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その戦闘力・運気・勢いを返せ!

25年ぶりの優勝なのに自宅の近所では広島優勝の恩恵がまったく得られず、とばっちりでお好み焼き屋のシャッターを蹴っている西武ファンのみなさん、こんにちは。勢いで広島風お好み焼き屋(※焼きそばのクレープサンド)に行くと、そばの増量無料という優勝セールみたいなことをやっていますが、それは年がら年中の設定です。そばのクレープサンドなので、ほとんど粉ばっかりだからできる安心設定です。

お祝いはしたものの、「広島でも優勝できるのに何をやっているんだ!」「自分たちより明確に弱い球団がオリックスしか残ってないぞ」「オリックスは本気出してないのにウチは社運賭けとるやんけ」と一周まわって西武への叱咤激励があふれてきました。暗黒時代の入り口というか、かねがね僕があらゆるスポーツで実感してきた「金=チカラ」という現実が、静かに絶望のベールで秩父山を覆ってきています。西武ゆうえんちに行ったときの「率直に言って廃墟ですね」というあの気持ちが、じょじょに山麓にまで広がってきています。

だが、ちょっと待ってほしい。

25年ぶりの優勝にあたり、広島選手があげたキッカケ。僕はそこにひとつの可能性を見出しました。勝負のアヤというか、運命の分岐点というか、ほんの少しのキッカケで大きく狂ってしまった運命の歯車を。もし、そのキッカケがなかったなら、西武もCSを争うくらいの位置にはおり、楽天市場とロッテをウエメセで見下ろしていたのではないかという可能性を。

↓広島選手があげた「優勝を予感した試合」は西武をくだしたアノ試合だった!
<タナキクマル歓喜の“アカトーーク” 誠也は「神ってる」じゃなく「やってる」>

――今季、優勝を予感した試合はあった?

 マル 俺ある。

 キク 俺もある。

 タナ え、そう?

 マル 俺、あそこしかないわ。キクどこ?

(中略)

 マル 俺、もっと早い段階。赤松さんがサヨナラヒット打った時(6月14日西武戦。この試合から11連勝)。あ、今年は行けるって。

 キク 早いわ。

 マル (代走中心の)赤松さんだよ。しかもコリジョンルール適用のサヨナラ。勢いというか、何か表しているかなって。

http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2016/09/11/kiji/K20160911013336080.html

鈴木誠也がクスリもしくは賭博をやっているという告発かと思ったら、違った!

なるほど、あのコリジョンサヨナラが広島優勝のキッカケだったのか!

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感想(1件)




問題の試合は6月14日、マツダZOOM-DOKOスタジアムで行なわれた西武VS広島の交流戦。西武は2点を先行されるも、投手陣が最少失点で粘り、7回・9回にソロホームランで1点ずつをあげて同点に追いつきました。延長に持ち込んで、もう一発。得意の空中戦で粘り勝ちを狙いたいという展開です。

しかし、事件が起きたのは9回裏。西武は守護神・増田を投入し、ポンポーンと二死までこぎつけます。ところがここから菊池涼介のヒット、そして丸への四球で二死一・二塁に。打席に立つのは、前の回に4番・新井への代走で出場していた赤松真人。9月まで通算しても出場試合数は87もありながら19打数7安打という、「代走のプロ」とでも呼ぶべき選手です。

その赤松が放った打球はピッチャーとショートのグラブをかすめるように、ポテポテとセンター前へ。返球されたボールをキャッチャーの上本が受けると、左手をぶん回して本塁突入の走者・菊池にタッチ。追いタッチながらもタイミング的には完全にアウトで、上本ガッツポ、菊池うなだれてガックリ、球審アウトコールという、三者同意の本塁アウトの場面でした。

しかし、ここで飛び出してきたのが緒方監督。このプレーが今季から適用されたコリジョンルールに抵触するものではないかということでの抗議。コレを受けた審判団はビデオ判定に臨み、コリジョンルール適用でセーフへと判定を変更。日本プロ野球史上初となる、「コリジョンサヨナラ」という結末になったのです。

↓コリジョンサヨナラ!サヨナラコリジョン!西武の栄光の歴史に加わった新たな1ページ!


その時点ではまだ5割近辺にいた西武は、そこから5連敗、月末までで2勝10敗の大崩れ!

逆に広島はそこから11連勝で、一気に首位の地盤固め!


↓のちにコリジョンルールは改定され、サヨナラコリジョンの事例では適用されないことに!

黎明期の混乱が生んだ奇跡的な決着だったか…!

ルール改定によって、サヨナラサヨナラコリジョンだな…!


サヨナラコリジョン自体は正直なところ嬉しい。サヨナラコリジョンという珍事、その一番手を、我が西武がゲットしたというのは誇らしい。これから幾多のコリジョンがなされたとしても、サヨナラコリジョンの第一号として永久不滅の歴史を刻むことができたのは、球団にとっても素晴らしいことです。

ただ、こうして見ると、何かを渡し過ぎてしまったのかもしれません。わずかな期間でしか適用されなかったプレーでのサヨナラコリジョンで負けるくらいのチームが、シーズンからサヨナラするのも仕方ないこと。もしそれがなければ、広島が「優勝確信」したぶんの勢いで、「4位の手応え」をまだ感じていることができたかもしれない。あのコリジョンによって、時代を昭和から平成に託すように、戦闘力・運気・勢いすべてが広島に乗り移っていったことは否めない。

しかし、まだそうしたキッカケになる程度には、西武の戦闘力・運気・勢いもあると、逆説的に考えることはできます。

時代のセンターポジションからは確実にズレてきており、西武ゆうえんちのような寂れ感をまといつつある西武球団ですが、6チームしかない中で3番を争うくらいの伝統はある。今季の教訓を胸に、来季はわずかな戦闘力・運気・勢いを逃さぬように大切にしていくこと。西武に勝ったチームが「これは何かが起きるな!」と思ってくれるのですから、西武もまだまだ捨てたもんじゃないはずです!来年はまだ頑張れる、そんな希望はまだ残っているのです!西武に勝って広島が優勝した、その事実とともに!

↓なお、時代のセンターポジションを外れた球団の9月公式戦告知ポスターはこんな感じだぞ!
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運転して遊ぶ!跳ねて遊ぶ!探して遊ぶ!

抽選で豪華賞品、クリアファイルは全員プレゼント!

野球じゃねぇぇぇぇぇぇぇwwwwwww

西武ゆうえんちのイベントを西武ドームでやることにしただけwww

野球を諦めるの早すぎるwwwwwwww


↓さらに、なりふりかまわぬ西武球団の客引きは「ビール半額!オンナがいます!男は脱ぎます!」という欲望丸出しモード!

「ジタバタすることしかできないなら、最後までジタバタしてやろうぜ!」って言われたときに、本当にジタバタするとこんな感じになるんだろうなwww

なお、この試合は「チケットも半額」だったぞ!


↓ファンの家には勝手にタダ券が複数枚押しつけられてくるぞ!

野球はタダでいいです、ビールも半額にします、クリアファイルをあげます、その代わり電車に乗ってください!

それが西武球団の本音なのだ!

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野球自体の魅力で集まる客を育てることも、来季の教訓としよう!