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2013年08月18日12:04
キミ、引き出し多いな!
いや、本当は今日は休みなんです。仕事はあるんですけど、フモフモはお休みしまして、表参道でランチでもしようと思ったんです。パンを食べてエスプレッソ飲んで、道行くおしゃれな若者を眺めようと。なので、手短に用件だけいきます。
えー、湘南ベルマーレ、アレックス・サンターナ君。本当はこういう形で何度もお会いしたくないんです。正直、「誰?」という気持ちは根強く残っていますし、湘南がどうなろうが知ったこっちゃないというスタンスでもありますし、あんまり同じ人に何度も出てきてほしくはないのです。
しかしサンターナ君、意外に引き出しをお持ちでいやがらっしゃる。
今節などは、どう考えても首位に立った横浜F・マリノスから中村俊輔さんのスーパーゴールこそがハイライトです。DF陣が無策に振り回されているようで、その実次々に繰り出される殺気のこもったフェイントを見れば、飛び込もうにも飛び込めないスーパープレー。マンガみたいな連続切り返しからのズドン!は、さすが俊さんとため息がこぼれるような一撃でした。
あるいは日本の次代を担う天才・柿谷さんが見せた両足を巧みに使ったジーニアスなゴールです。相手の守備ラインを抜け出すでもなく、振り切るでもなく、ボールを受けてからの一瞬の早技ループ。受けて、撃つ、というだけのシンプルなプレーが目にも止まらな速さで繰り出される。相手に何もさせぬ間に。まるで手品師が指先の動きだけでコインを消すかのような巧みさ。まさに「魔法のような」ゴールでした。
だが、そういうものを押し切って、またサンターナ君が出てくる。念押ししておきますが、僕は別に湘南を応援するとか嫌ってるとか一切ありません。確かに諸事情で「緑色のサッカーユニフォームにMOMOKAとネームを入れたい」と考えたときに、一瞬湘南にしようかなと考えたことはありますが、所詮はその程度の気持ちでしかありません。
それなのに、またサンターナ君が出てくる。これはひょっとして爆笑王なのか。爆笑王がたまたまサッカーが得意だったパターンなのか。僕はもう少しこのGKを注視し、泳がせることにします。来日からわずかの期間でこれだけやってくれるなら、いつか南さんという偉大な王者に挑戦する日も来るかもしれませんから。大きく自由に育てていきましょう!
ということで、「フモフモ向きってことはサッカー向きじゃないですね」という残念なお知らせを湘南方面に発信しつつ、J1第21節「湘南ベルマーレVSジュビロ磐田」戦より、最新のサンターナ君をチェックしていきましょう。
◆モーガン、サンターナ君、カワサキ、神奈川は面白外国人と縁がある!
PKを防ぐ舞技の披露が7月31日。あれからまだ半月しか経っていないのに、もう三度目のご登場。それは本当にチームにとっていいことなのか、僕ははなはだ疑問ですが、まぁ楽しければいいでしょう。湘南がどうなろうが知ったこっちゃないのですから。
↓すっかりおなじみこの人は、なかなか落ち着かないタイプのようです!
今週はハンドで退場になりますよ!
GKなのにハンドで退場になりますよ!

手短にいきましょう。表参道のパン屋行くんですから。で、今週もまたPKでもあるかなーと思っていたら、PKではなく一発退場という方向でサンターナ君は攻めてきました。しかも、理由はハンド。おおっ、全選手で唯一手を使っていいポジションの男が、ハンドで退場していく。これはなかなか手の込んだ仕掛けですね。ハンドだけに。
その事件が起きたのは17日の磐田戦。守備を固めて手堅く試合に臨む姿勢の湘南は、この日も後半途中まで無失点。ところが、その中心であるサンターナ君、これでは面白くありません。何か夏のサプライズを起こせないだろうか…そんなことを考えていたかもしれません。
そして、やってくれました。「こういうの好きなの、サンデーモーニングだけだよね!」というプレーを。南さんへの挑戦者を決める、前哨戦みたいなプレーを…!
↓サンターナ君、最近あんまり見られないエリア外の豪快なハンドで一発退場です!
とんでもないところまで自分の責任範囲として飛び出す
↓
ヘディングでクリアする
↓
味方と交錯して味方をヘディングで撃墜
↓
拾われる
↓
撃たれる
↓
イカーーーーーーーーン!
↓
何としても止めなくては!
↓
必殺サンターナブロックじゃ!
↓
ピピーッ!!
↓
ハンドー!!
↓
退場ーー!!
↓
いやいやいやいや頭です。頭で行きました
↓
許してください許してください
↓
何でもしますから
↓
ドゲザしますから
↓
ダメですか(´;ω;`)
↓
磐田サポ:「ハンド!ハンド!」
↓
湘南サポ:「ハンドじゃない!ハンドじゃない!」
↓
帰宅後の湘南サポ:「ハンドだな…こりゃハンドだな…」
何だこの80年代のコントみたいなのwwww
おもくそハンドだけど、何であそこまで出てきたしwwww

