- カテゴリ:
- プロレス
2011年05月04日13:28
お前、ジホだろ!マッスルガール!
現代女子アスリートにとって恋と競技の両立は重要な課題。バレーボールの大林素子さんは、ソウル五輪を前に男関係を断ち切り、競技一本に人生を懸けたことでおなじみ。結果としてメダルは獲得できず、男関係もサッパリということで散々な感じで現在に至っています。今思えば「別れる必要ないね」「むしろ男を取るべきだった」「メダルより結婚のほうが難しいぞ」と、確かにこの選択は失敗だったように感じられます。しかし、本当にそうなのでしょうか。すべてのアスリートにとって恋と競技は両立すべきものなのでしょうか。
女子プロレス界には「三禁」という言葉があります。
全日本女子プロレスを源流として、女子プロレス界に脈々と受け継がれてきた、「酒・煙草・男をたしなんではいけない」という鉄の掟。特に男を禁じる部分は重要とされ、発覚すればクビというAKB並みの厳しさで遵守されてきたもの。何故男を頑なに禁じたのか。禁じた張本人たちの中でも諸説入り乱れており、ハッキリとしたことはいまだにわかりません。ただ公式の見解として言われたものでは、「男ができると観客の前で股を開くのを嫌がるようになる。怪我をして体にアザや傷を作るのを嫌がるようになる」というのが理由とされています。
現在ではこのような考え方は異端でしょう。アスリートが恋をためらうことなどなくなり、むしろ恋によって強くなってさえいます。ただ、女子プロレス界が指摘したように、それはあくまで「股を開かない競技」限定なのではないでしょうか。とかくいやらしい目線でスポーツを見る輩の多い昨今。薄手の競技用ユニフォームや、開脚・前屈姿勢などによからぬことを考える連中の多いこと。もしそこに男関係の噂でもあれば、連中の妄想は加速し、さらによからぬことを考えることは必定。そのいやらしい目線をアスリートが敏感に察知したなら、股を開くことがためらわれるでしょう。それは競技にとって大マイナス。
体操で「白い妖精」と呼ばれたコマネチも、清らかな少女であればこそ美しい記憶となり、「コマネチ」というギャグも生まれたのです。恋愛・男関係がすべての競技においてプラスとは限らない…現代では非常識かもしれないこの考えを、僕らはもう一度見直していく必要があるように思うのです。「恋は必要だよ」派の代表・ラサール石井さんあたりにも、一度その辺をじっくりと考えてもらいたいものですよね。
ということで、現代社会に「三禁」のメッセージを強烈に発信した、2日のTBS「マッスルガール!」をチェックしていきましょう。
◆脚本家が自分で「茶番だったな」と総括するのは反則です!
毎週火曜日、楽しみにしている「マッスルガール!」。最近では人気もグッと高まってきており、twitterなどでも多くの感想が見られるようになりました。「イ・ホンギ最高」「ホンギのセリフに涙がこぼれました」「素晴らしいドラマです」など絶賛の声。疑っている方も多いでしょうが、どうぞご自身で検索してみてください。彼女たちの反応を見れば、このドラマが必見であることは納得できるでしょうから…。
今週は、深夜枠にふさわしいちょいエロな茶番劇!
ネタバレすると、プロレスを捨てて男を取ったら、その男はデートレイプ魔で輪姦されそうになり、それを韓流スターが果敢に救出して、女性ファンが「キャー!」という話です!
