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おすわりじゃない、おかわりだよぉ〜!

劇的な大逆転でのCS出場決定と時を同じくして、またも西武ライオンズがやってくれました。何と西武ライオンズは、将来の金づるとなる子どもファンを大量に獲得することに成功していたのです。少子高齢化が叫ばれる現代社会にあって、高年齢のリピーターが支えると言われるスポーツエンターテインメント。プロ野球にとって子ども客の確保は目先の勝利以上に大切なもの。さすが、西武ライオンズ。未来への投資に抜かりがありませんね。

西武はかねがね子どもの洗脳…ではなく勧誘に熱心。今年の夏に実施した「子ども無料」企画。夏休み期間にあたる8月から9月頭に西武ドームで開催された公式戦全16試合において、15歳以下の子どもたちを内野・外野自由席に無料入場させる英断も下しています。「一人じゃ行けないよ」「クソ遠いもん」「タダじゃなきゃ面倒臭い」…そんな子どもたちを平手で張り倒すような衝撃。地域の野球少年を招待するのではなく、どんな子どもでも構わないとするその姿勢こそ将来への種まき。すでに野球をやっているヤツを招待してもタダ見が増えるだけで、新規ファンは増えないのですから。

「西武ドームの場合は入場がタダでも電車賃で回収できるだろ」「メシも球場で食うしかないし」「そういう意味では神宮でバラまいているタダ券のほうが安上がり」など、大人たちは穿った見方をするかもしれません。しかし、こうした夏休みの思い出が将来の野球オヤジを育成し、いつか自分の子どもにも野球を見せてやりたいという思いにつながるのです。横浜モバゲーベイスターズの出会いサイトで女の子をつかまえ、子どもが生まれたら西武ドームに連れて行く…僕の中でも夢はどんどん膨らんでいるところ。

そんな西武ライオンズが新たに打ち出した子どもファン獲得の秘策。それはアスリート禁断のアニメ出演でした。21日に放映されたテレビ朝日系アニメ「クレヨンしんちゃん」では、何と西武ライオンズをフィーチャーしたスペシャル回を放送。西武ドームを舞台にライオンズ選手が集合し、2011パ・リーグ本塁打・打点王の中村剛也は声優として本人役で出演。埼玉の熱いつながりで、子どもたちのハートをガッチリつかまえることに成功したのです。そして、西武くんだりまで出掛ける物好きなオッサンたちのハートも…。

ということで、他球団にもぜひ見習ってもらいたい子どもファン獲得の施策について、21日のテレビ朝日「クレヨンしんちゃん」からチェックしていきましょう。



◆濃密な西武ギャグの数々!意外にイケてるおかわりの演技!これは神回だ!

これまでも多くのアスリートがアニメ出演をし、撃沈してきました。福原愛ちゃんが歴史的な棒読みを披露した「こてんこてんこ」。中村俊輔さんが世界の棒読みを披露した「ドラえもん」。荒川静香さんが金メダル級の棒読みを披露した「サザエさん」。しかし、恐れてはいけません。木村拓哉さん級の人気俳優でも、アニメの画面に声が乗ったら棒読みなのです。気にせずに出演していくべき!

ということで、西武・中村が出演したのは「クレヨンしんちゃん」。「オラはプロ野球選手だぞ」の回に出演した中村は、堂々の棒読みを披露。しかし、脚本家の「棒読みをネタにしてあげる」心遣いと、細部にまで気を配った演出、明らかにスタッフの誰かが西武ファンだろうと感じる嫌味の数々で、棒読みはまったく気にならず。むしろセリフの多さにより、後半はこなれてきた印象すら。埼玉の友情、なかなかどうして熱いものですね。

↓事前の予告ではすさまじい棒読みだった中村剛也!


