12:58
五輪の魔物、蒼い炎が焼き尽くす!

ついに始まりました、ソチ五輪!開会式は今夜ですが、一部の競技はすでにスタート。日本勢も続々と登場し、緒戦に挑みました。4年に一度の祭典。人生を変える舞台。簡単にはいかない。普通でなんかいられない。神と魔物が同時に手を掴んでくる…本当の強さが問われる場所です。

だから、心配をしていました。これまで幾多の選手が「魔物」の手を握りしめるところを見てきましたから。初日、初っ端、最終滑走。興奮にわく観衆たち。その独特の空気が、経験不足な若者を飲み込んでしまうのではないか、と。

しかし、彼にかぎってその心配は無用でした。

羽生結弦、19歳。日本の次代を担う選手。開会式を待たずに、五輪で最初の演技を見せた若者は、世界を、魔物を、返り討ちにしました。もしこれが五輪でなかったら100点に届いていたのではないかと思う会心の演技。素晴らしい幕開けは、本人とフィギュア代表チームだけでなく、日本勢全体に勢いを与えるものでした。

このところの冬季五輪、日本は女の子に頼りすぎていました。安藤美姫さんであったり、浅田真央さんであったり、一番若い娘をつかまえては期待と願望と要求を押しつけてきました。メダルを獲ってほしい。最高の演技を見せてほしい。要するに「感動させてくれ」と。古い考えかもしれませんが、それってあんまりカッコよくなかったと思うのです。

日本の頼れる男の子。

やっと出てきてくれた。

拳を高く突き上げ、今宵の勝利を確信したとき。柔和なマスクからはハッとするほどの猛々しさが漏れます。対照的に、チームジャパンのメンバーは日の丸を揺らして笑顔、笑顔、笑顔。浅田真央ちゃんをキス&クライの隅っこに押し留め、皇帝プルシェンコと王者パトリック・チャンを軽やかに退け、世界の視線を独占した世界最高得点保持者。その夜、世界の「主役」は羽生結弦その人でした。間違いなく。

さぁ乗っていこう日本。初日、決していいことばかりではなかったけれど、停滞した空気を羽生クンが払いのけてくれた。ロシアコールでも吹き消せない蒼い炎、聖火のように日本選手団の心に燃え移ってほしいもの。17日間、熱く燃えていきましょう!

ということで、素晴らしい幕開けで日本選手団に弾みをつけた、フィギュア団体・男子SPの模様をチェックしていきましょう。


◆チームジャパンも鈴木明子さんに太鼓とか持たせたらいいと思います!

会場となるアイスバーグ・スケーティング・パレス。大洋に浮かぶ氷山をイメージしたいというスタジアムは青白い壁と、青白いスタンドが美しく、ライトを反射すれば宝石のようにキラキラ輝きます。1万2000人を収容する規模の場内は、少しずつ座席を埋めながら熱気で満たされていきます。

この日から始まるフィギュア団体は、男女シングル・ペア・アイスダンスの総合力で競われる競技。まず4種目それぞれでショートプログラムを行ないます。そして、SPでの演技順位を1位10点、2位9点…10位1点というポイントに変換し、4種目の合計を計算。ポイント上位5ヶ国がフリーに進出します。そして、フリーで再び同じように順位ポイントを出し、SP+フリーの総合計ポイントで最終順位を決めるのです。

出場できる選手は、原則として個人戦への出場権を持っている者のみ(※1種目にかぎり個人戦出場権のないものを起用できる救済措置アリ)。逆に、出場権を持っている選手がいれば、SPとフリーで選手を入れ替えながら戦うこともできます。まさに総合力の戦いです。

男女シングルでは世界でも屈指の強さを誇る日本ですが、ペアとアイスダンスは少しチカラが劣ります。その意味で、男女シングルはSP・フリーとも1位、あるいは2位を獲ることが必要。特にSPは上位5ヶ国に入るという最初のハードルをクリアするため、確実に上に行っておきたいところ。

その意味で、最初の種目・男子シングルSPに出場する羽生クンには、「初っ端で緊張してるとこ悪いけど1位頼むわ」「あ、どこも同じこと考えてるみたいで世界王者のパトリック・チャン出てきてるわ。でも1位頼むわ」「あ、皇帝プルシェンコも出てきてるわ。でも1位頼むわ」という重たーい期待が掛かってきているのです。

↓世界最高得点でSP1位をお願いします!

普段はカワイイ顔!

しかし、その本性は獰猛な熊!

誰が相手でも負ける気などない!

<イワヤ>ダンシングシリーズくまのプーさん

価格:3,990円
(2014/2/7 12:31時点)
感想(1件)




おそらく総合力ではロシア、ついでカナダ、そこにアメリカがつづいて上位3強を形成。追いかける形で、日本・イタリア・フランス・ドイツ・中国が上位5ヶ国入りを狙う展開でしょうか。イギリスとウクライナは上位5ヶ国入りはちょっと厳しそうです。

上位3強は4種目ともに相応のチカラがありますが、あとの国は得意種目と苦手種目を抱えています。日本は男女シングルが強く、ペアとアイスダンスはかなり苦しい。イタリアは男子シングルに弱点があり、フランスは大きな弱点もない代わりに、突き抜けた強みがない印象。ドイツはペア、中国は男子シングルとペアでどれだけ上位ポイントを取れるか次第でしょうか。

イギリス、イタリア、ウクライナと演技が進む中、まず最初に登場してきた強豪はロシア。ロシアはSPにプルシェンコを起用してきました。近年は腰の手術などもあって、大きな大会からは遠ざかっていたプルシェンコ。しかし、地元で開かれる五輪のために身体に鞭を打ってやってきました。はたしてプルシェンコは、プルシェンコなのか。スタジアムはこの日一番の盛り上がりで「皇帝」の帰還を待ちます。

↓プルシェンコは4回転+3回転を見事に決めるなど、自国大会にふさわしい演技!
http://www.gorin.jp/result/FSFSX400/index.html?bctid=740126442002

ジャンプだけでなく、スピンやステップでも点を取りにきている!

