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2013年11月13日11:12
もういっそ財宝チャレンジカップでどうでしょうか！
12日に開幕したバレーボール・ワールドグランドチャンピオンズカップ。ロンドン五輪では銅メダルを獲得し、東京五輪開催も決まり、2020年に向けて「東洋の魔女・再び」の第一歩となる今大会。僕も世界の美女バレーボーラーをチェックしながら「JTか久光と契約してVリーガーになってよ！」とお願いする気持ちで試合を見守りました。
今大会、全日本女子・火の鳥ニッポンは新戦術を導入しているといいます。その名も「MB1」。何か肥料の名前みたいですが、これは「ミドルブロッカーをひとりにして、そこにウィングスパイカーを入れる」という新布陣だとのこと。サッカーで言うとDFの枚数削って前線の選手を入れるような攻撃的な発想。これにより、前衛にウィングスパイカーが3人並ぶローテーションが生まれ、攻撃力がアップするのだとか。
ちょっと奇をてらった作戦のような気はします。ブロックどうするんだという、大きな悩みは残ります。そもそも論として、ミドルブロッカーがちゃんとスパイク打てるように練習したらいいんじゃないの？という自然な疑問も浮かびます。しかし、そうした思い付きを試すのも、この時期しかありません。思う存分やっていただこう…温かい目で僕は中継を見始めました。
しかし、僕は試合が始まったらMB1どころではなくなってしまったのです。財宝。あふれるばかりの財宝。無限大の財宝。財宝がチラチラと主張してきて、財宝のことばかり考えてしまったのです。その存在感は「財宝チャンレンジカップ」と冠つきでもいいんじゃないかと思うほど。むしろ、そのほうが宝探しゲームみたいでしっくりきますしね。
ということで、全日本女子バレーのお宝はココですよと示してくれる「財宝」について、12日に日テレ中継による「グラチャンバレー 日本VSロシア戦」からチェックしていきましょう。
◆これはお宝レベルではない！財宝だ！という胸スポンサーの主張！
先日行なわれた全日本女子の記者会見。大会へ向けた抱負を語る選手たちをよそに、静かに財宝の主張は始まっていました。ユニフォームの胸スポンサー、いつもなら「NISSAN」とか「日本生命」とか書いてある場所に、ひとつなぎの財宝は眠っていたのです。
↓ユニフォームに「ここに財宝が眠っていますよ」の表示が！
お胸の上に財宝だと…！
いや、実際そうだとは思うけど、だからと言ってそんなにド直球で言わなくても…！
大財宝。小財宝。ミラクル財宝無限大。何故こんなところに。ビーチバレーでユニフォームのパンツにデサントのロゴが付いているのを見たときのような、そうきたか感。これで肩口には縦にサロンパスのロゴが入っているのです。サロンパスはいかにも肩に貼りそうな感じでロゴが掲出されている。掲出場所と内容との相互リスペクト。であるならば、「財宝」も当然そういうことだと考えざるを得ないのです。
それでも当日になれば慣れるだろうと僕はタカをくくっていました。以前同じ場所に「クリック証券」のロゴが出ていたときも、「クリック！クリック！」と胸躍らせたものですが、試合が始まれば熱戦によりクリックすることを忘れていました。今回もそうなるだろう、と。
しかし、中継の冒頭、そこには強烈な主張が。放送席に座る川合俊一氏の手前に壁のように並ぶ「財宝」と書かれた水のペットボトル。川合氏なので違和感なく会話がつづきますが、5本のボトルがつくる壁は通常サイズの人間なら鼻の下まで隠してしまいそうな鉄壁ぶり。鉄のカーテンならぬ水のカーテンは、今日の試合が「財宝プレゼンツ」であることを強く主張していたのでした。
↓中継最初のCMはもちろん財宝！途中のCMももちろん財宝！財宝！財宝！財宝！
歌：「朝起きたらまず財宝」
歌：「運動してまた財宝」
歌：「お風呂のあとにまた財宝」
歌：「食事のあとにも財宝」
歌：「健康はまずよい水から財宝イェー」
歌：「オーザイホーオーザイホーオーザイホー」
グラチャンバレー女子公式飲料だぞ！
男子は水道水でも飲んどけ！
