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落ち込んだりもしたけれど、落合は元気です!

さぁ今年もこの季節がやってまいりました。球春到来、野球開幕。WBCで一足早い歓喜を味わうことはできませんでしたが、日本にはプロ野球の喜びがあります。僕も連日オープン戦で西武ライオンズの状況をチェックし、ちょっと痩せた渡辺監督と、ちょっと太った涌井、そして頼もしい若手たちに目を細めています。

そんな中、あの男が全国放送で元気な姿を見せてくれました。

日本プロ野球最後の砦、落合博満。2012年には顔面麻痺で倒れたと報じられ、健康状態が心配されたこともありました。しかし、落合氏は元気です。落合氏が健在…これがどれだけ救いとなることか。WBCで侍ジャパンが世界三連覇を逃しても、僕がまったく動じていないのは「落合ジャパン」という最強チームが健在だからです。落合ジャパンはまだ負けていない。ついでに横浜DeNAベイスターズもまだ負けていない(※誰ひとり侍に選手を出していないので)。この事実が日本プロ野球の奥の手として、僕のプライドを保ってくれています。

しかも落合氏は「(代表監督は)絶対やらない」と言っているのです。絶対やらないのです。空想上の伝説的最強チーム・落合ジャパンは決して戦うことはないのです。不戦、すなわち、不敗!!落合ジャパンは決して敗れない絶対不可侵の存在!!落合ジャパンがあるかぎり、日本プロ野球は決して敗れない!!勝ちもしないかもしれないけれど!!

侍ジャパンの敗戦に傷ついているみなさんは、今こそ落合信者に鞍替えしてはいかがでしょうか。落合ジャパンを頂点とする僕の世界では、日本プロ野球は無敵です。「まーた落合以外か」「こりゃ落合ジャパンを100としたら85くらいの代表だな」「ま、85ならベスト4でも仕方あるまい」などと自分の心を守ることができます。いちいちサンデーモーニングを見て張本勲氏の喝にイライラしたり、オープン戦の中継を見て「え、山本浩二氏はもう解説してるの!?」「その前に解説すべきことまだあるでしょ」「解説してもいいですけど、自分の判断で『やっても大丈夫』だと思ったらやりましょう」などと、あいまいなグリーンライトにドキドキすることはなくなりますから…。

ということで、落合信者がテレビの前で土下座で拝聴した、24日のNHK「サンデースポーツ」での御宣託についてまとめておきましょう。


◆「他人の予想を説明する」という斬新な順位予想スタイル!

僕の中で落合氏はたんなる野球選手を超えた存在。ズバリ、ご近所さんです。頻繁に息子さんを見掛け、しょっちゅう奥さんとすれ違うご近所さんです。同郷とか同窓とかを遥かに上回るシンパシー。僕はすでに熱狂的落合信者と化しています。

毎日出勤の際には落合氏の自宅前をわざわざ通り、今日も落合氏が健康であるように祈る。信子さんとすれ違ったときには、平静を装いながらあえて野球などまるで興味がないような顔でお辞儀をする。福嗣クンが少しふっくらした奥さんを連れてドライブに出るときは、改めてその美貌を確認し、小さく舌打ちをする。そして落合家(福嗣クンの住んでいるほう)の隣の家が空き屋になったことに気づいては「これ買えばお隣さんになるんかな…」とドキドキしてしまう。そんな狂信者なのです…。

↓落合氏は早速オープニングギャグで僕を喜ばせた!
山岸キャスター:「落合さん、今日はたっぷり話していただけるとのことなんですが」

落合:「いいんですか?私で」

山岸:「はーい、ぜひ!」

いいんです!

どんどん喋っちゃってください!

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まず番組では大谷翔平クンの二刀流について質問。WBCのことをテーマに入れないのは、さすがNHK。「話をふってもどうせまともに答えない」ということをよくわかっています。それなら話しやすいテーマだけに絞ったほうが効果的。さて落合氏の二刀流への見解は…!

