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この勢いで早くオンラインショップを始めるんだ!

これが野獣の勢いなのか。7日に行なわれた柔道・松本薫(ベネシード)さんの引退会見は、引退会見とは名ばかりのセカンドキャリア大発表会見でした。今後の人生の展望を問われた松本さんが発した「アイスクリーム作ります」の言葉。「何言ってんだコイツ…」「オヤツ作りの話を聞いてるんじゃなくて…」「仕事の話をですね…」とキョトン顔の記者が改めて聞き返し、改めて松本さんも「アイスクリーム作ります」と応じるコントのようなやり取り。それがまさか本当にアイスクリーム屋を始めるということだったとは。

↓「妖精が見える」などの数々の不思議発言が、まさかビジネスの話などしないだろうとキョトン顔にさせた電撃発表!


記者:「第二の人生は…」
松本:「アイスクリーム作ります」
記者:「と、言いますと…?」
松本:「アイスクリーム作ります!」

2月12日に高田馬場駅そばにオープン!

完全に仕込み終わってからの発表でした!


↓こちらのお店、罪悪感なく食べられるアイスクリーム「Darcy's」で働きます!

食べない人を罪人に認定し、厳しいお仕置きを与えるわけではありません!

アスリートでも食べやすい、健康志向のアイスだそうです!



用意周到とはまさにこのこと。松本さんは現役時代も前所属フォーリーフジャパン柔道部が廃部となったときに、すぐ翌日には新しいチームにまるっと移籍するという切れ目のない動きを見せ、結婚や出産といった人生の大きなステップもポンポーンと経験してきましたが、この俊敏さこそ野獣の動き。昨年11月の講道館杯で敗れた時点から引退をハッキリと意識したのでしょうが、それを中途半端に口外するのではなく、次の動きを考え、仕込み、全部が整ってからすべてをお伝えするというのは、優しい引退だなと思います。

引退に伴う寂しさや不安というものが、すでに決まっているセカンドキャリアの存在によって払拭され、華々しい門出となる。それは応援する側にとっても幸せなことだなと思います。ボンヤリと中途半端なまま見守ることなく、すぐに次の行動に移れるのですから。寂しさにひたる情緒はないかもしれませんが、「応援」は今すぐに始められる。そして、そこまで整っているのならば心は決まっているのだろうと、ヘンな揺り戻しへの期待や祈りも持たずに済みます。スパーンと切り替えられる。「意識した瞬間にすぐ口外し、残りの時間をともに過ごす」も悪くないですが、「完全に整ったあとで口外し、次のステップをすぐ踏む」も悪くないものです。

↓ということで、早速「Darcy's」に行ってきましたよ!
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かつてこれほど注目されたアイス屋のオープンがあっただろうか!

引退会見より報道陣が多そうな予感!


「Darcy's」は所属先であるベネシードが手掛ける店で、松本さんが開いた個人店ではありません。ベネシードはサプリメントや化粧品などを販売する会社で、ベネシードの理念に共感した個人等が代理店となって商品を世に広めていくような業態であるとのこと。

今回松本さんが手がけるアイスも「罪悪感なく食べられる」のキャッチフレーズどおり、乳製品・小麦粉・白砂糖を一切使用しない健康志向のアイスであるのだとか。太ってはいけない階級制の競技に臨むアスリートなのに、それでもアイスとかビッグパフェを食べたいと思って過ごしていた松本さんの柔道人生ともクロスするアイス。アレルギーに悩んでいる人や、動物性の食品を避けている人にも食べられるフレーバーも用意しているなど、アイスというより健康食品のよう。

↓乳製品・小麦粉・白砂糖不使用!
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↓脂肪燃焼・むくみ改善・アンチチジング・ダイエット・美容・風邪の予防・有機JAS認定・オーガニック!
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なんだかすごく健康によさそう!

「アイス食べないほうが健康によいのでは…?」とか言わないでください!

「健康になりたいけど、アイスも食べたい」という願いを叶えるための取り組みです!




場所は高田馬場駅そばにある東京富士大学の構内。普段は学生たちの就活センターであったり、学食として使用されている建物の一角に店を構えています。いわゆる「東京富士大学」とは別棟の建物になっているので、訪問の際は間違えないようにしていきたいところ。

↓まずは高田馬場駅に向かい、早稲田口を出ます!
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↓手塚キャラの壁画を舐めながら、左手に進む!
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↓すると「東京富士大学入口」というわかりやすい表示のあるさかえ通りが見えてくるのでここを進みます!
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↓しばらく真っ直ぐ進むと遠くに東京富士大学が見えてきます!

