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2015年02月12日12:49
FC都道府県名+地域愛称+市町村名!
僕は埼玉西武ライオンズを応援しているのですが、球団名に「埼玉」を入れると言い出したときには、相当反対をしたクチのひとりです。もちろん埼玉というフレーズを商品名に入れること自体にも基本的に反対です。「埼玉ポッキー」とか「埼玉プリウス」とか「プレイステーション埼玉」とか全部ダメそうだろと。場末のゲーセンみたいだろと。
ただ、それ以上に「西武」自体がそもそも論として「武蔵野台地の西のほう」という意味で、地域愛称そのものであるから反対でした。被るなよと。しかも微妙に外して被るなよと。鉄道の路線を見ても所沢方面と大宮方面はまったく別地域だろと。池袋でタコ足配線しているだけの別地域だろと。秋津から新秋津に歩かせるっていう嫌がらせみたいな非接触感を両地域が持ってる敵対関係だろと。
しかし、そうした抵抗も球団が存続するという大前提が揺らいでは詮無きこと。西武はかつての堤帝国ではなくなりました。日本全土を購入しスキー場とプリンスホテルを建てるというバカな妄想は、もはや夢と消えたのです。現在の埼玉西武ライオンズは球団の体裁をなすことに精一杯ギリギリで、プライドだの建前だの言っている状態ではありません。その意味で、こうすることでより地域の方に愛されるのであれば、「埼玉」を冠することも厭わないのです。自前の球場があるのに大宮でホームゲームを開催することも厭わないのです。
だから、気持ちはわかります。
「北海道コンサドーレ札幌」などというクソ語呂の悪い球団名をつけてしまう気持ちも。
大丈夫!みなまで言うな!黙っていろ!
そのバツの悪さと気恥ずかしさ、すべてわかっておる!
「埼玉つけるなら西武を取れよ」「いやそれは企業名だから取れない」「じゃ埼玉つけるなよ」「いや、客が少ないからつけたい」「じゃライオンズ止めて埼玉プリンスホテルにしろ」「それじゃ社会人野球だろ!」「社会人野球みたいなもんだろ!」というやり取りで、僕はその手の議論を一周してきています。だから、受け入れましょう。「北海道コンサドーレ札幌」というクソ語呂の悪い球団名を。そして、すべてのコレ系の名称を。
こうした現象はコンサドーレ北海道に限らず、今後増えることはあっても減ることはないでしょう。結局、都市単位で客を限定し、ほかの都市の住人を「他地域」と位置付けることには限界があったのです。その都市ひとつでは球団を賄えないからです。地域密着を推し進めたことで、密着していない人に疎外感を生んでしまったことが、「よりデカイ地域名をつけよう」「語呂?そんなもんどうでもいい」「できれば北日本としたい」という方向に舵を切らせた要因です。
北海道ニアリー札幌というレベルで都市名が存在感を持っている札幌でさえこうなのです。この手の話は、増えることはあっても減ることはないでしょう。客が少ない、金がない、となったとき「とりあえず地域名デカくしとくか」とダメ元で決断をしてくるはずです。ならば、今やりましょう。いっそ、今やりましょう。
コンサ北海道ーレも「申請期限が1年1ヶ月前なので」という事情から、改称は2016年度からになるとのこと。つまり、今月のJリーグ理事会に間に合わなければ、早くとも改称は2017年度からになるのです。急げ、困っているチーム。都道府県名、いやもっとデカイ単位の名前を入れて、広く浅く地域密着するのです。世の中には「ツバつけたもん勝ち」みたいな雰囲気もありますしね。
ということで、この機会に明治安田生命J1・J2・J3リーグ全体の改称を検討し、どうせならいっぺんに変えてしまいましょう。
◆よりデカイ地域名は奪い合いになる!早い者勝ちだぞ!遅れるな!
