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2014年09月15日08:24
本田△のゴール?アシスト?もはやどうでもいい!
日本時間15日の早朝。早起きした僕はセリエAのパルマVSミラン戦を見ていました。お目当てはもちろん本田△さん反撃のシーズン第2章です。開幕戦での先制ゴールにつづく大活躍で、ミランでの足場固めを着実にしてほしい。そして、来季は欧州CLへ復帰できるようなところへチームを導いてほしい。そんな気持ちからです。
本田△さんは期待通りの大活躍。シンプルなさばきから先制点をアシストしたことに始まり、ゴール前にスルスルっと上がって自らのヘッド弾で追加点。2点に絡む活躍で、チームを勝利に導いたのです。最終スコア5-4での勝利へ。「はっ!?」「最終スコア5-4!?」「本田△関係あるのか?」という勝利へ。
ミランとパルマ、質の高い両者のお笑い攻防。揉み合うように得点を献上しながら、どっちがより面白いやらかしを出来るかせめぎ合っていく。その切磋琢磨。その姿は、二匹のタヌキがカチカチする薪をかついで全身まる焼けになりながら泥船で海に漕ぎ出していくかのよう。ほうほうの体で岸にたどりついたミランタヌキを、本田△さんがポカーンと見ている感じの試合でした。(※パルマタヌキは海中でブクブク)
日本でもセレッソ大阪が4点取ったのに5点取られて負けたなんてことがありましたが、セリエAという世界トップのリーグを見ると、まだまだ世界との差は大きいと痛感させられます。日本では両方が一生懸命やって4点取って5点取られるわけですが、世界は最後の方で3点くらいずつ押し付けあって5-4となるのですから。退場&退場、50メートル単独突破ゴール、相手FWが真後ろにいるのに見てないDF、超ロングオウンゴールなどの珠玉の饗宴。「ポルトガルリーグのほうがランキングで上なのも納得」という感じで、朝からとても楽しい気分です!
ということで、もし年間最爆笑試合なる表彰があれば有力候補となるであろう、15日の「セリエA パルマVSミラン戦」をチェックしていきましょう。
◆シュート3本で4点取る奇跡!忘れたくても無駄に忘れられない一戦!
開幕戦勝利を飾ったミラン。しかし、その際にキレッキレの突破を見せていたエルシャーラウィは怪我で第2戦を欠場とのこと。「いつか怪我するとは思ってたけど、早っ!」という驚きで、早くも波乱の予感漂う第2戦。インザーギ監督の手腕にも注目が集まります。
本田△さんはこの日も3トップの右で先発出場。中央には開幕戦でも奮闘を見せたメネズ、左にはボナヴェントゥーラが入ります。スタンドには加入が決定したフェルナンド・トーレスの姿もありますが、今日はスーツで観戦するのみの模様。チーム事情としては、とっとと出てきて欲しいところです。
そして始まった試合。序盤はいたって静かな立ち上がり。ミランがボールを持ち、パルマはじっと耐える構図で試合は進みます。じょじょにミランが圧力をかける中、試合が動いたのは前半25分。相手DFが本田△の前にボールをこぼし、シュートの選択肢もあるところで本田△はパスを選択。上手くDFから遠ざかっていたボナベントゥーラが決めてミランが先制します。
しかし、これは歴史的バカ試合の序章に過ぎませんでした。ミランの選手が一斉にインザーギ監督に駆け寄り、中継では先ほどのVTRを流している段階でのこと。キックオフから試合再開したパルマはポンポンポンとパスをつなぎ、ポンポンポンとゴール前へ。そして「アッ」という間すらないうちに…
↓失点から約30秒後、パルマはカッサーノのゴールで同点に!
※これはジャブです。
※このあと5-4までいきます。
※ずっとこんな感じです。
再び試合は振り出しに。それでもミランが圧力をかける構図は変わりません。0-0が無駄に1-1になっただけの話。何事もなかったかのように試合は進み、「試合が動きます」を再びやり直すことに。改めて試合が動き直したのは前半37分。ボールを持って攻めるミランは、タイミングよく右サイドを駆け上がったアバーテへ展開。ここでアバーテは、開幕戦でもホットライン形成の予感を漂わせていた本田△へクロスを送ります。本田△は誰もマークについてこないザルDFの間をトコトコと走り抜け、ゴール正面でドフリーに!
↓本田△開幕2戦連発弾!ヘッドでズドンと決めた(1分過ぎから)!
