11:02
命がけなのはタコだけではありません!

楽しかった2010年ワールドカップ南アフリカ大会も、いよいよ2試合を残すだけとなりました。7日は準決勝第2試合が行われ、今大会大きな注目を集めたドイツ代表を下し、優勝候補最右翼と前評判も高かったスペインが決勝へ。決勝戦はどちらが勝っても初優勝となる、オランダVSスペインの戦いとなったのです。日本代表とグループステージで死闘を演じたオランダ、決勝トーナメントで日本と同じ山に入ったスペイン。いずれが勝っても気分よく終われそうで何よりです。

そんな中、決勝戦のために命をかける夫婦が出現しました。

それは南アフリカに住むモーリス・メイヤーさんと、その妻ニコル・メイヤーさん。彼らは「何か面白いことをやったら決勝戦のチケットをあげるよ!」という地元ラジオ局の企画に、企画サイドの想定以上にハッスル。何とクロコダイルが多数生息することで「ワニ川」と呼ばれる川を、夫婦で泳ぎきるというバカチャレンジを敢行したのです。地元ラジオ局も絶句したというこのチャレンジ。決勝戦のチケットがもらえるかどうか判明するのは木曜日とのことで、まだ未決定状態ではありますが、こんなおバカさんがほかにもいるとは思えません。チケット獲得は確定的でしょう。

報道によると決勝戦のチケットを今から手に入れるには10万ランド、日本円にして約110万円もの闇価格になるとのこと。確かに、正規に売り出されたタイミングで購入していれば、10万ランドを出す必要も、ワニ川を泳ぐ必要もなかったことは事実。しかし、もうやってしまったのですから、今さら何を言っても仕方ないこと。「110万円で買えるなら買えばいいのに」「さすが南アフリカ。命の値段が安い」「1万円でマシンガンを借りて誰かから強奪したほうが安上がり」などの言葉は、グッと飲み込むしかありませんね。

ということで、人間にそこまでさせるワールドカップの魔力に震えつつ、彼らのチャレンジのもようをチェックしていきましょう。



◆何か、安全に泳ぎきっただけの人にはチケットあげたくないな!

今回このバカチャレンジに挑んだのは32歳の会社員モーリス・メイヤーさん。モーリスさんはこのチャレンジを思いついた際、主催するラジオ局に支援を要請したとのこと。しかし、ラジオ局サイドは「危険すぎる」という実にまっとうな理由で支援を拒否。これを「やるなら勝手にやれ」というメッセージだと誤解したモーリスさんは、妻と弟を連れ、あくまで自己責任でワニ川へと赴いたらしいのです。

チャレンジするのはモーリスさんと、30歳の妻ニコルさん。傍らには「何か起きたとき(←食われるなど)」のために弟のゲルトさんもスタンバイ。ゲルトさんは、おそらく万一の際に遺体を引き上げるためのロープと、おそらく万一の際に申し訳程度の反撃を試みるための拳銃を用意。兄の無謀なチャレンジをしっかりと支援します。何と美しい兄弟愛。これには「お兄さんが食べられて、お悔やみでチケットをもらえたらオイシイですな」などという、下衆の勘ぐりが立ち入る余地はありません。

いざ横断に挑んだモーリスさん。川幅はおよそ25メートル。「普段なら3分もかからない」と語るモーリスさんですが、ワニ川横断は20分以上もかかったような気がしたとのこと。果てしなく長い恐怖の時間。何故こんなことをしたのか。ラジオ局にも見放されたのに。バカじゃなかろうか。そんな恐怖・後悔に打ち勝ち、モーリスさんは見事にワニ川横断に成功したのです!

↓モーリスさんがワニ川を泳ぎきったバカチャレンジ動画


※ワニ様へ業務連絡:エサが泳いでいます。急いで確保してください。


しかし、チャレンジはこれで終わりではありません。どうせワールドカップを見るなら夫婦で見たい。そのためには、妻もワニ川を泳ぐしかありません。万一、人食いワニに遭遇し「三途の川横断」に企画が変更されたとしても、夫婦そろってやり遂げるのだ…そんな熱い夫婦愛を感じずにはいられません。

↓ニコルさんも見事にワニ川を泳ぎきる!


※遠目でよくわかりませんが、トップレスだと思われます。


ワニ川と聞いていたのにワニが出ないという体たらく。迫り来るワニの影や、飛び散る血しぶき、「ギャー!」という声。イメージが膨らんでいただけに、何とも肩透かしな映像ではあります。しかし、実際にワニとの遭遇がなかったとしても、「ワニ川で泳いだ」という事実に変わりはありません。ほかのチャンレンジャーが何をしたかといえば、「ラジオ局のスタジオで脱毛する」「タトゥーを入れる」といった安全なものばかり。脱毛どころか腕の一本くらいもげそうな、タトゥーどころか歯型がビッシリと入りそうな、モーリスさんらのチャレンジには及びもつきません。優勝争いは決着したと言っていいでしょう。

↓ちなみに、モーリスさんは別にサッカー好きじゃないとのこと!
What may make Meyer's attempt seem even more crazy is that he wasn't even a soccer supporter before the World Cup. But since attending a pair of matches in Nelspruit, he has changed his mind, cheering for both South Africa and Argentina before they were eliminated.

"I am usually more of a rugby fan," Meyer said. "But I have become a football lover since the World Cup."

The Canadian Press: SAfrican man swims Crocodile River to win a contest for a World Cup final ticket

モーリスさん:「試合見てるうちに好きになっちゃった」
モーリスさん:「南アフリカとアルゼンチンを応援してたんだ」
モーリスさん:「基本ラグビーファンだけどね」

オランダもスペインもウルグアイもスペインも関係ナシwwwwww

ていうかこの人、別に命かけるほどサッカー好きじゃなかったwww



さらにおバカな挑戦者の方、急いで「ライオンと戦う」動画を送ってください!