磐田はここで得たセットプレーから先制します。すでに降格争いの直接的なライバル関係にある両チームです。湘南、これは痛い失点。しかし、ブラジルからやってきたヒゲのオッサンのハッスルプレー、ルールを省みない豪快なやらかし。思わぬ引き出しの多さに、笑うしかないという気持ちになったのでしょう。一向に荒れたり落ち込んだりする様子はありません。
それどころか逆にチームはこの危機に奮起。ひとり少ない状況から1点を取り返し、この試合をドローに持ち込んだのです。降格争いに大きな影響を与える歓喜のドロー。何かサンターナ君は役に立ってないどころか、ちょっと迷惑かけたのに、逆に雰囲気は俄然よくなっているという不思議現象。これも間接的にサンターナ君の貢献といえるのかもしれません。
動くゆるキャラ。
……まぁ大体動きますけど、サンターナ君とは、そういう存在な気がしてきました。
どこかのクラブにはイベントに出てきては熱中症で倒れるカエルとかいましたけれど、その辺のイメージがかぶってきたら、サンターナ君が担架で退場しても笑ってしまいそうです。また不謹慎だと怒られそうですが、「ゆるキャラ?ゆるキャラ?」「ふなっしーか何かの中身とかそういう系?」「それに比べてキングベルI世は、ヒゲは立派なのに大して笑いとらんのぉ」などの想いは募るばかり。
もう結構ハードルあがってますので、ちょっとコケたくらいではお会いすることはないと思いますが、盛大にコケるんじゃないかという疑念を持って今後も注視していきたいと思います。最終節降格争いの決着の瞬間、湘南は残念な結果となったにもかかわらず、サンターナ君のラモスばりのリアクションで爆笑してしまい、それをブログとかで書いちゃって湘南方面から一斉に罵倒される…なんて未来を想いながら…。
↓監督からも「どんどんいってヨシ!」のお墨付きが出ているしな!
「何でアレックス出てくるんだよ」という空気はまったくないらしいぞ!
それはそれで心配だけど、まぁ知ったこっちゃないしな!
どんどん出よう!どんどん出よう!

次回は「GKなのに流れの中から豪快なミドルで決勝点」とかに期待!
いや、本当は今日は休みなんです。仕事はあるんですけど、フモフモはお休みしまして、表参道でランチでもしようと思ったんです。パンを食べてエスプレッソ飲んで、道行くおしゃれな若者を眺めようと。なので、手短に用件だけいきます。
えー、湘南ベルマーレ、アレックス・サンターナ君。本当はこういう形で何度もお会いしたくないんです。正直、「誰?」という気持ちは根強く残っていますし、湘南がどうなろうが知ったこっちゃないというスタンスでもありますし、あんまり同じ人に何度も出てきてほしくはないのです。
しかしサンターナ君、意外に引き出しをお持ちでいやがらっしゃる。
今節などは、どう考えても首位に立った横浜F・マリノスから中村俊輔さんのスーパーゴールこそがハイライトです。DF陣が無策に振り回されているようで、その実次々に繰り出される殺気のこもったフェイントを見れば、飛び込もうにも飛び込めないスーパープレー。マンガみたいな連続切り返しからのズドン!は、さすが俊さんとため息がこぼれるような一撃でした。
あるいは日本の次代を担う天才・柿谷さんが見せた両足を巧みに使ったジーニアスなゴールです。相手の守備ラインを抜け出すでもなく、振り切るでもなく、ボールを受けてからの一瞬の早技ループ。受けて、撃つ、というだけのシンプルなプレーが目にも止まらな速さで繰り出される。相手に何もさせぬ間に。まるで手品師が指先の動きだけでコインを消すかのような巧みさ。まさに「魔法のような」ゴールでした。
だが、そういうものを押し切って、またサンターナ君が出てくる。念押ししておきますが、僕は別に湘南を応援するとか嫌ってるとか一切ありません。確かに諸事情で「緑色のサッカーユニフォームにMOMOKAとネームを入れたい」と考えたときに、一瞬湘南にしようかなと考えたことはありますが、所詮はその程度の気持ちでしかありません。
それなのに、またサンターナ君が出てくる。これはひょっとして爆笑王なのか。爆笑王がたまたまサッカーが得意だったパターンなのか。僕はもう少しこのGKを注視し、泳がせることにします。来日からわずかの期間でこれだけやってくれるなら、いつか南さんという偉大な王者に挑戦する日も来るかもしれませんから。大きく自由に育てていきましょう!
ということで、「フモフモ向きってことはサッカー向きじゃないですね」という残念なお知らせを湘南方面に発信しつつ、J1第21節「湘南ベルマーレVSジュビロ磐田」戦より、最新のサンターナ君をチェックしていきましょう。
◆モーガン、サンターナ君、カワサキ、神奈川は面白外国人と縁がある!
PKを防ぐ舞技の披露が7月31日。あれからまだ半月しか経っていないのに、もう三度目のご登場。それは本当にチームにとっていいことなのか、僕ははなはだ疑問ですが、まぁ楽しければいいでしょう。湘南がどうなろうが知ったこっちゃないのですから。
↓すっかりおなじみこの人は、なかなか落ち着かないタイプのようです!
今週はハンドで退場になりますよ!
GKなのにハンドで退場になりますよ!
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手短にいきましょう。表参道のパン屋行くんですから。で、今週もまたPKでもあるかなーと思っていたら、PKではなく一発退場という方向でサンターナ君は攻めてきました。しかも、理由はハンド。おおっ、全選手で唯一手を使っていいポジションの男が、ハンドで退場していく。これはなかなか手の込んだ仕掛けですね。ハンドだけに。
その事件が起きたのは17日の磐田戦。守備を固めて手堅く試合に臨む姿勢の湘南は、この日も後半途中まで無失点。ところが、その中心であるサンターナ君、これでは面白くありません。何か夏のサプライズを起こせないだろうか…そんなことを考えていたかもしれません。
そして、やってくれました。「こういうの好きなの、サンデーモーニングだけだよね!」というプレーを。南さんへの挑戦者を決める、前哨戦みたいなプレーを…!
↓サンターナ君、最近あんまり見られないエリア外の豪快なハンドで一発退場です!
とんでもないところまで自分の責任範囲として飛び出す
↓
ヘディングでクリアする
↓
味方と交錯して味方をヘディングで撃墜
↓
拾われる
↓
撃たれる
↓
イカーーーーーーーーン!
↓
何としても止めなくては!
↓
必殺サンターナブロックじゃ!
↓
ピピーッ!!
↓
ハンドー!!
↓
退場ーー!!
↓
いやいやいやいや頭です。頭で行きました
↓
許してください許してください
↓
何でもしますから
↓
ドゲザしますから
↓
ダメですか(´;ω;`)
↓
磐田サポ:「ハンド!ハンド!」
↓
湘南サポ:「ハンドじゃない!ハンドじゃない!」
↓
帰宅後の湘南サポ:「ハンドだな…こりゃハンドだな…」
何だこの80年代のコントみたいなのwwww
おもくそハンドだけど、何であそこまで出てきたしwwww
![]() | 価格:1,470円 |

