- カテゴリ:
- プロレス
2011年01月12日12:39
ついに、タイガーマスクが普通に現れるとは…!
全国各地で広がりを見せるタイガーマスク運動。児童養護施設に「伊達直人」を名乗る匿名の寄付が贈られたことに端を発し、気がつけば「伊達直人」「タイガーマスク」「湘南のタイガーマスク」「紀の川タイガーマスク」「肝っ玉かあさん」「桃太郎」「ムスカ」など架空のキャラクターの名を借りた寄付が相次ぐことに。日本もまだまだ捨てたもんじゃない…そんな心温まる話題となっているのです。
漫画「タイガーマスク」の主人公である伊達直人は、孤児院で育ったみなしご。プロレスラーとなってからも悪のレスラー軍団と戦う一方で、孤児院の子どもたちに素顔の伊達直人として援助を続けていました。そんなキャラクター性を借りた善意の寄付。名乗るほどの者ではないという奥ゆかしさと、少しの遊び心。「あしながおじさん」を模したあしなが育英会について、不透明な資金の流れがあるなどと報じられるのを見ると、これからは自ら「伊達直人」となる時代なのかもしれません。
寄付することへの照れくささ。善人ぶることの居住まいの悪さ。善意を届けるのには少しばかりのためらいがあるもの。しかし、「伊達直人」という遊びにかこつければ、そんなためらいも乗り越えられるというもの。ハロウィンの仮装をしてキャンディーをねだる子どもたちのように、虎のマスクを被りキャンディーを配る大人がいたっていいでしょう。ニュースに取り上げられたい自己顕示欲大いに結構。完全に遊び気分でも大いに結構。マスクを被って自ら施設に現れる不思議具合も大いに結構。「今年もまたタイガーマスクの季節がやってきました」「取材?えぇ…毎年この施設にきているんです。今年で10年目ですね」「名前?伊達直人です」などと季節の風物詩になるくらいまで、この活動を育てていきたいものです。
ということで、ついに虎のマスクを被った男まで現れた「伊達直人」活動についてチェックしていきましょう。
◆ちょっとキャラクターが自由になりすぎてきている気がします!
最近では「善意を取りまとめます」などと称して、自分の懐は痛めずに他人の善意を集める輩も多くなりました。善意の施しで自分自身が疲弊しては意味がない。持続可能なビジネスにしなくてはいけない。そんな考え方には確かに一理あります。しかし、目の前にいる人を支えたいという、ピュアで衝動的な想いを叶えるにはあまりに遠回り。誰かが取りまとめれば、その分配でいろいろな思惑が交錯し、結局目の前の「この人」に届かないというケースもあるもの。そんな難しさを解消してくれる「伊達直人」活動。日本人の新しい寄付の形かもしれません。
これまでも匿名の寄付はあったのでしょうが、正直反応がないと面白くないですよね。誰だって感謝されたい。感謝されないまでも、喜んでいる姿を確認したい。誰かが「善意を取りまとめ」れば、結局自分のところには反応が返ってこない。それはそれで寂しいでしょう。
施設側からブログなどで「子どもたちの喜びの声」を発信してくれればよいのですが、実際にはそうした反応を確認することは困難。ランドセルを贈ったあと、子どもたちがそれを背負い通学する姿を電柱の影から眺めでもすれば、逆に「ロリコンストーカー」としてマークされるかもしれません。「違う、私はランドセル少女を見守っていただけだ」「少女の笑顔がたまらなく愛おしいんだ」「名前?伊達直人です」などと警察の取調室でやるハメになるかもしれません。その点、ニュースなどで取り上げてもらえる「伊達直人」活動は、単なる匿名寄付よりもはるかにやりがいがあるもの。
↓ついに大分県の児童養護施設には「3時に来る」という伊達直人からの予告が!
何か、「本日3時にお宝を届けにうかがう。ルパーンさーんせーい」みたいな話になってきたなwww
直接来ちゃダメだろwwwwww
↓伊達直人は事前に必要なランドセルの個数を確認する用意周到さ!
