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2015年11月03日11:56
これが世界の頂点か!
2015年を熱く彩ってくれたラグビーワールドカップが終わりました。日本代表の活躍は世界でも話題となり、五郎丸のトライやタックル、南アを下した奇跡の勝利は大会のベストシーンに数えられました。日本スポーツ史、世界ラグビー史に残る戦いでした。あまりに素晴らしすぎたので、4年後の自国開催でアレを超えられるのかとだんだん心配のほうが募ってきました。
決勝までを見てから振り返ると、やっぱりアレは日本が舐められていたからこその結果だったと思います。準々決勝、準決勝と勝ち上がった南アの守備にかかったときの固さは、これから34点も取れたとは思えない堅固さ。世界最強のニュージーランド・オールブラックスですら20点しか奪えず、それより得点したのは日本だけという結果。そして攻撃の圧力はよくこれを32点で止められたなと思うほどの威力で、アルゼンチンとの3位決定戦は相手もここまで勝ち上がった強豪にも関わらずスコンスコンとラインを突破していきました。
そしてアレは日本としてもスーパースペシャルな準備があってこそのものだったと。6時に起きて、フィットネスのトレーニングをして、朝ごはん食べて、寝て、練習して、昼ごはん食べて、寝て、練習して、夜ご飯たべて、寝るというトレーニング漬けの日々。そうした合宿を大会前には5ヶ月も張り、チームと言うよりはファミリーとして大本番に臨む。こんな相撲取りみたいな生活を4年間またやるのは、選手ももちろんですが、コーチ陣にとっても並大抵なことではありません。相撲取りくらいしかできない生活です。
「よし、全員相撲部屋に入れよう!」
その南アですらニュージーランドとの戦いでは、得点こそ僅差ではあるものの、ひとつのトライも奪えずに終わりました。さらに、他チームを堅守で跳ね返してきたオーストラリア・ワラビーズもニュージーランドの攻撃には耐えきれず、3トライを含む34失点。上には上がいて、さらに上がいて、さらに上がいる。スペシャルな努力×舐めてくれる、このダブルがあってようやく届いた世界に、さらに上がある。「やる前から諦める」という段階を卒業したぶん、めまいするような距離も感じます。どうしたら4年後に今大会を超えられるのか、クラクラします。
「やっぱり、全員相撲部屋に入れよう!」
日本時間1日の決勝戦、そこで展開された頂上決戦は改めて日本に不足しているものを突きつけるような戦いでした。しびれる攻防、高い技術など、今大会の集大成となる激闘。4年後に向けて心に止めておく必要があるでしょう。相撲部屋だけではカバーしきれないような世界の技術もあるかもしれませんから。
ということで、これから始まる「スーパーラグビー⇒トップリーグ⇒相撲」というトレーニングサイクルの参考とすべく、1日の「ラグビーワールドカップ決勝 ニュージーランドVSオーストラリア戦」をチェックしていきましょう。
◆コレに向かって「殺す!」などと突っ込んだら、逆に殺されそう!
8万人の大観衆を飲み込んだスタジアム。「ホント、イギリス人ラグビー好きだな」と改めて驚かされます。サッカーよりラグビーのほうが好きなのか。だから、伝統的にラグビーみたいなサッカーをしているのか。根底からカンチガイしていたような気さえしてくるほど。
そこに立つ、世界の両雄。ともに優勝2回を誇り、勝てば史上最多3回目の優勝となるオールブラックスとワラビーズ。デカイ、ゴツイ、勇ましい。こんなのにすごまれたら、オシッコを漏らしながら退散するしかありません。立ち向かうにしてもどっちみちオシッコは漏れます。HAKAとか言う戦いの儀式にも、「墓」のことしかイメージできません。
↓オールブラックスのハカも4年後に向けて大いに学んでいきたい!
やらなくてもいいけど、これやったほうが絶対カッコいいよな…!
日本も何か「前からやってました」という体裁でいけないかな…?