基本的なイメージとしては、とにかくデカイ地域名をつけ、現状の名前を可能な限り残していくことでしょうか。もう一度ゼロから名前を定着させるのは面倒臭いですからね。その上で、「草津の方もお越しください」「札幌の方もお越しください」「市原のことは忘れてませんよ」レベルの媚び感を出していくことができるとモアベターです。
【明治安田生命J1リーグ】
●ベガルタ仙台⇒東北ベガルタゴールデンイーグルス
仙台ニアリー宮城、というか仙台大なり宮城というくらいに都市名が都道府県名を上回っている仙台。しかし、札幌でもダメなのだから、いずれ苦しくなることは必定。ここはひとつドーンとでっかく、東北まで守備範囲を広げていきたい。ベガルタ東北でもいいが、それだと星空の案内みたいなので、東北ベガルタでどうだろうか。何か語呂が悪かったので、ちょっと付け加えたがソコは気にしないでもらいたい。マスコット由来の何かじゃないだろうか。商標は「ベガルタゴールデンイーグルス」で。
●モンテディオ山形⇒モンテディオ日本海
先に「東北」を仙台にあてがってしまったので、困った。あとから困るかもしれないが、とりあえず「東北」よりもデカそうな名前ということで、日本海をあてがっておく。山っぽい名前から海っぽい名前への急展開ということで異論も多そうだが…。今後、要調整。
●鹿島アントラーズ(現状維持)
当初、「茨城鹿島アントラーズ」とすべきではないかと考えたものの、「あ、茨城なんだ」という気づきはむしろデメリットではないかという意見が出たため、現状維持に。今後は「北関東鹿島アントラーズ」を視野に他地域との綱引きを進める。
●浦和レッドダイヤモンズ(現状維持)
現状、そこまで追い詰められていないことと、他クラブに「埼玉」の地域名は譲るべきとの意見があり、現状維持に。レッズが「埼玉レッドダイヤモンズ」を検討するときは、もはや地域名云々を言っている段階でもなさそうなので、「埼玉・浦和・三菱スリーレッドダイヤモンズ」くらいまでゴテゴテせざるを得ない。
●柏レイソル⇒千葉(県)レイソル
素直に「千葉レイソル」としようと思ったが、先回りしているヤツがいたため断念。しかし、よくよく考えれば向こうは「千葉市と市原市です」という建前だったはず。じゃあコッチは県だ。千葉県だ。その辺の意図を明確にするために「(県)」と入れておいた。(株)みたいなものだ。これなら文句あるまい。
●FC東京(現状維持)
調布に見向きもせず東京と言い切った潔い姿勢。言うことなし。
●川崎フロンターレ⇒神奈川フロンターレ
現状維持でもいいのではないかという意見も強くあったが、神奈川県はただでさえゴチャゴチャしているので、先んじて動くべきとの意見もあり、改称を断行した。もともと「先端」という自覚でフロンターレだったと思われるので、この機会に「神奈川の先っぽです」という姿勢を強く打ち出す。
●横浜F・マリノス⇒新横浜F・マリノス
横浜を神奈川に変えるメリットについて、最後まで見い出せなかったため、一旦は改称を断念した。しかし、慢性的な経営難に対して何らかのアクションを起こす必要性は感じたので、とりあえずリニューアルをしてみた格好。「最寄駅は新横浜だろ!」「横浜と全然違うじゃねーか」「行くの面倒臭い」という意味ではなく、あくまでも「ニュー横浜F・マリノス」の意。
●湘南ベルマーレ(現状維持)
「我々はベルマーレ平塚から改称した時点で、この問題は通過しているッ!!」という関係者の声が聞こえる。
●ヴァンフォーレ甲府⇒ヴァンフォーレ甲信越
「甲府を山梨に広げたところで…」という意見に後押しされ、思い切って広げてみた。本義的には甲信越というと、長野と新潟も入ってしまい広がりすぎな気もするが、甲信越に強く残る「甲」のイメージからイケるんじゃないかと思われたので、アメーバのように勢力図を広げたい所存。これでダメなら「ヴァンフォーレ富士山」だ。
●松本山雅FC(現状維持)
「松本」と言いつつ、すでに松本市・安曇野市・山形村・塩尻市まで支配しており、その名前でOKということになっているなら当面様子を見るしかない。ただし、AC長野パルセイロがJ2まで上がってくると面倒なので、将来的には「長野(県)松本(市)山雅FC」を視野に入れるべき。
●アルビレックス新潟(現状維持)
より大きい地域名をつけたかったのだが、「新潟って何地方?」という疑問に対して「東北ですよね?」「中部でしたっけ?」「北陸では?」「信越かも?」などと多数の意見が提唱され、面倒臭い感じだったので放置した。当面客入りで困ってはいないようなので、他地域のためにもこのまま頑張ってほしい。
●清水エスパルス⇒静岡エスパルス清水
とりあえず、静岡市清水区から静岡県へワンランクアップを狙いたいが、「静岡エスパルス」だと将来的にどうせアソコも静岡狙いで上げてきてゴチャゴチャしそうなので前後分割して清水を残した。何か、パチンコ屋みたいな名前になったけれど、そこは気にしないでもらいたい。
●名古屋グランパス⇒中部愛知名古屋グランパス豊田パロマ瑞穂エイト
名古屋の嫁入りや、名古屋のモーニングセットなどを見ていると、とにかくゴテゴテするのが好きそうなので、ゴテゴテしてみた。一番重要なパーツはもちろん豊田だ。
●ガンバ大阪(現状維持)