アポは取るわ、必要個数を確認するわ、立派な社会人だなwww
「何でニュースまで来てるの?」は聞かないほうがいいのかなwww
↓そして現れたリアルタイガーマスク!
ランドセル2個を両手に下げて、アニメ版のマスクを被りシュールに登場!
もはや「匿名」とか「ひっそり」という本来の趣旨ゼロで目立ちまくりwwwww
↓ちなみに名前は「伊達直人です」とのこと!
マスクかぶってるんだから「タイガーマスク」でいいだろwww
「伊達直人」って名乗ったら、みなしごに正体バレるじゃんwww本末転倒wwww
↓ちなみに「どうしてプレゼントを?」と問いかけると「伊達直人です」とのこと!
記者:「普段は何をされているんですか?」
伊達:「伊達直人です」
記者:「お住まいはご近所で?」
伊達:「伊達直人です」
記者:「子どもたちに伝えたいことは?」
伊達:「伊達直人です」
何かただの変人になってきた感がwww
颯爽と現れた伊達直人は、何を聞かれても「伊達直人です」とだけ答え、走って施設をあとにしたのだとか。「走って帰ったということは、徒歩で来たのか?」などという無粋な疑問を挟む余地のない清清しさ。正体不明、神出鬼没。春になると変な人が現れるように、1月はタイガーマスクが自然発生するというのも乙なもの。
何となく全国の「伊達直人」さんや、全国のタイガーマスクさん(これは4人くらいしか残っていないが…)なども、「俺も何かしなくちゃ」と思うような活動の広がり。善意を示さないと逆に恥ずかしい…そんな意識改革が日本にも起こりつつあるのかもしれません。初代あたりには「精神基底」「陰・義・真」「戦闘生理学」などについてしたためた檄文とともにランドセルを贈るようなアピールを、そろそろ期待したいものですね。
↓大分県に現れたリアルタイガーマスク動画
本音:「ありがたいはありがたいんですけど…」
本音:「できれば宅配便などで…」
本音:「ちょっと怖いし…面倒かも…」
マスク代を払わず訴えられた覆面も、この活動を見習ってくださいね!
全国各地で広がりを見せるタイガーマスク運動。児童養護施設に「伊達直人」を名乗る匿名の寄付が贈られたことに端を発し、気がつけば「伊達直人」「タイガーマスク」「湘南のタイガーマスク」「紀の川タイガーマスク」「肝っ玉かあさん」「桃太郎」「ムスカ」など架空のキャラクターの名を借りた寄付が相次ぐことに。日本もまだまだ捨てたもんじゃない…そんな心温まる話題となっているのです。
漫画「タイガーマスク」の主人公である伊達直人は、孤児院で育ったみなしご。プロレスラーとなってからも悪のレスラー軍団と戦う一方で、孤児院の子どもたちに素顔の伊達直人として援助を続けていました。そんなキャラクター性を借りた善意の寄付。名乗るほどの者ではないという奥ゆかしさと、少しの遊び心。「あしながおじさん」を模したあしなが育英会について、不透明な資金の流れがあるなどと報じられるのを見ると、これからは自ら「伊達直人」となる時代なのかもしれません。
寄付することへの照れくささ。善人ぶることの居住まいの悪さ。善意を届けるのには少しばかりのためらいがあるもの。しかし、「伊達直人」という遊びにかこつければ、そんなためらいも乗り越えられるというもの。ハロウィンの仮装をしてキャンディーをねだる子どもたちのように、虎のマスクを被りキャンディーを配る大人がいたっていいでしょう。ニュースに取り上げられたい自己顕示欲大いに結構。完全に遊び気分でも大いに結構。マスクを被って自ら施設に現れる不思議具合も大いに結構。「今年もまたタイガーマスクの季節がやってきました」「取材?えぇ…毎年この施設にきているんです。今年で10年目ですね」「名前?伊達直人です」などと季節の風物詩になるくらいまで、この活動を育てていきたいものです。
ということで、ついに虎のマスクを被った男まで現れた「伊達直人」活動についてチェックしていきましょう。
◆ちょっとキャラクターが自由になりすぎてきている気がします!
