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2010年12月10日12:28
泣くな渡辺!頼むから…。
サッカー界ではJ2に降格したチームから脱出移籍をする選手を「裏切り者」と呼ぶ文化があるのだとか。苦しいチーム状況でも、チームを愛する仲間たちとともに、今まで支えてくれたファンたちへの感謝を抱き、再び栄光の1部昇格を目指す。選手個々のお金・キャリアなどよりも大切なものがある…そんなことを感じさせる心温まる話です。
そんな中、2部に降格したわけでもないのにチームからの脱出を試みる輩が続出し、脱出に成功すると仲間から「おめでとう」「うらやましい」「おつとめご苦労」と羨望のまなざしを向けられるチームがあるのです。そうです、それは横浜ベイスターズ。無理して行くほどの球団ではないともっぱらの評判の赤貧・広島カープ以下の低評価で、「絶対に脱出したい」と各選手が必死にもがくこの世の地獄です。
この地獄に囚われたとある選手の場合。彼の今季成績は出場96試合、打率.208ときわめて低調。しかもウリは打撃面で、守備ではかなりのファンタジスタという体たらく。成績的にはだいぶ芳しくない彼ですが、この地獄から脱出する一縷の望み…まさに蜘蛛の糸のような一筋の希望にすがり、彼はFA宣言をしたのです。その結果はオファーゼロ。いち早くFAを宣言し、ひたすらに助けを待ち望んだ彼ですが、ついに救助は現れませんでした。そして彼は貴重な権利を消費し、再び地獄に囚われることになったのです。前年比7500万円ダウンの年俸とともに。
そして、また新たな犠牲者が現れました。
それは2010年まで楽天に所属した渡辺直人さん。渡辺さんはちょいちょいの打撃と俊足、一級の守備が売りの遊撃手。楽天では3年連続チーム盗塁王を記録し、主力として活躍されてきました。しかし、大金を投じた補強と岩隈売却失敗という誤算により、楽天の台所事情は悪化。遊撃手も大型補強を敢行したことで、年俸5300万円の控えショートを抱える余裕はなくなってしまったのです。
そんな渡辺さんを金で買いにきたのが地獄。すでに来季の契約を終えていた渡辺さんを、楽天生え抜きの主力を、金にモノを言わせて地獄は強奪したのです。まさに現代の人身売買。貧しい農村から売られていく生娘のように、渡辺さんは大粒の涙をこぼしました。「お父さん捨てないで」「行きたくないよ」「助けて」…悲痛な叫びは山麓にこだまし、いつまでもいつまでも止むことはありません。哀れに思ったか山の犬鷲もピーリャ、ピーリャ、ピーリャと悲しそうな声で鳴きましたとさ。どんとはれ。
ということで、「泣くなよ」「頼むから」「俺たちだって泣きたいんだから」という地獄の亡者の声に耳を塞ぎつつ、渡辺直人さんの悲劇をチェックしていきましょう。
◆ここは地獄の一丁目!来年が二丁目で、さ来年が三丁目だ!
FAで脱出した選手は満面の笑顔を見せ、FAでやってきた選手には「何故?」とスポーツ新聞が訝しむ。それが地獄。来年頑張れば日本一になるチャンスもあるというのに、オールスターや侍JAPANに選ばれる可能性もあるのに、何故か誰も来たがらない。ここまで露骨に嫌われると、地獄に所属した選手は「3年でFA権取得」などのオプションをつけたくなるほどです。
↓FA宣言実らず地獄に残留が決まった某選手は、志願の単年契約!
魂の叫び:「3年も縛られるのはカンベン」
魂の叫び:「1年1年(脱出に向けて)勝負をしたい」
魂の叫び:「(うまく)やって(逃げて)やるぞ」
いまどき選手側が単年契約を希望する貴重な球団!それが地獄!
他球団の選手も驚く地獄の現状。昨年オフに地獄堕ちを果たし、今季から地獄の一員となった某選手も「こんなチームもあったのか」と驚きを隠せません。「試合中にベンチにいる選手が少ない」「ありえないことが当たり前にある」などと、この世の地獄で悲痛な叫びをあげたのです。
↓橋本:「こんなチームがあったのか!」
魂の叫び:「みんながやりたい放題」
魂の叫び:「着替え以外ではベンチ裏に下がるのを禁止しろ」
魂の叫び:「来年もこの調子だったら(自由契約で脱出したいから)ユニフォームを脱がないといけない」
残念!こんなチームはあったのでした!
