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2015年04月10日13:18
今シーズンも横浜DeNAベイスターズへのご声援ありがとうございました!
2015年のプロ野球も熱かった。そして突然ではありますが、2015年のシーズンは4月9日をもって終わりとなりました。「もっと野球がやりたい!」という気持ちを抱えたみなさんは、どうぞ多摩川河川敷にでも集合して、めいめい勝手にボールを追いかけてください。僕は各球場に「ヤキユウ禁止」の張り紙を掲示してまわり、シーズンの打ち切りを周知徹底してまいります。
2015年4月9日、横浜DeNAベイスターズは怒涛の追い上げを見せ、最後の最後、最終戦でセ・リーグの単独首位に立ちました。そして、これをもってシーズンを打ち切ることにたった今決まったため、1998年以来のリーグ優勝をはたしたのです。ありがとうベイスターズ、おめでとうベイスターズ。クライマックスシリーズと日本シリーズは予定通り秋に行ないますので、万全の調整…2回キャンプやるくらいの意気込みで備えてもらいたいものです。
振り返れば2年前、2013年3月30日にも横浜DeNAベイスターズは優勝を決めていました。決めていたはずでした。開幕2連勝という怒涛の大連勝で、セ・リーグ単独首位に立ったのです。僕は当時もシーズンの打ち切りを宣告し、「有刺鉄線で全球場を囲ってくる!」とホームセンターに飛び込んだのですが、残念ながらその試みが上手くいかなかったことは、歴史としてみなさんもご存じでしょう。
しかし、今年こそは。ホームセンターに置いてある有刺鉄線では東京ドームすら囲めないという現実を踏まえ、しっかりとシーズンを打ち切っていきたく思います。急がねばなりません。僕は西武を応援し、セ・リーグでは横浜を応援しているのですが、今年こそは1998年以来の日本シリーズでの両雄激突を見たい。開幕当初は「西武は優勝やな。あとはベイ次第」と思っていたのですが、西武の急激な失速感も漂ってきています。もう1試合も待つことはできません。2015年のプロ野球は終わりです!ヒマならメジャーリーグでも見ててください!
『告 野球ハ終ワリダ 来年ヲ待テ \横浜優勝/』
こうした文面を掲示してきますので!
……なるほど、まだ野球が見たい。年間指定席も持っているんだ。やってくれないと困る。わかりました、ではこうしましょう。すぐにポストシーズンに突入しましょう。130試合制くらいの総当たりで、日本シリーズ進出チームを決定する戦いを始めましょう。2015年のシーズンを打ち切ったうえで、つまり現時点で優勝を決定したうえで、残り試合を消化していこうではありませんか。実感ではなく歴史がほしい。願いはそれだけです。
ということで、感動の2015年を振り返りつつ、横浜DeNAベイスターズのセ・リーグ制覇をお祝いしていきましょう。
◆新聞すら忘れた2年前の歓喜!やはり歴史に名を残すことが必要だ!
横浜優勝。その歓喜を伝える新聞記事は誤報の連続でした。「2007年5月3日以来の単独首位」と報じ、さも8年ぶりの珍事であるかのように世間を煽っています。いやいやいや、そんなことはない。2013年も「開幕戦」「最終戦」の2試合に連勝したことで、DeNAはセ・リーグ単独首位(=優勝)をはたしたはずです。やはり、歴史に名を刻まねば、存在はかき消されてしまうのかもしれません。
↓ニッカンスポーツは2013年のことをなかったことにして、悪質な歴史改竄報道を繰り出した!
さすが朝日系ペケルマン新聞だな!
報じたいことを報じるという姿勢が清々しい!
↓スポーツ報知も「中畑が首位とか基本ないだろう」という姿勢で2013年の記録を確認せずに報道!
報道:「初の単独首位となった」(←初じゃない)
報道:「それでも冷静に」(←初じゃないから)
報道:「いつもの派手な表現がないのは」(←初じゃないから)
報道:「本物の強さを実感しているからだろう」(←エッ!?)
↓サンスポは事実を確認したうえで、何故か勝手に「10試合以上消化」という条件を持ち出し、2013年の首位に難癖をつける!
何で勝手に条件つける?
2試合消化だろうが100試合消化だろうが、単独首位は単独首位だろう!
そんなこと言うなら、全球団に対して「140試合以上消化しての首位は…」とか添え書きをしておけ!