日本が今からとってつけたような新ダンスを持ってくるのは、ちょっと浮ついた感じになるかもしれません。やはり伝統に則った「前からやっている」ものでなければ。大会期間中からずっと考えてきましたが、やはり相撲だろうと。横綱土俵入りを全員でやる。全員で四股を踏み、全員でせり上がる。マオリ族がいつからハカをやっているのかは知りませんが、江戸時代の谷風・小野川あたりはすでに土俵入りをやっていたと言いますので、取ってつけた感じにはならないでしょう。4年間、みっちりと相撲部屋で学んでもらえば大丈夫。観衆のみなさんは「ヨイショー」の後押しをお願いします。
さて、ハカも終わって決勝戦の開始。開始1分で大量の鼻血を流すような激しいぶつかり合い。攻めるニュージーランドがオーストラリアの反則を誘ってペナルティゴールの3点を先制すると、その後の攻防でもニュージーランドがたびたびボールを奪い取るなど優位に展開。オーストラリアはセンターラインから向こうに進むことすらままならないという状況です。
オーストラリアが攻撃のきっかけをつかんだのは前半12分、蹴り込んだボールがイレギュラーしてニュージーランドが取りこぼしたところから。オーストラリアボールのスクラムで試合が再開すると、すぐに反則を受けて、ペナルティゴールでの3点を奪い返します。「ドーンと蹴る⇒イレギュラーバウンドでノックオン⇒自分ボールのスクラム⇒相手のペナルティ」という連鎖は、オーストラリアにとってはラッキーな展開でした。
その後も攻めるニュージーランド、守るオーストラリアという構図は変わらず。インゴール間際まで詰められた段では、相手がボールを抱えた腕をさらに抱え込むという守備で、「倒れたあともボールを離さなかった」反則を無理やり犯させるという高度&力技な技術も見せ、オーストラリアは耐えます。
しかし、前半27分、前半36分と2本のペナルティゴールでニュージーランドが6点リードとすると、前半終了間際には鮮やかな連続攻撃でインゴール隅にトライ!難しい角度のコンバージョンもド真ん中に通して、ニュージーランドが16-3と13点リードで前半を終えます。ウェールズ戦では攻められても攻められても跳ね返しつづけたオーストラリア守備が、ここぞという時間帯でスコンといかれる。オールブラックス、どれだけ強いんだという前半です。
↓後半開始直後にはフィールド中央からインゴールまで駆け抜ける見事なトライでさらに差を広げる!
なぬー!ノヌー!
オーストラリアでもダメかー!
このまま一方的な展開か…と思われた試合。しかし、オーストラリアもさすがのツワモノでした。後半7分、ニュージーランドはオーストラリア選手の足をつかんで持ち上げ、そのまま叩き落とすという荒業を披露してしまい、シンビンで10分間の退場処分を受けます。この退場でガタッと流れがオーストラリアに傾くと、試合再開直後にまずモールから押し込んでトライ。ゴールも決めて21-10に追い上げ。
↓退場処分が解けないうちに、さらにもう1トライを奪って21-17に迫る!(2分20秒から)
何だろう、ラグビーボールが鉛直にバウンドするこの感じ!
蹴ったラグビーボールがあそこで留まって、追いかける選手がキャッチするなんてイメージできない!
これは日本にはない、そして相撲では学べない技術だ!
たったひとりの退場でここまで均衡が崩れるのも、高いレベルで拮抗した争いをしていればこそ。さっきまでまったく手も足も出ない感じだったオーストラリアが、1トライで逆転というところまで迫ってきました。さぁ、ここからが本番。ここまでは前哨戦で、ここからが本当の頂上決戦。どちらの次の得点が転ぶのか、勝負をわけようかというガップリ四つの攻防。
そういうときに試合を動かすのは、ドロップゴール。日本代表は試みる場面もありませんでしたが、攻められない、反則も取れない、でも点は欲しいというとき、ドロップゴールを狙うのが強豪国。プレー中に、ボールをワンバウンドさせてゴールポストの間に蹴る。いつでもどこでも3点が取れる技術ですが、ラグビーボールでやるのは難しい。サッカーのGKがフリーでボールを蹴っても、あっちゃこっちゃ行くものをプレッシャーの中でラグビーボールでやろうというのです。
↓ニュージーランドはドロップゴールで再びオーストラリアを突き放す!(2分45秒から)
いやー、これを決めるかー!
ルーティンとかやってるヒマすらない!
↓ちなみに、別の試合ではドロップゴール合戦を演じたケースも!(1分50秒頃、2分10秒頃)
ダン・ビガーとポラードのドロップゴール合戦!
よくあのボール、バウンドさせてから蹴れるね!
