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2013年07月07日12:40
僕はどっちでもいいです!
ことを起こそうとするとき、そこには必ず賛成意見と反対意見が生まれます。そんなバトルを繰り広げている真っ最中なのがJリーグ。現在バトルとなっているのが、2ステージ制施行の是非について。現行のJリーグは1年間試合をやって優勝を決める方式ですが、それを前期後期と分割してそれぞれに優勝を決め、1年の最後に年間王者決定戦をやる方式へと変えようとする動きがあるのです。そして、それに対してサポーターからは強い反発の声が上がっているのです。
2ステージ制への動きを見せているのはJリーグ側が設けた戦略会議。戦略会議は「Jリーグの価値を高める」ことを目的とし、Jリーグ大東チェアマンを議長とする組織。この会議がより魅力的な開催方式の議論を進める中で、2ステージ制、東西などの地域リーグにわけるカンファレンス制、かつてのプロ野球・クライマックスシリーズのようにプレーオフを行なうスプリットリーグ方式の3つを提案したとのこと。そして、その中で2ステージ制が検討の俎上に上がり、9日のJリーグ実行委員会で検討されるのだとか。
一方、これに強い反対意見を表明しているのがサポーター。6日のJ1リーグ戦では浦和レッズのサポーターが、2ステージ制に反対する横断幕を多数掲げました。ほかにも同様の動きは見られるなど、反対の声が各地であがっています。これは2004年まで実施されていた2ステージ制を「やっぱり1年通して優勝を決めるのが自然」「年間最高勝点のチームが優勝じゃないのはオカシイ」という議論で変革した歴史があるのですから、当然の意見でしょう。
この議論で面白いのが、運営サイドが変革しようとし、観衆サイドが反対していること。客が不満の声を上げ、店が対応するのが世の常。今の議論をラーメン屋で言えば、常連客が今の味でいいといっているのに、店主がとんこつラーメンから魚介系に味替えするような話。客が今のままでいいと言っても、なお何かを変えねばならないと思う理由が店主側にはあるのです。
戦略会議の提案内容を見ると、狙いは「最終決戦」を作り出すことにほかなりません。スプリットリーグ方式などは、そのためだけの案です。一発勝負の緊張感、熱気、注目度。それが試合の内容を高め、リピーター層以外の観衆をスタジアムに向かわせ、規模拡大につながると期待しているのです。J1リーグで言えば2008年の587万人をピークに、昨年の537万人へと衰退傾向にある動員数。こちらも徐々に減少傾向にあると囁かれる放送権料収入。そこにテコ入れする策としては、理に叶ったものでしょう。実際、プロ野球のように144試合を戦ったあとでも、ポストシーズンの試合にはより多くの観衆がシラけることもなく訪れるのですから。
まぁ、将来的な秋春制移行へのステップという見方もできますが、それはもう「然るべき時期に移行する」ことを実行委員会が決定しているので、秋春制への賛成・反対で2ステージ制を論じる必要はないでしょう。都合が悪かろうが、都合がよかろうが、移行するときは移行するので。
極論を言えば、客が入らないからこんな話が出るのです。
毎週チケット完売、客大興奮、街では話題で持ち切り、興味ない人まで「あのハシャいでる人たち何?」と気になる状況なら、入場料収入(チケット)も放送権料収入(テレビ等)も協賛金収入(スポンサー)も商品化権収入(ライセンシー等)もウハウハです。何も面倒な想いをして改革などする必要はありません。しかし、店主は改革を求めた。ならばそれは金が、客が、足りないということ。
店主が足りないと言っているのに、客が反対するだけでは根本的な問題は解決しません。今回の2ステージ制に関しては、「新規客の増加」と「既存客の離脱」を天秤にかけ、既存客の離脱のほうが大きいと考えて撤回する可能性はあるでしょう。しかし、それは緩やかにくだっている現状を維持したにすぎません。
僕は1ステージ制でも2ステージ制でも、どっちでもいいです。どちらにも面白さを見出せます。もし2ステージ制のほうが客と金が増えるという公算があるなら積極的に賛成してもいいくらい。そもそも1年で区切るべき、というのも気分の問題にすぎません。地球の公転から来る四季の影響で、1年で区切るのが自然だと思い込んでいるだけで、半年で切ったって別に何の問題もないはずです。
「年間最高勝点が優勝しないとオカシイ」云々も気分の問題です。事前に告知された仕組みの中で優勝できなかったなら、やっぱり優勝ではないのです。オリンピックの金メダルなんて、4年に1回だけ調子良かった人が栄光を総取りする究極の不公平制度ですが、それを非難されることはありません。年間でならせば一番よかったとしても、勝つべき日に勝てなければダメなのです。「公平にならせば」を言い出すなら、さまざまな有利・不利や環境の変化などを考慮しつつ、確率論的な精度を高めるために「50年一区切り」とかの長期戦にすべき。それなら真の王者がわかるでしょう。
既存客が減り続ける中で、新規客を取り入れる策を考えることはいずれにしても必要です。
面白い=客が入る=正しいエンターテインメントとしての仕組み。
「公平さ」や「1年区切り」は、それを下支えする土台のひとつにすぎません。
Jリーグ側も大きな声では言えないでしょうが、腹の底には「毎週来てるくらい熱心なヤツが、なじみの友だちとばかり来ないで、毎回新規の客をひとりずつ連れてきてくれないかなぁ」「独身なら早く結婚して子ども2人作って、1人じゃなく4人で来てくれないかなぁ」「そしたら、こんなこと考えなくて済むんだけどなぁ」と思っているのではないでしょうか。
ということで、元気なうちに次の一手を打つべく、1ステージ、2ステージ、いや3ステージ制について検討していきましょう。
◆相撲は年6ステージもやってるぞ!年1ステージなんて気分の問題!