DeNAの強さを認めたくない勢力がいる。楽天か、グリーか。実体をつかむのは難しいかもしれませんが、どうやらこの優勝を快く思っていない勢力はいるようです。あるいは広島かオリックスでしょうか。開幕前は「優勝じゃけん!」と意気込んでいたのに、フタを開けたらボッコボコという現実が、彼らを狂わせたでしょうか。男気大補強にも関わらず今の成績では、そりゃあムカつきもするでしょうが、ここはグッとこらえていただきたい。そしてDeNAの優勝を祝福していただきたい。それが真の男気というものです。
↓シーズン終盤でやると本気でバカにされるので、開幕前に言いたいことを言ってみたサンスポ刊行の「カープ優勝(するんじゃけぇ)」!
こんなことやっておいて、よく「10試合以上消化」とか難癖つけたもんだなwwww
それなら「10試合以上消化してから刊行」する男気を見せてみろwww
↓ほかにも今年は「たかが開幕5連勝」しただけでワールドシリーズ進出を検討し始めるバカなど、プロ野球界に春のバカが続出している!
開幕5連勝の段階:「ワールドシリーズ参加不可避」
そのあと1勝4敗:「クライマックスシリーズ参加が目標」
そのあとの予定:「5位死守」
野球ファンはバカだねぇwwww
何言ってるんだろうなこのバカwwww
開幕前、DeNAには決して明るい情報は多くありませんでした。多くの識者が安定のBクラスを予想し、フリップにまず「中日がビリでDeNAがブービー」と書いてから予想を始めていました。筒香キャプテンという不安しか起きない人事。梶谷は「トリプルスリーを狙う」という誇大目標を掲げる。グリエル兄弟が帰国したまま逃げるという計算違いもありました。
しかし、そうした逆境を跳ね返し、DeNAはここまできました。グリエル兄がいなければバルディリスが打てばいい。グリエル弟が逃げた穴はエレラが使えばいい。梶谷はトリプルスリーはともかく、打率3割、盗塁王ペースで躍動している。何故か打棒復活した石川元キャプテン。筒香とかいうホームラン王。巨人からもらったロペスはグリエル兄が普通に来日したよりたぶん打っている。
もちろん派手な攻勢ばかりではなく、犠打・盗塁・進塁打など細かい部分での仕事をキッチリはたしていることが今の強さの理由でもあります。8日の阪神戦では1点ずつ6イニング連続で得点するというジャブの連打のような戦いも見せました。一流のプロ野球を形成する打線が「投手陣が抑えた試合は勝つ(※打たれた試合は負ける)」という勝負事の基本を確実に遂行しているのです。
それをバックアップする球団の雰囲気もまたいい。しみったれた球場でしみったれた野球をすれば、どうしたって自分たちが王者になる姿は見えません。しかし、DeNAがオーナーとなって以来、毎年のように繰り出す企画チケットや、映像企画、さらに今年は高級新座席を新設するなど、新しいことをやってやろうという気概に満ちています。「新座席オープンです!」と言い張ったわりには、とってつけたような壁でゴザ敷きの座席を囲っただけだった某ドーム球団あたりには、見習わせたいものです。
↓単独首位に立った9日の試合でも相手が大きく外した際に盗塁という隙のない野球を演じる!
暴走王から盗塁王へ、そしてトリプルスリーへ!
ホームランを30本打てれば達成可能!
(※たぶん打てない)
↓4時間33分の今季最長試合で「優勝するんじゃけぇ」を3タテした4月2日の試合では、まるで優勝したような大騒ぎも!
この粘り、この勝負強さ!
マエケンと投げ合っても勝つ!
広島を競り落としたときも高崎、阪神を競り落としたときも高崎!
高崎とかいうエースも誕生した感!
(※たぶん誕生してないが)
本来なら9日でシーズン終了、セ制覇という立場ではあります。しかし、万が一143試合やることになったとしても(※その場合、僕はどこかの球場で威力業務妨害などで逮捕されているかもしれませんが)、まだまだ希望が潰えるわけではありません。
昨年に比べて巨人と阪神は年齢をひとつ重ねたぶん、確実に弱くなっているはずです。広島は昨年をベースにさらに上がったと思ったぶん、そうでもない現実に戸惑い、チカラを出し切れないはず。そしてヤクルトは弱い。あとは中日、昨年がヒドすぎたぶん本来のチカラを出しただけで俄然気分がよくなるであろう中日を競り落とせばいい。
中日さえ競り落とせばDeNAの優勝、いや、クライマックスシリーズ、いや、大目標である4位は見えてきます。今日からの中日3連戦・首位攻防戦で、中日をガツンと1勝2敗で叩きのめしてもらいたいもの。一応これで対戦カードもひとまわりしますので、そこで打ち切りという選択肢もあるかと思います。一日も早くシーズンを打ち切って、この順位を歴史としてほしいものですね。「開幕2試合での単独首位はノーカン」などと新聞に書かれないように…。
ありがとう横浜DeNAベイスターズ!
