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気がつけばワールドカップアジア最終予選の直前だった!

23日に行なわれたキリンチャレンジカップ日本代表VSアゼルバイジャン代表戦。本来ならここはもっとピリピリムードの試合のはず。6月のワールドカップアジア最終予選3試合を前にした、最後の調整の場。もし3つ負けたらワールドカップ絶望という山場であるのに、日本代表を取り巻く空気はいたって落ち着いたもの。

最終調整の場で逆に不安になるという、おなじみの展開もまったくありません。日本代表は香川マンチェスター真司ユナイテッドの華麗なゴールなどで、アゼルバイジャンを2-0とひとひねり。かつての代表なら、長期の合宿を張ったうえで、2〜3試合の調整を行ない、それでも「連携ガー」「海外組ト国内組ガー」「共通意識ガー」と揉めていたものですが、パッと集まりパッと合わせるなんて隔世の感すらあります。

先日見たドキュメンタリー番組では、中国に渡った岡田武史氏が「サイドのほうがボールを持ちやすい」ということを選手に教えるため、ピッチ中央でのプレーは「2タッチ以下」に制限するという特別な練習メニューを用意していました。思わず「えっ、そこ?」となるような話でしたが、かつての日本サッカーも同じだったのかもしれません。今でこそ当たり前のような気がする常識も、10年前20年前はハッキリと意識していなかったのではないでしょうか。だから、ちょっとしたことですぐにバラバラになってしまう。

そういう常識…土台が積み上がれば、合わせる時間の長短は問題ではなくなります。同じ状況で選ぶべき選択肢が10も20もあるわけがなく、せいぜい優先度1・2・3とかから選ぶ程度。全員がある程度同じ選択肢を持っていれば、判断や連携もスムーズになって当たり前。まるで長年連れ添った恋人のように、再会して即連携してしまう日本代表の地力。これなら何の不安もなく、本番の3試合にも臨めるというもの。落ち着いて背番号がどうたらこうたらで揉めていられますね!

ということで、珍しく何の不安もない決戦前夜を喜びつつ、23日の「日本代表VSアゼルバイジャン代表戦」をチェックしていきましょう。



◆背番号で揉めている間に、練習試合は終わっていた…。

最近、僕はサラリーマンとして激務期に突入し、また生意気にも本など書いていたことで、目の回るような多忙に飲み込まれていました。本田△圭佑さんの背番号が本人希望の10番でもなく、最近つけていた18番でもなく、何故か4番だったという話題にもすっかり乗り遅れ。謎解きをする前に、本人が「面白そうな番号だったから。1番でもよかったけど、現実的でないので3番か4番にした」という答え明かしをする始末です。

↓本田△さんは違和感を持つ世間を、「それは常識にとらわれすぎ」と一蹴!
本田が攻撃的なポジションの選手としては珍しく背番号4をつけて出場した。これまでは主に18番をつけていたが「18は与えられていた番号。好きな番号と言われると3か4だった。1でも面白いと思ったけど、現実的じゃないから」と選んだ意図を説明した。

http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2012/05/23/kiji/K20120523003314120.html

18番(堀内、藤田、桑田、杉内)、1番(王)、3番(長嶋)ときて4番を選ぶとは、サッカーじゃなくて完全に野球思考!

狙うは「エースで4番」って高校野球みたいになってきたwwwww

一般常識が通じないどころか、サッカー常識も通じねぇwwww


そんな超常識の男が復帰した日本代表。香川マンチェスター真司ユナイテッドもインテルも集まり、シャルケ、ヴォルフスブルク、シュツットガルト、リールセ、ノヴァーラ、アーリアジャスール、ボルトン(アーセナル)、アウクスブルク(レバークーゼン)、レッドダイヤモンズ(ケルン)も合流する豪華な顔ぶれ。本田△さんに「3番をくれ」と言われて華麗にお断りした駒野さんも、「4番をくれ」と言われて素直に従った栗原勇蔵さんも、最終予選に向けて気合に満ちています!

↓栗原さんは背番号を奪われても、敬称を奪われても絶対に挫けない!
――そこで持っているものはなんですか?
「CDです。倉木麻衣さんから選手みんなもらったんですよ。でも、他の人たちはみんな『○○さんへ』ってサインが書いてあるのに、僕がもらったCDだけ『栗原勇蔵』って呼び捨てでした(笑)。でも僕は呼び捨てにされても挫けず頑張ります」

http://news.livedoor.com/article/detail/5451047/

でも、その代わり、この日はスタメン!

ポジションを与えられたよ!


