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梶谷被告だけに責任をなすりつけないでください!

僕は憤っています。何故、横浜DeNAベイスターズの梶谷隆幸さんはこんなに責められなくてはいけないのでしょうか。納得できません。梶谷さんは9日に行なわれた試合において、チョンボをしました。セカンドに入った梶谷さんは二死満塁のピンチの際に、相手のショートゴロに対して二塁ベースカバーを怠り、早々にベンチに引き上げようとしたのです。これにより二塁封殺に失敗し、DeNAは「ショートゴロで二者生還を許す」という、滅多に見れない珍事を起こしたのです。

確かに大チョンボではありますが、驚いたのはこのプレーに関する対応。何と中畑監督は梶谷さんを「大チョンボ。プロのレベルではない」と評し、2軍落ちを即断したというのです。え、たったひとつのこのプレーで。しかも試合全体においては大した影響のない場面のプレーで。しかも、結果責任のすべてが梶谷さんにあるわけでもないのに。DeNAなのにプロのレベルとかレベルでないとか問うなんて。

敗因にはいくつかの傾向があります。大別すると「実力不足」「ミス」「怠慢」「不運」となるでしょう。このうちあなたはどれを責めますか。「怠慢」なのではないですか。怠慢なプレーに怒り、「ちゃんとやれ!」と罵る。出来ることをやらないのが大罪でもあるかのように。しかし、本当にそうなのでしょうか。

敗因の最たるものは「実力不足」のはずです。これはどうやっても結果が引っくり返らない敗因です。不確定要素なく確実に負けを呼び込む圧倒的大罪です。同じくらいどうしようもない「不運」は起きたり起きなかったりしますが、実力不足は確実に発生します。100%効いてくる永続効果。最大級敗因のはずです。

その意味でミスと怠慢は大差ありません。どちらも出来るはずのことを出来なかったというだけ。実力不足と違って矯正の可能性が大いにあるのです。むしろ、ミスを生む遠因が実力不足にある可能性…背伸びしたプレーをしてしまった…などを含めれば、怠慢よりも「どうしようもならない」可能性が高いのはミス。

<頑張れば何とかなる可能性>
怠慢>ミス>>>不運>>>>>>>実力不足

<責められ感>
怠慢>>>>>>>>>>ミス>>>実力不足>>>>>不運≒ゼロ


何かオカシクないですか。怠慢は出来ることをサボっただけであり、矯正は可能な敗因のはず。一番軽い症状なのに、不当に責められている気がします。軽い症状だから逆にムカつくのでしょうか。こんなもん2軍に落としたって治る話ではありません。「フィールディングが下手糞」「送球が的外れ」「ポジショニングがおかしい」などは実力不足の問題ですので、無理かもしれませんが2軍で矯正となるのは仕方ありません。しかし、「終わった気になってサッサとベンチに帰る」という怠慢は、その場で指摘すれば済む話。そして、それ以上に何もできません。2軍行きは完全に懲罰的人事であります。僕はこれをキヨシの不当な人事権の濫用として、断固抗議するものであります。そして、梶谷さんに責任を被せている者に正義の鉄槌を打ち込むものであります。

梶谷さん!僕はあなたの味方ですよ!安心してください!

ということで、自薦弁護人として僕が立ち上がり、梶谷さんの減刑を勝ち取りたいと思います。


◆梶谷被告の怠慢は試合にごくごく軽微な影響しか与えていない!


そもそも私が判事諸氏に申し上げたいのは、梶谷被告は決して二塁の守備を買われて二塁をやっているわけではないということであります。昨年の横浜はセカンド石川、ショート梶谷という形を目論んでおりましたが頓挫。すると、急きょトレードにて内野ならどこでもタイプの守備職人・藤田を放出し、セカンドしか出来ない内村を取ってきたのであります。

セカンドでしか使えない選手を取って、チームの攻・守・精神面での主軸と競わせるのは無駄ですので、石川・内村併用を構想することとなり、結果ショート石川がまず固定されたのであります。そして梶谷被告は二塁のポジションを争うこととなったのであります。これは編成の「打撃偏重」という方針が生んだ悲劇であり、内野手同士の交換などというぶっちゃけどうでもいいトレードを敢行した、編成の責が問われるべきでしょう。

梶谷被告がスタメン起用されたのも、たまたまここんとこちょっとヒットが出たというだけの理由であり、守備がいいとか悪いとかの話ではありません。今まで通り梶谷被告をベンチに置き、代打で出していれば、二塁の守備機会自体がほとんどなかったはずなのであります。これは起用した監督の任命責任が問われるべきでしょう。

↓実際のプレーにも梶谷被告だけを責められない要因が多々ある!