現在の問題をJリーグ初年度から見通し、「ウチは大阪府ですから」と押し切った当時の首脳陣の先見性に頭が下がる。
●ヴィッセル神戸⇒ヴィッセル阪神
ワンランク上げたら、ちょうどいい感じの地域名称があった。
●サンフレッチェ広島⇒サンフレッチェ中国
中国地方に格上げするだけのつもりだったが、何だか大きくなりすぎてしまった感は否めない。「サンフレッチェ広島東洋」で止めるべきという意見は今後の客入りを見て検討する。
●サガン鳥栖(現状維持)
「佐賀サガン鳥栖」を検討するも、すでにサガは入っているという先回り感で、満場一致の現状維持となった。今後もう少しカッコよくしたい場合は「ロマンシングサ・ガン鳥栖」などを検討してもらいたい。
【明治安田生命J2リーグ】
●コンサドーレ札幌⇒北海道コンサドーレ札幌
「北海道」「道産子」「札幌」と地域名のミルフィーユみたいな構造で、本企画の出発点ともなった。まぁこの構造だと、みんな「コンサドーレ札幌」と呼ぶだろうから、あまり意味はないと思うが…。
●水戸ホーリーホック(現状維持)
当初、「茨城水戸ホーリーホック」と…(以下略)
●栃木SC⇒南東北SC⇒北関東SC⇒栃木SC
ワンランク上げて「南東北SC」にしようと思ったら、「栃木・群馬・茨城は東北じゃねーよ!」という強烈な反発を喰らったため、「北関東SC」と再変更をするも、「関東ですかね?」という根強い疑問が提示されたため、一周して栃木に戻った。
●ザスパクサツ群馬(現状維持)
すでに一回草津⇒群馬へ格上げしていることと、もしさらに上げようとしても栃木とほぼ同様になると思われるので、諦めて現状維持。
●大宮アルディージャ⇒埼玉アルディージャ
向こうがプライド・オブ・ウラワなどと悠長なことを言っている間に、先んじてワンランク上げるべき。
●ジェフユナイテッド市原・千葉⇒ジェフユナイテッド千葉(市)⇒ジェフユナイテッド東京
市原を投げ捨てて、すでに千葉に1回上げているので、改称は難航を極めた。柏からの「ウチも千葉(県)にするわ」という横ヤリもあり、区別をつけることを優先したら千葉(市)と逆にランクダウンする結果に。ここは思い切ってディズニーランド方式で「東京」に上げていくしかない。ディズニーがOKでジェフがNGという道理はないはずだ。
●東京ヴェルディ1969⇒FC日本
昔から、そう名乗りたそうだったので。
●横浜FC⇒横浜F・市
より横浜市のチームであることを強く打ち出しつつ、胸に宿るフリューゲルスの魂を強調した。
●ツエーゲン金沢⇒ツエーゲン金沢加賀百万石
金沢は観光地としても名高く、現状でも十分イイ名前とする声は強かった。「石川県に上げるメリットがない」という声もあった。しかし、現状維持では先行きが心配であるのも確かなので、歴史的な名前にドンと上げてみた。素直に「ツエーゲン加賀」としなかったのは「金」「百万石」が残ったほうが景気がよさそうだったので。
●ジュビロ磐田⇒静岡ジュビロ磐田・浜松
ジュビロ磐田・浜松というジェフ方式を模索するも、エスパルスに取られる前に県名を取るべきという声もあったため、こんなことになってしまった。
●FC岐阜⇒FC日本アルプス
「岐阜って言われても正直ドコなんだか…」「あぁ愛知の隣ね」「最初からそう言え」という声が多数上がったため、思い切って岐阜を捨てた。「FC中部」「FC飛騨高山」など複数の候補が挙がったが、どうせピンと来ないならとにかくデカイ名前にしようということで、「日本アルプス」を採用。
●京都サンガF.C.⇒KYOTOサンガF.C.
京都以上の名前は見い出せないのが現実だが、国際的な認知度を考えたときにコッチかな?という感じがしたので。
●セレッソ大阪(現状維持)
大阪以上の名前はなかなか見い出せず、客入りに難を抱えているわけでもないので、現状維持とした。願わくば、ガンバの名前を「ガンバ吹田」にランクダウンできると最高だ。
●ファジアーノ岡山⇒ファジアーノ山陽⇒ファジアーノ吉備
「中国」を先にサンフレッチェにつけてしまったので、正直困った。岡山のままではジリ貧の未来が見えるので、何とかワンランク上げねばならない。そこで一旦は「ファジアーノ山陽」としたが、山口あたりから文句が出そうなので、吉備国に救いを求めた格好。どうせ「岡山?」「あぁ桃太郎の」となるなら、最初からキビダンゴを打ち出そう。
●カマタマーレ讃岐⇒カマタマーレ讃岐うどん
香川県は「うどん県」を自称しているそうなので、思い切ってうどんを入れてみた。「うどんって言いたいな」「うどんって言いたそうだな」とモヤモヤするより、このほうがお互いにスッキリするのではないか。
●徳島ヴォルティス⇒四国ヴォルティス徳島
うどんを茹でている間に、四国をいただく。
●愛媛FC⇒愛媛FC四国
シンプルに「FC四国」としたかったが、そもそもが「4つで1つ」という地域名を独占することにはためらいもあったので、みんなで共有することに。将来的には「高知FC四国」なども許容する覚悟アリ。
●アビスパ福岡⇒アビスパ九州北部
正直、八方ふさがりである。「9つで1つ」という地域名を独占するのははばかられるし、近所に「北九州」という卑怯なネーミングをしたチームもある。おいおい、ウチが北九州を名乗れないじゃないか。仕方ないので、ちょっとズラしてみた。
●ギラヴァンツ北九州(現状維持)
