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2010年09月26日01:15
パフォーマー槙野が一皮剥けたようです！
現状に満足しない向上心、豊かな着想、それを実現する実行力。ひょんなことからうっかり火が点いたパフォーマンスへの情熱を、無駄に大きく育ててきた槙野智章さんが、パフォーマーとして新たな段階にステップアップしてくれました。25日のサンフレッチェ広島VS鹿島アントラーズ戦、ついに世界に通じるパフォーマンス「オーケストラ」を完成させたのです。
この「オーケストラ」パフォーマンスは、本来ならもう一段ショボい状態でお披露目されるはずでした。「オーケストラ」パフォーマンスがプレ披露されたのは、18日に放映された日テレ「GOING！」でのこと。この日の放送ではJリーグの試合結果よりも長々と、実に7分以上にも渡って槙野特集が垂れ流されたのです。アイスランドのストヤルナンに触発された「釣り」パフォーマンスなど、一連の槙野パフォーマンスを紹介しつつ、本来ならその日の試合で披露する予定だった「オーケストラ」の練習風景も公開されました。
しかし、そこで演じられたのはおよそ「オーケストラ」とは呼びがたい素人バンド。片足をギターに見立て、一本足立ちしながら不恰好にかき鳴らすギター。馬とびのように体を二つ折りにした仲間をピアノに見立て、その傍らで爪弾くエアピアノ。中央でマイクを握り締め何やら熱唱するボーカル・槙野。「バンドじゃねぇか」「しかもドラムなしベースなし」「“けいおん！！”ってよりは“そうおん！！”って感じだな」と散々な評価を集めたのです。僕もその様子を見て、次週までに改善をしてもらいたいと苦言を呈さざるを得ませんでした。
その世間の声にしっかりと回答を出してくれた今日の鹿島戦。槙野智章と愉快な仲間たちは9人もの大人数で、紛うことなき「オーケストラ」を演じきったのです。指揮者、ピアノ、コントラバス、チェロ、ヴィオラ、バイオリン…奏でる美しきハーモニー。まるでピッチの上に音符が舞い飛ぶような幻想空間。「のだめオーケストラ」を彷彿とさせる、音楽を心から楽しむパフォーマー集団がそこにはいたのです。僕も今まで何度か苦言を呈してきましたが、今回は自信を持って送り出せるワールドクラスのネタでした。よく頑張りましたね、槙野さん。
ということで、「のだめオーケストラ」ならぬ「だめオーケストラ」について、YouTubeの動画からチェックしていきましょう。
◆反省を活かして完成度をグッと上げてきたな！お見事！
アイディア一発勝負はえてして勢いだけの低調なものになりがち。何度もチェックし、改善していくことが大事。むしろその時間こそ大切にすべき。今回の「オーケストラ」のデキも、披露までに一週間の間を置いたことが功を奏しました。練習場面に対する各方面からの意見・指摘を踏まえ、より完成度をあげることができたのですから。
↓本来は先週披露する予定で、のんきにテレビで予告などしていた槙野さん！
相変わらず、すごく一生懸命にすごくバカなことを考えていますね！
↓日テレ「GOING！」でも何故か槙野大特集が行われ、得意気に新パフォーマンスについて語る！
とまぁ、この時点ではだいぶカンチガイをしていた槙野さん。田舎の文化祭みたいなパフォーマンスを危なく披露するところでした。しかし、サッカーの神が与えた1週間の反省期間で、槙野さんはしっかりパフォーマンスを修正してきたのです。神様の「もう一度考え直せ」「じっくり反省しろよ」「その反省じゃない！」という福音を無視して…
↓槙野さんのナイスクロスからゴールをあげ、堂々の「オーケストラ」パフォーマンスを披露する広島選手たち！
バカだねぇｗｗｗｗじつにバカだねぇｗｗｗｗｗ
その参加人数、実に9名。GK西川と青山を除いた全員がこのパフォーマンスに参加するという連帯感。服部ピアノを槙野さんが奏で、森脇ら悪ふざけ仲間は弦楽器？をかき鳴らし、ゴールした李忠成がこれでもかとタクトを振るう。あまりに美しい友情に、「コイツらが広島に固まってくれていて色々な意味でよかった」と僕も感涙にむせんだ次第。
