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彼女ができない理由って言うか、コッチからお断り!

2011年はスッキリと人生を片づける本が流行した一年。「人生がときめく片づけの魔法」ではレシートやら取扱説明書やら、不要なものをバンバン捨てることが推奨され、心までスッキリと片付く生き方が話題となりました。そして、リモコンをきれいに並べることでテーブルの上がスッキリすることを教えてくれたのが、日本代表キャプテン・長谷部誠さんの著書「心を整える」。大流行したこの本を読んで、多くの女性たちも長谷部さんのファンとなったに違いありません。

しかし、現在長谷部さんは彼女ナシ。あれほどの人気を誇る男性に、何故彼女ができないのか。それは大きな謎とされてきました。今回そんな謎に迫るべく、長谷部さんの私生活に密着したのは、TBS系で放送中の人気番組「情熱大陸」。情熱大陸のスタッフは、ほぼ試合などはそっちのけで長谷部さんの暮らしぶりを探ることに集中し、「リーダー論」から「彼女ができない理由」までを解き明かしたというのです。

かつてフジテレビのアナウンサー・本田朋子さんとお付き合いしていたとされ、一時は結婚寸前ともささやかれた長谷部さんです。必ずや「理由」があるはずだと僕もテレビ画面を凝視。すると、そこに映し出されていたのは、長谷部さんの生活の息苦しさと、過剰なまでに神経質な生き様。心の安らぎを許すことなく、すべてを整えさせられるような緊張の連続。日本代表キャプテンというよりも、書棚の段を指でなぞって「朋子さん、埃が残ってますよ」と言い出しそうな日本代表・小姑の姿。

キャプテン就任により背中を押される格好で、ますます神経質ぶりに磨きがかかった長谷部さんの生活は、「彼女ができない理由」というか「彼女からお断りされる理由」が満載。温厚な朋子さんが「あなた私の監視役か何か?」「ベッドメイキングなんかどうでもいいじゃない…!今から乱すんだから」「本朋と本棚とどっちが大事なの!?」とブチギレる姿を想像しながら、僕は静かに胸を痛めていました。そして朋子さんに、「よく頑張ったね」という労いを心の中で贈っていたのです。

ということで、長谷部の嫁になる人も長谷部の息子の嫁になる人も大変だなと思わされる、日本代表・小姑の生活について13日のTBS「情熱大陸」からチェックしていきましょう。



◆人生を重く受け止め、パートナーにもそれを要求する…それが長谷部流だ!


穏やかに流れる、窪田等さんのナレーション。「サッカー日本代表キャプテン、闘将・カリスマ・頭脳派…そこには技術に加えた何かを持つ男が名を連ねる」との切り出しで始まった今回の「情熱大陸」。番組制作側の意図としては、際立った何かはないけれども、むしろその凡才によって選手をまとめ上げている長谷部誠像を描きたかったのでしょう。しかし、長谷部さんは確かに技術以外の何かを持っていました。「神経質」という特殊な能力を。サッカー日本代表キャプテンは、やはり「キレやすい・自分勝手・頭でっかち・神経質」という、何かを兼ね備えた男たちだったのです…。

ヴォルフスブルクで奮闘をつづける長谷部さん。ファンにも愛され、練習終わりには写真撮影を求められるなど、すっかりチームの一員となりました。その一人ひとりの背中に手を回し、撮影に応じる長谷部さん。この丁寧な対応は、初見では「あら素敵なお方」といった雰囲気。長谷部さんの生活には「ファンとの撮影では必ず手を背中に回す」的な制約が、数限りなく存在しているとも知らずに、うっかり好きになってしまいそうです。

そしてカメラは長谷部さんの自宅に侵入。「彼女は募集中だ」とのナレーションも入りますが、その暮らしぶりにはまるでそんな様子は感じられません。キレイに整った家の中、自分の時間を大切にするライフスタイル。バルコニーで空を見ながら本田宗一郎氏の著作を読むのが至福と語る長谷部さんには、「本田違いだったのか…」と復縁を望む朋子ファンも涙目。

↓長谷部さんはそんな生活が大好きだそうです!

長谷部:「いつもこんな生活ですよ」

番組:「急に寂しくなったりします?」

長谷部:「いや、これが大好きなんですよ。大好きなんで、逆に日本で暮らすようになったらどうなんだろう、とか考えたりしますよね」

彼女:「そう、あなたは本があればそれでいいのね」
彼女:「ホンダの本があればそれでいいのね」
彼女:「私って何?本なの?ホンダなの?本田なの?」


寂しさとはふとした時間に訪れるもの。ひとりで食事をしているときや、ひとりで眠る夜に、誰かが隣にいたらいいのにと思う気持ちです。しかし、長谷部さんにはそれを感じる時間はありません。何故なら自分が生んだ制約をこなすのにクソ忙しいから。逆に考えれば、「情熱大陸」の中で明かされた長谷部流・生活のルールを学べば、彼女がいない僕らの寂しさも解消されるかもしれません。これはぜひ学んでおかなくては。

↓みんなで学ぼう!これが長谷部誠流、人生を面倒臭くする生活のルール!
●チームメイトをマメに食事に誘う
「メシ食おうぜ!」のノリではなく、チームに溶け込むための手段として。本当は一人が好きだけど意識的に同僚を誘おう。