上手い名前をお付けになられた。「北九州市」という実態を遥かに凌駕するスケール感がある。
●V・ファーレン長崎⇒V・ファーレン長崎・佐世保・諫早・S・T
ネーミングとしては現状が限界かもしれない。しかし、先行きには不安がある。ところが「北九州」「九州北部」などは先におさえられてしまっている。仕方ないので、とりあえずできる限りゴテゴテしてみた。Sは島原、Tは対馬の意。
●ロアッソ熊本⇒ロアッソアマクサッソ熊本
すでに阿蘇が入っているなど、ネーミングとしては悪くない。熊本も県名と一致している。もしこれ以上を求めるなら、アッソ方式で足していくしかないだろう。とりあえず天草地方を足してみた。これでダメなら「ロアッソアマクサッソクマッソ熊本」にしてみる。
●大分トリニータ⇒ベップトリニータ大分
「大分ってどこだっけ?」「あぁ別府温泉の」というやり取りから、別府トリニータのほうがわかりやすいのではないかという意見もあったが、それではザスパ草津の二の舞だ。結局向こうがそうしたという実態を踏まえ、トリニータのほうをいじるのが吉。ペプシの新しい味みたいになったが、そこは気にしない。
【明治安田生命J3リーグ(抜粋)】
●グルージャ盛岡⇒グルージェジェジェ岩手
岩手県民としては、正直「岩手」も「盛岡」もドッコイドッコイな気がする。県南から盛岡まで行くくらいなら、仙台に行ったほうがマシであるし。しかし、まぁ理論上は「岩手」と名づける方がよいだろう。ひょっとしたら遠路はるばる盛岡まで出てくる沿岸部サポーターも生まれるかもしれないし。
●ブラウブリッツ秋田(現状維持)
飽きるまでこれでやってみよう。TDKがバックについているなら、多少困っても何とかなるだろうし。
●福島ユナイテッドFC⇒福島・( )・( )ユナイテッドFC
よくわからないが「ユナイテッド」と言うくらいだから、どこかとどこかがユナイテッドしているのだろう。「福島県福島市」と県名と都市名が一致しているので当面困ることはないだろうが、もし改称する場合は空欄を埋めておいてください。
●FC町田ゼルビア⇒東京FC町田ゼルビア
「東京」を名乗るチームが2つでも3つでも大して変わらないので。
●Y.S.C.C.横浜⇒S.C.C.横浜
「Y.S.C.C.」がよくわからなかったが、どうやら「横浜スポーツ&カルチャークラブ」の略号らしい。オイオイ、それじゃ「横浜」が被ってるじゃないですか。ということでひとつ削除した。
●SC相模原(現状維持)
神奈川県は多すぎるので、八方塞がりである。ノーアイディアである。申し訳ない。
●AC長野パルセイロ⇒EC長野パルセイロ
長野が入っているので、大きくイジる必要性はない。それよりも気になるのは「AC」だ。「ACミラン」とかのACと推測したが、アレは「Associazione Calcio」だからACなのではないのだろうか。クラブの公式サイトによると「パルセイロ」はポルトガル語でパートナーの意らしいので、現時点でイタリア語・日本語・ポルトガル語がゴッチャになっている可能性があり、そちらを先に整理したい。「Esporte Clube」のECに変更してはどうだろうか。
●カターレ富山⇒カターレ北陸
ご近所をいろいろイジくる中で、北陸が使われずに残っていたのでササッといただいた。
●藤枝MYFC⇒藤枝OURFC
静岡は人口の割にゴチャゴチャしていなだいろうか。とりあえず、うえのほうの2つがしっかりするまで「静岡」とか「伊豆」とか「東海」とかの強い名前は残しておいてもらいたい。どうやらこのチームはネットオーナーシステムを採用しているとかで、「MY」は文字通り「私の」という意だとか。そこを一段拡大して「私たちの」に上げておいた。
●ガイナーレ鳥取⇒ガイナーレ山陰⇒ガイナーレ島取
当初、検討会においても「ガイナーレ山陰」で即決というムードがあった。しかし、「何となく景気が悪そう」「結局どこだかわからない」「島根と鳥取ってどっちが右でどっちが左ですか?」などの意見が蒸し返され、あとになって紛糾してしまった。どっちがどっちかどうせわからないなら、どっちがどっちでもいい感じにすることで、フワッと二県を支配する狙い。
●レノファ山口FC⇒レノファ山口(※長州)FC
「山口ってどこだっけ?」「あぁ長州藩の」と、100年以上も繰り返されてきた脳内議論。歴史に名を残した先人たちのチカラを借りない手はないだろう。ただ、まんま「長州」とつけると、「新しいプロレス団体かな?」という新たな誤解を招くという現実も踏まえ、注記を加えるに留めた。
●FC琉球(現状維持)
地域名、デカさ、シンプルさ、これぞベストネーミング大賞だ!
いかがでしたでしょうか。こうして見ると、「北海道コンサドーレ札幌」というのも言うほど悪くなく、まぁしゃーないかなという気になるのではないでしょうか。何でもそうですが、一度つけた名前というのは変えづらいもの。最初に「札幌」と言っちゃった手前、バツが悪いのは仕方ないのです。スッキリと諦め、スッキリと受け入れていきたいものですね。少しずつ時間をかけて、ジワジワと札幌の存在感を消していき、正式名称「北海道コンサドーレ札幌」、呼称「北海道コンサドーレ」とするジェフ方式で頑張っていきましょう。
都道府県より小さい単位の名前のクラブは、速やかにご検討願います!
