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2011年09月02日12:03
なでしこJAPAN好発進!なでしこ選抜には不安あり!
スポーツイベント目白押しの9月。日本の夏を熱くした女たちが帰ってきました。なでしこJAPAN、ロンドン五輪アジア最終予選。11日間で5試合を戦うという過酷な日程。6ヶ国から2チームしか出場できないという狭き門。芝が痛むからとスパイクでの練習を認めず、出自不明の謎のコメを差し入れてくる中国のアウェーの洗礼。そして正直、日本でのフィーバーにより肉体的・精神的な疲労感は否めない選手たち。世界一のJAPANとはいえ、油断はできない戦いの始まりです。
世界一という大きな結果によって得たこの人気。スポーツの世界は結果がすべての始まりであり、人気も不人気も結果から始まります。先日スポーツワンなる会社が行なったアンケートもそうでした。なでしこJAPAN美人ランキングを決めようとするそのアンケートで、圧倒的1位は413票を獲得した川澄奈穂美さん。2位が272票で鮫島彩さん、3位に丸山桂里奈さん、5位が岩渕真奈さん。この辺はまぁ驚くような話ではありませんが、4位に飛び込んできたのが澤穂希さんというのがスポーツのスポーツたる所以。結果はすべてを覆すのです。
あの大きな成果を、たった11日でフイにするかもしれないのが今回の戦い。逆に、勝てばロンドン五輪までの1年間は「金メダル候補」としてのVIP待遇が約束される戦いでもあります。形は問わない。見た目はいらない。とにかく勝つこと。「セントラル方式の6チーム参加、2チーム勝ち抜け」という設定を見ると、ドーハの悲劇と呼ばれた1994年ワールドカップ・アメリカ大会のアジア最終予選が思い出されますが、なでしこに悲劇は無用。長い冬を乗り越え、終わらない春を堪能する順番なのですから。
胸に輝くワールドカップチャンピオンのエンブレムと星印。世界一の証はライバルたちの格好の標的。「予選だから」ということにかぎらず、これからなでしこと戦う全チームは「ワールドカップチャンピオンをヘコましてやろう」という新たなモチベーションを持って襲いかかってきます。「予選は敗退したけど●●にだけは勝ちたい」という思いは、ブラジルやアルゼンチンに対して日本が感じてきたものでもあります。気持ちは挑戦者であることを強調するなでしこJAPANですが、自分たちが「王者」であることを忘れず、王者の戦いでしっかりと勝利をつかんでもらいたいです。
ということで、まずはタイを3-0と一蹴した、なでしこJAPANの「ロンドン五輪アジア最終予選 日本VSタイ戦」をチェックしていきましょう。
◆「選ばれしイレブン」が帰還すると、一気に強くなる少年漫画的展開!
6分の2の狭き門であろうが、世界一のなでしこの実力ならば通過して当然の予選。…と言いたいところですが、なでしこたちには疲労という大きな敵が待っています。11日間5試合という日程もさることながら、かつてない取材&チヤホヤ攻勢がなでしこをボディブローのように弱らせています。世界一を獲ったことで逆にピンチになるとは皮肉なものですが、これもまた王者の宿命。
しかし、なでしこはこの事態にしっかりと備えていました。テレビ出まくりのようでいて、各ポジションの要となる選手は、ロンドン五輪予選へ万全の状態を整えています。FW勢では永里優・安藤のワールドカップ先発コンビが、いち早くドイツへUターンし、日本の喧噪から逃れました。中盤には成田空港凱旋の時点で気持ちを切り替えていた宮間、新潟から騒ぎを見守っていた阪口、異次元の怪物・澤がいます。DF陣にもアメリカでシーズン終盤を戦ってきた鮫島に加え、「全力でハシャぐつもりだったけどフィーバー初日で自分の浮かれっぷりを猛烈に反省した」熊谷がいます。チームの軸となる部分は万全の状態でこの予選にのぞんでいるのです。
試合前には余裕の笑顔も見えたなでしこたち、ピンクの髪止めでオシャレ感もアップした新妻・永里優をからかう和気藹々ぶりも。永里の鼻をつまむイタズラで周囲を和ませながら、定位置のベンチへ向かう丸山さん。現地の子どもたちに優しく微笑み、坊主頭を撫でまわす川澄ちゃん。これが世界一の余裕か、試合前の硬さはまったくありません。
会場の山東スポーツセンターは、2004年のアジアカップ準決勝(バーレーンに4-3の劇的勝利)などを戦ったゲンのいい場所。会場はガラガラで100人くらいしかお客がいませんが、そのぶん熱い声援が選手たちに届きます。「いくぞー!」の掛け声でピッチに現れたなでしこたちに送られる、「なでしこ!」「ニッポン!」「ジャーポン!」の大合唱。
そんな中で始まった試合。日本は中盤の4人を高瀬・田中・上尾野辺・宇津木で構成する形。世界を制した最強の中盤はひとりも起用しませんでした。対戦相手で一番格下と目されるタイ戦。このあと3戦目まで中1日の日程がつづき、2戦目と3戦目の間は42時間しかないという連戦だけに、この試合はできるだけラクに勝ちたいのが本音。この編成は、日本の大胆な主力温存策でしょう。
↓澤さんは不安そうにベンチで仲間の戦いを見守る!
