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2011年04月27日12:58
マッスルガール放映の時は来た!それだけだ!
火曜の夜の睡眠導入剤、水曜の元気を奪う魔の時間、今週もあなたの心を3・2・1でピンフォールするアレがやってまいりました。韓流ファンの「イ・ホンギー!」という声援と、それ以外の圧倒的大多数の「え、本気?」というスタッフ・放送局への疑問。ふたつのパワーがぶつかり合って、大きなうねりを生み出す怪作「マッスルガール」が性懲りもなくまた放送されてしまったのです。この国難のときに。
前作「土俵ガール!」も相当なご都合主義でしたが、今作「マッスルガール!」はそれに輪をかけてのご都合主義作品。いや、奇跡主義と言ってもいいでしょう。「ひょんなこと」という奇跡を連発し、あらゆることを可能にする作品、それが「マッスルガール!」なのです。
しかし、それもまたヨシ。よく考えてみてください。ドラマとは奇跡そのものではありませんか。僕が憧れた「東京ラブストーリー」という作品では、突然同僚の美人が「カンチ、セックスしよ?」と言い出しましたが、現実の東京ではそんなことは起こりません(※この目で確認してきました。15年くらいかけて)。今クールで一番人気の「JIN」とやらも、現代の医者が江戸時代にタイムスリップするという大ウソの上に成り立つ作品。リアルっぽいウソなのか、茶番っぽいウソなのか、違いはそれだけです。
ならば、プロレスをテーマにする「マッスルガール!」が茶番っぽいウソを基本とするのは、ある意味で当然のこと。プロレスという競技は、それがウソと知りながらもなお、あまりにスケールのでかいウソにビックリするのが醍醐味。こちらを「えーーーーーっ!?」と言わせるウソをついてこそ、プロレス作品というものです。その意味で、今週も「マッスルガール!」は最高のプロレスだったと、僕は思うのです。何度も、何度も、「えーーーーーっ!?」と言わされたのですから…。
ということで、「脚本が宣伝にめちゃめちゃ協力的だとこうなる」という悪い例を、26日のTBS「マッスルガール!」からチェックしていきましょう。
◆あらたなスポンサーの登場により、トンデモない大移動発生!
第1話では、ひょんなことから出会ったジホと白鳥プロレスの面々。第2話ではひょんなことから出会ったお母さんを追いかけてジホが失踪し、ひょんなことから白鳥プロレスの面々と再会し、ひょんなことから事務所の社長に見つかって、ひょんなことから警官に社長が取り押さえられて、ジホと白鳥プロレスの同居生活が始まることに。この広い東京で、尋ね人と簡単に会えるなんて、素敵な話ですね。
簡単にまとめると、出てったヤツが帰ってきましたよ、って話です!
あらすじからもわかるように、第2話ではおもに人と人の出会いという奇跡を連発。韓国からきた青年が、たまたま失踪した母親を見つけた…まぁこれは百歩譲ってヨシとしましょう。
しかし、その後ジホが川原でボンヤリしているところに、つかさ(山本ひかる)がたまたま通りかかるとか、事務所の社長が失踪したジホを何故か発見できてしまうとか、都合よく尋ね人に会えるのはいかがなものか。偶然でカバーするには広すぎる大東京。これだけ出会い力がある連中が、最終回までジホの母親に出会えないかと思うと、ちょっと楽しくなってきますね。
ということで第2話の注目ポイント。今週から「あわ家惣兵衛」さんが新たなスポンサーとして番組に参加していますので、その辺にもご注目ください。
足立区と練馬区を大往復した第2話。ジホの正体もいきなりバレてしまい、ますますジェットコースター的展開の予感。第3話では魚沼まい(亜耶バネッサ)の男関係が暴露されるとのことで、こちらも要注目ですね。
↓「マッスルガール!」第2話は韓流ファンによって拡散中の様相!
ヤバイ…人気作みたいになってる…。
サイバースペースといえど、無限ではないというのに…。
裏切り・仲直り・ワープ…プロレス的展開にキミも「えーーーーっ!?」しよう!
