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2014年01月12日12:15
相撲を見たければドルを持ってきな！
祝・開幕。いよいよ今年も相撲の季節がやってきました。シーズンオフの間のどこか満たされないような空虚な心。長い冬を乗り越えて、また半裸のデブが現れる。「まだ冬だろ」「オフもオンもないだろ」「いつもと同じ間隔休んだだけじゃねぇか」などという気持ちは角界にはない。新たなシーズンの始まりを前に、今日は特別なワクワクを感じています。
今場所の大相撲は大きな衝撃の余波が渦巻いています。再び綱取りに挑む稀勢の里が鳴戸部屋から田子ノ浦部屋所属へと変わったのです。これは年寄株を巡る長年の金銭問題解決を図るため、相撲協会が名跡の一括管理に乗り出したことによるもの。
この年寄株というのは、相撲の指導者になるための免状であり、同時に協会に役員として所属するための権利書でもあります。年寄として協会に所属すれば、80万円ほどの月給が得られる「権利」。超高額配当をもたらす一種の有価証券のようなもの。年収1000万円相当の有価証券は、バブル期には3億円の値段をつけたとも言われます。
しかし、日本相撲協会が目指す公益法人化にあたっては、さすがに密室での有価証券の取引はマズかろうということに考えが至ります。そこで、所有者から有価証券を引き上げまして、以降は協会で管理しようということになったのです。
ところが、何人かの親方は名跡を提出できず。で、ほっくり返してみると、何と今まで親方だった人は、名跡を前の所有者から借りていただけで、所有者ではなかったのです。親方ではなく「親方風」だったのです。そのひとりが最近まで鳴戸親方と呼ばれていた、鳴戸親方風の人物。部屋に所属する稀勢の里は荒磯の名跡をすでに所有しているというのに、師匠は「風」だったのです。
鳴戸親方風の人物は、元の所有者から名跡を引き継ぐことはできず、仕方ないので田子ノ浦の名跡を所有する人物から名跡を譲渡してもらい、居場所もなくなったので定年により廃業された旧三保ケ関部屋跡地に引っ越し、そこで部屋を存続することになったのです。「三保ケ関部屋風の建物で鳴戸親方風の人物が率いる田子ノ浦部屋から将来の荒磯親方が出てくる」という朝の風景。何か、冬の移籍市場のドタバタみたいで、新シーズン感高まりますね。
ということで、今日から大相撲初場所が始まるという喜びを胸に、最近の動きをチェックしていきましょう。
◆今すぐ相撲を見よう！今すぐ相撲を見ることが可能になりました！（有料）
僕は今場所も千秋楽のチケットを早々に入手。九州場所がやっている間に早くもお茶屋さんからの連絡があり、プレプレ最速先行みたいなタイミングでの購入となりました。あまりに早く買いすぎるので、東京場所のたびに忘れてもう1回買いそうになってしまうのはご愛嬌です。
やはり相撲を見る場合、まず基本となるのは現地観戦です。いきなりお茶屋に電話するというのはハードルが高いですが（※なおメールやウェブ受付などの気の利いたものはなく、電話で相談しファックスで申し込むのが原則）、ちゃんとプレイガイドでもチケットは発売中。むしろそっちのほうが気が利いているぐらいです。
↓日本相撲協会ではこんなに気の利いたチケットを販売しているぞ！
複雑すぎるわｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
楽天のお得情報みたいで、全部を理解するのに時間かかるタイプｗｗｗ
オススメはギフトチケットで魁皇との記念撮影狙いです！
↓相撲じゃないけどこんなのもあるぞ！
逆に小型船で相撲取りたくさんと乗船のほうが盛り上がるけどな！
「小型漁船で行く沖釣りツアー、幕内全員参加」とか！
これ以外にも相撲協会では1月13日・19日を対象に、和装での来場者にはオリジナル手ぬぐいをプレゼントする和装Dayや、TwitterかLINEで協会の公式アカウントをフォローするとクリアファイルがもらえるお楽しみ企画なども実施。これらの情報をどれだけの爺さま・婆さまが把握しているのかは不明ですが、多数のお得な企画を実施しているのです。
しかも、ここまでよく見ると、Facebook・Twitter・LINEという日本の3大SNSが活用されているのです。相撲のくせに、SNSを活用しているのです。ついには「スマホでスタンプラリー」などという企画まで敢行し、「アプリをダウンロードしろ」という相撲とは思えないメッセージまで発信しているのです。野球やサッカーでもここまでスマホの使用を要求されることはないのでは。