中にいる選手からこのような叫びが漏れる地獄。一応地獄でも携帯電話などの通信は可能ですので、そのもようは全選手の聞き及ぶところ。誰だって行きたくないと思うのは当然です。しかし、堕ちるときは堕ちるのが地獄。来年も仙台で頑張るぞとサインした選手ですら、油断は禁物でした。地獄には、金だけはそこそこあるのですから…。
↓地獄堕ちが決まった元・楽天の渡辺直人さんは、被害者風の悲痛な表情で会見にのぞむ!
魂の叫び:「気持ちの整理がつかない…」
魂の叫び:「いろいろ経験することは悪いことじゃない…」
魂の叫び:「ウワーーーーーーーーン」
レイプ後の被害者みたいじゃねぇかよwwwww
そこまでヒドイか?地獄はwwwwwwwwww
「進め!まっすぐに 栄光に向かって 風を切り裂いて走れ 我らの直人」…そんな応援の声は、仙台の夜空に響く惜別の泣き声にかき消されていきました。まっすぐに地獄に向かって風を切り裂いて走る直人の姿。見送るファンと迎える地獄。まぁそれでも、さすがに年俸をペリカで払ったりすることはありませんし、好きな野球も存分に楽しむことができます。住めば都という言葉もあります。涙を拭いて頑張ってもらいたいものですね。
↓ちなみに地獄を脱出した某選手が8日に「すぽると!」で語ったところによると、地獄では「ひとつ勝ってもひとつ負けても何も変わらない」そうです!
亡者:「ひとつ勝っては父のため…」
亡者:「ひとつ負けては母のため…」
鬼:「ガシャン!はい、また積み直しね!」
地獄の沙汰も金次第!
契約済み選手でも金で地獄に堕ちられる!
泣いて叫んで諦めて仕方なく堕ちていく球団、それが横浜ベイスターズ!
サッカー界ではJ2に降格したチームから脱出移籍をする選手を「裏切り者」と呼ぶ文化があるのだとか。苦しいチーム状況でも、チームを愛する仲間たちとともに、今まで支えてくれたファンたちへの感謝を抱き、再び栄光の1部昇格を目指す。選手個々のお金・キャリアなどよりも大切なものがある…そんなことを感じさせる心温まる話です。
そんな中、2部に降格したわけでもないのにチームからの脱出を試みる輩が続出し、脱出に成功すると仲間から「おめでとう」「うらやましい」「おつとめご苦労」と羨望のまなざしを向けられるチームがあるのです。そうです、それは横浜ベイスターズ。無理して行くほどの球団ではないともっぱらの評判の赤貧・広島カープ以下の低評価で、「絶対に脱出したい」と各選手が必死にもがくこの世の地獄です。
この地獄に囚われたとある選手の場合。彼の今季成績は出場96試合、打率.208ときわめて低調。しかもウリは打撃面で、守備ではかなりのファンタジスタという体たらく。成績的にはだいぶ芳しくない彼ですが、この地獄から脱出する一縷の望み…まさに蜘蛛の糸のような一筋の希望にすがり、彼はFA宣言をしたのです。その結果はオファーゼロ。いち早くFAを宣言し、ひたすらに助けを待ち望んだ彼ですが、ついに救助は現れませんでした。そして彼は貴重な権利を消費し、再び地獄に囚われることになったのです。前年比7500万円ダウンの年俸とともに。
そして、また新たな犠牲者が現れました。
それは2010年まで楽天に所属した渡辺直人さん。渡辺さんはちょいちょいの打撃と俊足、一級の守備が売りの遊撃手。楽天では3年連続チーム盗塁王を記録し、主力として活躍されてきました。しかし、大金を投じた補強と岩隈売却失敗という誤算により、楽天の台所事情は悪化。遊撃手も大型補強を敢行したことで、年俸5300万円の控えショートを抱える余裕はなくなってしまったのです。
そんな渡辺さんを金で買いにきたのが地獄。すでに来季の契約を終えていた渡辺さんを、楽天生え抜きの主力を、金にモノを言わせて地獄は強奪したのです。まさに現代の人身売買。貧しい農村から売られていく生娘のように、渡辺さんは大粒の涙をこぼしました。「お父さん捨てないで」「行きたくないよ」「助けて」…悲痛な叫びは山麓にこだまし、いつまでもいつまでも止むことはありません。哀れに思ったか山の犬鷲もピーリャ、ピーリャ、ピーリャと悲しそうな声で鳴きましたとさ。どんとはれ。
ということで、「泣くなよ」「頼むから」「俺たちだって泣きたいんだから」という地獄の亡者の声に耳を塞ぎつつ、渡辺直人さんの悲劇をチェックしていきましょう。
◆ここは地獄の一丁目!来年が二丁目で、さ来年が三丁目だ!