一部の熱心なファンからは、サッカーだけに集中してほしいという声もあると聞きます。しかし、槙野さんは「GOING！」に送りつけたメールでも「サンフレッチェ広島のパフォーマー担当槙野です」「Jリーグと代表をガンガンに盛り上げるために、いろんな人たちを巻き込んで日本サッカーを盛り上げたい」と、熱く真剣に語っていました。槙野さんは本気なのです。
その決意は間違ったほうを向いているかもしれない。巻き込まれた人は困っているかもしれない。盛り上がっているのは一部の物好きだけかもしれない。それでも、槙野さんは真剣に日本サッカーのことを考え、このパフォーマンスに挑んでいるのです。実際にこの釣り針に引っかかった日テレは、今週も数あるゲームの中で取り立てて何もない広島戦をサッカー関連のトップで紹介。首位名古屋で玉ちゃんが決めたハットトリックよりも、ドルトムント香川のゴール＆アシストよりも先に、「だめオーケストラ」を紹介したのです。これもまたサッカーファン拡大への道のひとつ。見たくないかたは、どうかそっと目を逸らしてあげてもらいたいものです。
↓ちなみに試合後には李忠成がオーケストラの裏話を暴露！
選手：「そうか、次はオーケストラやるぞ！」
監督：「いや、それはものの例えというか…」
選手：「お前ピアノ！お前タンバリン！お前トランペット！」
監督：「いや、イメージというか、似たようなものというか…」
選手：「プップクプー！！」
ヘンなとこばっかり綿密ｗｗｗｗｗｗ
こんだけ打ち合わせできるのに、何で試合部分はいまいち機能しないんだろうｗｗｗ
世界の香川も代表戦ではこのパフォーマンスに巻き込まれる予定です！
現状に満足しない向上心、豊かな着想、それを実現する実行力。ひょんなことからうっかり火が点いたパフォーマンスへの情熱を、無駄に大きく育ててきた槙野智章さんが、パフォーマーとして新たな段階にステップアップしてくれました。25日のサンフレッチェ広島VS鹿島アントラーズ戦、ついに世界に通じるパフォーマンス「オーケストラ」を完成させたのです。
この「オーケストラ」パフォーマンスは、本来ならもう一段ショボい状態でお披露目されるはずでした。「オーケストラ」パフォーマンスがプレ披露されたのは、18日に放映された日テレ「GOING！」でのこと。この日の放送ではJリーグの試合結果よりも長々と、実に7分以上にも渡って槙野特集が垂れ流されたのです。アイスランドのストヤルナンに触発された「釣り」パフォーマンスなど、一連の槙野パフォーマンスを紹介しつつ、本来ならその日の試合で披露する予定だった「オーケストラ」の練習風景も公開されました。
しかし、そこで演じられたのはおよそ「オーケストラ」とは呼びがたい素人バンド。片足をギターに見立て、一本足立ちしながら不恰好にかき鳴らすギター。馬とびのように体を二つ折りにした仲間をピアノに見立て、その傍らで爪弾くエアピアノ。中央でマイクを握り締め何やら熱唱するボーカル・槙野。「バンドじゃねぇか」「しかもドラムなしベースなし」「“けいおん！！”ってよりは“そうおん！！”って感じだな」と散々な評価を集めたのです。僕もその様子を見て、次週までに改善をしてもらいたいと苦言を呈さざるを得ませんでした。
その世間の声にしっかりと回答を出してくれた今日の鹿島戦。槙野智章と愉快な仲間たちは9人もの大人数で、紛うことなき「オーケストラ」を演じきったのです。指揮者、ピアノ、コントラバス、チェロ、ヴィオラ、バイオリン…奏でる美しきハーモニー。まるでピッチの上に音符が舞い飛ぶような幻想空間。「のだめオーケストラ」を彷彿とさせる、音楽を心から楽しむパフォーマー集団がそこにはいたのです。僕も今まで何度か苦言を呈してきましたが、今回は自信を持って送り出せるワールドクラスのネタでした。よく頑張りましたね、槙野さん。
ということで、「のだめオーケストラ」ならぬ「だめオーケストラ」について、YouTubeの動画からチェックしていきましょう。
◆反省を活かして完成度をグッと上げてきたな！お見事！
アイディア一発勝負はえてして勢いだけの低調なものになりがち。何度もチェックし、改善していくことが大事。むしろその時間こそ大切にすべき。今回の「オーケストラ」のデキも、披露までに一週間の間を置いたことが功を奏しました。練習場面に対する各方面からの意見・指摘を踏まえ、より完成度をあげることができたのですから。