僕は埼玉西武ライオンズを応援しているのですが、球団名に「埼玉」を入れると言い出したときには、相当反対をしたクチのひとりです。もちろん埼玉というフレーズを商品名に入れること自体にも基本的に反対です。「埼玉ポッキー」とか「埼玉プリウス」とか「プレイステーション埼玉」とか全部ダメそうだろと。場末のゲーセンみたいだろと。
ただ、それ以上に「西武」自体がそもそも論として「武蔵野台地の西のほう」という意味で、地域愛称そのものであるから反対でした。被るなよと。しかも微妙に外して被るなよと。鉄道の路線を見ても所沢方面と大宮方面はまったく別地域だろと。池袋でタコ足配線しているだけの別地域だろと。秋津から新秋津に歩かせるっていう嫌がらせみたいな非接触感を両地域が持ってる敵対関係だろと。
しかし、そうした抵抗も球団が存続するという大前提が揺らいでは詮無きこと。西武はかつての堤帝国ではなくなりました。日本全土を購入しスキー場とプリンスホテルを建てるというバカな妄想は、もはや夢と消えたのです。現在の埼玉西武ライオンズは球団の体裁をなすことに精一杯ギリギリで、プライドだの建前だの言っている状態ではありません。その意味で、こうすることでより地域の方に愛されるのであれば、「埼玉」を冠することも厭わないのです。自前の球場があるのに大宮でホームゲームを開催することも厭わないのです。
だから、気持ちはわかります。
「北海道コンサドーレ札幌」などというクソ語呂の悪い球団名をつけてしまう気持ちも。
大丈夫!みなまで言うな!黙っていろ!
そのバツの悪さと気恥ずかしさ、すべてわかっておる!
「埼玉つけるなら西武を取れよ」「いやそれは企業名だから取れない」「じゃ埼玉つけるなよ」「いや、客が少ないからつけたい」「じゃライオンズ止めて埼玉プリンスホテルにしろ」「それじゃ社会人野球だろ!」「社会人野球みたいなもんだろ!」というやり取りで、僕はその手の議論を一周してきています。だから、受け入れましょう。「北海道コンサドーレ札幌」というクソ語呂の悪い球団名を。そして、すべてのコレ系の名称を。
こうした現象はコンサドーレ北海道に限らず、今後増えることはあっても減ることはないでしょう。結局、都市単位で客を限定し、ほかの都市の住人を「他地域」と位置付けることには限界があったのです。その都市ひとつでは球団を賄えないからです。地域密着を推し進めたことで、密着していない人に疎外感を生んでしまったことが、「よりデカイ地域名をつけよう」「語呂?そんなもんどうでもいい」「できれば北日本としたい」という方向に舵を切らせた要因です。
北海道ニアリー札幌というレベルで都市名が存在感を持っている札幌でさえこうなのです。この手の話は、増えることはあっても減ることはないでしょう。客が少ない、金がない、となったとき「とりあえず地域名デカくしとくか」とダメ元で決断をしてくるはずです。ならば、今やりましょう。いっそ、今やりましょう。
コンサ北海道ーレも「申請期限が1年1ヶ月前なので」という事情から、改称は2016年度からになるとのこと。つまり、今月のJリーグ理事会に間に合わなければ、早くとも改称は2017年度からになるのです。急げ、困っているチーム。都道府県名、いやもっとデカイ単位の名前を入れて、広く浅く地域密着するのです。世の中には「ツバつけたもん勝ち」みたいな雰囲気もありますしね。
ということで、この機会に明治安田生命J1・J2・J3リーグ全体の改称を検討し、どうせならいっぺんに変えてしまいましょう。
◆よりデカイ地域名は奪い合いになる!早い者勝ちだぞ!遅れるな!