火曜の夜の睡眠導入剤、水曜の元気を奪う魔の時間、今週もあなたの心を3・2・1でピンフォールするアレがやってまいりました。韓流ファンの「イ・ホンギー!」という声援と、それ以外の圧倒的大多数の「え、本気?」というスタッフ・放送局への疑問。ふたつのパワーがぶつかり合って、大きなうねりを生み出す怪作「マッスルガール」が性懲りもなくまた放送されてしまったのです。この国難のときに。
前作「土俵ガール!」も相当なご都合主義でしたが、今作「マッスルガール!」はそれに輪をかけてのご都合主義作品。いや、奇跡主義と言ってもいいでしょう。「ひょんなこと」という奇跡を連発し、あらゆることを可能にする作品、それが「マッスルガール!」なのです。
しかし、それもまたヨシ。よく考えてみてください。ドラマとは奇跡そのものではありませんか。僕が憧れた「東京ラブストーリー」という作品では、突然同僚の美人が「カンチ、セックスしよ?」と言い出しましたが、現実の東京ではそんなことは起こりません(※この目で確認してきました。15年くらいかけて)。今クールで一番人気の「JIN」とやらも、現代の医者が江戸時代にタイムスリップするという大ウソの上に成り立つ作品。リアルっぽいウソなのか、茶番っぽいウソなのか、違いはそれだけです。
ならば、プロレスをテーマにする「マッスルガール!」が茶番っぽいウソを基本とするのは、ある意味で当然のこと。プロレスという競技は、それがウソと知りながらもなお、あまりにスケールのでかいウソにビックリするのが醍醐味。こちらを「えーーーーーっ!?」と言わせるウソをついてこそ、プロレス作品というものです。その意味で、今週も「マッスルガール!」は最高のプロレスだったと、僕は思うのです。何度も、何度も、「えーーーーーっ!?」と言わされたのですから…。
ということで、「脚本が宣伝にめちゃめちゃ協力的だとこうなる」という悪い例を、26日のTBS「マッスルガール!」からチェックしていきましょう。
◆あらたなスポンサーの登場により、トンデモない大移動発生!
第1話では、ひょんなことから出会ったジホと白鳥プロレスの面々。第2話ではひょんなことから出会ったお母さんを追いかけてジホが失踪し、ひょんなことから白鳥プロレスの面々と再会し、ひょんなことから事務所の社長に見つかって、ひょんなことから警官に社長が取り押さえられて、ジホと白鳥プロレスの同居生活が始まることに。この広い東京で、尋ね人と簡単に会えるなんて、素敵な話ですね。
<第2話あらすじ>
母親らしき人物を見かけ、追いかけるジホ(イ・ホンギ)。しかし、必死の捜索にもかかわらず母親を見失ってしまう。一方、白鳥プロレスでは試合を裁くレフェリーがいないため、まともな興行ができない状態。日本プロレス協会のレフェリー資格を持つ人間に片っ端から電話する梓(市川由衣)。しかし、レフェリーたちには青薔薇軍から圧力が掛かっており、誰も白鳥プロレスに協力してくれない。
それぞれが途方に暮れる、ジホと梓。しかし、ひょんなことからジホと白鳥プロレスの面々は再会し、ともに「家族」として支え合うことを誓うのだった。
ジホの母親の行方は?団体の存亡は?そして、白鳥プロレスで息を潜める裏切り者とは…?
簡単にまとめると、出てったヤツが帰ってきましたよ、って話です!
あらすじからもわかるように、第2話ではおもに人と人の出会いという奇跡を連発。韓国からきた青年が、たまたま失踪した母親を見つけた…まぁこれは百歩譲ってヨシとしましょう。
しかし、その後ジホが川原でボンヤリしているところに、つかさ(山本ひかる)がたまたま通りかかるとか、事務所の社長が失踪したジホを何故か発見できてしまうとか、都合よく尋ね人に会えるのはいかがなものか。偶然でカバーするには広すぎる大東京。これだけ出会い力がある連中が、最終回までジホの母親に出会えないかと思うと、ちょっと楽しくなってきますね。
ということで第2話の注目ポイント。今週から「あわ家惣兵衛」さんが新たなスポンサーとして番組に参加していますので、その辺にもご注目ください。
<第2話の見逃せないポイント>
●市川由衣さんの白目に浮き出る、謎の血の塊
●女性レスラーたちの地味にやらしいコスチューム姿
●失踪した母親を見つけたジホは走って追いかける
●しかし、踏み切りなどに阻まれ見失ってしまう