そしてこの盛り上げ力!

指先を振るえば観衆が大声をあげるそのさまは、オーケストラの指揮者のよう!

この男、すごい!


この空気、これこそが五輪です。期待と興奮、熱狂と重圧がただならぬレベルで満ちる場内。「ロシア!ロシア!ロシア!」と大きな歓声が上がり、スコア91.39点の発表がさらに加速させていく。プルシェンコ自身にとって自己ベストである高得点は、ほかの選手に対しても強烈なプレッシャーをかけます。

その流れに飲まれたか、直後に演技したアメリカのアボットは4回転トゥループの回転不足&転倒、トリプルアクセルが1回転になる、という2つの大きなミスがあり、本来のチカラとはほど遠い演技。得点発表時には頭を抱えるほどの大失敗となります。それを優しく慰める佐藤有香コーチの姿。「あぁ、裏に戻ったら説教なんやろな…」「ボッコボコなんやろな…」「氷の微笑やで…」と僕もゾクゾクしてきます。五輪、怖っ!

その後、ドイツ、中国のハン・ヤン、フランスのアモディオとつづく演技。中国のハン・ヤンはかなりいい演技に見えましたが、5コンポーネンツが伸びずプルシェンコに届きません。さらに、9番目で登場した世界王者パトリック・チャンもチャンらしからぬ演技。4回転はやや軸が傾き、セカンドジャンプがダブルに。トリプルアクセルは大きくステップアウトし、GOEでかなり減点される出来栄え。得点はプルシェンコにわずかに及ばない89.71点にとどまります。ロシアの地で、プルシェンコに勝とうと思ったら、完璧な演技をしなくてはいけない…ジャッジからのメッセージを感じるようなスコアです。

そして、最終演技者として登場したのが羽生結弦クン。羽生クンはフェンスをパンパンと強く叩き、自分を奮い立たせてリンク中央へ。町田樹、浅田真央、団体戦キャプテンの鈴木明子、リード姉弟らが日の丸を持って見守る中で、演技をスタートします。初の五輪、初の演技。震えるような舞台。

そんな緊張感の中でも、散歩でもするかのような落ち着いた演技。演技冒頭、この日の誰よりも美しい4回転トゥループを決めると、着氷の瞬間にガッツポーズが飛び出す完璧なトリプルアクセルがつづく。スケーティングは、まさに滑るようにリンクをなめらかになぞり、スピンやステップでも魅せる。日本の羽生がロシアの観客をうならせ、そして沸かせた。普段はクールな羽生クンが、自分で自分に興奮するような会心の演技です!

↓演技終了の瞬間、突き上げた拳からさらに指を突き立て勝利を確信する羽生クン!
http://www.gorin.jp/result/FSFSX400/index.html?bctid=740124636002

キス&クライでみんなに早速真似されとるやないかいwwww

そして日の丸揺らすチームメイトの笑顔、いいね!

蒼い炎 [ 羽生結弦 ]

価格:1,470円
(2014/2/7 12:33時点)
感想(108件)




「プルシェンコは僕のヒーローだ」と語り、この舞台で共に競えることを喜んだ羽生クンが、そのプルシェンコを上回った。あれほどの歓声で自国代表に熱狂したロシアの観衆たちにさえ、「これなら仕方ないな」という納得感があったように思います。納得いかなければブーイングで抗議する人たちですからね。日本の羽生は「世界のHANYU」だった…そう言えるのではないでしょうか。

その後、行なわれたペアのSPでは高橋・木原組が8位と健闘。3ポイントをゲットしました。羽生クンの10点と合わせて合計13点は、全体4位の位置となります。メダル争いで言うと、アメリカを3点リードして初日を終えられたのは好結果です。アメリカのデービス・ホワイト組が仮にアイスダンスで1位を獲ったとしても、日本のリード組が頑張って7位くらいに食い込めれば、十分に女子シングルで取り返せる差におさまります。遠くに小さな光が見えてきた…そんな印象です。この日のペアの3点は、何かを起こす一歩となるかもしれませんね。

↓日本選手団を勢いづける会心の笑顔いただきました!

どうでもいいけど、あっこちゃんは日の丸似合うね!

評判のチンドン屋さんみたいな雰囲気です!

いい空気作ってるな!


↓ちなみに、ドイツには本物のチンドン屋みたいなのがいた!(3分頃から)
http://www.gorin.jp/result/FSFSX400/index.html?bctid=740124635002

何だこの巨大なタマタマみたいなのwwww

あ、たまたま持っていたカウベルかwwwwwww

って、そんなもん持ってくるなwwwww


↓確か事前に「五輪の風格を考え、鳴り物などの応援は禁止する」と通達されていたはずだが…?(3分頃から)
http://www.gorin.jp/result/FSFSX400/index.html?bctid=740124643002

誰だよ「風格」なんて言い出したのwww

徹底されてないぞwwwwwwwwww

徹底しろよwwwwwwww


↓つまり、日本も本気を出していいという意味で、受け取ってよいのだな…?


本気を出したら、風格は消し飛ぶぞ…?

それでもいいんだな…?やっちゃうぞ!

ちんどん(4名)

価格:157,500円
(2014/2/7 12:33時点)
感想(0件)




よーし、この勢いでノリにノッていきましょう!頼むぞ日本、頑張ろう日本!