2016年08月14日13:48
これがホントのお手つき!
リオ五輪もいよいよ後半戦。少し残念な情報ですが、日本時間の13日から14日にかけては、日本勢の新たなメダル獲得がありませんでした。ロンドン五輪では毎日メダルを獲得するという、薄く広くさまざまな競技での力量を見せた日本でしたが、ちょっと息継ぎを入れたという感じでしょうか。
体操のトランポリン、競泳のメドレーリレーあたりがチャンスでしたが、惜しくも届かず。トランポリンはあとひとり誰かがコケればというところまで迫る、もう一歩の戦いでした。惜しかったですね。トランポリン界悲願のメダル獲得は東京で叶えてもらいましょう。自分たちだけ極端な調整をした道具で慣れておいて、本番でその用具を使えば勝てると思います。めっちゃ固いとか、すごい緩いとか、そういう用具で。
そんな中、大会の華とも言える陸上競技がスタート。陸上・競泳・体操という五輪の華の中でも、やはり陸上は際だって五輪感があります。走るだけ、跳ぶだけ、投げるだけ、という極めてシンプルな競技性は、誰の目にもわかりやすく、どんな国にもチャンスがある。自分がセーリング競技の天才かどうかは船に乗るまでわかりませんが、自分が駆けっこの天才かどうかは、絶対に気づきますからね。
この日、熱い戦いを見せてくれたのが男子・走幅跳。
走り幅跳びはまず3回を跳んで、その上位選手が4回目以降の試技に臨みます。とにかく1回でもいいから大記録を出せば勝ちということで、最後の最後まで何が起きるかわかりません。かつて東京の世界陸上で見たカール・ルイスとマイク・パウエルの激闘も、パウエルが人生イチの跳躍で世界記録を出して勝利したもの。8メートル80センチを超える記録を連発するルイスと、ファウル連発の中で世界記録8メートル95を1本決めたパウエル。単純なだけに燃える勝負でした。
今大会の走り幅跳びでも最後の一本まで勝負は揺れます。前半の3回を終えた時点ではアメリカのローソンさんが8メートル25センチでトップ。それを4本目で南アフリカのマニョンガとイギリスのラザフォードが逆転し、マニョンガ⇒ラザフォード⇒ローソンさんの順に。5本目でマニョンガはさらに記録を伸ばし、金メダルに大きく前進します。
しかし、6本目にドラマが待っていた。
マニョンガが6本目をファウルで記録を伸ばせずにいる中で、安定した跳躍を見せながらわずかにメダル圏には及ばなかったアメリカのヘンダーソンが逆転の跳躍。8メートル38センチで一気にトップに立ちます。残る選手は2人、まず最終試技に臨んだラザフォードは大きな跳躍を見せますが、8メートル29センチで及ばず。暫定3位とします。
そして最後に残ったのがローソンさん。「さん」がついている時点でお察しな感じではありますが、ローソンさんは人生を懸ける大一番で痛恨の跳躍をしてしまいます。スピードに乗り、ファウルもなくキレイに踏み切り、身体は大きく目標ラインを超えていきました。これは逆転だ、少なくともメダルは間違いない。そんな跳躍。本人も「よっしゃー!」と跳び上がって喜びます。
↓金メダルの目標ラインを身体は超えたかもしれない!
少なくとも銅メダルラインは超えたんじゃないか!
身体は!
↓しかし、表示された記録は7メートル78センチ!
「おいおい、間違ってるよ!」
「何だコレは!」
「違う違う違う違う」
指を振りながらローソンさんは文句を言いに猛ダッシュ!
1メートル短いんじゃないかと助走並みのスピードで急ぐ!