澤:「出ないのはすごい嫌だった」
澤:「心臓が止まるくらいドキドキした」
澤:「とても見ていられなかった」
ピンチの際は手を合わせてお祈りするなど、澤さんはベンチでオロオロ!
澤さんが落ち着いていられないのも当然か。前半の日本の戦いは動きが鈍くリズムの悪いもの。裏を狙おうというチームの狙いも今一つ実行できず、ワールドカップで見せた次々に選手が飛び出す連動した動きもありません。中盤で宇津木がどっしりとボールを持ち、マッタリとDFラインに戻す。右サイドでは高瀬がどっしりとボールを持ち、駆け上がる近賀の姿は目に入らないまま、相手に奪われる。ひとり相撲…というか相撲みたいなドッシリ感が目立ちます。
それでも前半8分セットプレーから永里優のヘッド、前半9分のゴール正面からの永里優のシュート、前半18分のエリア内フリーとなった高瀬のシュート、前半29分鮫島のクロスから上尾野辺の当たり損ないなど、決定機はそれなりに作ります。ただ、決められない。結局前半は0-0での折り返しとなり、いやーな感じでなでしこはロッカーへ引き上げます。
さすがにちょっとメンバーを絞りすぎたか。サイヤ人がやってくると聞いたので地球の戦士を集めたけれど、ちょっと展開を盛り上げようと思って主力の合流を遅らせたら、チャオズとヤムチャしか集合しなかった…みたいな感覚。僕がクリリンなら「悟空早くきてくれー!」「みんな殺されちまう!」「ていうか、二人ともすぐ死んだ!」と絶叫してしまうところです。その辺は佐々木監督も同じだったようで、後半は温存していた「選ばれしイレブン」をしぶしぶ投入することに。
まず後半頭に宇津木に代えて、天才・宮間を投入。なでしこの司令塔が加わったことで一変する動き。宮間が持てば必ずいいボールが来るという確信のもと、宮間が持った段階で裏へ抜け出そうとする動きを見せるFW勢。永里が裏へ飛び出してはGKを蹴り倒すという、地味な嫌がらせも効果を発揮し始めます。
そしてついに試合を動かしたのは前半16分。取材に皆勤しながら無尽蔵のスタミナでピッチを駆ける川澄ちゃんがボールを奪うと、永里優・上尾野辺とワンタッチワンタッチでつなぎ、再び裏へ抜け出した川澄ちゃんがこれを落ち着いて流し込む。なでしこらしい早いタッチの崩しで、日本ようやく先制点をゲット!
↓私に温存とか欠席とかいう文字はない!試合もイベントもフル出場の鉄人・川澄ちゃんの先制弾!
得点よりも、ベンチの澤さんのリアクションワロタwww
女みたいな喜びかたwwww何だその「パチパチパチウフフ」www
もう少し先制点が遅れれば澤さんを投入する可能性もあったかもしれませんが、この1点で方針転換。高瀬を下げると、その位置に「選ばれしイレブン」大野を投入。後半30分には永里優に代えて安藤を投入。この日のなでしこに不足していたドリブルでの仕掛けという要素が加わり、ようやく世界一のなでしこサッカーが復活。
↓後半30分には、宮間の右CKが抜けてきたところを田中が押し込んで追加点!