サーブを打つあたりの床面に「財宝」。場内の看板にはデカデカと「財宝の5年間おいしく飲める備蓄水」。タイムアウトで飲むドリンクはもちろん「財宝」。使うタオルも「天然ミネラルウォーター財宝」セット間にはゴスペルで「ザイホーイェー！」。水だけかと思いきや、「鹿児島県産財宝米」などの看板もローテーションで出てくる押しの強さ。CMの歌の「オーザイホー！」の繰り返しで、僕はクラクラしてきます。
そんな財宝の後押しもあってか、全日本女子は立ち上がりから好調。相手のロシアは世界屈指の強豪ですが、サーブで崩してMB1布陣から迫田が撃つという流れで得点を重ねていきます。ブロックに跳んだあとでもすかさずアタックラインより後ろに下がって助走をとり、高く大きなスパイクを打つ迫田。このあたりは迫田の頑張りとMB1布陣がフィットしたいい場面。五輪からもっとも遠い年の世界大会ですので、ロシアも全力全開ではないのでしょうが、それでもこの強豪を圧倒するというのは悪くない気分です。
第1セットを取った全日本は、第2セットも相手にセットポイントを取られてから一旦は5点差を追いつくという粘りで、雰囲気は悪くありません。MB1が超攻撃的な布陣だとすれば、このセットでは超守備的な布陣も見られます。身長の低いセッターに替えてミドルブロッカーを入れてブロックを強化。セッターの代わりに木村沙織がセットアップする「ST0」布陣のオプション。将来的には「WS6」という驚愕の万能型布陣も視野に入っているかとさえ思われるほど、さまざまなチャレンジをする全日本。
第3セットに入っても、主導権を握るのは日本。MB1布陣から「センターの速攻の代わりに思いっきり下がってから全力のアタックをする」という迫田の動きが、コート中央付近で迫田と誰かがぶつかるという面白事態も生みますが、そのぶん得点もしっかりとマーク。中央に気が行けばサイドがあいて、石井のスパイクもビシビシ決まる好循環。さらに木村沙織や迫田さおりがブロックで得点をマークするなど、日本のミドルブロッカーたちの心を折るような展開。このセットでは一時は13点差をつけるなど、25-16とロシアを圧倒。
↓MB1で躍動する迫田さおりのドタバタ感！
正直、邪魔じゃないのかなｗｗｗ
真ん中でこんなにドタバタされてｗｗｗ
まぁ結果が出ているならいいのかｗｗｗ
思った以上にMB1がハマッたことで、「私たち…いらない子？」「大竹しか期待されてない感じ…」「どうせブロックできないなら撃つのだけでも上手いほうがいいってことですか…？」と意気消沈であろう日本のミドルブロッカー陣。まぁ今日のところは財宝でも飲んで落ち着き、気を取り直して頑張ってほしいもの。こういう奇策は一周してからが本当の勝負ですからね。
↓結局全日本は第4セットも驚異の財宝パワーで逆転奪取！ロシア撃破で幸先のいいスタートを切った！
4点ビハインド！財宝が表示される！日本一気に同点に追いつく！逆転勝利！
財宝で財宝米を炊く！いっぱい食べる！財宝が育つ！夢無限大！
↓なお、財宝は女子大会のメインスポンサーで、男子大会では財宝は飲まなくてもいい模様！
ちなみに、男子大会のスポンサーにはマイクロソフトのタブレット端末surfaceが名を連ねています！
女子は試合中にiPad使うと話題になっていましたが、男子はsurfaceを使ってねというスポンサー様からのメッセージです！
↓財宝は東京ドームにも看板を掲出するなど、スポーツ支援に積極的な企業です！
日本のレッドブル、財宝！
オーザイホー！オーザイホー！オーザイホー！
財宝さん！Jリーグ関連の胸もそこそこ空いてますのでお金ください！
12日に開幕したバレーボール・ワールドグランドチャンピオンズカップ。ロンドン五輪では銅メダルを獲得し、東京五輪開催も決まり、2020年に向けて「東洋の魔女・再び」の第一歩となる今大会。僕も世界の美女バレーボーラーをチェックしながら「JTか久光と契約してVリーガーになってよ！」とお願いする気持ちで試合を見守りました。
今大会、全日本女子・火の鳥ニッポンは新戦術を導入しているといいます。その名も「MB1」。何か肥料の名前みたいですが、これは「ミドルブロッカーをひとりにして、そこにウィングスパイカーを入れる」という新布陣だとのこと。サッカーで言うとDFの枚数削って前線の選手を入れるような攻撃的な発想。これにより、前衛にウィングスパイカーが3人並ぶローテーションが生まれ、攻撃力がアップするのだとか。