↓落合氏は「私、大賛成です!」と二刀流支持!

山岸:「二刀流についてはどうお考えですか?」

落合:「私、大賛成です。周りはみんな否定的なこと言いますよね。やる前から結果ありきで、やめたほうがいいんじゃないかとか、ピッチャーならピッチャー、野手なら野手になったほうがいいんじゃないか、プロはそんなに甘くないって言いますよね」

落合:「大野(豊)さんにしても俺にしても、大野さんはピッチャーで苦しんできた、俺はバッターで苦しんできた。どれだけ大変なのかってのはわかってるんだけれども、ここ2〜30年くらいですかね、選手を評して個性がなくなったって言われて久しいですよね。この二刀流ほど、両方チャレンジするんですよ、これほど話題性があって個性がある人間って、ここ3〜40年、野球界に出てきてます?」

落合:「いないでしょ?だったら、やってる姿を俺は見てみたい。一番今年のペナントレースで興味があるのが、大谷はどういう野球…ピッチャーとして野手としてどういう姿を見せてくれるのかなってのが、一番期待がある」

落合:「去年のドラフト会議で、大谷・藤浪・東浜、ピッチャーで言えばこの3人ですよね。菅野は別にして。この中で、ピッチャーとしてほしいな、でもバッターとしても1位でいける素材だよなっていったら大谷なんです」

落合:「普通だったらピッチャーがプロに入ってきて野手に転向するなんていうのは、球団も自分も含めて明確な答えが出て、それでやってみようってことでやらすわけでしょ。今回は日本ハムと栗山監督と大谷家でどういう話になったかは誰もわかりませんよね。でも、この時期にきてこういう発言をしながら両方やらせてるっていうのは、三者で合意に達しているはずなんですよ」

落合:「っていう風に考えると、いいじゃん、やりたいって言うならやらしてみれば」

落合:「これで途中で止めて、お前こっち一本でいけよって言ったら、両方ダメになるような気がする」

落合:「バッターとしても一級品なんですよ。去年のドラフトの中ではトップクラスなの。両方兼ね備えて両方持っているもんだから、どっちなんだってことなの」

落合:「俺は普通に考えれば、どっちで使いたいんだって言われたら、ピッチャーで使いたい

落合:「(VTRを見ながら)投げ方もいいよね。これを見ちゃうとピッチャーだよなって。バッターとして見ても、バッターとしてもいけるよなって」

落合:「極端に言えば甘いボールなんですよ。ただこれが190何センチって長身から投げ下ろしてきて、バッターの目線からすると自分の身体に近づいてきてるように見えちゃうもんだから、のけぞっちゃうの。これが慣れてきたとき、今のボールは一番甘いボール」

<参考動画:楽天・嶋が三振した落合氏の言う甘いボール>


落合:「両方の魅力、ありすぎ!!」

落合:「個人的な意見を言わしてもらえれば、144試合を考えて、144イニングいったら一流のピッチャーって言われるよね、規定投球回数(到達で)。バッターでいうと446打席、これが規定打席。(この両方が)初めて達成されたらスゴイなと思う。結果はどうでもいい。数字は悪くても」

アナ:「どういう風に育てますか?」

落合:「一番これは本人というよりも、監督・バッティングコーチ・ピッチングコーチ・外野守備コーチ・トレーニングコーチ、これがね、どうやって練習メニューを組んで一日、一年、どういったものの考え方をするかっていうことで、練習内容から何から侃侃諤諤会議しながら方向性出さないと。生半可ではできないと思う。それだけ大変なこと」

アナ:「落合さんが監督だったらやらせますか?」

落合:「本人がやりたいって言うならやらせますよ。どっちやらしても面白いもん。何故俺がそれに賛成かっていうと、バッターのことは大概自分で経験してきてる。ピッチャーってやったことない。それを18歳のルーキーがやりたいって言うんだもん」

落合:「悔い残さない野球人生を送らすためには、本人の意志を尊重してやらなきゃダメ。あとはどうやって周りがフォローするかですよ」

落合:「これできたら今年のプロ野球界最大の出来事だって、今から言ってもいいよ

落合氏の言葉からすると「DeNAが間違って日本一になっても、大谷クンの二刀流ほどの大きな出来事ではない」ということ!