得点よりも、突っ込んですっ転んで肩を痛めた熊谷ワロタwww
ワールドカップのときも何度もあったけど、飛んでるボールに頭で合わすのヘタすぎだろwwww
周りをよく見て、冷静に、行動しましょう!
↓さらに後半45分には田中のスルーパスで抜け出した大野がクロスを送ると、これが相手のオウンゴールを生んで3点目!
あれだけ試合に出つづけているのに、2011年はまったく得点できていない安藤さんは、この日も絶好機をタイ選手に奪われる!
1点取っただけで歌手デビューしたヤツもいる中で、何というなでしこフィーバー乗り遅れ感…!
前半こそ不安にもなりましたが、「なでしこJAPAN」となれば力は圧倒的で、終わってみれば3-0の圧勝。予定どおりの滑り出しとなりました。この日は結果を出せなかった選手も、ベンチで待つ美人選手が「私たちは温存されたのよ。俗に言うジョーカーね」「澤さんの隣に座ればテレビにいっぱい映るのよ。これ豆知識ね」「私、この日に備えてゴールドのネイルにしてきたんだから!」などと声を掛けたのか、笑顔で試合を見守っていました。まぁ、このあたりは世界一の余裕ってヤツでしょう。
逆に余裕を失っていったのがタイ。それもそのはず、日本は前半から永里優を中心にタイ選手へ執拗な攻撃を展開。前半15分には永里優がドゥアンナパーのヒザを破壊。後半にもガンヤーウィーを突き飛ばし、右前蹴り、水面蹴りなどで攻撃。何度もピッチにうずくまらせ、5分に及ぶアディショナルタイムを生むほどに攻め立てたのです。蹴りの強さと、俳優・白竜さんのようなふてぶてしい顔。怒り心頭のタイは、ついにムエタイ仕込みの蹴りで報復を開始するほど、我を忘れてしまったのですが…
↓世界一のなでしこにその蹴りは届かなかった!
安藤:「残念、貴様が蹴ったのは残像だ」
17番:「残念、蹴られたのは味方だ…ていうかアタシだ…」
16番:「残念、痛んだのはアタシだ…イテテテ…」
これは、いタイwwwww
タイのみなさん、お疲れ様でした!
さぁここからが本番!次戦もキッチリ勝ってロンドンを引き寄せましょう!
スポーツイベント目白押しの9月。日本の夏を熱くした女たちが帰ってきました。なでしこJAPAN、ロンドン五輪アジア最終予選。11日間で5試合を戦うという過酷な日程。6ヶ国から2チームしか出場できないという狭き門。芝が痛むからとスパイクでの練習を認めず、出自不明の謎のコメを差し入れてくる中国のアウェーの洗礼。そして正直、日本でのフィーバーにより肉体的・精神的な疲労感は否めない選手たち。世界一のJAPANとはいえ、油断はできない戦いの始まりです。
世界一という大きな結果によって得たこの人気。スポーツの世界は結果がすべての始まりであり、人気も不人気も結果から始まります。先日スポーツワンなる会社が行なったアンケートもそうでした。なでしこJAPAN美人ランキングを決めようとするそのアンケートで、圧倒的1位は413票を獲得した川澄奈穂美さん。2位が272票で鮫島彩さん、3位に丸山桂里奈さん、5位が岩渕真奈さん。この辺はまぁ驚くような話ではありませんが、4位に飛び込んできたのが澤穂希さんというのがスポーツのスポーツたる所以。結果はすべてを覆すのです。
あの大きな成果を、たった11日でフイにするかもしれないのが今回の戦い。逆に、勝てばロンドン五輪までの1年間は「金メダル候補」としてのVIP待遇が約束される戦いでもあります。形は問わない。見た目はいらない。とにかく勝つこと。「セントラル方式の6チーム参加、2チーム勝ち抜け」という設定を見ると、ドーハの悲劇と呼ばれた1994年ワールドカップ・アメリカ大会のアジア最終予選が思い出されますが、なでしこに悲劇は無用。長い冬を乗り越え、終わらない春を堪能する順番なのですから。
胸に輝くワールドカップチャンピオンのエンブレムと星印。世界一の証はライバルたちの格好の標的。「予選だから」ということにかぎらず、これからなでしこと戦う全チームは「ワールドカップチャンピオンをヘコましてやろう」という新たなモチベーションを持って襲いかかってきます。「予選は敗退したけど●●にだけは勝ちたい」という思いは、ブラジルやアルゼンチンに対して日本が感じてきたものでもあります。気持ちは挑戦者であることを強調するなでしこJAPANですが、自分たちが「王者」であることを忘れず、王者の戦いでしっかりと勝利をつかんでもらいたいです。
ということで、まずはタイを3-0と一蹴した、なでしこJAPANの「ロンドン五輪アジア最終予選 日本VSタイ戦」をチェックしていきましょう。
◆「選ばれしイレブン」が帰還すると、一気に強くなる少年漫画的展開!