そんな感じで「三禁」がテーマとなった今回の第3話。結果的に一同は元サヤに戻るわけですが、それは相手の男が「レイプ魔」だったからにほかなりません。ちゃんとした男性であれば、魚沼まいはそのまま団体を離脱し、プロレスラーを引退していたことは確実。相当にレスラーたちの欲求不満はたまっています。
そんな団体に韓流イケメンが住み込みで働いているという現実。将来的にはイケメンを取り合って団体内抗争に突入するというストーリーもありえるのではないでしょうか。韓流ファンのみなさんには、女子レスラーに集団で抑え込まれるイ・ホンギさんの姿を想像しながら、今後の物語に期待してもらいたいものですね。
ドラマに「とんだ茶番だったな」と先越されたwwwwwwwww
何だこのひとりノリツッコミみたいな脚本wwwwwwwwwww
放送が終了したら「とんだ茶番だな!」と突っ込もうと思っていた視聴者に先んじ、ドラマの中で「茶番でした」と総括するまさかの展開。これが脚本家の良心なのか。スポンサーの意向やプロデューサーの提示する方向性に唯々諾々と従いながらも、どうしても隠せない「こんな話あるわけねぇだろ」という脚本家自身の想いが表れた名台詞に、僕の感想も「爽やかで潔い茶番だな」と変化。清清しい気持ちで、次週を待つことができるようになったのです…。
次週は白鳥プロレスの裏切り者・向日葵(赤井沙希)が「いつになったら白鳥潰してくれるんですか!」と焦りを見せるもよう。本格的に白鳥潰しを開始する青薔薇軍がどんな茶番を展開するのか、来週も「マッスルガール!」から目が離せませんね。
韓流スター、イ・ホンギさんの茶番を見られるのは「マッスルガール!」だけ!
現代女子アスリートにとって恋と競技の両立は重要な課題。バレーボールの大林素子さんは、ソウル五輪を前に男関係を断ち切り、競技一本に人生を懸けたことでおなじみ。結果としてメダルは獲得できず、男関係もサッパリということで散々な感じで現在に至っています。今思えば「別れる必要ないね」「むしろ男を取るべきだった」「メダルより結婚のほうが難しいぞ」と、確かにこの選択は失敗だったように感じられます。しかし、本当にそうなのでしょうか。すべてのアスリートにとって恋と競技は両立すべきものなのでしょうか。
女子プロレス界には「三禁」という言葉があります。
全日本女子プロレスを源流として、女子プロレス界に脈々と受け継がれてきた、「酒・煙草・男をたしなんではいけない」という鉄の掟。特に男を禁じる部分は重要とされ、発覚すればクビというAKB並みの厳しさで遵守されてきたもの。何故男を頑なに禁じたのか。禁じた張本人たちの中でも諸説入り乱れており、ハッキリとしたことはいまだにわかりません。ただ公式の見解として言われたものでは、「男ができると観客の前で股を開くのを嫌がるようになる。怪我をして体にアザや傷を作るのを嫌がるようになる」というのが理由とされています。
現在ではこのような考え方は異端でしょう。アスリートが恋をためらうことなどなくなり、むしろ恋によって強くなってさえいます。ただ、女子プロレス界が指摘したように、それはあくまで「股を開かない競技」限定なのではないでしょうか。とかくいやらしい目線でスポーツを見る輩の多い昨今。薄手の競技用ユニフォームや、開脚・前屈姿勢などによからぬことを考える連中の多いこと。もしそこに男関係の噂でもあれば、連中の妄想は加速し、さらによからぬことを考えることは必定。そのいやらしい目線をアスリートが敏感に察知したなら、股を開くことがためらわれるでしょう。それは競技にとって大マイナス。
体操で「白い妖精」と呼ばれたコマネチも、清らかな少女であればこそ美しい記憶となり、「コマネチ」というギャグも生まれたのです。恋愛・男関係がすべての競技においてプラスとは限らない…現代では非常識かもしれないこの考えを、僕らはもう一度見直していく必要があるように思うのです。「恋は必要だよ」派の代表・ラサール石井さんあたりにも、一度その辺をじっくりと考えてもらいたいものですよね。
ということで、現代社会に「三禁」のメッセージを強烈に発信した、2日のTBS「マッスルガール!」をチェックしていきましょう。
◆脚本家が自分で「茶番だったな」と総括するのは反則です!
毎週火曜日、楽しみにしている「マッスルガール!」。最近では人気もグッと高まってきており、twitterなどでも多くの感想が見られるようになりました。「イ・ホンギ最高」「ホンギのセリフに涙がこぼれました」「素晴らしいドラマです」など絶賛の声。疑っている方も多いでしょうが、どうぞご自身で検索してみてください。彼女たちの反応を見れば、このドラマが必見であることは納得できるでしょうから…。
<第3話あらすじ>
マッスルガール杯優勝と借金返済を目指して練習に励む白鳥プロレスの面々。しかし、リーダーである魚沼まい(亜耶バネッサ)の様子がおかしい。練習にも身が入らず、どこかにコソコソ出掛けていく魚沼。不審に思ってあとをつけた一同は、何と魚沼のデート現場を目撃してしまう。これは団体伝統の酒・煙草・男を禁じた「三禁」を破る、重大な違反行為だった。
魚沼を問い詰める梓(市川由衣)は、口論の末「そんな選手いらない」と言い放ってしまうのだった。梓のもとを去った魚沼はどこへ向かうのか、大事な選手を失った白鳥プロレスの運命は…。
今週は、深夜枠にふさわしいちょいエロな茶番劇!