3ヶ月ぶりに見る代表。ヒトトヨウさんのまったりした君が代に合わせ、ガッと肩を組む姿。そこで一際大きな声で中継に乗り、全国に響く本田△の歌声。試合開始前には少し綻んだ表情を見せるなど、ファン以上に本人が復帰を待ち望んでいたに違いない…そんな感触も覚えます。エース香川だけでは足りなかった何かを埋めるのは、やはり4番・本田△しかいません。

日本代表はおなじみの4-2-3-1の形。アゼルバイジャンはボールを持たないときは、ほぼ全員が自陣に戻る10-0-0-0といった様相。しかし、球際の寄せは早くなく、日本はゆったりと攻撃を組み立てられます。練習試合にはもってこいといった雰囲気。

日本代表は前半2分に長谷部からの浮き球を受けたエース香川がダイレクトで放ち、オープニングシュート。前半8分には本田△→長友への見事なスルーパス、その直後の長友→本田△のワンツーと4番を中心とした連携も披露。前半17分には長谷部の強いパスをビシッと止めた森本がネットを揺らしますが、ここはオフサイド。前半19分には本田△→香川とつなぎ、思わず「うまいっ!」と声が出るような香川らしいシュートでゴールを脅かす…と、日本代表の連続攻撃。

↓前半24分には4番・本田△が復活の左足FKを放つ!


さすが4番、長距離砲!よっ、世界の左打者!POWER OF DREAM!

思わずウッチーも「あーっ、入る!」と嬌声をあげる弾道!

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↓そして前半43分、エース香川がひょひょいと先制点!


何かもう、相手が飛び込んでくるところまでお見通しだな!

住んでる世界がアゼルバイジャンとは違う!

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後半に入ると、内田に替えて酒井宏樹、長谷部に替えて高橋秀人と、ともに代表初出場となる2人を投入。キャプテンマークを譲り受けた本田△は、新しいメンバーとの融和を図るため、キックオフ前に本田△・酒井のトップ会談を開催。「ウホッ」「ウホウホッ?」「ウホホホォ…」的な何かを話し合います。

そして迎えた後半13分。サイドでボールを受けた香川が、完全に相手DFを置き去りにしてクロス。本田△が落とし、岡崎が飛び込んで押し込む追加点。ひとりひとりが個人の特徴を活かしつつ、相手の特徴も活かしてあげるいいゴール。直後の後半15分には、酒井のクロス→本田△のヘッド。さらに後半17分には、香川に替えて宮市を投入という、大きな夢が膨らむ交替。ファンの熱気もグッと盛り上がってきます!

↓日本の追加点!新戦力の躍動!天から光が降り注ぐ香川&宮市!


未来が明るい感じしかしない!

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その後、選手を交代しながら日本は試合をクローズ。4番・本田△も中村憲剛と交替して、復帰戦を終えました。相手の力量を割り引いても、十分に手応えを感じられる一戦。後半37分にセットプレーからポストに当てられた場面と、余った交替枠で槙野智章さんを投入したのはご愛嬌でしたが、最終予選に向けていい準備が整ったのではないでしょうか。「遠藤保仁さんがいない」ということを、すっかり忘れたまま試合を終えられたのが、何よりの明るい材料。あとはもうワールドカップに行くだけですね。

↓解説の松木さんも最後のご愛嬌には強い期待をにじませた!

松木:「槙野が入るとねぇ!雰囲気がグッと!アップする!…可能性があるんでねぇ」

松木:「複数のポジションをできる選手ですから、欠かせない選手ですよね」

松木:「声もよく出ますから!」

カラオケに欠かせない人材の評価みたいwww

ワールドカップ出場決定祝勝会の盛り上げ準備も整った感じだな!


↓そして日本代表メンバーも発表された!
<GK>
川島永嗣
西川周作
権田修一

<DF>
駒野友一
今野泰幸
栗原勇蔵
伊野波雅彦
長友佑都
槙野智章
内田篤人
吉田麻也
酒井宏樹

<MF>
遠藤保仁
中村憲剛
長谷部誠
細貝萌
本田圭佑
高橋秀人

<FW>
前田遼一
岡崎慎司
ハーフナー・マイク
森本貴幸
香川真司
清武弘嗣
宮市亮

http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/japan/data/mem_a.html

高橋秀人、酒井宏樹、宮市亮は残り、怪我が心配された森本も名を連ねる!

吉田(VVV)、清武(ニュルンベルク)、ハーフナー(マイク)も合流だ!


準備が整い、あとは3日のオマーン戦を待つばかり!漲ってきた!


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自由すぎるオリンピック観戦術

内容紹介記事は→コチラ