※パルマは誰もついてきません。
※よく見ると13番は手前でコケてます。
※ずっとこんな感じで5-4までいきます。
よーし、勝った。僕の寝ぼけ眼はいつも以上に節穴感を増し、2-1の時点で早くもミラン勝利を予感します。さらに後半45分には、明らかに手で引きずり倒される形でミランがPKを得ると、これを決めて3-1。2点差になると解説者からも勝利を確信する声が上がり、逆にパルマの心配を始める余裕まで。「これはパルマにとって致命的ですね」「パルマが心配ですね」などの節穴発言の数々。しかし、まだ試合は半分も終わっていないのです。
↓後半開始まもなくの51分、パルマのフェリッペが決めて1点差に!
※まだ半分です。
※最終的に5-4ですからね。
※あと4点入ります。
さぁ1点差。しかも、このあとの後半13分にミランは累積警告でDFラインの一角・ボネーラが退場になります。10人VS11人で残り30分あまり。仕方なく前線の本田△を下げて守備の欠員を補うミラン。普通のバカ試合なら、ここからミランがガッと崩れてパルマ5-4ミランとなるもの。しかし、年間最爆笑試合候補に、そんな常識は通じません。ミランは逆に燃えます。真っ赤に燃え上がります。
↓後半23分、パルマがもったりボールを転がしているところをデ・ヨングがカットし、そのまま独走ゴール!
※1年に1点取るかどうかという守備の人です。
※アメフトばりの単騎独走です。
※ボール取られた選手が追いかけるわけでもなく、その場で手を振って怒っているのも見ものです。
「カッサーノがほぼ最終ラインに入ってボールを回しているところを、トップの位置からプレスをかけにいったデ・ヨングがカットして、そのまま50メートルを独走するカウンターでゴール」という説明を受けても、まったく何が起こったかわからないゴール。これで4-2とリードを再び2点に広げ、さすがにミランが勝っただろう、もういい加減勝っただろう、いい加減にしろ!と沸く我が家。しかし、年間最爆笑試合ノミネート作品は、ここからさらに「3得点、1退場、1交代したいけど出来ない」を見せてくれるのです。まだ、タヌキが薪をかついだ段階なのです!
↓実況が「パルマこの2点差はキツイなぁ」と言っちゃったあとの後半28分、パルマはルカレッリのゴールで再び1点差に!
※だいぶタヌキが燃えてきました。
※両方とも燃えてます。
※両方とも燃えたまま泥船で漕ぎ出します。
↓しかし、直後の後半34分、パルマが退場で10人になるとミランはメネズのゴールで再び2点差に!
DF2人いるのにどっちも相手を見てない
↓
DFがGKにパス
↓
そこに普通にいたメネズがカット
↓
メネズはGKをかわしヒールで流し込む
ひでぇなwwwwww
どっちもwwwwww
↓負けじとミランは後半44分、デ・シリオが超ロングオウンゴールを決めて再び1点差に!
何でゴールマウスに向けて正確に蹴るんだよwwww
誰も触れなくても外れるコースに蹴りなさいよwwww
ボール受けようとしたGKが足痛めたもんで入っちゃったwwww
まさかの形で再び1点差。この時点でミランはすでに3枚の交代枠を使い切っており、足を傷めたGKに交代を出すことが出来ません。しかも、6分というふざけたアディショナルタイム。もうひと波乱あるか?…という期待をするも、さすがにパルマももう余力ナシ。三度2点差に広げ、三度1点差に追いつかせたバカ試合も、ついに5-4で決着を見ました。
「どっちの泥船が先に沈むか」というサバイバルマッチをほうほうの体で制したミランは、これで2節連続で首位をキープ。「え、首位なの!?」「これで!?」「このチームが欧州CLに出るの!?」という驚きをグッと飲み込みつつ、引きつづき応援していきたいもの。次節は優勝候補ユベントスとの対戦。ユベントスに勝つようなら、泥船だろうが何だろうが、優勝戦線へ漕ぎ出して行けそうですからね。
↓どうでもいいけど、パルマはシュート3本で4点取ってるぞ!
ひっでぇ試合wwww
決定力ありすぎというか、守もる気なさすぎというかwwww
↓何か、ミラン公式が勝手に感極まっているのだがwww
何が「we'll never forget!」だwwww
勝手にウルウルしてんじゃないwwwww
この試合は「ゲラゲラ」だろwwwww
こんな試合で取った勝点3が、最終的にモノを言うように祈ります!