最近では「善意を取りまとめます」などと称して、自分の懐は痛めずに他人の善意を集める輩も多くなりました。善意の施しで自分自身が疲弊しては意味がない。持続可能なビジネスにしなくてはいけない。そんな考え方には確かに一理あります。しかし、目の前にいる人を支えたいという、ピュアで衝動的な想いを叶えるにはあまりに遠回り。誰かが取りまとめれば、その分配でいろいろな思惑が交錯し、結局目の前の「この人」に届かないというケースもあるもの。そんな難しさを解消してくれる「伊達直人」活動。日本人の新しい寄付の形かもしれません。
これまでも匿名の寄付はあったのでしょうが、正直反応がないと面白くないですよね。誰だって感謝されたい。感謝されないまでも、喜んでいる姿を確認したい。誰かが「善意を取りまとめ」れば、結局自分のところには反応が返ってこない。それはそれで寂しいでしょう。
施設側からブログなどで「子どもたちの喜びの声」を発信してくれればよいのですが、実際にはそうした反応を確認することは困難。ランドセルを贈ったあと、子どもたちがそれを背負い通学する姿を電柱の影から眺めでもすれば、逆に「ロリコンストーカー」としてマークされるかもしれません。「違う、私はランドセル少女を見守っていただけだ」「少女の笑顔がたまらなく愛おしいんだ」「名前?伊達直人です」などと警察の取調室でやるハメになるかもしれません。その点、ニュースなどで取り上げてもらえる「伊達直人」活動は、単なる匿名寄付よりもはるかにやりがいがあるもの。
↓ついに大分県の児童養護施設には「3時に来る」という伊達直人からの予告が!
何か、「本日3時にお宝を届けにうかがう。ルパーンさーんせーい」みたいな話になってきたなwww
直接来ちゃダメだろwwwwww
↓伊達直人は事前に必要なランドセルの個数を確認する用意周到さ!
アポは取るわ、必要個数を確認するわ、立派な社会人だなwww
「何でニュースまで来てるの?」は聞かないほうがいいのかなwww
↓そして現れたリアルタイガーマスク!
ランドセル2個を両手に下げて、アニメ版のマスクを被りシュールに登場!
もはや「匿名」とか「ひっそり」という本来の趣旨ゼロで目立ちまくりwwwww
↓ちなみに名前は「伊達直人です」とのこと!
マスクかぶってるんだから「タイガーマスク」でいいだろwww
「伊達直人」って名乗ったら、みなしごに正体バレるじゃんwww本末転倒wwww
↓ちなみに「どうしてプレゼントを?」と問いかけると「伊達直人です」とのこと!
記者:「普段は何をされているんですか?」
伊達:「伊達直人です」
記者:「お住まいはご近所で?」
伊達:「伊達直人です」
記者:「子どもたちに伝えたいことは?」
伊達:「伊達直人です」
何かただの変人になってきた感がwww
颯爽と現れた伊達直人は、何を聞かれても「伊達直人です」とだけ答え、走って施設をあとにしたのだとか。「走って帰ったということは、徒歩で来たのか?」などという無粋な疑問を挟む余地のない清清しさ。正体不明、神出鬼没。春になると変な人が現れるように、1月はタイガーマスクが自然発生するというのも乙なもの。
何となく全国の「伊達直人」さんや、全国のタイガーマスクさん(これは4人くらいしか残っていないが…)なども、「俺も何かしなくちゃ」と思うような活動の広がり。善意を示さないと逆に恥ずかしい…そんな意識改革が日本にも起こりつつあるのかもしれません。初代あたりには「精神基底」「陰・義・真」「戦闘生理学」などについてしたためた檄文とともにランドセルを贈るようなアピールを、そろそろ期待したいものですね。
↓大分県に現れたリアルタイガーマスク動画
本音:「ありがたいはありがたいんですけど…」
本音:「できれば宅配便などで…」
本音:「ちょっと怖いし…面倒かも…」
マスク代を払わず訴えられた覆面も、この活動を見習ってくださいね!
シュールすぎるwww