基本的なイメージとしては、とにかくデカイ地域名をつけ、現状の名前を可能な限り残していくことでしょうか。もう一度ゼロから名前を定着させるのは面倒臭いですからね。その上で、「草津の方もお越しください」「札幌の方もお越しください」「市原のことは忘れてませんよ」レベルの媚び感を出していくことができるとモアベターです。
【明治安田生命J1リーグ】
●ベガルタ仙台⇒東北ベガルタゴールデンイーグルス
仙台ニアリー宮城、というか仙台大なり宮城というくらいに都市名が都道府県名を上回っている仙台。しかし、札幌でもダメなのだから、いずれ苦しくなることは必定。ここはひとつドーンとでっかく、東北まで守備範囲を広げていきたい。ベガルタ東北でもいいが、それだと星空の案内みたいなので、東北ベガルタでどうだろうか。何か語呂が悪かったので、ちょっと付け加えたがソコは気にしないでもらいたい。マスコット由来の何かじゃないだろうか。商標は「ベガルタゴールデンイーグルス」で。
●モンテディオ山形⇒モンテディオ日本海
先に「東北」を仙台にあてがってしまったので、困った。あとから困るかもしれないが、とりあえず「東北」よりもデカそうな名前ということで、日本海をあてがっておく。山っぽい名前から海っぽい名前への急展開ということで異論も多そうだが…。今後、要調整。
●鹿島アントラーズ(現状維持)
当初、「茨城鹿島アントラーズ」とすべきではないかと考えたものの、「あ、茨城なんだ」という気づきはむしろデメリットではないかという意見が出たため、現状維持に。今後は「北関東鹿島アントラーズ」を視野に他地域との綱引きを進める。
●浦和レッドダイヤモンズ(現状維持)
現状、そこまで追い詰められていないことと、他クラブに「埼玉」の地域名は譲るべきとの意見があり、現状維持に。レッズが「埼玉レッドダイヤモンズ」を検討するときは、もはや地域名云々を言っている段階でもなさそうなので、「埼玉・浦和・三菱スリーレッドダイヤモンズ」くらいまでゴテゴテせざるを得ない。
●柏レイソル⇒千葉(県)レイソル
素直に「千葉レイソル」としようと思ったが、先回りしているヤツがいたため断念。しかし、よくよく考えれば向こうは「千葉市と市原市です」という建前だったはず。じゃあコッチは県だ。千葉県だ。その辺の意図を明確にするために「(県)」と入れておいた。(株)みたいなものだ。これなら文句あるまい。
●FC東京(現状維持)
調布に見向きもせず東京と言い切った潔い姿勢。言うことなし。
●川崎フロンターレ⇒神奈川フロンターレ
現状維持でもいいのではないかという意見も強くあったが、神奈川県はただでさえゴチャゴチャしているので、先んじて動くべきとの意見もあり、改称を断行した。もともと「先端」という自覚でフロンターレだったと思われるので、この機会に「神奈川の先っぽです」という姿勢を強く打ち出す。
●横浜F・マリノス⇒新横浜F・マリノス
横浜を神奈川に変えるメリットについて、最後まで見い出せなかったため、一旦は改称を断念した。しかし、慢性的な経営難に対して何らかのアクションを起こす必要性は感じたので、とりあえずリニューアルをしてみた格好。「最寄駅は新横浜だろ!」「横浜と全然違うじゃねーか」「行くの面倒臭い」という意味ではなく、あくまでも「ニュー横浜F・マリノス」の意。
●湘南ベルマーレ(現状維持)
「我々はベルマーレ平塚から改称した時点で、この問題は通過しているッ!!」という関係者の声が聞こえる。
●ヴァンフォーレ甲府⇒ヴァンフォーレ甲信越
「甲府を山梨に広げたところで…」という意見に後押しされ、思い切って広げてみた。本義的には甲信越というと、長野と新潟も入ってしまい広がりすぎな気もするが、甲信越に強く残る「甲」のイメージからイケるんじゃないかと思われたので、アメーバのように勢力図を広げたい所存。これでダメなら「ヴァンフォーレ富士山」だ。
●松本山雅FC(現状維持)
「松本」と言いつつ、すでに松本市・安曇野市・山形村・塩尻市まで支配しており、その名前でOKということになっているなら当面様子を見るしかない。ただし、AC長野パルセイロがJ2まで上がってくると面倒なので、将来的には「長野(県)松本(市)山雅FC」を視野に入れるべき。
●アルビレックス新潟(現状維持)
より大きい地域名をつけたかったのだが、「新潟って何地方?」という疑問に対して「東北ですよね?」「中部でしたっけ?」「北陸では?」「信越かも?」などと多数の意見が提唱され、面倒臭い感じだったので放置した。当面客入りで困ってはいないようなので、他地域のためにもこのまま頑張ってほしい。
●清水エスパルス⇒静岡エスパルス清水
とりあえず、静岡市清水区から静岡県へワンランクアップを狙いたいが、「静岡エスパルス」だと将来的にどうせアソコも静岡狙いで上げてきてゴチャゴチャしそうなので前後分割して清水を残した。何か、パチンコ屋みたいな名前になったけれど、そこは気にしないでもらいたい。
●名古屋グランパス⇒中部愛知名古屋グランパス豊田パロマ瑞穂エイト
名古屋の嫁入りや、名古屋のモーニングセットなどを見ていると、とにかくゴテゴテするのが好きそうなので、ゴテゴテしてみた。一番重要なパーツはもちろん豊田だ。
●ガンバ大阪(現状維持)
現在の問題をJリーグ初年度から見通し、「ウチは大阪府ですから」と押し切った当時の首脳陣の先見性に頭が下がる。