●周辺住民に写真を見せて聞き込みを開始するジホ。ちょっと刑事ドラマっぽい
●一方、ジホが失踪した芸能事務所では「ジホは病気の検査であっちゃこっちゃ行ってる」と弁明中。よくそれで通るな…
●その頃、白鳥プロレスではいなくなったジホを気遣いつつも、懸命にプロレス練習。リアルプロレスラー・星薫(志田光)がロメロスペシャルを仕掛けると、向日葵(赤井沙希)は「ギブ!ギブ!」とリアルに反応。ロメロでギブはアカンやろ…
●さらに、須藤つかさはローリングクレイドルの特訓中。しかし、仕掛けているほうが疲れてしまうという大失態。これには魚沼まい(亜耶バネッサ)も激怒。「モナカ10個買出しダッシュ」という厳しい罰をくだす
●そして梓は「日本プロレスレフェリー協会」なる団体の会員名簿を引っ張り出し、レフェリーをしてくれる人物を探している。そんな団体あるのか、ていうかプロレスのレフェリーって資格が必要なのか…
●そんなとき道場に乱入する青薔薇軍の社長
●開口一番「いい汗の匂いだー」と言い放つド変態
●実は青薔薇軍はレフェリー協会に手を回し、白鳥プロレスの依頼を受けないように圧力を掛けていたのだ
●白鳥プロレスの面々はいろいろと気分も悪くなったので、「すき家」で牛丼を食べることにしました
●場面は替わって、ジホは引き続き母親を捜索中。しかし、逆に街角のポスターで、自分が有名スターであることがバレてしまう。ポスター貼りすぎ。選挙か
●すったもんだの末、途方に暮れるジホと、モナカ買出しに行ったつかさが、どこかの川原で出会ったー
●「こんなところで何をしてるの」「川ヲ見テマシタ」
●はぁ?
●つかさは自分の暗い青春の日々と、家族の大切さをジホに訴える。「キムがいてくれると家族がひとり増えたみたいで、テンション上がるんだよね!」だって
●そんな会話の中、つかさの持っていたモナカの袋が、母親が持っていた袋と同じだと気づくジホ。それは「あわ家惣兵衛」という実在の和菓子屋のものだった…!
●ちなみに「あわ家惣兵衛」は練馬区大泉学園にあります
●白鳥プロレスのある足立区から、わざわざ練馬区までダッシュでモナカ買いに行くあたり、さすがはプロレスラー!
●ジホの母親も、わざわざ練馬区までお菓子買いに行くなんて、超スイーツ(笑)!
●店の前で母親がこないかと待ち受けるジホ。でも「ついさっき、和菓子買って帰ってきたところを見かけた」よね。1日に2回もお菓子屋いかねーだろ。「あら大変、モナカだけ買ってどら焼き買うの忘れたわ!もう1回行かなくちゃ」って?
●そんなジホの前に現れる梓。寒いでしょと言いつつマフラーを渡す。マフラーだけか…できればコートとか…
●何と、そんなありえない場所にいるジホを、何故か事務所の社長(桑野信義)が発見。「ジホはどこに行ったんだ?」「ひょっとして和菓子屋かな?」ってどんな発想だよ
●芸能事務所の社長と、プロレス団体の社長。ふたりが韓国人を奪い合う
●そこにたまたま駆けつけた警官は、桑マンと市川由衣の顔を見て「コイツは犯罪者の顔だな」と認定。桑マンが逮捕される
●白鳥プロレスに戻ったジホ。向日葵は「いっぱい食べな」と言いながら、たくわん3枚をプレゼント。貧乏ってツライ
●ここにきて、ようやくジホが「母親を探している」ことに気づく一同。「明日から一緒にお母さんを探してあげる!」と宣言
●感動的な場面で、バックに流れる「FTisland」の番組主題歌。もちろん宣伝です
●同居することになった一同。星薫はやらしいケツを揺らして歓喜。たまってんなぁ
●翌朝、普通にプロレス練習スタート
●えぇっ…母親探してやれよ…
●そのとき、青薔薇軍に謎の電話が。何と向日葵は青薔薇軍の密偵だったのだ!
●青薔薇軍の密告によりジホの居場所が芸能事務所に報告される。梓もまた、新聞報道によりジホの正体を知る。次週どうなる!?
足立区と練馬区を大往復した第2話。ジホの正体もいきなりバレてしまい、ますますジェットコースター的展開の予感。第3話では魚沼まい(亜耶バネッサ)の男関係が暴露されるとのことで、こちらも要注目ですね。
↓「マッスルガール!」第2話は韓流ファンによって拡散中の様相!
ヤバイ…人気作みたいになってる…。
サイバースペースといえど、無限ではないというのに…。
裏切り・仲直り・ワープ…プロレス的展開にキミも「えーーーーっ!?」しよう!