ちょっと奇をてらった作戦のような気はします。ブロックどうするんだという、大きな悩みは残ります。そもそも論として、ミドルブロッカーがちゃんとスパイク打てるように練習したらいいんじゃないの？という自然な疑問も浮かびます。しかし、そうした思い付きを試すのも、この時期しかありません。思う存分やっていただこう…温かい目で僕は中継を見始めました。
しかし、僕は試合が始まったらMB1どころではなくなってしまったのです。財宝。あふれるばかりの財宝。無限大の財宝。財宝がチラチラと主張してきて、財宝のことばかり考えてしまったのです。その存在感は「財宝チャンレンジカップ」と冠つきでもいいんじゃないかと思うほど。むしろ、そのほうが宝探しゲームみたいでしっくりきますしね。
ということで、全日本女子バレーのお宝はココですよと示してくれる「財宝」について、12日に日テレ中継による「グラチャンバレー 日本VSロシア戦」からチェックしていきましょう。
◆これはお宝レベルではない！財宝だ！という胸スポンサーの主張！
先日行なわれた全日本女子の記者会見。大会へ向けた抱負を語る選手たちをよそに、静かに財宝の主張は始まっていました。ユニフォームの胸スポンサー、いつもなら「NISSAN」とか「日本生命」とか書いてある場所に、ひとつなぎの財宝は眠っていたのです。
↓ユニフォームに「ここに財宝が眠っていますよ」の表示が！
お胸の上に財宝だと…！
いや、実際そうだとは思うけど、だからと言ってそんなにド直球で言わなくても…！
大財宝。小財宝。ミラクル財宝無限大。何故こんなところに。ビーチバレーでユニフォームのパンツにデサントのロゴが付いているのを見たときのような、そうきたか感。これで肩口には縦にサロンパスのロゴが入っているのです。サロンパスはいかにも肩に貼りそうな感じでロゴが掲出されている。掲出場所と内容との相互リスペクト。であるならば、「財宝」も当然そういうことだと考えざるを得ないのです。
それでも当日になれば慣れるだろうと僕はタカをくくっていました。以前同じ場所に「クリック証券」のロゴが出ていたときも、「クリック！クリック！」と胸躍らせたものですが、試合が始まれば熱戦によりクリックすることを忘れていました。今回もそうなるだろう、と。
しかし、中継の冒頭、そこには強烈な主張が。放送席に座る川合俊一氏の手前に壁のように並ぶ「財宝」と書かれた水のペットボトル。川合氏なので違和感なく会話がつづきますが、5本のボトルがつくる壁は通常サイズの人間なら鼻の下まで隠してしまいそうな鉄壁ぶり。鉄のカーテンならぬ水のカーテンは、今日の試合が「財宝プレゼンツ」であることを強く主張していたのでした。
↓中継最初のCMはもちろん財宝！途中のCMももちろん財宝！財宝！財宝！財宝！
＜怒涛の財宝CM：財宝グラチャン愛飲者編＞
http://www.zaiho.jp/cm/cm_grachan_drinker_30s.html
＜怒涛の財宝CM：財宝グラチャン湧出編＞
http://www.zaiho.jp/cm/cm_grachan_gushing_30s.html
＜怒涛の財宝CM：財宝グラチャン工場編＞
http://www.zaiho.jp/cm/cm_grachan_factory_30s.html
＜怒涛の財宝CM：財宝グラチャンゴスペル編＞
http://www.zaiho.jp/cm/cm_grachan_60s.html
歌：「朝起きたらまず財宝」
歌：「運動してまた財宝」
歌：「お風呂のあとにまた財宝」
歌：「食事のあとにも財宝」
歌：「健康はまずよい水から財宝イェー」
歌：「オーザイホーオーザイホーオーザイホー」
グラチャンバレー女子公式飲料だぞ！
男子は水道水でも飲んどけ！
 | 【送料無料】鹿児島の名水 天然水・温泉水・水・ミネラルウォーター・軟水・財宝温泉500mlPET×50本 価格:3,980円 |