●ヴィッセル神戸⇒ヴィッセル阪神
ワンランク上げたら、ちょうどいい感じの地域名称があった。
●サンフレッチェ広島⇒サンフレッチェ中国
中国地方に格上げするだけのつもりだったが、何だか大きくなりすぎてしまった感は否めない。「サンフレッチェ広島東洋」で止めるべきという意見は今後の客入りを見て検討する。
●サガン鳥栖(現状維持)
「佐賀サガン鳥栖」を検討するも、すでにサガは入っているという先回り感で、満場一致の現状維持となった。今後もう少しカッコよくしたい場合は「ロマンシングサ・ガン鳥栖」などを検討してもらいたい。
価格:1,512円 |
【明治安田生命J2リーグ】
●コンサドーレ札幌⇒北海道コンサドーレ札幌
「北海道」「道産子」「札幌」と地域名のミルフィーユみたいな構造で、本企画の出発点ともなった。まぁこの構造だと、みんな「コンサドーレ札幌」と呼ぶだろうから、あまり意味はないと思うが…。
●水戸ホーリーホック(現状維持)
当初、「茨城水戸ホーリーホック」と…(以下略)
●栃木SC⇒南東北SC⇒北関東SC⇒栃木SC
ワンランク上げて「南東北SC」にしようと思ったら、「栃木・群馬・茨城は東北じゃねーよ!」という強烈な反発を喰らったため、「北関東SC」と再変更をするも、「関東ですかね?」という根強い疑問が提示されたため、一周して栃木に戻った。
●ザスパクサツ群馬(現状維持)
すでに一回草津⇒群馬へ格上げしていることと、もしさらに上げようとしても栃木とほぼ同様になると思われるので、諦めて現状維持。
●大宮アルディージャ⇒埼玉アルディージャ
向こうがプライド・オブ・ウラワなどと悠長なことを言っている間に、先んじてワンランク上げるべき。
●ジェフユナイテッド市原・千葉⇒ジェフユナイテッド千葉(市)⇒ジェフユナイテッド東京
市原を投げ捨てて、すでに千葉に1回上げているので、改称は難航を極めた。柏からの「ウチも千葉(県)にするわ」という横ヤリもあり、区別をつけることを優先したら千葉(市)と逆にランクダウンする結果に。ここは思い切ってディズニーランド方式で「東京」に上げていくしかない。ディズニーがOKでジェフがNGという道理はないはずだ。
●東京ヴェルディ1969⇒FC日本
昔から、そう名乗りたそうだったので。
●横浜FC⇒横浜F・市
より横浜市のチームであることを強く打ち出しつつ、胸に宿るフリューゲルスの魂を強調した。
●ツエーゲン金沢⇒ツエーゲン金沢加賀百万石
金沢は観光地としても名高く、現状でも十分イイ名前とする声は強かった。「石川県に上げるメリットがない」という声もあった。しかし、現状維持では先行きが心配であるのも確かなので、歴史的な名前にドンと上げてみた。素直に「ツエーゲン加賀」としなかったのは「金」「百万石」が残ったほうが景気がよさそうだったので。
●ジュビロ磐田⇒静岡ジュビロ磐田・浜松
ジュビロ磐田・浜松というジェフ方式を模索するも、エスパルスに取られる前に県名を取るべきという声もあったため、こんなことになってしまった。
●FC岐阜⇒FC日本アルプス
「岐阜って言われても正直ドコなんだか…」「あぁ愛知の隣ね」「最初からそう言え」という声が多数上がったため、思い切って岐阜を捨てた。「FC中部」「FC飛騨高山」など複数の候補が挙がったが、どうせピンと来ないならとにかくデカイ名前にしようということで、「日本アルプス」を採用。
●京都サンガF.C.⇒KYOTOサンガF.C.
京都以上の名前は見い出せないのが現実だが、国際的な認知度を考えたときにコッチかな?という感じがしたので。
●セレッソ大阪(現状維持)
大阪以上の名前はなかなか見い出せず、客入りに難を抱えているわけでもないので、現状維持とした。願わくば、ガンバの名前を「ガンバ吹田」にランクダウンできると最高だ。
●ファジアーノ岡山⇒ファジアーノ山陽⇒ファジアーノ吉備
「中国」を先にサンフレッチェにつけてしまったので、正直困った。岡山のままではジリ貧の未来が見えるので、何とかワンランク上げねばならない。そこで一旦は「ファジアーノ山陽」としたが、山口あたりから文句が出そうなので、吉備国に救いを求めた格好。どうせ「岡山?」「あぁ桃太郎の」となるなら、最初からキビダンゴを打ち出そう。
●カマタマーレ讃岐⇒カマタマーレ讃岐うどん
香川県は「うどん県」を自称しているそうなので、思い切ってうどんを入れてみた。「うどんって言いたいな」「うどんって言いたそうだな」とモヤモヤするより、このほうがお互いにスッキリするのではないか。
●徳島ヴォルティス⇒四国ヴォルティス徳島
うどんを茹でている間に、四国をいただく。
●愛媛FC⇒愛媛FC四国
シンプルに「FC四国」としたかったが、そもそもが「4つで1つ」という地域名を独占することにはためらいもあったので、みんなで共有することに。将来的には「高知FC四国」なども許容する覚悟アリ。
●アビスパ福岡⇒アビスパ九州北部
正直、八方ふさがりである。「9つで1つ」という地域名を独占するのははばかられるし、近所に「北九州」という卑怯なネーミングをしたチームもある。おいおい、ウチが北九州を名乗れないじゃないか。仕方ないので、ちょっとズラしてみた。
●ギラヴァンツ北九州(現状維持)
上手い名前をお付けになられた。「北九州市」という実態を遥かに凌駕するスケール感がある。
●V・ファーレン長崎⇒V・ファーレン長崎・佐世保・諫早・S・T