日本時間15日の早朝。早起きした僕はセリエAのパルマVSミラン戦を見ていました。お目当てはもちろん本田△さん反撃のシーズン第2章です。開幕戦での先制ゴールにつづく大活躍で、ミランでの足場固めを着実にしてほしい。そして、来季は欧州CLへ復帰できるようなところへチームを導いてほしい。そんな気持ちからです。
本田△さんは期待通りの大活躍。シンプルなさばきから先制点をアシストしたことに始まり、ゴール前にスルスルっと上がって自らのヘッド弾で追加点。2点に絡む活躍で、チームを勝利に導いたのです。最終スコア5-4での勝利へ。「はっ!?」「最終スコア5-4!?」「本田△関係あるのか?」という勝利へ。
ミランとパルマ、質の高い両者のお笑い攻防。揉み合うように得点を献上しながら、どっちがより面白いやらかしを出来るかせめぎ合っていく。その切磋琢磨。その姿は、二匹のタヌキがカチカチする薪をかついで全身まる焼けになりながら泥船で海に漕ぎ出していくかのよう。ほうほうの体で岸にたどりついたミランタヌキを、本田△さんがポカーンと見ている感じの試合でした。(※パルマタヌキは海中でブクブク)
日本でもセレッソ大阪が4点取ったのに5点取られて負けたなんてことがありましたが、セリエAという世界トップのリーグを見ると、まだまだ世界との差は大きいと痛感させられます。日本では両方が一生懸命やって4点取って5点取られるわけですが、世界は最後の方で3点くらいずつ押し付けあって5-4となるのですから。退場&退場、50メートル単独突破ゴール、相手FWが真後ろにいるのに見てないDF、超ロングオウンゴールなどの珠玉の饗宴。「ポルトガルリーグのほうがランキングで上なのも納得」という感じで、朝からとても楽しい気分です!
ということで、もし年間最爆笑試合なる表彰があれば有力候補となるであろう、15日の「セリエA パルマVSミラン戦」をチェックしていきましょう。
◆シュート3本で4点取る奇跡!忘れたくても無駄に忘れられない一戦!
開幕戦勝利を飾ったミラン。しかし、その際にキレッキレの突破を見せていたエルシャーラウィは怪我で第2戦を欠場とのこと。「いつか怪我するとは思ってたけど、早っ!」という驚きで、早くも波乱の予感漂う第2戦。インザーギ監督の手腕にも注目が集まります。
本田△さんはこの日も3トップの右で先発出場。中央には開幕戦でも奮闘を見せたメネズ、左にはボナヴェントゥーラが入ります。スタンドには加入が決定したフェルナンド・トーレスの姿もありますが、今日はスーツで観戦するのみの模様。チーム事情としては、とっとと出てきて欲しいところです。
そして始まった試合。序盤はいたって静かな立ち上がり。ミランがボールを持ち、パルマはじっと耐える構図で試合は進みます。じょじょにミランが圧力をかける中、試合が動いたのは前半25分。相手DFが本田△の前にボールをこぼし、シュートの選択肢もあるところで本田△はパスを選択。上手くDFから遠ざかっていたボナベントゥーラが決めてミランが先制します。
しかし、これは歴史的バカ試合の序章に過ぎませんでした。ミランの選手が一斉にインザーギ監督に駆け寄り、中継では先ほどのVTRを流している段階でのこと。キックオフから試合再開したパルマはポンポンポンとパスをつなぎ、ポンポンポンとゴール前へ。そして「アッ」という間すらないうちに…
↓失点から約30秒後、パルマはカッサーノのゴールで同点に!
※これはジャブです。
※このあと5-4までいきます。
※ずっとこんな感じです。
再び試合は振り出しに。それでもミランが圧力をかける構図は変わりません。0-0が無駄に1-1になっただけの話。何事もなかったかのように試合は進み、「試合が動きます」を再びやり直すことに。改めて試合が動き直したのは前半37分。ボールを持って攻めるミランは、タイミングよく右サイドを駆け上がったアバーテへ展開。ここでアバーテは、開幕戦でもホットライン形成の予感を漂わせていた本田△へクロスを送ります。本田△は誰もマークについてこないザルDFの間をトコトコと走り抜け、ゴール正面でドフリーに!
↓本田△開幕2戦連発弾!ヘッドでズドンと決めた(1分過ぎから)!