6日に国立で行なわれたヴァンフォーレ甲府VS浦和レッズ戦。試合後に浦和レッズのサポーターはこれまでにない大量の横断幕を掲げました。これに対するサッカー界隈の反応を見ていると、おおむね好意的な模様。「ヨソの主催試合で居残り抗議活動」というのは通常なら嫌がられそうなものですが、こうして好意的に受け止められるということは、その主張は大きな支持を集めている模様です。
↓ひとつひとつは結構ヒドイが、反対していることはよくわかる!
Jリーグ:「うわ、すごい反対されてる」
Jリーグ:「このやる気で客連れてきてくんないかな」
Jリーグ:「でも、むしろこんだけ反対されると話題になるか?」
Jリーグ:「ちょっと盛り上がってきた予感!」
Jリーグ:「よし、2ステージ制だ!」

その浦和レッズでさえも、2008年の80万人をピークに2012年は62万人まで動員数を減らしています。ならば、Jリーグ側が新たな手を打とうとするのは当然ではないでしょうか。その点で、ポストシーズンを導入することは確実に客を増やす一手ではあるはず。プロ野球のクライマックスシリーズ、J1・J2の入れ替え戦、2012年に実施されたJ1昇格プレーオフ、いずれもこの手の試合は当たっています。テレビ中継を含め注目を集めています。
問題は「世界標準と違うので気分が悪い」「年間最高勝点のクラブが優勝にならない可能性がある」の2点。日程が極端に変わるわけではありませんし、膨大な手間が増えるわけではありません。各ステージの最終節に同時刻開催が増えれば、中継する人は面倒ですが、どうせやるのはスカパーです。向こうも商売、盛り上がるなら問題にはならない話。
↓それならいっそ3ステージ制くらいのほうがいいんじゃないか!
年間勝点が多かろうが、最後に負けたらダメということで!
「1年間頑張った成果が一瞬でフイになる」という緊迫感が一見さんをひきつける!
努力が成果に正しくつながるよりも、歪んでつながるほうがエンターテインメントとして燃える!

↓いや、結局最後にひと盛り上がりしたいだけなら3リーグ制のほうがいいかも!
どうでもいいけど、札幌のサポーターは大分で試合するとき行くのかな?
全国各地に応援団支部があって、現地の人が仕切るのかな?
だとすると、鹿島サポーターの四国担当支部とかヒマそう!
遠いところでたくさん試合すると、チームよりも旅行代理店が喜ぶので、カンファレンス制で交通費を抑える仕組みを!