↓人気の投票企画、大相撲版総選挙「応援番付」もハッカー対策で「ランダム文字列を入力する」認証を導入！さらに防御が堅固に！
表示される文字列は毎回一緒だぞ！
クッキーを削除すると何度でも無限に投票できる点は変わっていないぞ！
そんな中、さらなる衝撃の報せが。これまで相撲協会では公式サイト上で場所の映像をライブ中継する動画配信を行なってきました。これが大幅にパワーアップ。何とUSTREAMを活用して、見逃し配信などにも対応した「有料動画配信サービス」として生まれ変わったのです。このサービスを利用すれば、次の場所が始まる前日まで購入日の取組を見放題なのです。
ただ、NHKBSでは午後1時から中継するところを、序の口の取組開始からライブ中継するということで、「幕下上位以降の取組はNHKとの受信料契約のみで見られるが、幕下下位以下の取組は金を払わないと見られない」という逆転現象が発生。「有料試食」的な何かグッとくるものがありますね。
↓申し込みされる方はコチラの料金表をご確認ください！
1日10ドル！15日で120ドル！
決済日の為替レートを適用！
支払はクレジットカードのみで、JCBは不可！
だが、日本では発行されていないDiscoverのカードは使えるぞ！
スーパーグローバル化宣言ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
どこ見てるサービスだよコレｗｗｗｗ世界かｗｗｗｗｗｗｗ
いかがでしょうか。相撲協会が打ち出すこれらの施策は。相撲と言えば旧態依然というイメージがあるかもしれませんが、相撲は反省しています。そして、その反省は強烈なバネをもってはねっかえっています。解放の時代。グローバルの時代へ。この記事がアップされるのは、まだBS中継が始まる前の時間ですが、今すぐUSTREAMで相撲を見られるのです。10ドルで。これで海外出張の際も安心ですね。ドルさえあれば相撲が見られる、そんな時代が始まったのですから…。
↓ちなみに、SNS活用のお客様にはプレゼントの情報も！「公式ツイッターのフォロワーさんは、1100円のたこ焼きを買うと先着でたい焼きがプレゼント」されます！
たこ焼きを買ったらたい焼きをプレゼントｗｗｗｗｗ
相撲取り基準だろコレｗｗｗｗｗｗｗ
粉ものダブルで食わないよｗｗｗｗ食えないｗｗｗｗ
相撲よりグローバル化が遅れている企業のみなさん、焦ってください！
祝・開幕。いよいよ今年も相撲の季節がやってきました。シーズンオフの間のどこか満たされないような空虚な心。長い冬を乗り越えて、また半裸のデブが現れる。「まだ冬だろ」「オフもオンもないだろ」「いつもと同じ間隔休んだだけじゃねぇか」などという気持ちは角界にはない。新たなシーズンの始まりを前に、今日は特別なワクワクを感じています。
今場所の大相撲は大きな衝撃の余波が渦巻いています。再び綱取りに挑む稀勢の里が鳴戸部屋から田子ノ浦部屋所属へと変わったのです。これは年寄株を巡る長年の金銭問題解決を図るため、相撲協会が名跡の一括管理に乗り出したことによるもの。
この年寄株というのは、相撲の指導者になるための免状であり、同時に協会に役員として所属するための権利書でもあります。年寄として協会に所属すれば、80万円ほどの月給が得られる「権利」。超高額配当をもたらす一種の有価証券のようなもの。年収1000万円相当の有価証券は、バブル期には3億円の値段をつけたとも言われます。
しかし、日本相撲協会が目指す公益法人化にあたっては、さすがに密室での有価証券の取引はマズかろうということに考えが至ります。そこで、所有者から有価証券を引き上げまして、以降は協会で管理しようということになったのです。
ところが、何人かの親方は名跡を提出できず。で、ほっくり返してみると、何と今まで親方だった人は、名跡を前の所有者から借りていただけで、所有者ではなかったのです。親方ではなく「親方風」だったのです。そのひとりが最近まで鳴戸親方と呼ばれていた、鳴戸親方風の人物。部屋に所属する稀勢の里は荒磯の名跡をすでに所有しているというのに、師匠は「風」だったのです。
鳴戸親方風の人物は、元の所有者から名跡を引き継ぐことはできず、仕方ないので田子ノ浦の名跡を所有する人物から名跡を譲渡してもらい、居場所もなくなったので定年により廃業された旧三保ケ関部屋跡地に引っ越し、そこで部屋を存続することになったのです。「三保ケ関部屋風の建物で鳴戸親方風の人物が率いる田子ノ浦部屋から将来の荒磯親方が出てくる」という朝の風景。何か、冬の移籍市場のドタバタみたいで、新シーズン感高まりますね。