※パルマは誰もついてきません。
※よく見ると13番は手前でコケてます。
※ずっとこんな感じで5-4までいきます。
価格:380円 |
よーし、勝った。僕の寝ぼけ眼はいつも以上に節穴感を増し、2-1の時点で早くもミラン勝利を予感します。さらに後半45分には、明らかに手で引きずり倒される形でミランがPKを得ると、これを決めて3-1。2点差になると解説者からも勝利を確信する声が上がり、逆にパルマの心配を始める余裕まで。「これはパルマにとって致命的ですね」「パルマが心配ですね」などの節穴発言の数々。しかし、まだ試合は半分も終わっていないのです。
↓後半開始まもなくの51分、パルマのフェリッペが決めて1点差に!
※まだ半分です。
※最終的に5-4ですからね。
※あと4点入ります。
さぁ1点差。しかも、このあとの後半13分にミランは累積警告でDFラインの一角・ボネーラが退場になります。10人VS11人で残り30分あまり。仕方なく前線の本田△を下げて守備の欠員を補うミラン。普通のバカ試合なら、ここからミランがガッと崩れてパルマ5-4ミランとなるもの。しかし、年間最爆笑試合候補に、そんな常識は通じません。ミランは逆に燃えます。真っ赤に燃え上がります。
↓後半23分、パルマがもったりボールを転がしているところをデ・ヨングがカットし、そのまま独走ゴール!
※1年に1点取るかどうかという守備の人です。
※アメフトばりの単騎独走です。
※ボール取られた選手が追いかけるわけでもなく、その場で手を振って怒っているのも見ものです。
「カッサーノがほぼ最終ラインに入ってボールを回しているところを、トップの位置からプレスをかけにいったデ・ヨングがカットして、そのまま50メートルを独走するカウンターでゴール」という説明を受けても、まったく何が起こったかわからないゴール。これで4-2とリードを再び2点に広げ、さすがにミランが勝っただろう、もういい加減勝っただろう、いい加減にしろ!と沸く我が家。しかし、年間最爆笑試合ノミネート作品は、ここからさらに「3得点、1退場、1交代したいけど出来ない」を見せてくれるのです。まだ、タヌキが薪をかついだ段階なのです!
↓実況が「パルマこの2点差はキツイなぁ」と言っちゃったあとの後半28分、パルマはルカレッリのゴールで再び1点差に!
※だいぶタヌキが燃えてきました。
※両方とも燃えてます。
※両方とも燃えたまま泥船で漕ぎ出します。
↓しかし、直後の後半34分、パルマが退場で10人になるとミランはメネズのゴールで再び2点差に!
DF2人いるのにどっちも相手を見てない
↓
DFがGKにパス
↓
そこに普通にいたメネズがカット
↓
メネズはGKをかわしヒールで流し込む
ひでぇなwwwwww
どっちもwwwwww
↓負けじとミランは後半44分、デ・シリオが超ロングオウンゴールを決めて再び1点差に!
何でゴールマウスに向けて正確に蹴るんだよwwww
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ボール受けようとしたGKが足痛めたもんで入っちゃったwwww
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まさかの形で再び1点差。この時点でミランはすでに3枚の交代枠を使い切っており、足を傷めたGKに交代を出すことが出来ません。しかも、6分というふざけたアディショナルタイム。もうひと波乱あるか?…という期待をするも、さすがにパルマももう余力ナシ。三度2点差に広げ、三度1点差に追いつかせたバカ試合も、ついに5-4で決着を見ました。
「どっちの泥船が先に沈むか」というサバイバルマッチをほうほうの体で制したミランは、これで2節連続で首位をキープ。「え、首位なの!?」「これで!?」「このチームが欧州CLに出るの!?」という驚きをグッと飲み込みつつ、引きつづき応援していきたいもの。次節は優勝候補ユベントスとの対戦。ユベントスに勝つようなら、泥船だろうが何だろうが、優勝戦線へ漕ぎ出して行けそうですからね。
↓どうでもいいけど、パルマはシュート3本で4点取ってるぞ!
パルマ、シュート3本で4点とる奇跡 pic.twitter.com/kWwifNbNXb
— Knotty (@knottystop) 2014, 9月 14
ひっでぇ試合wwww
決定力ありすぎというか、守もる気なさすぎというかwwww
↓何か、ミラン公式が勝手に感極まっているのだがwww
Many goals, a lot of passion and red&black hearts... a match we'll never forget! #weareacmilan #ParmaMilan
— AC Milan (@acmilan) 2014, 9月 14
何が「we'll never forget!」だwwww
勝手にウルウルしてんじゃないwwwww
この試合は「ゲラゲラ」だろwwwww
価格:842円 |
こんな試合で取った勝点3が、最終的にモノを言うように祈ります!