ひょっとしてラグビーはボールを蹴るスポーツなのか…?日本代表はキックをあまり使わないという方針で戦っていましたが、煮詰まれば煮詰まるほど勝敗をわけるのはキックの質の差でした。ゴールを狙うキックの質もあれば、陣地を挽回するためのキックの質、味方を裏に走らせるためのキックの質。いいキックをすることで試合を支配することができる。「キック」は今大会、話題の五郎丸も含めて日本代表と世界トップの間に少し距離がある部分だったように感じます。相撲部屋だけでなくサッカークラブでの武者修行も含めて、検討しなければいけないかもしれません。ま、サッカー選手もいきなりあのボール渡されても何もできないでしょうが…。
先のドロップゴールなどを含めて、再びニュージーランドが10点リードとなった試合終了間際。もうオーストラリアも半ば負けを確信する時間帯ですが、ニュージーランドは最後までしっかりとトドメを刺しにいきます。そして、今大会の締めくくりにふさわしい、ナンバーワントライを生み出します。こんなことができるのかとため息が漏れるようなスーパートライ。ニュージーランドが大してサッカー強くないのは当たり前です。こんなスーパートライを生み出せる足技の持ち主が、ラグビーのほうにきているのですから…!
↓鋭いカウンターからDFラインの裏にパスを通すと、走り込んだ味方がワントラップしてトライ!(3分過ぎから)
サッカーだwwwwwwwwwwww
これはどこから見てもサッカーwwwwwwww
完璧なトラップから決めたwwwwwwwww
こんな見事なトライを決められては、もうギブアップ。あのボール、楕円形のくせに、ちゃんと蹴るとちゃんと跳ねるんですね。新鮮な驚きです。なんか、最終的にはドリブルで5人抜きとかできそうな気もしてきました。世界一のチームというのは、ここまで煮詰まっているものなのだ。日本代表にも高い高い目標を提示されたような気がします。これからのトレーニングは「6時に起きて、フィットネスのトレーニングをして、チャンコ食べて、寝て、ミニゲーム45分×3本して、チャンコ食べて、寝て、ラグビーの練習して、チャンコたべて、寝る」でいきましょう。4年みっちりやれば、ワンツーで突破とかできるようになるかもしれませんから…。
↓そしてオールブラックスは史上初の連覇、史上最多3度目の優勝をハカで祝った!
おっ、「頑張って頑張って仕事」のほうだ!
日本も優勝したとき用に相撲部屋で弓取式とか練習させておくか!
↓歓喜の夜はガッチガチムッチムチのBLみたいな宴になった!
乳首、乳首出てるから!
乳ジーランドの方、乳首を隠してください!
まだ4年というか、もうあと4年!相撲とサッカーとラグビーで大忙しだ!
2015年を熱く彩ってくれたラグビーワールドカップが終わりました。日本代表の活躍は世界でも話題となり、五郎丸のトライやタックル、南アを下した奇跡の勝利は大会のベストシーンに数えられました。日本スポーツ史、世界ラグビー史に残る戦いでした。あまりに素晴らしすぎたので、4年後の自国開催でアレを超えられるのかとだんだん心配のほうが募ってきました。
決勝までを見てから振り返ると、やっぱりアレは日本が舐められていたからこその結果だったと思います。準々決勝、準決勝と勝ち上がった南アの守備にかかったときの固さは、これから34点も取れたとは思えない堅固さ。世界最強のニュージーランド・オールブラックスですら20点しか奪えず、それより得点したのは日本だけという結果。そして攻撃の圧力はよくこれを32点で止められたなと思うほどの威力で、アルゼンチンとの3位決定戦は相手もここまで勝ち上がった強豪にも関わらずスコンスコンとラインを突破していきました。
そしてアレは日本としてもスーパースペシャルな準備があってこそのものだったと。6時に起きて、フィットネスのトレーニングをして、朝ごはん食べて、寝て、練習して、昼ごはん食べて、寝て、練習して、夜ご飯たべて、寝るというトレーニング漬けの日々。そうした合宿を大会前には5ヶ月も張り、チームと言うよりはファミリーとして大本番に臨む。こんな相撲取りみたいな生活を4年間またやるのは、選手ももちろんですが、コーチ陣にとっても並大抵なことではありません。相撲取りくらいしかできない生活です。
「よし、全員相撲部屋に入れよう!」
その南アですらニュージーランドとの戦いでは、得点こそ僅差ではあるものの、ひとつのトライも奪えずに終わりました。さらに、他チームを堅守で跳ね返してきたオーストラリア・ワラビーズもニュージーランドの攻撃には耐えきれず、3トライを含む34失点。上には上がいて、さらに上がいて、さらに上がいる。スペシャルな努力×舐めてくれる、このダブルがあってようやく届いた世界に、さらに上がある。「やる前から諦める」という段階を卒業したぶん、めまいするような距離も感じます。どうしたら4年後に今大会を超えられるのか、クラクラします。
「やっぱり、全員相撲部屋に入れよう!」
日本時間1日の決勝戦、そこで展開された頂上決戦は改めて日本に不足しているものを突きつけるような戦いでした。しびれる攻防、高い技術など、今大会の集大成となる激闘。4年後に向けて心に止めておく必要があるでしょう。相撲部屋だけではカバーしきれないような世界の技術もあるかもしれませんから。
ということで、これから始まる「スーパーラグビー⇒トップリーグ⇒相撲」というトレーニングサイクルの参考とすべく、1日の「ラグビーワールドカップ決勝 ニュージーランドVSオーストラリア戦」をチェックしていきましょう。
◆コレに向かって「殺す!」などと突っ込んだら、逆に殺されそう!