↓本来は先週披露する予定で、のんきにテレビで予告などしていた槙野さん！
相変わらず、すごく一生懸命にすごくバカなことを考えていますね！
↓日テレ「GOING！」でも何故か槙野大特集が行われ、得意気に新パフォーマンスについて語る！
槙野：「テーマがオーケストラということで、必要なのはまずピアノ！」うん、それはバンドだね！100％バンドだね！
槙野：「ギターがいて…ボーカルがいる」
槙野：「ゴーーーールとやってきて、ゴールの人が指揮者になります」（以下、踊り狂う選手たち）
槙野：「っていう感じで！」
とまぁ、この時点ではだいぶカンチガイをしていた槙野さん。田舎の文化祭みたいなパフォーマンスを危なく披露するところでした。しかし、サッカーの神が与えた1週間の反省期間で、槙野さんはしっかりパフォーマンスを修正してきたのです。神様の「もう一度考え直せ」「じっくり反省しろよ」「その反省じゃない！」という福音を無視して…
↓槙野さんのナイスクロスからゴールをあげ、堂々の「オーケストラ」パフォーマンスを披露する広島選手たち！
バカだねぇｗｗｗｗじつにバカだねぇｗｗｗｗｗ
その参加人数、実に9名。GK西川と青山を除いた全員がこのパフォーマンスに参加するという連帯感。服部ピアノを槙野さんが奏で、森脇ら悪ふざけ仲間は弦楽器？をかき鳴らし、ゴールした李忠成がこれでもかとタクトを振るう。あまりに美しい友情に、「コイツらが広島に固まってくれていて色々な意味でよかった」と僕も感涙にむせんだ次第。
一部の熱心なファンからは、サッカーだけに集中してほしいという声もあると聞きます。しかし、槙野さんは「GOING！」に送りつけたメールでも「サンフレッチェ広島のパフォーマー担当槙野です」「Jリーグと代表をガンガンに盛り上げるために、いろんな人たちを巻き込んで日本サッカーを盛り上げたい」と、熱く真剣に語っていました。槙野さんは本気なのです。
その決意は間違ったほうを向いているかもしれない。巻き込まれた人は困っているかもしれない。盛り上がっているのは一部の物好きだけかもしれない。それでも、槙野さんは真剣に日本サッカーのことを考え、このパフォーマンスに挑んでいるのです。実際にこの釣り針に引っかかった日テレは、今週も数あるゲームの中で取り立てて何もない広島戦をサッカー関連のトップで紹介。首位名古屋で玉ちゃんが決めたハットトリックよりも、ドルトムント香川のゴール＆アシストよりも先に、「だめオーケストラ」を紹介したのです。これもまたサッカーファン拡大への道のひとつ。見たくないかたは、どうかそっと目を逸らしてあげてもらいたいものです。
↓ちなみに試合後には李忠成がオーケストラの裏話を暴露！
ゴール後のパフォーマンスは、オーケストラですね。点を決めた人が指揮者になって、他のみんながいろんな楽器を操る。よく監督が『サッカーはオーケストラのようなものだ。いろんな楽器が組み合わさって、いろんな音色が奏でられて、いいハーモニーが生まれる』と言っているのですが、そういうことを参考にマキと考えました。僕は指揮者でみんながピアノとかタンバリンとか、そういう本格的なものではなかったのですが、パフォーマンスできてよかったです。点をとる人が違っていたら？僕はトランペット役でした（笑）。ちゃんと決まっていたんです（笑）監督：「サッカーはオーケストラのようなものだ」
J's GOAL | J'sGOALニュース | 【J1：第24節 広島 vs 鹿島】試合終了後の各選手コメント
選手：「そうか、次はオーケストラやるぞ！」
監督：「いや、それはものの例えというか…」
選手：「お前ピアノ！お前タンバリン！お前トランペット！」
監督：「いや、イメージというか、似たようなものというか…」
選手：「プップクプー！！」
ヘンなとこばっかり綿密ｗｗｗｗｗｗ
こんだけ打ち合わせできるのに、何で試合部分はいまいち機能しないんだろうｗｗｗ
世界の香川も代表戦ではこのパフォーマンスに巻き込まれる予定です！
槙野がどんどん本気になってきてるー 
得点した人が指揮者だなんてよく思いついたもんだ