磐田はここで得たセットプレーから先制します。すでに降格争いの直接的なライバル関係にある両チームです。湘南、これは痛い失点。しかし、ブラジルからやってきたヒゲのオッサンのハッスルプレー、ルールを省みない豪快なやらかし。思わぬ引き出しの多さに、笑うしかないという気持ちになったのでしょう。一向に荒れたり落ち込んだりする様子はありません。
それどころか逆にチームはこの危機に奮起。ひとり少ない状況から1点を取り返し、この試合をドローに持ち込んだのです。降格争いに大きな影響を与える歓喜のドロー。何かサンターナ君は役に立ってないどころか、ちょっと迷惑かけたのに、逆に雰囲気は俄然よくなっているという不思議現象。これも間接的にサンターナ君の貢献といえるのかもしれません。
動くゆるキャラ。
……まぁ大体動きますけど、サンターナ君とは、そういう存在な気がしてきました。
どこかのクラブにはイベントに出てきては熱中症で倒れるカエルとかいましたけれど、その辺のイメージがかぶってきたら、サンターナ君が担架で退場しても笑ってしまいそうです。また不謹慎だと怒られそうですが、「ゆるキャラ?ゆるキャラ?」「ふなっしーか何かの中身とかそういう系?」「それに比べてキングベルI世は、ヒゲは立派なのに大して笑いとらんのぉ」などの想いは募るばかり。
もう結構ハードルあがってますので、ちょっとコケたくらいではお会いすることはないと思いますが、盛大にコケるんじゃないかという疑念を持って今後も注視していきたいと思います。最終節降格争いの決着の瞬間、湘南は残念な結果となったにもかかわらず、サンターナ君のラモスばりのリアクションで爆笑してしまい、それをブログとかで書いちゃって湘南方面から一斉に罵倒される…なんて未来を想いながら…。
↓監督からも「どんどんいってヨシ!」のお墨付きが出ているしな!
あのチャレンジで、なんでアレックス出てくるんだよという空気は選手の中に全くなくて、逆に取り返してやろうと繋がったのは、失点しないで1−0で勝てれば一番よかったが、それは選手が僕以上に感じてると思う。やってる選手が誰もアレックスを責めてないというか、そういうところがやはりチームだと思うので。判断やポジショニングなど言いだしたらたぶんキリがないが、彼の気持ちは否定したくないといま思っているところです。
http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/00160169.html
「何でアレックス出てくるんだよ」という空気はまったくないらしいぞ!
それはそれで心配だけど、まぁ知ったこっちゃないしな!
どんどん出よう!どんどん出よう!
![]() | 価格:1,155円 |

次回は「GKなのに流れの中から豪快なミドルで決勝点」とかに期待!