ネーミングとしては現状が限界かもしれない。しかし、先行きには不安がある。ところが「北九州」「九州北部」などは先におさえられてしまっている。仕方ないので、とりあえずできる限りゴテゴテしてみた。Sは島原、Tは対馬の意。
●ロアッソ熊本⇒ロアッソアマクサッソ熊本
すでに阿蘇が入っているなど、ネーミングとしては悪くない。熊本も県名と一致している。もしこれ以上を求めるなら、アッソ方式で足していくしかないだろう。とりあえず天草地方を足してみた。これでダメなら「ロアッソアマクサッソクマッソ熊本」にしてみる。
●大分トリニータ⇒ベップトリニータ大分
「大分ってどこだっけ?」「あぁ別府温泉の」というやり取りから、別府トリニータのほうがわかりやすいのではないかという意見もあったが、それではザスパ草津の二の舞だ。結局向こうがそうしたという実態を踏まえ、トリニータのほうをいじるのが吉。ペプシの新しい味みたいになったが、そこは気にしない。
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【明治安田生命J3リーグ(抜粋)】
●グルージャ盛岡⇒グルージェジェジェ岩手
岩手県民としては、正直「岩手」も「盛岡」もドッコイドッコイな気がする。県南から盛岡まで行くくらいなら、仙台に行ったほうがマシであるし。しかし、まぁ理論上は「岩手」と名づける方がよいだろう。ひょっとしたら遠路はるばる盛岡まで出てくる沿岸部サポーターも生まれるかもしれないし。
●ブラウブリッツ秋田(現状維持)
飽きるまでこれでやってみよう。TDKがバックについているなら、多少困っても何とかなるだろうし。
●福島ユナイテッドFC⇒福島・( )・( )ユナイテッドFC
よくわからないが「ユナイテッド」と言うくらいだから、どこかとどこかがユナイテッドしているのだろう。「福島県福島市」と県名と都市名が一致しているので当面困ることはないだろうが、もし改称する場合は空欄を埋めておいてください。
●FC町田ゼルビア⇒東京FC町田ゼルビア
「東京」を名乗るチームが2つでも3つでも大して変わらないので。
●Y.S.C.C.横浜⇒S.C.C.横浜
「Y.S.C.C.」がよくわからなかったが、どうやら「横浜スポーツ&カルチャークラブ」の略号らしい。オイオイ、それじゃ「横浜」が被ってるじゃないですか。ということでひとつ削除した。
●SC相模原(現状維持)
神奈川県は多すぎるので、八方塞がりである。ノーアイディアである。申し訳ない。
●AC長野パルセイロ⇒EC長野パルセイロ
長野が入っているので、大きくイジる必要性はない。それよりも気になるのは「AC」だ。「ACミラン」とかのACと推測したが、アレは「Associazione Calcio」だからACなのではないのだろうか。クラブの公式サイトによると「パルセイロ」はポルトガル語でパートナーの意らしいので、現時点でイタリア語・日本語・ポルトガル語がゴッチャになっている可能性があり、そちらを先に整理したい。「Esporte Clube」のECに変更してはどうだろうか。
●カターレ富山⇒カターレ北陸
ご近所をいろいろイジくる中で、北陸が使われずに残っていたのでササッといただいた。
●藤枝MYFC⇒藤枝OURFC
静岡は人口の割にゴチャゴチャしていなだいろうか。とりあえず、うえのほうの2つがしっかりするまで「静岡」とか「伊豆」とか「東海」とかの強い名前は残しておいてもらいたい。どうやらこのチームはネットオーナーシステムを採用しているとかで、「MY」は文字通り「私の」という意だとか。そこを一段拡大して「私たちの」に上げておいた。
●ガイナーレ鳥取⇒ガイナーレ山陰⇒ガイナーレ島取
当初、検討会においても「ガイナーレ山陰」で即決というムードがあった。しかし、「何となく景気が悪そう」「結局どこだかわからない」「島根と鳥取ってどっちが右でどっちが左ですか?」などの意見が蒸し返され、あとになって紛糾してしまった。どっちがどっちかどうせわからないなら、どっちがどっちでもいい感じにすることで、フワッと二県を支配する狙い。
●レノファ山口FC⇒レノファ山口(※長州)FC
「山口ってどこだっけ?」「あぁ長州藩の」と、100年以上も繰り返されてきた脳内議論。歴史に名を残した先人たちのチカラを借りない手はないだろう。ただ、まんま「長州」とつけると、「新しいプロレス団体かな?」という新たな誤解を招くという現実も踏まえ、注記を加えるに留めた。
●FC琉球(現状維持)
地域名、デカさ、シンプルさ、これぞベストネーミング大賞だ!
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いかがでしたでしょうか。こうして見ると、「北海道コンサドーレ札幌」というのも言うほど悪くなく、まぁしゃーないかなという気になるのではないでしょうか。何でもそうですが、一度つけた名前というのは変えづらいもの。最初に「札幌」と言っちゃった手前、バツが悪いのは仕方ないのです。スッキリと諦め、スッキリと受け入れていきたいものですね。少しずつ時間をかけて、ジワジワと札幌の存在感を消していき、正式名称「北海道コンサドーレ札幌」、呼称「北海道コンサドーレ」とするジェフ方式で頑張っていきましょう。
都道府県より小さい単位の名前のクラブは、速やかにご検討願います!