8万人の大観衆を飲み込んだスタジアム。「ホント、イギリス人ラグビー好きだな」と改めて驚かされます。サッカーよりラグビーのほうが好きなのか。だから、伝統的にラグビーみたいなサッカーをしているのか。根底からカンチガイしていたような気さえしてくるほど。
そこに立つ、世界の両雄。ともに優勝2回を誇り、勝てば史上最多3回目の優勝となるオールブラックスとワラビーズ。デカイ、ゴツイ、勇ましい。こんなのにすごまれたら、オシッコを漏らしながら退散するしかありません。立ち向かうにしてもどっちみちオシッコは漏れます。HAKAとか言う戦いの儀式にも、「墓」のことしかイメージできません。
↓オールブラックスのハカも4年後に向けて大いに学んでいきたい!
やらなくてもいいけど、これやったほうが絶対カッコいいよな…!
日本も何か「前からやってました」という体裁でいけないかな…?
価格:33,696円 |
日本が今からとってつけたような新ダンスを持ってくるのは、ちょっと浮ついた感じになるかもしれません。やはり伝統に則った「前からやっている」ものでなければ。大会期間中からずっと考えてきましたが、やはり相撲だろうと。横綱土俵入りを全員でやる。全員で四股を踏み、全員でせり上がる。マオリ族がいつからハカをやっているのかは知りませんが、江戸時代の谷風・小野川あたりはすでに土俵入りをやっていたと言いますので、取ってつけた感じにはならないでしょう。4年間、みっちりと相撲部屋で学んでもらえば大丈夫。観衆のみなさんは「ヨイショー」の後押しをお願いします。
さて、ハカも終わって決勝戦の開始。開始1分で大量の鼻血を流すような激しいぶつかり合い。攻めるニュージーランドがオーストラリアの反則を誘ってペナルティゴールの3点を先制すると、その後の攻防でもニュージーランドがたびたびボールを奪い取るなど優位に展開。オーストラリアはセンターラインから向こうに進むことすらままならないという状況です。
オーストラリアが攻撃のきっかけをつかんだのは前半12分、蹴り込んだボールがイレギュラーしてニュージーランドが取りこぼしたところから。オーストラリアボールのスクラムで試合が再開すると、すぐに反則を受けて、ペナルティゴールでの3点を奪い返します。「ドーンと蹴る⇒イレギュラーバウンドでノックオン⇒自分ボールのスクラム⇒相手のペナルティ」という連鎖は、オーストラリアにとってはラッキーな展開でした。
その後も攻めるニュージーランド、守るオーストラリアという構図は変わらず。インゴール間際まで詰められた段では、相手がボールを抱えた腕をさらに抱え込むという守備で、「倒れたあともボールを離さなかった」反則を無理やり犯させるという高度&力技な技術も見せ、オーストラリアは耐えます。
しかし、前半27分、前半36分と2本のペナルティゴールでニュージーランドが6点リードとすると、前半終了間際には鮮やかな連続攻撃でインゴール隅にトライ!難しい角度のコンバージョンもド真ん中に通して、ニュージーランドが16-3と13点リードで前半を終えます。ウェールズ戦では攻められても攻められても跳ね返しつづけたオーストラリア守備が、ここぞという時間帯でスコンといかれる。オールブラックス、どれだけ強いんだという前半です。
↓後半開始直後にはフィールド中央からインゴールまで駆け抜ける見事なトライでさらに差を広げる!
なぬー!ノヌー!
オーストラリアでもダメかー!
このまま一方的な展開か…と思われた試合。しかし、オーストラリアもさすがのツワモノでした。後半7分、ニュージーランドはオーストラリア選手の足をつかんで持ち上げ、そのまま叩き落とすという荒業を披露してしまい、シンビンで10分間の退場処分を受けます。この退場でガタッと流れがオーストラリアに傾くと、試合再開直後にまずモールから押し込んでトライ。ゴールも決めて21-10に追い上げ。
↓退場処分が解けないうちに、さらにもう1トライを奪って21-17に迫る!(2分20秒から)
何だろう、ラグビーボールが鉛直にバウンドするこの感じ!