FAで脱出した選手は満面の笑顔を見せ、FAでやってきた選手には「何故?」とスポーツ新聞が訝しむ。それが地獄。来年頑張れば日本一になるチャンスもあるというのに、オールスターや侍JAPANに選ばれる可能性もあるのに、何故か誰も来たがらない。ここまで露骨に嫌われると、地獄に所属した選手は「3年でFA権取得」などのオプションをつけたくなるほどです。
↓FA宣言実らず地獄に残留が決まった某選手は、志願の単年契約!
魂の叫び:「3年も縛られるのはカンベン」
魂の叫び:「1年1年(脱出に向けて)勝負をしたい」
魂の叫び:「(うまく)やって(逃げて)やるぞ」
いまどき選手側が単年契約を希望する貴重な球団!それが地獄!
他球団の選手も驚く地獄の現状。昨年オフに地獄堕ちを果たし、今季から地獄の一員となった某選手も「こんなチームもあったのか」と驚きを隠せません。「試合中にベンチにいる選手が少ない」「ありえないことが当たり前にある」などと、この世の地獄で悲痛な叫びをあげたのです。
↓橋本:「こんなチームがあったのか!」
魂の叫び:「みんながやりたい放題」
魂の叫び:「着替え以外ではベンチ裏に下がるのを禁止しろ」
魂の叫び:「来年もこの調子だったら(自由契約で脱出したいから)ユニフォームを脱がないといけない」
残念!こんなチームはあったのでした!
中にいる選手からこのような叫びが漏れる地獄。一応地獄でも携帯電話などの通信は可能ですので、そのもようは全選手の聞き及ぶところ。誰だって行きたくないと思うのは当然です。しかし、堕ちるときは堕ちるのが地獄。来年も仙台で頑張るぞとサインした選手ですら、油断は禁物でした。地獄には、金だけはそこそこあるのですから…。
↓地獄堕ちが決まった元・楽天の渡辺直人さんは、被害者風の悲痛な表情で会見にのぞむ!
魂の叫び:「気持ちの整理がつかない…」
魂の叫び:「いろいろ経験することは悪いことじゃない…」
魂の叫び:「ウワーーーーーーーーン」
レイプ後の被害者みたいじゃねぇかよwwwww
そこまでヒドイか?地獄はwwwwwwwwww
「進め!まっすぐに 栄光に向かって 風を切り裂いて走れ 我らの直人」…そんな応援の声は、仙台の夜空に響く惜別の泣き声にかき消されていきました。まっすぐに地獄に向かって風を切り裂いて走る直人の姿。見送るファンと迎える地獄。まぁそれでも、さすがに年俸をペリカで払ったりすることはありませんし、好きな野球も存分に楽しむことができます。住めば都という言葉もあります。涙を拭いて頑張ってもらいたいものですね。
↓ちなみに地獄を脱出した某選手が8日に「すぽると!」で語ったところによると、地獄では「ひとつ勝ってもひとつ負けても何も変わらない」そうです!
亡者:「ひとつ勝っては父のため…」
亡者:「ひとつ負けては母のため…」
鬼:「ガシャン!はい、また積み直しね!」
地獄の沙汰も金次第!
契約済み選手でも金で地獄に堕ちられる!
泣いて叫んで諦めて仕方なく堕ちていく球団、それが横浜ベイスターズ!
選手、監督をはじめとする首脳陣、そしてファンが皆辛い思いしてる球団ってなんなの?www
渡辺さんには健全な精神が侵される前に早く地獄から脱出してほしいです。でも地獄の正遊撃手って石川だけど、どっちか二塁手にコンバートされるんだろうかね。