よく頑張った横浜DeNAベイスターズ!
See You Next Year!
―― 第1部・完 ――
熱いご声援をありがとうございました!来年もプロ野球にご期待ください!
2015年のプロ野球も熱かった。そして突然ではありますが、2015年のシーズンは4月9日をもって終わりとなりました。「もっと野球がやりたい!」という気持ちを抱えたみなさんは、どうぞ多摩川河川敷にでも集合して、めいめい勝手にボールを追いかけてください。僕は各球場に「ヤキユウ禁止」の張り紙を掲示してまわり、シーズンの打ち切りを周知徹底してまいります。
2015年4月9日、横浜DeNAベイスターズは怒涛の追い上げを見せ、最後の最後、最終戦でセ・リーグの単独首位に立ちました。そして、これをもってシーズンを打ち切ることにたった今決まったため、1998年以来のリーグ優勝をはたしたのです。ありがとうベイスターズ、おめでとうベイスターズ。クライマックスシリーズと日本シリーズは予定通り秋に行ないますので、万全の調整…2回キャンプやるくらいの意気込みで備えてもらいたいものです。
振り返れば2年前、2013年3月30日にも横浜DeNAベイスターズは優勝を決めていました。決めていたはずでした。開幕2連勝という怒涛の大連勝で、セ・リーグ単独首位に立ったのです。僕は当時もシーズンの打ち切りを宣告し、「有刺鉄線で全球場を囲ってくる!」とホームセンターに飛び込んだのですが、残念ながらその試みが上手くいかなかったことは、歴史としてみなさんもご存じでしょう。
しかし、今年こそは。ホームセンターに置いてある有刺鉄線では東京ドームすら囲めないという現実を踏まえ、しっかりとシーズンを打ち切っていきたく思います。急がねばなりません。僕は西武を応援し、セ・リーグでは横浜を応援しているのですが、今年こそは1998年以来の日本シリーズでの両雄激突を見たい。開幕当初は「西武は優勝やな。あとはベイ次第」と思っていたのですが、西武の急激な失速感も漂ってきています。もう1試合も待つことはできません。2015年のプロ野球は終わりです!ヒマならメジャーリーグでも見ててください!
『告 野球ハ終ワリダ 来年ヲ待テ \横浜優勝/』
こうした文面を掲示してきますので!
……なるほど、まだ野球が見たい。年間指定席も持っているんだ。やってくれないと困る。わかりました、ではこうしましょう。すぐにポストシーズンに突入しましょう。130試合制くらいの総当たりで、日本シリーズ進出チームを決定する戦いを始めましょう。2015年のシーズンを打ち切ったうえで、つまり現時点で優勝を決定したうえで、残り試合を消化していこうではありませんか。実感ではなく歴史がほしい。願いはそれだけです。
ということで、感動の2015年を振り返りつつ、横浜DeNAベイスターズのセ・リーグ制覇をお祝いしていきましょう。
◆新聞すら忘れた2年前の歓喜!やはり歴史に名を残すことが必要だ!
横浜優勝。その歓喜を伝える新聞記事は誤報の連続でした。「2007年5月3日以来の単独首位」と報じ、さも8年ぶりの珍事であるかのように世間を煽っています。いやいやいや、そんなことはない。2013年も「開幕戦」「最終戦」の2試合に連勝したことで、DeNAはセ・リーグ単独首位(=優勝)をはたしたはずです。やはり、歴史に名を刻まねば、存在はかき消されてしまうのかもしれません。
↓ニッカンスポーツは2013年のことをなかったことにして、悪質な歴史改竄報道を繰り出した!