●ためになる言葉を毎日ノートにつづる
トレーニングの内容、監督の言葉、読書感想を書きとめるノート3冊を用意。新しい練習メニューや監督の指導、ありがたい言葉を書き留めて将来の監督業に活かそう。何十年か後の備えは、今からコツコツやるべし。

●オフの日は「決まって●●する」

週に一度、長谷部さんは近くのカフェを決まって訪れ、奥の席に陣取る。カフェでなくてもいいが、生活のリズムを変えないことが大事。「決まって●●する」を大切にしよう。

●自分の一日の行動を記録する
「起床」「朝食」「トレーニング準備」「トレーニング」「ケア」「昼食」「マッサージ」など日々の行動を記録し、一日を無駄なく過ごせているかチェックしよう。「17:00〜 朋子とデート」「18:00〜20:00 朋子と映画」「20:00〜21:00 朋子と夕食」「21:00〜21:30 風呂」「21:30〜21:45 (はぁと)」「21:45〜 就寝」など細かいほうが、より自己管理しやすいぞ。

●食事内容は栄養士に報告する
パンも食べる、ハムも食べる、チョコも食べる。しかし、食事内容は必ず栄養士に報告する。自分の身体を作る食事にこだわるため、毎食の写真を栄養士に送り、食事内容を管理してもらおう。「凡人の戦いは食事から始まる」(by長谷部誠)

●代表合流前には欧州組を食事に誘う
キャプテンとしての在り方は今も模索中だが、とりあえず代表戦の前には決起集会でシメておきたい。「メシ食おうぜ!」のノリではなく、チームに溶け込むための手段として、本当は一人が好きだけど意識的に同僚を誘おう。

●決起集会での注文は自分がまとめる
基本は「オススメのお造り」から。寿司を食べたいなどと言い出す小僧がいた場合、「メインはあとだ!」と一喝しよう。

●お通しの枝豆は全部食べ切る
お通しと言えど、そこにはお百姓さんの気持ちが宿っている。食べ残しは絶対に許されない。「枝豆を口に運ぶ→殻を捨てる→と同時に次の枝豆を取る」の動きが大事。枝豆を食べつづける意志を示し、実際に速やかに食べよう。

●言葉で言われる前に感じる
気が緩んだチームメイトがいれば試合前に一喝する。しかし、根底にあるのは「言われて気づくようじゃ限界がある。言われる前に感じろ」という想い。相手がイライラしていたら、その様子を見て「私には何が足りないの?」「彼は何を求めているの?」「どうしたらいいの?」と自分で考えよう。

●彼女には毎日連絡する
彼女がいたら毎日電話とメールをする。それは当たり前であり、絶対にやるべきことだ。

(参考資料:同僚たちの反応)
内田篤人:「えーーーーーー」
吉田麻也:「マジっすか!?」
川島永嗣:「当たり前だろ(失笑)!」
内田篤人:「当たり前だろ(失笑)!」

何かめんどくせぇなwwwwwwwwwwwww

一緒に暮らしたら息が詰まりそうwwwwwww


「結婚とは重いものだ」「でもドイツでは出会いがない」「俺は日本人が好きだから」と口では言うものの、嫁の生活ペースに合わせることは絶対ないであろう頑固な姿勢。日本代表のキャプテンとしても、より完璧でなければいけないと奮闘する長谷部さん。長友・内田・本田△・香川・遠藤あたりのマイペース軍団が長谷部さんの言うことをどこまで本気で聞くかは若干疑問ですが、まぁ主力がマイペースだからこそ、長谷部さんのような杓子定規が必要なのかもしれません。スパイスとして…。

↓ただし、長谷部さんは「日本代表」ではない選手に対しては、特にキャプテンシーを発揮する謂れもないので、めっちゃスルーです!
<長谷部誠オフィシャルブログ 11月3日の記事>

そうです、情熱大陸に出演させて頂きます。
放送は11月13日(日曜日)、23時からの予定です。
シェーファーとの食事のシーン以外にも、こんなメンバーとの食事会の様子も流れる予定です。

http://ameblo.jp/makoto-hasebe17/entry-11067665984.html


<カレン・ロバートオフィシャルブログ〜ボビさんのブログ〜 11月7日の記事>

ワケあって更新する気になれませんでした
普段から気分屋さんの私ですから
これがプラスアルファなんかうまくいかなかったら大変です

(中略)

そんな感じで何週間か前に
長谷部選手様とお会いする機会がありました
なかなかお会いする機会がない御方だったので
ボビ緊張

(中略)

今週は日本代表戦がありますね
この2戦で予選突破が決まります
是非
代表のみなさまがんばってください

私もオランダから応援してます

http://cullen-robert.blogzine.jp/blog/2011/11/post_cead.html

ジャイアツ:「やいボビ太!お前が残りの枝豆食っとけ」
ハセ夫:「悪いなボビ太、この居酒屋は4人用なんだ」
ボビ太:「マヤえもーん またジャイアツとハセ夫に仲間外れにされたよー」
マヤえもん:「情けないぞボビ太くん、キミも日本代表になってみんなを見返そうと思わないのかい」
ボビ太:「うける」

ボビ太くん…頑張れ!

日本代表は無理かもしれないけど…!



長谷部さんの不要なものを切り捨てる姿勢、さすが大ヒット片づけ本の著者!