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↓初日は「絶対間違えるやろ…」という気遣いで、ココじゃなくてアッチですという看板も!
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↓道なりに進んだ先に見えてきた5号館、コチラの一角に「Darcy's」があります!
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いかにも入口っぽいガラスの扉は学食などへ通じる本来の入口。なかには休憩スペースなどがあり、初日はそこでアイスを食べることもできました。「Darcy's」の入口は建物の左手側の隅っこ…ちょうど柱で隠れているあたりにあり、基本的にはテイクアウト専門店となるようです。目印もなく、ひっそりとしており、店内もカウンターとレジ、そして作業場があるだけ。

アイスケースもスペース的にごく小さいものしかおさまらず、フレーバーも現段階では「2種類の味×素材の違いによる二段階」の合計4種類のみ。選ぶ楽しさとかではなく、もう「コレを食え!」という決定版のご提供を受ける感じです。オススメというか一番人気というか、両方の味を一度に楽しめる「ハーフ&ハーフ」というセットがあるので、特にこだわりがなければハーフ&ハーフ一択ではないでしょうか。

↓店舗入口の目印はこのランプ。藪に潜む猛獣の目だけがキラリと光っているイメージで探してください!
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↓建物本来の入口のまわりにはお祝いの花がたくさん!夏らしくTUBEさんからもお花をいただきました!
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オープン前には松本さんが報道陣の前に立ってご挨拶する姿があったり、店内で注文を受けたりアイスを渡してくれたり、頼めば写真撮影なども応じてくれたりとサービス満点。「寒いなかアイスなど食べにきて物好きなことで…」という思いやりなのでしょうか、待機している人たちにカイロを配るなどの気遣いもありました。

アイス購入の際には松本さん本人から「寒かったでしょう…」と声を掛けていただき、「こんな寒い時期に何故アイス屋開いたんですかね…」と僕もニッコリ。当面は整理券対応をするようなので、先に整理券をもらっておいてから、ご飯でも食べて、デザートでアイスをいただくのがいいかもしれません。通ってきた道沿いには学生向けの食堂がたくさんありますしね。

↓それでは「Darcy's」のアイス、「ココナッツミルクチョコクッキー」と「豆乳焦がしキャラメル」のハーフ&ハーフをいただきます!
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松本さんのオススメも何も、2種類しか味がないんだから両方食べるしかない!

「全部オススメ」です!




ふむ…………。美味しいです。全体的にアッサリして甘味も少ない軽やかなアイスですが、アイスならではの濃厚さもしっかりあります。ナッツやチョコクッキーがアクセントとなって食感も楽しい。普通に美味しくいただけると思います。オープン初日ですし、松本さん手渡しですし、大満足のデザートでした。

ただ、こう言うと身もふたもないですが「やっぱ牛乳と砂糖入ってるほうが美味いな…」というのが二周まわったあとくらいの想い。美味しくないアイスよりは美味しいが、美味しいアイスはもっと美味しい、その中間点くらいかなと思いました。

駅からの距離、特に買い物やらをする場所でもないという食べ歩き需要の低さ、なのに基本はテイクアウト店ということを考えると、まさにこの大学の学生がメインターゲットになるのかなと思いますが、500円のアイスはそんなにしょっちゅう食べるものじゃないと思うので、なかなか店舗としては厳しいのかなという気もします。

それでも、「市販のでは私のニーズにマッチしないんです」という人はたくさんいるはずですので、なるべく早くオンラインショップを始めていくのが成功へのカギなのかなと思いました。むしろ、オンラインショップとか代理店経由での販売が本番で、ベネシード代理店の人が「あの松本薫の野獣アイスですよ!」とアピールしやすくなるのが一番の狙いなのかなと。

その意味では、決して好立地でもなく、休日のオープンでもなく、目立たない入口というのも意図したデザインなのかなと思います。店舗にきてもらうことはそんなに考えていなくて、むしろ店舗で食べる体験がレアであるがゆえに、いつでも手に入る通販なり代理店販売に需要が集まるといったことなのかなと。だから、本番の夏需要が始まる前にオープンしたのかもしれませんね。十分にクチコミと宣伝を広めたうえで、「夏の元気な贈り物にしてください!」という。セカンドキャリアどころか、先の先のサードキャリアくらいまで考えてあるのかなーと、感心せざるを得ないお店でした!


夏までにオレンジ味とかメロン味とか果物系を増やしといてください!