「はぁ?」という顔で電光掲示板を見上げ、砂場の担当に詰め寄るローソンさん。スタンドから怒号をあげるコーチ。怒号&怒号&怒号。何かが間違っている。間違っているはずだ。7メートルって。そりゃ機械の不調か何かだろう。スタンドからはブーイングが上がり、メダルを争うほかの選手も何が起きたのかと怪訝な表情。暫定3位の選手も、記録を見てもなお半分は「やっぱ負けてるよな…?」という顔で立ち尽くしています。
↓いまだに現実を受け入れられないコーチをよそに、ローソンさんに砂場の担当者から突きつけられた残酷な真実が!
あ!
あ!
↓跳んでる途中で左手がカスってるwwwwwwwww

8メートルラインのあたりの痕跡と、それをコンビで見つめる係員wwww
4年に一度の世界一のお手つきwwww

決して「着いた」とか「支えた」とかいうことではなく、空中姿勢で手を回しているときに「かすった」という当たり。身体は跳んでいた。身体は金メダルだった。もし判定より先にそのことに気付いていたら、即座に左手を切り落としまして、「それは何でしょう?石か何かではないでしょうか(流血すっとぼけ)」という細い逆転への道があったかもしれませんが、初動対応はまったく間に合いませんでした。本人は、本気で喜んでしまっていたので…!
↓ダメですかね、やっぱり!
ダメですwww惜しいけどダメですwww
このフォームを変えない限り、またどこかでやりそうなので、ぜひまたやってくださいwww

ローソンさん!東京五輪ではぜひローソンにお立ち寄りください!
リオ五輪もいよいよ後半戦。少し残念な情報ですが、日本時間の13日から14日にかけては、日本勢の新たなメダル獲得がありませんでした。ロンドン五輪では毎日メダルを獲得するという、薄く広くさまざまな競技での力量を見せた日本でしたが、ちょっと息継ぎを入れたという感じでしょうか。
体操のトランポリン、競泳のメドレーリレーあたりがチャンスでしたが、惜しくも届かず。トランポリンはあとひとり誰かがコケればというところまで迫る、もう一歩の戦いでした。惜しかったですね。トランポリン界悲願のメダル獲得は東京で叶えてもらいましょう。自分たちだけ極端な調整をした道具で慣れておいて、本番でその用具を使えば勝てると思います。めっちゃ固いとか、すごい緩いとか、そういう用具で。
そんな中、大会の華とも言える陸上競技がスタート。陸上・競泳・体操という五輪の華の中でも、やはり陸上は際だって五輪感があります。走るだけ、跳ぶだけ、投げるだけ、という極めてシンプルな競技性は、誰の目にもわかりやすく、どんな国にもチャンスがある。自分がセーリング競技の天才かどうかは船に乗るまでわかりませんが、自分が駆けっこの天才かどうかは、絶対に気づきますからね。
この日、熱い戦いを見せてくれたのが男子・走幅跳。
走り幅跳びはまず3回を跳んで、その上位選手が4回目以降の試技に臨みます。とにかく1回でもいいから大記録を出せば勝ちということで、最後の最後まで何が起きるかわかりません。かつて東京の世界陸上で見たカール・ルイスとマイク・パウエルの激闘も、パウエルが人生イチの跳躍で世界記録を出して勝利したもの。8メートル80センチを超える記録を連発するルイスと、ファウル連発の中で世界記録8メートル95を1本決めたパウエル。単純なだけに燃える勝負でした。
今大会の走り幅跳びでも最後の一本まで勝負は揺れます。前半の3回を終えた時点ではアメリカのローソンさんが8メートル25センチでトップ。それを4本目で南アフリカのマニョンガとイギリスのラザフォードが逆転し、マニョンガ⇒ラザフォード⇒ローソンさんの順に。5本目でマニョンガはさらに記録を伸ばし、金メダルに大きく前進します。
しかし、6本目にドラマが待っていた。
マニョンガが6本目をファウルで記録を伸ばせずにいる中で、安定した跳躍を見せながらわずかにメダル圏には及ばなかったアメリカのヘンダーソンが逆転の跳躍。8メートル38センチで一気にトップに立ちます。残る選手は2人、まず最終試技に臨んだラザフォードは大きな跳躍を見せますが、8メートル29センチで及ばず。暫定3位とします。
そして最後に残ったのがローソンさん。「さん」がついている時点でお察しな感じではありますが、ローソンさんは人生を懸ける大一番で痛恨の跳躍をしてしまいます。スピードに乗り、ファウルもなくキレイに踏み切り、身体は大きく目標ラインを超えていきました。これは逆転だ、少なくともメダルは間違いない。そんな跳躍。本人も「よっしゃー!」と跳び上がって喜びます。
↓金メダルの目標ラインを身体は超えたかもしれない!
Świetny skok? Niekoniecznie! Jarrion Lawson #USA oficjalnie zaliczył tylko 7.78m! Ślad ręki odebrał medal #Rio2016 pic.twitter.com/tQav1eaZBK
— TVP Sport (@sport_tvppl) 2016年8月14日
少なくとも銅メダルラインは超えたんじゃないか!
身体は!
↓しかし、表示された記録は7メートル78センチ!
You know Jarrion Lawson is planning his #Tokyo2020 return! Too close to that #Gold medel!😪 #USA #Athletics #LongJump pic.twitter.com/EXnqjAXKMo
— Sheneika Smith (@Sheneikax) 2016年8月14日
「おいおい、間違ってるよ!」
「何だコレは!」
「違う違う違う違う」
指を振りながらローソンさんは文句を言いに猛ダッシュ!
1メートル短いんじゃないかと助走並みのスピードで急ぐ!
価格:453円 |
「はぁ?」という顔で電光掲示板を見上げ、砂場の担当に詰め寄るローソンさん。スタンドから怒号をあげるコーチ。怒号&怒号&怒号。何かが間違っている。間違っているはずだ。7メートルって。そりゃ機械の不調か何かだろう。スタンドからはブーイングが上がり、メダルを争うほかの選手も何が起きたのかと怪訝な表情。暫定3位の選手も、記録を見てもなお半分は「やっぱ負けてるよな…?」という顔で立ち尽くしています。
↓いまだに現実を受け入れられないコーチをよそに、ローソンさんに砂場の担当者から突きつけられた残酷な真実が!
La mano de Jarrion Lawson...#Rio2016 pic.twitter.com/97DRDDE9wO
— SoyCobarde.com (@SoyCobarde2) 2016年8月14日
あ!
あ!
↓跳んでる途中で左手がカスってるwwwwwwwww