ということで、今日から大相撲初場所が始まるという喜びを胸に、最近の動きをチェックしていきましょう。
◆今すぐ相撲を見よう！今すぐ相撲を見ることが可能になりました！（有料）
僕は今場所も千秋楽のチケットを早々に入手。九州場所がやっている間に早くもお茶屋さんからの連絡があり、プレプレ最速先行みたいなタイミングでの購入となりました。あまりに早く買いすぎるので、東京場所のたびに忘れてもう1回買いそうになってしまうのはご愛嬌です。
やはり相撲を見る場合、まず基本となるのは現地観戦です。いきなりお茶屋に電話するというのはハードルが高いですが（※なおメールやウェブ受付などの気の利いたものはなく、電話で相談しファックスで申し込むのが原則）、ちゃんとプレイガイドでもチケットは発売中。むしろそっちのほうが気が利いているぐらいです。
↓日本相撲協会ではこんなに気の利いたチケットを販売しているぞ！
●貴乃花の記念撮影付チケット
元横綱・貴乃花と記念撮影ができるチケット。別に通常より値段が上がるわけではなく、単に貴乃花がついてくるだけなのでお得。ただし、人気の初日・7日目・8日目・14日目・千秋楽の発売はナシ。ちなみに、今場所は13日が祝日だが、その日はウッカリ発売してしまうなど、「絶対に休日は売らない」というほどキッチリはしてない。
●Facebookでちゃんこ一杯プレゼント！仲間と一緒に大相撲へ行こう！ともチケ
Facebookで友だちを誘い合わせてチケットを購入すると国技館内でちゃんこが無料で食べられるというチケット。別に通常より値段が上がるわけではなく、単にちゃんこがついてくるだけなのでお得。ただし、普通に買っても250円という激安価格のちゃんこのため、Facebookかますの面倒臭いという意見もなくはない。
●家族みんなでお得に観戦！「ファミリー席」
子どもか爺様・婆様を連れていくと、チケット代が激安価格となる、お得なチケット。大人4人でマスB席を買うと41200円（1人10300円）かかるが、適当な爺さまを1人連れて5人用のマスB席を買うと30000円（1人6000円）になるクレイジー割引率。
●クリスマスや誕生日プレゼントに！お手紙付き｢ギフトチケット｣
メッセージつきで、特別なデザインのチケットを贈れるプレゼント用チケット。初場所ではここに先着でひよの山卓上カレンダーと人気親方との記念撮影の特典がついた。別に通常より値段が上がるわけではなく、単に豪華になるだけなのでお得。ちなみに、自分で自分にプレゼントすることも可能と思われ、ただチケットを買うぐらいなら、コッチを買うのがオススメ。
●マス席で贅沢に大相撲観戦＆相撲部屋でちゃんこプラン
マス席で相撲を観覧したあと「ちゃんこ霧島」に移動し、陸奥部屋の見学や元大関・霧島の陸奥親方らの給仕で宴会ができるチケット。マスB席で通常価格より4700円アップ（4名の場合）。霧島ファンには見逃せない豪華さだが、個人的にちゃんこ霧島はオススメしない。なお、ちゃんこ霧島で普通にコースメニューを頼む場合、4200円より。
●「朝稽古見学付チケット」
相撲部屋で稽古を見学したあとちゃんこをごちそうになり、その足で本場所の観戦ができるチケット。千代大龍の所属する九重部屋、栃煌山の所属するは春日野部屋が対象。春日野部屋の場合、参加者は「朝8時に両国に集合」のこと。1人17000円なのでマスB席の場合6700円アップ。
http://www.sumo.or.jp/ticket/tokyo/special_ticket
複雑すぎるわｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
楽天のお得情報みたいで、全部を理解するのに時間かかるタイプｗｗｗ
オススメはギフトチケットで魁皇との記念撮影狙いです！
↓相撲じゃないけどこんなのもあるぞ！
●客船「飛鳥II」大相撲クルーズ開催決定！！鶴竜と琴奨菊だろうな！
力士とのふれあいやトークショーが楽しめる豪華客船での2泊3日のクルーズ。乗船客は大相撲のマス席に招待されるなど、豪華なお土産つき。横綱・大関から2名が参加。
http://www.sumo-cruise.com/
逆に小型船で相撲取りたくさんと乗船のほうが盛り上がるけどな！
「小型漁船で行く沖釣りツアー、幕内全員参加」とか！
 | SNS活用→集客のオキテ Facebook、Twitter、LINE@、ブログ、YouTubeすぐに使える定番ツールで商売繁盛![本/雑誌] (単行本・ムック) / 深谷歩/著 価格:2,205円 |