6分の2の狭き門であろうが、世界一のなでしこの実力ならば通過して当然の予選。…と言いたいところですが、なでしこたちには疲労という大きな敵が待っています。11日間5試合という日程もさることながら、かつてない取材&チヤホヤ攻勢がなでしこをボディブローのように弱らせています。世界一を獲ったことで逆にピンチになるとは皮肉なものですが、これもまた王者の宿命。
しかし、なでしこはこの事態にしっかりと備えていました。テレビ出まくりのようでいて、各ポジションの要となる選手は、ロンドン五輪予選へ万全の状態を整えています。FW勢では永里優・安藤のワールドカップ先発コンビが、いち早くドイツへUターンし、日本の喧噪から逃れました。中盤には成田空港凱旋の時点で気持ちを切り替えていた宮間、新潟から騒ぎを見守っていた阪口、異次元の怪物・澤がいます。DF陣にもアメリカでシーズン終盤を戦ってきた鮫島に加え、「全力でハシャぐつもりだったけどフィーバー初日で自分の浮かれっぷりを猛烈に反省した」熊谷がいます。チームの軸となる部分は万全の状態でこの予選にのぞんでいるのです。
試合前には余裕の笑顔も見えたなでしこたち、ピンクの髪止めでオシャレ感もアップした新妻・永里優をからかう和気藹々ぶりも。永里の鼻をつまむイタズラで周囲を和ませながら、定位置のベンチへ向かう丸山さん。現地の子どもたちに優しく微笑み、坊主頭を撫でまわす川澄ちゃん。これが世界一の余裕か、試合前の硬さはまったくありません。
会場の山東スポーツセンターは、2004年のアジアカップ準決勝(バーレーンに4-3の劇的勝利)などを戦ったゲンのいい場所。会場はガラガラで100人くらいしかお客がいませんが、そのぶん熱い声援が選手たちに届きます。「いくぞー!」の掛け声でピッチに現れたなでしこたちに送られる、「なでしこ!」「ニッポン!」「ジャーポン!」の大合唱。
そんな中で始まった試合。日本は中盤の4人を高瀬・田中・上尾野辺・宇津木で構成する形。世界を制した最強の中盤はひとりも起用しませんでした。対戦相手で一番格下と目されるタイ戦。このあと3戦目まで中1日の日程がつづき、2戦目と3戦目の間は42時間しかないという連戦だけに、この試合はできるだけラクに勝ちたいのが本音。この編成は、日本の大胆な主力温存策でしょう。
↓澤さんは不安そうにベンチで仲間の戦いを見守る!
澤:「出ないのはすごい嫌だった」
澤:「心臓が止まるくらいドキドキした」
澤:「とても見ていられなかった」
ピンチの際は手を合わせてお祈りするなど、澤さんはベンチでオロオロ!