8メートルラインのあたりの痕跡と、それをコンビで見つめる係員wwww
4年に一度の世界一のお手つきwwww
価格:1,296円 |
決して「着いた」とか「支えた」とかいうことではなく、空中姿勢で手を回しているときに「かすった」という当たり。身体は跳んでいた。身体は金メダルだった。もし判定より先にそのことに気付いていたら、即座に左手を切り落としまして、「それは何でしょう?石か何かではないでしょうか(流血すっとぼけ)」という細い逆転への道があったかもしれませんが、初動対応はまったく間に合いませんでした。本人は、本気で喜んでしまっていたので…!
↓ダメですかね、やっぱり!
<陸上男子走幅跳決勝動画 最後の跳躍は1時間34分頃から>
http://sports.nhk.or.jp/video/element/video=27133.html
ダメですwww惜しいけどダメですwww
このフォームを変えない限り、またどこかでやりそうなので、ぜひまたやってくださいwww
価格:1,512円 |
ローソンさん!東京五輪ではぜひローソンにお立ち寄りください!






ところで8m91を跳んだのはルイスの方。追い風参考ながら世界記録超えで、これは決まったと思いました。何年も連勝を続けていたルイスの競技史の中でも、この東京大会は最高の出来映えだったでしょう。
しかしマイクパウエルは8m95を跳んだのです。
間違いなく走り幅跳び史上最高レベルで最も劇的な勝負でした。