ネタバレすると、プロレスを捨てて男を取ったら、その男はデートレイプ魔で輪姦されそうになり、それを韓流スターが果敢に救出して、女性ファンが「キャー!」という話です!
そんな感じで「三禁」がテーマとなった今回の第3話。結果的に一同は元サヤに戻るわけですが、それは相手の男が「レイプ魔」だったからにほかなりません。ちゃんとした男性であれば、魚沼まいはそのまま団体を離脱し、プロレスラーを引退していたことは確実。相当にレスラーたちの欲求不満はたまっています。
そんな団体に韓流イケメンが住み込みで働いているという現実。将来的にはイケメンを取り合って団体内抗争に突入するというストーリーもありえるのではないでしょうか。韓流ファンのみなさんには、女子レスラーに集団で抑え込まれるイ・ホンギさんの姿を想像しながら、今後の物語に期待してもらいたいものですね。
<第3話の見逃せない名場面>
●市川由衣さんの白目に浮き出る、謎の血の塊
●女性レスラーたちの地味にやらしいコスチューム姿
●今日も練習に励む白鳥プロレスの一同。ジホ(イ・ホンギ)もカウントを取る練習などに打ち込む
●ジホが韓流スターであることに気づいた梓は、ジホをじっと見つめる
●その姿を見ていた須藤つかさ(山本ひかる)は、「梓さん、何かキム(ジホの偽名)を見つめる視線が熱くないですか〜」と指摘。酒・煙草・男を禁じる「三禁」の掟により、特に男関係のストレスが相当たまっている感を漂わせる
●そんなとき、道場に忍び込んだ怪しい男が発見される。痴漢の疑いアリと取り押さえるが、魚沼は「この人ワタシのファンなの」と擁護
●その日の練習で魚沼は「顔はダメだよ。ボディ!ボディ!」と、顔に傷がつくのを嫌がる素振り。さらに、梓がいなくなるや休憩に入り「お爺さんの妹さんのダンナさんの姪っ子さんの結婚式に行く」と言ってコソコソ外出。男とのデートに向かう
●魚沼は初めてのデートで大興奮。男の手を握ろうとして手を引っ込めたりと、小学生みたいなドギマギ感を見せる。番組中は「この人38くらいに見えるけどキッツイ演技するなぁ」と思っていたが、演じる亜耶バネッサさんはまだ25歳ということでギリギリOK
●そんな魚沼はデートなのにいつもの「すき家」に行ってしまう
●団体経営は火の車のくせに、昼飯は絶対に「すき家」でと決めている白鳥プロレスの面々と、案の定鉢合わせに
●声を掛けそうになるジホを慌てて止める星薫(志田光)。「すき家」の店員も「お客様、店内でフェイスロックはお控えください」とご立腹
●「いやーホントおいしかったですね」「ハイ、またきましょうね」という「すき家」デートの感想。スポンサーも感涙
●「すき家」でメシ食った帰りに、「まいさんさえよければ、僕の家に行きませんか」と誘う男。セクロスを予感してドキッとするも、身体中にアザがあるのが恥ずかしく誘いに乗れない女
●さすがにねーだろ、「すき家→セクロス」の流れ
●場面替わって、道場でのお説教タイム。恋にうつつを抜かしている場合じゃないと、梓もご立腹
●「アンタにアタシの気持ちなんてわかんないわよ」「普通に女子高生やってきて、普通に恋愛してきたアンタには!」という、めっちゃたまってる感の反論を展開する魚沼
●梓は三禁の主旨を説明。社長として絶対に恋愛は許せないと激昂
●「男のとこでもどこでも行きなさいよ!」「辞めればいいんだろ!」という子どものケンカ
●間に挟まれる回想シーンでは、市川由衣さんが制服&ツインテール姿を披露。魚沼まいが「三禁」でたまっている間にも、ヌクヌクと女子高生恋愛をやっていた場面が流れ、魚沼の暗く歪んだ青春に視聴者も涙する
●出て行った魚沼は男のもとへ。追いすがるジホ
●「ほっといて!」「もうどうでもいいのプロレスは!」「私は普通の女の子に戻るの!」
●魚沼は男のマンションで煙草吸いながらワインをあけて、初めてのセクロスへ突入
●しかし、男はデートレイプの常習犯だったのだ!