中村:「ま、とりあえず頑張ります」
中村:「ん゛ーとか、あ゛ーとか、う゛ーとか難しいと思いました」
中村:「しんちゃんを見るより野球を見てほしい」
※西武は放送前の18日に全日程を終了しています

すさまじい棒読みだけど、日常が棒読みだから違和感薄www

やる気が…じゃなく、いい意味で力が抜けているなwww


そして始まった本放送。そこに散りばめられた西武ギャグの数々と、球場から大型ビジョンまで無駄に細かく再現する演出は、スタッフの無駄なやる気を感じさせるもの。どうせなら中村ひとりと言わずに、オールライオンズキャストでやってもらいたかったと思わせるような好印象の回となったのです。

↓「クレヨンしんちゃん」スタッフが盛り込んだ数々の西武ギャグ!
●オープニングの西武ドーム空撮っぽいシーン。球場の周囲には一切のお店などなく、完全なる山の中の僻地を再現。「帰りにメシ食うところもねぇな」という実態をリアルに描く

●監督ナベQは帽子を脱がない。脱がない範囲ではフサフサ

●新入団選手としてしんちゃん(背番号904)を紹介するとズッコける西武選手たち。菊池(背番号17)、熊代(背番号58)ら期待の若手を登場させつつ、現在はアキ番号の背番号27も登場。伊東勤が背負ったライオンズ栄光の番号は、いなくても登場させる心配り。その隣に伊東が監督時代の83番もいるあたりも渋い

●佐藤友(背番号10)の打撃練習を「ん゛ー」と渋い顔で見つめるナベQ

●ベンチ内でひたすら白飯を食う中村。無限おかわり地獄

●「おすわりくん」「ワン!」などのギャグを吹き飛ばす、中村剛也の超絶棒読み

●「オゥ涌井!頑張ってるか」と声を掛けるしんちゃんに漂う、そこはとかない脚本家の嫌味

●「よぅ石井ちゃん!どう調子は?」と声を掛けるしんちゃんに漂う、そこはかとない脚本家の嫌味

●走り込みを先導しながら「俺達は遊んでるんじゃないんだぞ!」と気合いを入れるしんちゃんに漂う、そこはかとない脚本家の嫌味

●妙にスリムな涌井の描写に漂う、作画監督のそこはかとない嫌味

●涌井の投球練習を見ながら「やれやれ、なっちゃないね」と声を掛けるしんちゃんに漂う、脚本家の素直な今季総括

●ベンチの上に地味に張られた「帆足建設」の看板。今季でいなくなる選手の扱いはこの程度で十分だという、演出家のニクイ心遣い

●「試合は最終回、西武・涌井の好投で1点に抑えるも…」という夢のような試合展開は、さすがアニメーション。現実ならとっくに4点くらい取られてる

●1点差で負けてる9回。二死ランナーなしで3番・中島の場面。ネクストに入らず引き続き白飯を食っている中村。無限おかわり地獄

●ここで3番・中島に代わり、代打・野原しんのすけ。今季でいなくなる選手の扱いはこの程度で十分だという、スタッフのニクイ心遣い

●2番にファースト平尾が入っていたり、5番にDHでフェルナンデスが入っていたり、選手交代のときちゃんとクルクル回って表示されたりと、スタッフのこだわりが見える大型ビジョン。どうせなら「イトーヨーカドー」の広告がある部分を「サトーココノカドー」にしておけと、西武ファンも無駄に期待感が募る

●外野では「平尾」の応援ゲーフラ。しかし、「中島」はない

●しんちゃん奇跡の出塁の間も、一切ネクストに入らない中村

●地味に似ている中村のバッティングフォーム

●しんちゃんの「おすわりくん!」の掛け声で力が抜けた中村は、逆転サヨナラホームランを放つ。今季の本塁打量産を支えた「7割の力で打つ」という秘訣に目覚めたのは、しんちゃんのお蔭だったのだ。ちなみに、セリフもいい具合に力が抜けた棒読み

●勝利に沸くスタンドのファンに手を振る西口(背番号13)、G.G.佐藤(背番号46)、浅村(背番号32)、片岡(背番号7)、高山(背番号44)。監督か演出家か誰かによる「勝手に決めた俺の理想のチーム」には、やっぱり中島はいない

●ライオンズの勝利を祝し西武ドームの外で打ち上がる花火。しかし、実際の西武ドームでは勝利後「大型ビジョンに花火のCGを映す」のみ。監督か演出家か誰かによる夢世界が広がる

スタッフの中に無駄に西武好きなヤツがいるwww

中島だけ徹底的に無視するあたりリアルすぎるだろwww我慢しろwww


↓全編に渡るおかわりの棒読みには、再登場の期待も高まる!

クレヨンしんちゃん 「オラはプロ野球選手だゾ」 HD 投稿者 glay158

無駄にセリフが多いのもスタッフの愛!

日本一の暁にはもう一度呼んでくださいね!



よしっ、これで子どもたちからの絶大な人気を確保!次はプリキュアに出よう!