サーブを打つあたりの床面に「財宝」。場内の看板にはデカデカと「財宝の5年間おいしく飲める備蓄水」。タイムアウトで飲むドリンクはもちろん「財宝」。使うタオルも「天然ミネラルウォーター財宝」セット間にはゴスペルで「ザイホーイェー！」。水だけかと思いきや、「鹿児島県産財宝米」などの看板もローテーションで出てくる押しの強さ。CMの歌の「オーザイホー！」の繰り返しで、僕はクラクラしてきます。
そんな財宝の後押しもあってか、全日本女子は立ち上がりから好調。相手のロシアは世界屈指の強豪ですが、サーブで崩してMB1布陣から迫田が撃つという流れで得点を重ねていきます。ブロックに跳んだあとでもすかさずアタックラインより後ろに下がって助走をとり、高く大きなスパイクを打つ迫田。このあたりは迫田の頑張りとMB1布陣がフィットしたいい場面。五輪からもっとも遠い年の世界大会ですので、ロシアも全力全開ではないのでしょうが、それでもこの強豪を圧倒するというのは悪くない気分です。
第1セットを取った全日本は、第2セットも相手にセットポイントを取られてから一旦は5点差を追いつくという粘りで、雰囲気は悪くありません。MB1が超攻撃的な布陣だとすれば、このセットでは超守備的な布陣も見られます。身長の低いセッターに替えてミドルブロッカーを入れてブロックを強化。セッターの代わりに木村沙織がセットアップする「ST0」布陣のオプション。将来的には「WS6」という驚愕の万能型布陣も視野に入っているかとさえ思われるほど、さまざまなチャレンジをする全日本。
第3セットに入っても、主導権を握るのは日本。MB1布陣から「センターの速攻の代わりに思いっきり下がってから全力のアタックをする」という迫田の動きが、コート中央付近で迫田と誰かがぶつかるという面白事態も生みますが、そのぶん得点もしっかりとマーク。中央に気が行けばサイドがあいて、石井のスパイクもビシビシ決まる好循環。さらに木村沙織や迫田さおりがブロックで得点をマークするなど、日本のミドルブロッカーたちの心を折るような展開。このセットでは一時は13点差をつけるなど、25-16とロシアを圧倒。
↓MB1で躍動する迫田さおりのドタバタ感！
正直、邪魔じゃないのかなｗｗｗ
真ん中でこんなにドタバタされてｗｗｗ
まぁ結果が出ているならいいのかｗｗｗ
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思った以上にMB1がハマッたことで、「私たち…いらない子？」「大竹しか期待されてない感じ…」「どうせブロックできないなら撃つのだけでも上手いほうがいいってことですか…？」と意気消沈であろう日本のミドルブロッカー陣。まぁ今日のところは財宝でも飲んで落ち着き、気を取り直して頑張ってほしいもの。こういう奇策は一周してからが本当の勝負ですからね。
↓結局全日本は第4セットも驚異の財宝パワーで逆転奪取！ロシア撃破で幸先のいいスタートを切った！
4点ビハインド！財宝が表示される！日本一気に同点に追いつく！逆転勝利！
財宝で財宝米を炊く！いっぱい食べる！財宝が育つ！夢無限大！
↓なお、財宝は女子大会のメインスポンサーで、男子大会では財宝は飲まなくてもいい模様！
http://www.jva.or.jp/world/wgcc2013/
ちなみに、男子大会のスポンサーにはマイクロソフトのタブレット端末surfaceが名を連ねています！
女子は試合中にiPad使うと話題になっていましたが、男子はsurfaceを使ってねというスポンサー様からのメッセージです！
↓財宝は東京ドームにも看板を掲出するなど、スポーツ支援に積極的な企業です！
この財宝ってなにーーー？なんでもいいけど侍ジャパン最高や！！ pic.twitter.com/qEjTISVPrm
— フモフモ編集長 (@fumofumocolumn) March 10, 2013
日本のレッドブル、財宝！
オーザイホー！オーザイホー！オーザイホー！
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財宝さん！Jリーグ関連の胸もそこそこ空いてますのでお金ください！
財宝って名前から中韓台あたりの企業かと思ってたら違ったんですね…(サーセン)
サロンパスのポジションには感心
MB1は、各国が対策を立てた二年後には使わないで逆にびっくりさせる策と見た