つまり、DeNAは十分に日本一を含めた可能性を持っているということ!

いける…いけるぞ…!!


↓ちなみに、同日のTBS「S☆1」では野村克也氏が大谷クンの二刀流についてこう言っていたぞ!
野村:「(もし二刀流が成功したら)何だそこまでプロ野球ってのはレベルが落ちたのかって。(私の頃は)一軍に上がるだけでも大変でしたよ」

野村:「夢として、話題としてはいいでしょうけれど」

野村:「まぁ成功してほしくないね

スタジオ大爆笑wwwwwwwwwww

じじい言いたい放題wwwwwwwww

ボヤいてばっかりマン、夢も希望も枯れてるじゃねぇかよwww

「何か当たる気がしてきた」とか言えwwwwwwww

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落合氏はピッチャーとしての大谷クンにより大きな魅力を感じながら、やりたいならやらせようよという意見の様子。打者としても十分に魅力はある。そして何より面白い。勝利至上主義なんて言われる落合氏ですが、それは選手の将来…すなわち生活を考えると、結局勝つことが最大の良策であるゆえ。本人が「二刀流やりたいです!」「WBC行きたいです!」「完全試合やりたいです!」と言えばやらせてくれる…それが落合博満という男なのです。

番組ではその後、開幕投手をテーマにトーク。大野豊氏が当たり障りのない話をし、落合氏は2004年の川崎憲次郎を開幕指名した件について語ります。これについては著書「采配」などで詳しく語られていますので、ここでは大野氏の普通の話ともどもバッサリと割愛します。

さぁ、そしてお待ちかねの順位予想について。ここでは「順位予想などしない」を旨とする落合氏に配慮して、複雑な構成で番組が展開。まず大野氏だけが順位予想を披露し、落合氏がツッコミを入れるという形で、遠回しに落合氏の順位予想を引き出すことにしたのです。その結果、大野氏は自分の順位予想についてほとんど説明しないという雑な扱いとなりましたが、まぁいいでしょう。視聴者が聞きたいのは落合氏の話です。大野氏はあとでブログとかで好きなだけ予想をしてください!

↓落合氏は大野氏の予想をベースに、今年の展望を語った!
<大野氏の順位予想>

●セ・リーグ
1位:巨人   ←当然
2位:ヤクルト ←3位の攻めすぎ感を消すためにちょっと攻めた
3位:広島   ←広島OBとしての精一杯
4位:阪神   ←成り行き
5位:中日   ←たぶん嫌い
6位:DeNA  ←最初にココだけ決めた

●パ・リーグ
1位:ソフバン ←無難
2位:西武   ←よくも悪くもこのヘン
3位:楽天   ←星野さんにはお世話になったし…
4位:日本ハム←成り行き
5位:ロッテ  ←たぶん嫌い
6位:オリックス←最初にココだけ決めた


<大野氏の順位予想を解説する落合氏>

落合:「私はオープン戦もキャンプも見ませんから、そらここで順位予想したら選手に失礼にあたる。絶対しません」

落合:「去年の野球を踏まえて…ってことを考えれば、うーん面白いねコレはって予想」

落合:「やっぱりピッチャーの枚数キチッとしてるところ、そこが上に来てるんだなーという考え方

大野:「希望と期待もありますけどね。広島(笑)」

落合:「それだけのチカラはあると思う。バリントン、大竹、マエケン、野村。4人いるわけですから。で、後ろにミコライオと今村がいるでしょ。で、久本(※元中日)がどういった活躍するかわからないけど、ある程度枚数が揃ってるんですよ」