これ以外にも相撲協会では1月13日・19日を対象に、和装での来場者にはオリジナル手ぬぐいをプレゼントする和装Dayや、TwitterかLINEで協会の公式アカウントをフォローするとクリアファイルがもらえるお楽しみ企画なども実施。これらの情報をどれだけの爺さま・婆さまが把握しているのかは不明ですが、多数のお得な企画を実施しているのです。
しかも、ここまでよく見ると、Facebook・Twitter・LINEという日本の3大SNSが活用されているのです。相撲のくせに、SNSを活用しているのです。ついには「スマホでスタンプラリー」などという企画まで敢行し、「アプリをダウンロードしろ」という相撲とは思えないメッセージまで発信しているのです。野球やサッカーでもここまでスマホの使用を要求されることはないのでは。
↓人気の投票企画、大相撲版総選挙「応援番付」もハッカー対策で「ランダム文字列を入力する」認証を導入！さらに防御が堅固に！
表示される文字列は毎回一緒だぞ！
クッキーを削除すると何度でも無限に投票できる点は変わっていないぞ！
 | 「作ってみたけど効果がない」と思っている人の「やり直し」のホームページ集客術 [ 飯野貴行 ] 価格:1,500円 |
そんな中、さらなる衝撃の報せが。これまで相撲協会では公式サイト上で場所の映像をライブ中継する動画配信を行なってきました。これが大幅にパワーアップ。何とUSTREAMを活用して、見逃し配信などにも対応した「有料動画配信サービス」として生まれ変わったのです。このサービスを利用すれば、次の場所が始まる前日まで購入日の取組を見放題なのです。
ただ、NHKBSでは午後1時から中継するところを、序の口の取組開始からライブ中継するということで、「幕下上位以降の取組はNHKとの受信料契約のみで見られるが、幕下下位以下の取組は金を払わないと見られない」という逆転現象が発生。「有料試食」的な何かグッとくるものがありますね。
↓申し込みされる方はコチラの料金表をご確認ください！
＜視聴料金＞
Seasonal（15日間視聴券）：$120
Daily（1日視聴券）：$10
Daily（千秋楽視聴券）：$15
＜支払方法＞
クレジットカード決済のみとなります。ご利用いただけるカードはVISA MASTER AMEX Discoverの4種類となります。
（※）円換算は御利用のクレジットカード会社の決済日のレートが適用されます。
Live streaming video by Ustream
1日10ドル！15日で120ドル！
決済日の為替レートを適用！
支払はクレジットカードのみで、JCBは不可！
だが、日本では発行されていないDiscoverのカードは使えるぞ！
スーパーグローバル化宣言ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
どこ見てるサービスだよコレｗｗｗｗ世界かｗｗｗｗｗｗｗ
 | 価格:1,764円 |
いかがでしょうか。相撲協会が打ち出すこれらの施策は。相撲と言えば旧態依然というイメージがあるかもしれませんが、相撲は反省しています。そして、その反省は強烈なバネをもってはねっかえっています。解放の時代。グローバルの時代へ。この記事がアップされるのは、まだBS中継が始まる前の時間ですが、今すぐUSTREAMで相撲を見られるのです。10ドルで。これで海外出張の際も安心ですね。ドルさえあれば相撲が見られる、そんな時代が始まったのですから…。
↓ちなみに、SNS活用のお客様にはプレゼントの情報も！「公式ツイッターのフォロワーさんは、1100円のたこ焼きを買うと先着でたい焼きがプレゼント」されます！
twitterのフォロワー様限定！２階西側売店「焼きたて屋」からプレゼント！全勝たこ焼き（15ケ入り 1,100円）をお買い求めいただくと、先着20名様にたい焼きプレゼント！#sumo pic.twitter.com/wDtoea6t53
— 日本相撲協会公式 (@sumokyokai) 2014, 1月 11たこ焼きを買ったらたい焼きをプレゼントｗｗｗｗｗ
相撲取り基準だろコレｗｗｗｗｗｗｗ
粉ものダブルで食わないよｗｗｗｗ食えないｗｗｗｗ
相撲よりグローバル化が遅れている企業のみなさん、焦ってください！
会場入りする力士の写真やら
なかなかいい仕事してますよね
外務省のやわらかアカウントみたいな
感じでスタッフが有能だと感じさせます