佐々木:「これ今、セカンド何してんですかね(怒)」
佐々木:「梶谷が何で一塁方向に行っているのか意味がわかんないです(怒)」
佐々木:「ちょっと信じられないプレーですね(怒)」

おーーーーーーーーーー怖っ!!

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ここで解説者の佐々木氏は強い怒りをこめた口調で、梶谷被告のプレーを咎めております。率直に申し上げて、梶谷被告は「ショートゴロだな」「終わったな」「よっしゃ帰ろう」とベンチに向かっておりました。スタコラサッサでありました。二死満塁の状況からのショートゴロですので、「一番近い二塁に送球フォースアウト」というのは確かに十分に合理的なプレーであります。その点で被告の怠慢は、ある程度指摘されて然るべきでしょう。

ただ、そもそも当該の一打が放たれた時点で点差は1-4と、ほぼほぼ決着済であります。初回に大炎上し、いきなり4失点した先発ソトが、すでに試合をブチ壊していたのであります。当該の回も、二死から安打→安打→四球といらんピンチを招いております。安打を許さなければ、あるいは「ピッチャーで勝負しよう」などというシケた根性で満塁にしなければ、「セカンドフォースアウト」の場面は生まれず、梶谷被告がどこに居ても「バカだねぇ」だけで済んだのであります。

梶谷被告は主犯格であるソトの手によってすでに死んでいた試合を踏みつけてグチャグチャにしただけであります。これに殺人罪相当の量刑で臨むのは極めて不当であり、死体損壊罪相当として取り扱われるのが適当と言えます。

また、内野ゴロで二者生還というクソ面白い事態となったことについては、梶谷被告はまったくの無罪・無関係であります。そもそもショート石川が最初からファースト送球をしておれば問題なかったのです。打者は投手・大竹という状況を考えれば、内野ゴロでの全力疾走はないと考えるべきところ。実際には打者走者・大竹はクソ真面目に全力疾走しやがっていましたが、それは単なる結果論で、プレー選択時点では「距離が近い」というだけの理由で二塁へ送球するよりも、一塁送球のほうがより合理的なプレーであったと、被告は主張するものであります。石川の「肩に自信がないからいつでも近いほうに投げようとする」傾向が、今季初スタメンの梶谷被告を悪目立ちさせたと言っても過言ではないのであります。

そして、二塁もしくは一塁でアウトを取れなかった時点で、好スタートからダメ元爆走する走者を本塁で刺すのは極めて難しい状況でありました。これはソーセージを万引きしたら「何故か2袋がテープで止めてあった」みたいな話であり、1個盗んだ時点でたまたま2袋ついてきたに過ぎないのであります。それを「何でソーセージ2個盗んだんや。罪が倍重いで!」と責められても困るのであります。

↓しかし、キヨシは梶谷被告だけに2軍落ちという不当な重罰を求刑した!
中畑監督は、きっぱりと言った。「愛してやまない選手だけど、野球人としていいワケの立たないミス。それぐらい大きい出来事。流すことはできない。チームとしてのけじめがつかないので決断した」。

7日のヤクルト戦で2安打し、今季初先発のチャンスをものにした梶谷は天国から地獄だ。「何であんなことをしたのか分からない。今日は何も聞かないでください」と、傷心の様子で引き揚げた。

http://www.nikkansports.com/baseball/news/f-bb-tp0-20130409-1110166.html

判事:「あ…今いるのが2軍かと思ってた…」
判事:「モーガンも外野でトンネルとかしてるけど、アレはいいんだ…」
判事:「本人にも心神喪失状態が認められ情状酌量の余地が…」

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そして、こうした事例は過去においても横浜球団にはまま見られる伝統芸能の一種であります。2009年の9月には8回まで5-1で勝っていた試合を3本のホームランで追いつかれ、ついには「レフトに打球が飛んだらレフトがどこにもいなかった」という形でひっくり返され、サヨナラ負けを喫した前例もあるわけです。

↓レフトの広大な空間に選手の姿が見えない!


判事:「同じ手口の犯行アリと」
判事:「組織的に狙ってやっている疑いアリと」
判事:「むしろこれは神隠しとして寺か神社が対処すべき案件」

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ならば、梶谷被告が「誰もいない」はDeNAではアリなプレーだと思っていたとしても、仕方のないことであります。こういうプレーこそが球団の「DNA」だという認識によって。以上により、梶谷被告には情状酌量をもって、「誰かがケガのときの穴埋め要員」への格下げで済ませていただきたいのであります。ベースに穴開けて穴埋めに格下げとはヘンな話ですが、本人的にも穴があったら入りたいだろうと思うのであります。


梶谷被告!全力で弁護しておきました!あとで穴も掘っておきます!