商業主義云々なんて毛嫌いする人もいますが、プロリーグはお金があってこそのもの。お金があるから夢がある。お金があるから生活できる。お金があるから競技に専念できる。お金を軽視した先に明るい未来はありません。ある程度は必要なのです。
僕などが常々思うのは、客単価のアップの必要性。Jリーグの発表している観戦者調査によれば、観客の平均観戦回数はJ1で11.7回にも及ぶとのこと。シーズンチケット購入率は45.7%にものぼります。これはヘビーリピーターに支えられている市場です。
ならば、あと1万円くらい値上げしても来るんじゃないでしょうか。来ずにはいられないでしょう。逆に「あと1万円愛するクラブのために払わせてくれ」というプレミアチケットを求める需要があるのでは。ただのシーズンチケットではない、名誉と特典を加えたスーパーシーズンチケットの創出など、熱さをお金に変える仕組みがあってもいいはず。
そしてゴール裏の自由席、いわゆるサポーター席の値上げ。ヘビーリピーターがここに集っているなら、ここの値段を上げることが客単価アップへの有効な一手。どうせ新規客は安い自由席など行きません。雰囲気の違うゾーンには気安く立ち入れないでしょう。ゴール裏自由席を一試合5000円にして、スタンド指定席を1試合2000円にするような逆転の値付け。自由席券を持たないお客様の自由席への立ち入り規制の実施。みんなが行きたい席の値段が高いのは、自然な値付けのはず。
「反対するなら、客をくれ」
「反対するなら、金をくれ」
身も蓋もない話ですが、会社経営というのは得てしてそんなもの。夢よりもまず生活。理想よりも現実。地に足がついたリーグ運営とはそういう身も蓋もない話だと思います。絶対に失っていけないものはサッカーがある日常であり、ステージやリーグがいくつあるかという点や、いつからいつまで試合をするかという点は、妥協できるゾーンだと僕は思います。
ちなみに相撲は、年6ステージもあるのに年間優勝は決めません!
ことを起こそうとするとき、そこには必ず賛成意見と反対意見が生まれます。そんなバトルを繰り広げている真っ最中なのがJリーグ。現在バトルとなっているのが、2ステージ制施行の是非について。現行のJリーグは1年間試合をやって優勝を決める方式ですが、それを前期後期と分割してそれぞれに優勝を決め、1年の最後に年間王者決定戦をやる方式へと変えようとする動きがあるのです。そして、それに対してサポーターからは強い反発の声が上がっているのです。
2ステージ制への動きを見せているのはJリーグ側が設けた戦略会議。戦略会議は「Jリーグの価値を高める」ことを目的とし、Jリーグ大東チェアマンを議長とする組織。この会議がより魅力的な開催方式の議論を進める中で、2ステージ制、東西などの地域リーグにわけるカンファレンス制、かつてのプロ野球・クライマックスシリーズのようにプレーオフを行なうスプリットリーグ方式の3つを提案したとのこと。そして、その中で2ステージ制が検討の俎上に上がり、9日のJリーグ実行委員会で検討されるのだとか。
一方、これに強い反対意見を表明しているのがサポーター。6日のJ1リーグ戦では浦和レッズのサポーターが、2ステージ制に反対する横断幕を多数掲げました。ほかにも同様の動きは見られるなど、反対の声が各地であがっています。これは2004年まで実施されていた2ステージ制を「やっぱり1年通して優勝を決めるのが自然」「年間最高勝点のチームが優勝じゃないのはオカシイ」という議論で変革した歴史があるのですから、当然の意見でしょう。
この議論で面白いのが、運営サイドが変革しようとし、観衆サイドが反対していること。客が不満の声を上げ、店が対応するのが世の常。今の議論をラーメン屋で言えば、常連客が今の味でいいといっているのに、店主がとんこつラーメンから魚介系に味替えするような話。客が今のままでいいと言っても、なお何かを変えねばならないと思う理由が店主側にはあるのです。
戦略会議の提案内容を見ると、狙いは「最終決戦」を作り出すことにほかなりません。スプリットリーグ方式などは、そのためだけの案です。一発勝負の緊張感、熱気、注目度。それが試合の内容を高め、リピーター層以外の観衆をスタジアムに向かわせ、規模拡大につながると期待しているのです。J1リーグで言えば2008年の587万人をピークに、昨年の537万人へと衰退傾向にある動員数。こちらも徐々に減少傾向にあると囁かれる放送権料収入。そこにテコ入れする策としては、理に叶ったものでしょう。実際、プロ野球のように144試合を戦ったあとでも、ポストシーズンの試合にはより多くの観衆がシラけることもなく訪れるのですから。
まぁ、将来的な秋春制移行へのステップという見方もできますが、それはもう「然るべき時期に移行する」ことを実行委員会が決定しているので、秋春制への賛成・反対で2ステージ制を論じる必要はないでしょう。都合が悪かろうが、都合がよかろうが、移行するときは移行するので。