落合:「巨人も枚数揃ってる。ヤクルトもある程度いる。(中日は)今んとこ計算できるの吉見だけでしょ。シーズンを通して考えると、先発投手がある程度投げてくれて、いなければ中継ぎがどれだけ勝ち星を拾っていけるかということなんだと思う」

山岸:「阪神は西岡・福留両選手がいますけどこの順位…?」

落合:「大野さんがこうしたのはやっぱりピッチャーだと思う。ピッチャーの枚数を考えたときに、藤川の穴をどうやって埋めていくのかな。そこに例えば久保が入ってきた、てことは先発がひとり少なくなるよね、その補強は出来てるのか…って考えたときに絶対的エースが見つからない。その部分だと思う。(打線については)うーん、どうでしょう。こればっかりは。打線はやってみなきゃわからない

落合:「パ・リーグは当然団子レースになると思います。1位にあげたとこが必ずしもっていうのは、オリックスが最下位になってるけれども、オリックスに優勝の目もあるし、全球団に優勝の目はあると思います。パ・リーグに関して言うと」

落合:「日本ハムは去年も同一リーグで2球団、3球団に負け越してるんですよ。そういう意味で言えば、去年優勝してるからってダントツの1位に持っていくかって考えたとき、ちょっとクエスチョンマークがつくのかな…っていうことなんだろうと思います」

何だコレwwwwwwwwwwwwwwwwwww

大野の予想を落合が説明してるwwwwwwwwww

「っていうことなんだろうと思います」って言ってるだけで、落合が好き放題語ってる落合コーナーじゃねぇかwwwwww

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ここで重要なのは、落合氏は横浜DeNAベイスターズについて、ただの一言も触れず、ノーコメントを貫ぬいたということ。確かに落合氏は「パ・リーグはオリックスにも優勝の可能性アリ」と語っていますので、唯一ノーコメントのDeNAは優勝の可能性ナシと言っているかのようにも聞こえます。

ですが、これはあくまでも大野氏の予想。順位予想をしないという建前でやっている以上、大野氏の予想にケチをつけて「私は違うと思う」とは言えません。それをするなら、じゃあお前も予想しろって話ですから。

そうです、落合氏のノーコメントは実は「大野氏の予想は見当外れ」と思っているポイントなのです。

確かに投手の枚数で言えばこの順番なのかもしれません。計算できる投手はロクにおらず、先発の柱はルーキーの三嶋じゃないのかという体たらく。その点では大野氏の予想にも一理あります。それは落合氏も無言で肯定しています。

しかし、打線は本物。ブランコという実績ある打者の加入。メジャーで青木とポジションを争ったモーガンの加入。外国人の補強により、クリーンナップが強固に整いました。ここに期待の長距離砲・筒香と、盗塁王候補・荒波、実績ある石川・内村の1・2番コンビ、さらに古巣復帰に燃える多村が絡み、打線がしっかりと固まったのです。他球団と比べてもまったく遜色のない打線で、これは正直なところ巨人に次ぐリーグ2位と言ってもいいでしょう。

ただ「打線は水物なので計算ができない」というのが落合哲学。本心ではもっと上だろうと思いながらも、「投手優先の予想だとそうなるよね」というスタンスでノーコメントを貫いた…それが今回の落合コメントの真意と見るべきでしょう。

今回の一連の発言で広島方面がやたら活況なようですが、横浜方面も負けじと盛り上がっていただきたいもの。乱打戦に持ち込めばDeNAにも勝機はある、それが落合裏予想なのですから…!

↓キヨシをクビにしないためにも落合裏予想よ、当たってくれ!


キヨシ:「DeNAの弱さは十分わかりました!」
キヨシ:「今オフ最高の準備をし、来季はCSで戦いましょう!」
キヨシ:「それが出来なければ私はクビです!」

キヨシをクビにするな!

CS進出、いや優勝でキヨシが最高の報告を出来るようにするのだ!

GO!GO!横浜DeNAベイスターズ!


ただし、落合氏が来季DeNAの監督になるなら、キヨシはクビでOKです!