澤さんが落ち着いていられないのも当然か。前半の日本の戦いは動きが鈍くリズムの悪いもの。裏を狙おうというチームの狙いも今一つ実行できず、ワールドカップで見せた次々に選手が飛び出す連動した動きもありません。中盤で宇津木がどっしりとボールを持ち、マッタリとDFラインに戻す。右サイドでは高瀬がどっしりとボールを持ち、駆け上がる近賀の姿は目に入らないまま、相手に奪われる。ひとり相撲…というか相撲みたいなドッシリ感が目立ちます。
それでも前半8分セットプレーから永里優のヘッド、前半9分のゴール正面からの永里優のシュート、前半18分のエリア内フリーとなった高瀬のシュート、前半29分鮫島のクロスから上尾野辺の当たり損ないなど、決定機はそれなりに作ります。ただ、決められない。結局前半は0-0での折り返しとなり、いやーな感じでなでしこはロッカーへ引き上げます。
さすがにちょっとメンバーを絞りすぎたか。サイヤ人がやってくると聞いたので地球の戦士を集めたけれど、ちょっと展開を盛り上げようと思って主力の合流を遅らせたら、チャオズとヤムチャしか集合しなかった…みたいな感覚。僕がクリリンなら「悟空早くきてくれー!」「みんな殺されちまう!」「ていうか、二人ともすぐ死んだ!」と絶叫してしまうところです。その辺は佐々木監督も同じだったようで、後半は温存していた「選ばれしイレブン」をしぶしぶ投入することに。
まず後半頭に宇津木に代えて、天才・宮間を投入。なでしこの司令塔が加わったことで一変する動き。宮間が持てば必ずいいボールが来るという確信のもと、宮間が持った段階で裏へ抜け出そうとする動きを見せるFW勢。永里が裏へ飛び出してはGKを蹴り倒すという、地味な嫌がらせも効果を発揮し始めます。
そしてついに試合を動かしたのは前半16分。取材に皆勤しながら無尽蔵のスタミナでピッチを駆ける川澄ちゃんがボールを奪うと、永里優・上尾野辺とワンタッチワンタッチでつなぎ、再び裏へ抜け出した川澄ちゃんがこれを落ち着いて流し込む。なでしこらしい早いタッチの崩しで、日本ようやく先制点をゲット!
↓私に温存とか欠席とかいう文字はない!試合もイベントもフル出場の鉄人・川澄ちゃんの先制弾!
得点よりも、ベンチの澤さんのリアクションワロタwww
女みたいな喜びかたwwww何だその「パチパチパチウフフ」www
もう少し先制点が遅れれば澤さんを投入する可能性もあったかもしれませんが、この1点で方針転換。高瀬を下げると、その位置に「選ばれしイレブン」大野を投入。後半30分には永里優に代えて安藤を投入。この日のなでしこに不足していたドリブルでの仕掛けという要素が加わり、ようやく世界一のなでしこサッカーが復活。
↓後半30分には、宮間の右CKが抜けてきたところを田中が押し込んで追加点!
得点よりも、突っ込んですっ転んで肩を痛めた熊谷ワロタwww
ワールドカップのときも何度もあったけど、飛んでるボールに頭で合わすのヘタすぎだろwwww
周りをよく見て、冷静に、行動しましょう!
↓さらに後半45分には田中のスルーパスで抜け出した大野がクロスを送ると、これが相手のオウンゴールを生んで3点目!
あれだけ試合に出つづけているのに、2011年はまったく得点できていない安藤さんは、この日も絶好機をタイ選手に奪われる!
1点取っただけで歌手デビューしたヤツもいる中で、何というなでしこフィーバー乗り遅れ感…!
前半こそ不安にもなりましたが、「なでしこJAPAN」となれば力は圧倒的で、終わってみれば3-0の圧勝。予定どおりの滑り出しとなりました。この日は結果を出せなかった選手も、ベンチで待つ美人選手が「私たちは温存されたのよ。俗に言うジョーカーね」「澤さんの隣に座ればテレビにいっぱい映るのよ。これ豆知識ね」「私、この日に備えてゴールドのネイルにしてきたんだから!」などと声を掛けたのか、笑顔で試合を見守っていました。まぁ、このあたりは世界一の余裕ってヤツでしょう。
逆に余裕を失っていったのがタイ。それもそのはず、日本は前半から永里優を中心にタイ選手へ執拗な攻撃を展開。前半15分には永里優がドゥアンナパーのヒザを破壊。後半にもガンヤーウィーを突き飛ばし、右前蹴り、水面蹴りなどで攻撃。何度もピッチにうずくまらせ、5分に及ぶアディショナルタイムを生むほどに攻め立てたのです。蹴りの強さと、俳優・白竜さんのようなふてぶてしい顔。怒り心頭のタイは、ついにムエタイ仕込みの蹴りで報復を開始するほど、我を忘れてしまったのですが…
↓世界一のなでしこにその蹴りは届かなかった!
安藤:「残念、貴様が蹴ったのは残像だ」
17番:「残念、蹴られたのは味方だ…ていうかアタシだ…」
16番:「残念、痛んだのはアタシだ…イテテテ…」
これは、いタイwwwww
タイのみなさん、お疲れ様でした!
さぁここからが本番!次戦もキッチリ勝ってロンドンを引き寄せましょう!