極論を言えば、客が入らないからこんな話が出るのです。
毎週チケット完売、客大興奮、街では話題で持ち切り、興味ない人まで「あのハシャいでる人たち何?」と気になる状況なら、入場料収入(チケット)も放送権料収入(テレビ等)も協賛金収入(スポンサー)も商品化権収入(ライセンシー等)もウハウハです。何も面倒な想いをして改革などする必要はありません。しかし、店主は改革を求めた。ならばそれは金が、客が、足りないということ。
店主が足りないと言っているのに、客が反対するだけでは根本的な問題は解決しません。今回の2ステージ制に関しては、「新規客の増加」と「既存客の離脱」を天秤にかけ、既存客の離脱のほうが大きいと考えて撤回する可能性はあるでしょう。しかし、それは緩やかにくだっている現状を維持したにすぎません。
僕は1ステージ制でも2ステージ制でも、どっちでもいいです。どちらにも面白さを見出せます。もし2ステージ制のほうが客と金が増えるという公算があるなら積極的に賛成してもいいくらい。そもそも1年で区切るべき、というのも気分の問題にすぎません。地球の公転から来る四季の影響で、1年で区切るのが自然だと思い込んでいるだけで、半年で切ったって別に何の問題もないはずです。
「年間最高勝点が優勝しないとオカシイ」云々も気分の問題です。事前に告知された仕組みの中で優勝できなかったなら、やっぱり優勝ではないのです。オリンピックの金メダルなんて、4年に1回だけ調子良かった人が栄光を総取りする究極の不公平制度ですが、それを非難されることはありません。年間でならせば一番よかったとしても、勝つべき日に勝てなければダメなのです。「公平にならせば」を言い出すなら、さまざまな有利・不利や環境の変化などを考慮しつつ、確率論的な精度を高めるために「50年一区切り」とかの長期戦にすべき。それなら真の王者がわかるでしょう。
既存客が減り続ける中で、新規客を取り入れる策を考えることはいずれにしても必要です。
面白い=客が入る=正しいエンターテインメントとしての仕組み。
「公平さ」や「1年区切り」は、それを下支えする土台のひとつにすぎません。
Jリーグ側も大きな声では言えないでしょうが、腹の底には「毎週来てるくらい熱心なヤツが、なじみの友だちとばかり来ないで、毎回新規の客をひとりずつ連れてきてくれないかなぁ」「独身なら早く結婚して子ども2人作って、1人じゃなく4人で来てくれないかなぁ」「そしたら、こんなこと考えなくて済むんだけどなぁ」と思っているのではないでしょうか。
ということで、元気なうちに次の一手を打つべく、1ステージ、2ステージ、いや3ステージ制について検討していきましょう。
◆相撲は年6ステージもやってるぞ!年1ステージなんて気分の問題!
6日に国立で行なわれたヴァンフォーレ甲府VS浦和レッズ戦。試合後に浦和レッズのサポーターはこれまでにない大量の横断幕を掲げました。これに対するサッカー界隈の反応を見ていると、おおむね好意的な模様。「ヨソの主催試合で居残り抗議活動」というのは通常なら嫌がられそうなものですが、こうして好意的に受け止められるということは、その主張は大きな支持を集めている模様です。
↓ひとつひとつは結構ヒドイが、反対していることはよくわかる!
【拡散希望】浦和サポーターは出来ることをした!また断固反対している全てのサポーターの声が届くと信じてる! 大半の甲府サポーター・マスメディアには本当にがっかりだ。 pic.twitter.com/Z9eBBH6Xyx
— レッズ27 (@urawaisred) July 7, 2013
Jリーグ:「うわ、すごい反対されてる」
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Jリーグ:「ちょっと盛り上がってきた予感!」
Jリーグ:「よし、2ステージ制だ!」
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その浦和レッズでさえも、2008年の80万人をピークに2012年は62万人まで動員数を減らしています。ならば、Jリーグ側が新たな手を打とうとするのは当然ではないでしょうか。その点で、ポストシーズンを導入することは確実に客を増やす一手ではあるはず。プロ野球のクライマックスシリーズ、J1・J2の入れ替え戦、2012年に実施されたJ1昇格プレーオフ、いずれもこの手の試合は当たっています。テレビ中継を含め注目を集めています。
問題は「世界標準と違うので気分が悪い」「年間最高勝点のクラブが優勝にならない可能性がある」の2点。日程が極端に変わるわけではありませんし、膨大な手間が増えるわけではありません。各ステージの最終節に同時刻開催が増えれば、中継する人は面倒ですが、どうせやるのはスカパーです。向こうも商売、盛り上がるなら問題にはならない話。
↓それならいっそ3ステージ制くらいのほうがいいんじゃないか!