<キヨシ守っても強い 2898日ぶり単独首位>
打っても強いが、守っても強い。DeNAが1点差を逃げ切り、07年5月3日以来の単独首位に躍り出た。先発高崎健太郎(29)が5回の満塁機を断つなど、再三のピンチをしのいで7回無失点で今季初勝利。8回からは継投で加賀繁(29)、田中健二朗(25)とつなぎ、最後はルーキー守護神、小さな大魔神・山崎康晃(22)が締め3セーブ目を挙げた。接戦でも負けないベイスターズの今年は、ひと味違う。
http://www.nikkansports.com/baseball/news/1459290.htmlDeNAが4連勝で07年5月3日以来8年ぶりの単独首位。試合後の中畑監督は「えっ! それでこんなに(報道陣が)集まってくれたの? ありがと、ありがと」(日刊スポーツ) pic.twitter.com/pUPsMuOXnv
— ふくださん (@fukudasun) 2015, 4月 9
さすが朝日系ペケルマン新聞だな!
報じたいことを報じるという姿勢が清々しい!
↓スポーツ報知も「中畑が首位とか基本ないだろう」という姿勢で2013年の記録を確認せずに報道!
<【DeNA】キヨシ初単独首位!チームは8年ぶり、虎3タテ4連勝!!>
中畑監督の落ち着きが逆に、怖かった。チームは07年5月3日以来、8年ぶりとなる単独首位に躍り出た。12年にDeNAとなり、キヨシ監督が就任して以来、初の単独首位となった。それでも冷静に「追われる立場に慣れていない。まだ(カードが)ひと回りしてない」と受け流した。喜怒哀楽。いつもの派手な表現がないのは、本物の強さを実感しているからだろう。
http://www.hochi.co.jp/baseball/npb/20150409-OHT1T50220.html横浜単独首位記念 #nhk #baystars pic.twitter.com/pOgQk8YtxK
— ポニー (@ponyponita) 2015, 4月 9
報道:「初の単独首位となった」(←初じゃない)
報道:「それでも冷静に」(←初じゃないから)
報道:「いつもの派手な表現がないのは」(←初じゃないから)
報道:「本物の強さを実感しているからだろう」(←エッ!?)
↓サンスポは事実を確認したうえで、何故か勝手に「10試合以上消化」という条件を持ち出し、2013年の首位に難癖をつける!
<DeNAの単独首位、10試合以上消化では横浜時代の07年以来>
DeNAが勝ち、首位で並んでいた中日が負けたため、DeNAが単独首位に立った。DeNAの単独首位は2013年3月30日にあるが開幕2戦目(2勝)での記録で、開幕10試合以上を消化してからでは横浜時代の07年5月3日(26試合16勝10敗)以来8年ぶり。
http://www.sanspo.com/baseball/news/20150410/den15041005010001-n1.html【DeNA】 単独首位浮上!(※10試合以上消化で) → 07年5月3日以来8年ぶり、2898日ぶり。 http://t.co/Svkt500a3X DeNAとなってからは初のことになります。 #baystars pic.twitter.com/GdFOYbxy40
— ベースボールキング (@BaseballkingJP) 2015, 4月 9
何で勝手に条件つける?
2試合消化だろうが100試合消化だろうが、単独首位は単独首位だろう!
そんなこと言うなら、全球団に対して「140試合以上消化しての首位は…」とか添え書きをしておけ!
価格:1,296円 |
DeNAの強さを認めたくない勢力がいる。楽天か、グリーか。実体をつかむのは難しいかもしれませんが、どうやらこの優勝を快く思っていない勢力はいるようです。あるいは広島かオリックスでしょうか。開幕前は「優勝じゃけん!」と意気込んでいたのに、フタを開けたらボッコボコという現実が、彼らを狂わせたでしょうか。男気大補強にも関わらず今の成績では、そりゃあムカつきもするでしょうが、ここはグッとこらえていただきたい。そしてDeNAの優勝を祝福していただきたい。それが真の男気というものです。
↓シーズン終盤でやると本気でバカにされるので、開幕前に言いたいことを言ってみたサンスポ刊行の「カープ優勝(するんじゃけぇ)」!
おかえり!黒田 カープ優勝するんじゃけぇ発売www「Vやねん!」的フラグ化を心配する声も… http://t.co/ggdP1lQxIv pic.twitter.com/AFLprnHDWS
— プロ野球アンテナ★なんJ(・∀・。) (@proyakyuantenna) 2015, 3月 16
こんなことやっておいて、よく「10試合以上消化」とか難癖つけたもんだなwwww
それなら「10試合以上消化してから刊行」する男気を見せてみろwww
↓ほかにも今年は「たかが開幕5連勝」しただけでワールドシリーズ進出を検討し始めるバカなど、プロ野球界に春のバカが続出している!
