジンワリと感動していました。片思いの自己満足であってもしょうがないものが、そんなに大事に思われていると言ってもらえたのですから、どうして泣かずにいられるでしょう。自作勢の皆さん、本当におめでとうございます。もしかしたら次回はグッズ担当の方から「わかりました、じゃ、自作用に白紙のフラッグも出します」という一周まわって素性不明の謎グッズが提案されるかもしれませんが、それもまた楽しいかもしれませんね。

グッズの話⇒グッズ購入のお礼の流れにつづけて、スポンサーさんの商品を手に取ったり買ってくれると嬉しいという、本人曰く「ダイレクトマーケティング」の話も飛び出すなど、いつにも増して軽妙で饒舌な羽生氏のトーク。この辺りは、体調とかメンタルとか公演自体の出来栄えとかが好調なのかな?と嬉しい気持ちで聞いておりました。口癖の「よいしょ」を「言いそうで言わない」という話芸でしばし笑いを取っていたのに、最後にうっかり言ってしまってオチをつけるといった場面も、ファンミーティングでもやっているような感覚でとても楽しいくだりでした。

素晴らしい仕上がりの公演本編と、ゆったり笑って盛り上がれるアンコールという、一挙両得の充実ぶり。これで今ツアーは現地参加4回目ですが毎回楽しさの記録を超えてくる感じで、本当に充実した時間となりました。残す1公演、ファイナルの大楽ですべてを超えていくよう、最後まで駆け抜けていってほしいなと思います。大楽では、アンコールの「序奏とロンド・カプリチオーソ」の映像だけで見られる謎のブドウについて、ついに真相が明かされるんじゃないかと期待しながら(※SNSで広まった謎はいつか回答が届く説)、楽しみに待ちたいと思います。解答編が「あれは差し入れを食べているところです…」だったらズコーしながら爆笑しようと思っております。

今回もまた素晴らしい時間を堪能させていただきました。

こちらこそ「\ありがとうございました/」です!

↓散策の模様と現地の雰囲気は動画でまとめておきました!行ったつもりでご覧ください!




ショートサイドから見るRE_PRAYはこれまでにも増して極上エンタメでした!