蹴ったラグビーボールがあそこで留まって、追いかける選手がキャッチするなんてイメージできない!
これは日本にはない、そして相撲では学べない技術だ!
価格:1,404円 |
たったひとりの退場でここまで均衡が崩れるのも、高いレベルで拮抗した争いをしていればこそ。さっきまでまったく手も足も出ない感じだったオーストラリアが、1トライで逆転というところまで迫ってきました。さぁ、ここからが本番。ここまでは前哨戦で、ここからが本当の頂上決戦。どちらの次の得点が転ぶのか、勝負をわけようかというガップリ四つの攻防。
そういうときに試合を動かすのは、ドロップゴール。日本代表は試みる場面もありませんでしたが、攻められない、反則も取れない、でも点は欲しいというとき、ドロップゴールを狙うのが強豪国。プレー中に、ボールをワンバウンドさせてゴールポストの間に蹴る。いつでもどこでも3点が取れる技術ですが、ラグビーボールでやるのは難しい。サッカーのGKがフリーでボールを蹴っても、あっちゃこっちゃ行くものをプレッシャーの中でラグビーボールでやろうというのです。
↓ニュージーランドはドロップゴールで再びオーストラリアを突き放す!(2分45秒から)
いやー、これを決めるかー!
ルーティンとかやってるヒマすらない!
↓ちなみに、別の試合ではドロップゴール合戦を演じたケースも!(1分50秒頃、2分10秒頃)
ダン・ビガーとポラードのドロップゴール合戦!
よくあのボール、バウンドさせてから蹴れるね!
ひょっとしてラグビーはボールを蹴るスポーツなのか…?日本代表はキックをあまり使わないという方針で戦っていましたが、煮詰まれば煮詰まるほど勝敗をわけるのはキックの質の差でした。ゴールを狙うキックの質もあれば、陣地を挽回するためのキックの質、味方を裏に走らせるためのキックの質。いいキックをすることで試合を支配することができる。「キック」は今大会、話題の五郎丸も含めて日本代表と世界トップの間に少し距離がある部分だったように感じます。相撲部屋だけでなくサッカークラブでの武者修行も含めて、検討しなければいけないかもしれません。ま、サッカー選手もいきなりあのボール渡されても何もできないでしょうが…。
先のドロップゴールなどを含めて、再びニュージーランドが10点リードとなった試合終了間際。もうオーストラリアも半ば負けを確信する時間帯ですが、ニュージーランドは最後までしっかりとトドメを刺しにいきます。そして、今大会の締めくくりにふさわしい、ナンバーワントライを生み出します。こんなことができるのかとため息が漏れるようなスーパートライ。ニュージーランドが大してサッカー強くないのは当たり前です。こんなスーパートライを生み出せる足技の持ち主が、ラグビーのほうにきているのですから…!
↓鋭いカウンターからDFラインの裏にパスを通すと、走り込んだ味方がワントラップしてトライ!(3分過ぎから)
サッカーだwwwwwwwwwwww
これはどこから見てもサッカーwwwwwwww
完璧なトラップから決めたwwwwwwwww
価格:905円 |
こんな見事なトライを決められては、もうギブアップ。あのボール、楕円形のくせに、ちゃんと蹴るとちゃんと跳ねるんですね。新鮮な驚きです。なんか、最終的にはドリブルで5人抜きとかできそうな気もしてきました。世界一のチームというのは、ここまで煮詰まっているものなのだ。日本代表にも高い高い目標を提示されたような気がします。これからのトレーニングは「6時に起きて、フィットネスのトレーニングをして、チャンコ食べて、寝て、ミニゲーム45分×3本して、チャンコ食べて、寝て、ラグビーの練習して、チャンコたべて、寝る」でいきましょう。4年みっちりやれば、ワンツーで突破とかできるようになるかもしれませんから…。
↓そしてオールブラックスは史上初の連覇、史上最多3度目の優勝をハカで祝った!
おっ、「頑張って頑張って仕事」のほうだ!
日本も優勝したとき用に相撲部屋で弓取式とか練習させておくか!
↓歓喜の夜はガッチガチムッチムチのBLみたいな宴になった!
Looks like me and @maavelous have a new roomy for the night.. pic.twitter.com/yZW1jhzBa7
— Sonny Bill Williams (@SonnyBWilliams) 2015, 11月 2
乳首、乳首出てるから!
乳ジーランドの方、乳首を隠してください!
まだ4年というか、もうあと4年!相撲とサッカーとラグビーで大忙しだ!