我が西武ライオンズの無敵ぶりを見るに、ワールドシリーズ参戦は不可避であろうな。世界一決定戦だからな。不可避だな。
— フモフモ編集長 (@fumofumocolumn) 2015, 4月 2
開幕5連勝の段階:「ワールドシリーズ参加不可避」
そのあと1勝4敗:「クライマックスシリーズ参加が目標」
そのあとの予定:「5位死守」
野球ファンはバカだねぇwwww
何言ってるんだろうなこのバカwwww
サンケイスポーツ臨時増刊号 おかえり!黒田 カープ優勝するんじゃけぇおかえり!黒田 カープ優勝するんじゃけぇ-【電子書籍】 価格:900円 |
開幕前、DeNAには決して明るい情報は多くありませんでした。多くの識者が安定のBクラスを予想し、フリップにまず「中日がビリでDeNAがブービー」と書いてから予想を始めていました。筒香キャプテンという不安しか起きない人事。梶谷は「トリプルスリーを狙う」という誇大目標を掲げる。グリエル兄弟が帰国したまま逃げるという計算違いもありました。
しかし、そうした逆境を跳ね返し、DeNAはここまできました。グリエル兄がいなければバルディリスが打てばいい。グリエル弟が逃げた穴はエレラが使えばいい。梶谷はトリプルスリーはともかく、打率3割、盗塁王ペースで躍動している。何故か打棒復活した石川元キャプテン。筒香とかいうホームラン王。巨人からもらったロペスはグリエル兄が普通に来日したよりたぶん打っている。
もちろん派手な攻勢ばかりではなく、犠打・盗塁・進塁打など細かい部分での仕事をキッチリはたしていることが今の強さの理由でもあります。8日の阪神戦では1点ずつ6イニング連続で得点するというジャブの連打のような戦いも見せました。一流のプロ野球を形成する打線が「投手陣が抑えた試合は勝つ(※打たれた試合は負ける)」という勝負事の基本を確実に遂行しているのです。
それをバックアップする球団の雰囲気もまたいい。しみったれた球場でしみったれた野球をすれば、どうしたって自分たちが王者になる姿は見えません。しかし、DeNAがオーナーとなって以来、毎年のように繰り出す企画チケットや、映像企画、さらに今年は高級新座席を新設するなど、新しいことをやってやろうという気概に満ちています。「新座席オープンです!」と言い張ったわりには、とってつけたような壁でゴザ敷きの座席を囲っただけだった某ドーム球団あたりには、見習わせたいものです。
↓単独首位に立った9日の試合でも相手が大きく外した際に盗塁という隙のない野球を演じる!
暴走王から盗塁王へ、そしてトリプルスリーへ!
ホームランを30本打てれば達成可能!
(※たぶん打てない)
↓4時間33分の今季最長試合で「優勝するんじゃけぇ」を3タテした4月2日の試合では、まるで優勝したような大騒ぎも!
この粘り、この勝負強さ!
マエケンと投げ合っても勝つ!
広島を競り落としたときも高崎、阪神を競り落としたときも高崎!
高崎とかいうエースも誕生した感!
(※たぶん誕生してないが)
価格:679円 |
本来なら9日でシーズン終了、セ制覇という立場ではあります。しかし、万が一143試合やることになったとしても(※その場合、僕はどこかの球場で威力業務妨害などで逮捕されているかもしれませんが)、まだまだ希望が潰えるわけではありません。
昨年に比べて巨人と阪神は年齢をひとつ重ねたぶん、確実に弱くなっているはずです。広島は昨年をベースにさらに上がったと思ったぶん、そうでもない現実に戸惑い、チカラを出し切れないはず。そしてヤクルトは弱い。あとは中日、昨年がヒドすぎたぶん本来のチカラを出しただけで俄然気分がよくなるであろう中日を競り落とせばいい。
中日さえ競り落とせばDeNAの優勝、いや、クライマックスシリーズ、いや、大目標である4位は見えてきます。今日からの中日3連戦・首位攻防戦で、中日をガツンと1勝2敗で叩きのめしてもらいたいもの。一応これで対戦カードもひとまわりしますので、そこで打ち切りという選択肢もあるかと思います。一日も早くシーズンを打ち切って、この順位を歴史としてほしいものですね。「開幕2試合での単独首位はノーカン」などと新聞に書かれないように…。
ありがとう横浜DeNAベイスターズ!
よく頑張った横浜DeNAベイスターズ!
See You Next Year!
―― 第1部・完 ――
熱いご声援をありがとうございました!来年もプロ野球にご期待ください!
第2部やると思わせて無いパターンですか?