●年間3ステージでステージ優勝を決め、最後にポストシーズンを設ける
●各ステージとポストシーズンには冠スポンサーをつけ、協賛金を募る
例:Jリーグdocomoステージ、Jリーグauステージ、Jリーグソフトバンクステージ、Jリーグウィルコムチャンピオンシップ
●2ステージなら18チーム総当たりでもこなせるが、3ステージだと試合数が多すぎるので、1部リーグのチーム数を12に減らし、1年あたり33試合のリーグ戦とする。
●J1から削られるチームの気分に配慮し、削るのではなく12チームを昇格させて「プレミアリーグ」とする
●Jプレミアでは1ステージ1回ずつ、年3回対戦。ホーム試合数は16試合もしくは17試合でならすが、対戦カードごとには「ホーム・ホーム・アウェー」「アウェー・アウェー・ホーム」などの不均衡が生じる。
●ステージ優勝3チームと、それを除いた年間最高勝点チームの4チームでホーム&アウェーのトーナメント戦を行ない、チャンピオンシップとする。複数のチームが条件を満たした場合、年間勝点の多いチームが繰り上がる。
●ここまで世界標準と違えば、逆に気にならなくなってくる
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↓いや、結局最後にひと盛り上がりしたいだけなら3リーグ制のほうがいいかも!
●Jプレミア、Jトップ、J1の3リーグ制で各リーグの優勝チームを決め、最後にポストシーズンを設ける。
●各リーグは16チームずつとし、ホーム&アウェーの総当たり2回戦。これに他リーグとの交流戦を4試合行ない、1年あたり34試合のリーグ戦とする。
●交流戦でしか当たらない対戦カードなどは希少価値が高まる。現時点で「浦和レッズVSギラヴァンツ北九州」と言われても特に何も思わないが、「8年に一度しか見られない対戦!」と言われるとちょっと燃える。
●リーグ優勝3チームと、各リーグの2位の中でもっとも勝点の多い1チームを加えた4チームでホーム&アウェーのトーナメント戦を行ない、チャンピオンシップとする。
●地域ごとにわけるカンファレンス制とすれば、移動の距離も短縮され、アウェー戦へ出向くサポーター数=客入りが増え、各チームの交通費・宿泊費負担も軽減される
●ここまで世界標準と違えば、逆に気にならなくなってくる
どうでもいいけど、札幌のサポーターは大分で試合するとき行くのかな?
全国各地に応援団支部があって、現地の人が仕切るのかな?
だとすると、鹿島サポーターの四国担当支部とかヒマそう!
遠いところでたくさん試合すると、チームよりも旅行代理店が喜ぶので、カンファレンス制で交通費を抑える仕組みを!
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商業主義云々なんて毛嫌いする人もいますが、プロリーグはお金があってこそのもの。お金があるから夢がある。お金があるから生活できる。お金があるから競技に専念できる。お金を軽視した先に明るい未来はありません。ある程度は必要なのです。
僕などが常々思うのは、客単価のアップの必要性。Jリーグの発表している観戦者調査によれば、観客の平均観戦回数はJ1で11.7回にも及ぶとのこと。シーズンチケット購入率は45.7%にものぼります。これはヘビーリピーターに支えられている市場です。
ならば、あと1万円くらい値上げしても来るんじゃないでしょうか。来ずにはいられないでしょう。逆に「あと1万円愛するクラブのために払わせてくれ」というプレミアチケットを求める需要があるのでは。ただのシーズンチケットではない、名誉と特典を加えたスーパーシーズンチケットの創出など、熱さをお金に変える仕組みがあってもいいはず。
そしてゴール裏の自由席、いわゆるサポーター席の値上げ。ヘビーリピーターがここに集っているなら、ここの値段を上げることが客単価アップへの有効な一手。どうせ新規客は安い自由席など行きません。雰囲気の違うゾーンには気安く立ち入れないでしょう。ゴール裏自由席を一試合5000円にして、スタンド指定席を1試合2000円にするような逆転の値付け。自由席券を持たないお客様の自由席への立ち入り規制の実施。みんなが行きたい席の値段が高いのは、自然な値付けのはず。
「反対するなら、客をくれ」
「反対するなら、金をくれ」
身も蓋もない話ですが、会社経営というのは得てしてそんなもの。夢よりもまず生活。理想よりも現実。地に足がついたリーグ運営とはそういう身も蓋もない話だと思います。絶対に失っていけないものはサッカーがある日常であり、ステージやリーグがいくつあるかという点や、いつからいつまで試合をするかという点は、妥協できるゾーンだと僕は思います。
ちなみに相撲は、年6ステージもあるのに年間優勝は決めません!
本田朋子結婚ネタより重要なんですか!
Mr. MINTIAさんミラン行きの暁には、よろしくお願いしまーす。