●何故それがわかったかというと、トボトボと歩いているジホの横で「ひゅー!そろそろ始まったかな」「これで何人目だよ、女ダマすの」「今度は女子レスラーだって」というバカな犯行声明を出して歩いて行く兄ちゃんたちがいたから
●セクロススタート…と思いきや、腕ひしぎをかけて抵抗してしまう魚沼
●今度こそセクロススタート…と思いきや、ヒザ十字をかけて抵抗してしまう魚沼
●「ワタシやっぱりプロレスが好きなんです」とセクロス中止を訴える魚沼
●しかし男は「わかりました」「そのプロレスをしましょう」「団体戦だよ!」と言い放つと、仲間が乱入。3対1での変則タッグマッチセクロスがスタート
●ついに魚沼が犯される…と思ったそのとき!
●そこに乱入してきたのは白鳥プロレスの面々!オートロックも玄関の鍵も、白鳥プロレスを止めることはできないのだ!
●ジホは「男と男の戦いだ!」と宣戦布告し、デートレイプ魔と格闘
●韓流スターのイ・ホンギさんがカッコいいセリフをいいながらバトルする展開には、「感動しました」「カッコいい」「こんな男性に出会いたい」という女性視聴者が多数発生。そんな感想であふれるtwitterを見て「嘘だろ…」「この茶番で…」「女って簡単にダマされるんだな…」と僕も感動
●無事道場に帰るも、今回の騒動に責任を感じ退団を決意する魚沼
●梓はそんな魚沼をラリアットでぶっ飛ばし、「こんな風に隙があるから変な男にダマされるんだよ」「信じられない!こんな男を見る目のない人に恋愛相談してたなんて。どうりでアタシの付き合う男は変なヤツばかりなわけだ」「アタシの青春返せ!」と罵倒
●「そんなの知るかよ!」という魚沼のごもっともな反論
●笑いがこぼれ、打ち解ける二人
●魚沼まい:「プロレスが…やりたいです」
●視聴者:「お前は三井かwww」
●平安を取り戻した白鳥プロレス。正直に自分の気持ちを吐露する梓と魚沼を見て反省したジホは、自分が韓流スターであることを告白。しかし梓は「知ってたよ」「お前ジホだろ」という、どっちらけの反応でジホの告白は華麗にスルーされる。これには、テレビの前で見守るスーパーストロングマシンも「気持ちわかるわー」とジホに同情したに違いない
●という、今週の一連の動きについて報告を受けた青薔薇軍の社長は「とんだ茶番だったな」と総括
ドラマに「とんだ茶番だったな」と先越されたwwwwwwwww
何だこのひとりノリツッコミみたいな脚本wwwwwwwwwww
放送が終了したら「とんだ茶番だな!」と突っ込もうと思っていた視聴者に先んじ、ドラマの中で「茶番でした」と総括するまさかの展開。これが脚本家の良心なのか。スポンサーの意向やプロデューサーの提示する方向性に唯々諾々と従いながらも、どうしても隠せない「こんな話あるわけねぇだろ」という脚本家自身の想いが表れた名台詞に、僕の感想も「爽やかで潔い茶番だな」と変化。清清しい気持ちで、次週を待つことができるようになったのです…。
次週は白鳥プロレスの裏切り者・向日葵(赤井沙希)が「いつになったら白鳥潰してくれるんですか!」と焦りを見せるもよう。本格的に白鳥潰しを開始する青薔薇軍がどんな茶番を展開するのか、来週も「マッスルガール!」から目が離せませんね。
韓流スター、イ・ホンギさんの茶番を見られるのは「マッスルガール!」だけ!