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「推しから買う」と「推しが負けても生還する」は両立可能!

本日はお出掛けの記録です。ふとしたときに「もしも彼女が人間だったら…」と思ってしまうアイドルホース・ソダシのレースがご近所で行なわれましたので、会いに行ってまいりました。東京競馬場で行なわれたGI・安田記念。大レースであることもさりながら、このレースがソダシを担当する今浪厩務員との最後のレースになるということで(※定年のため)、人馬一体でのラストランをこの目で見守る所存です。

↓やってまいりましたGI・安田記念!
この日の東京競馬場は、週末の豪雨が抜け、台風一過のように快晴です。コロナ禍の前を彷彿とさせる人・人・人。そこらじゅうがごった返しておりマークシートと鉛筆を取るのにもひと苦労です。特に目立っていたのがソダシ推し勢。女性ファンを中心に広がる「白くて可愛い馬最高!」という熱い気持ちが広い競馬場を埋め尽くさんばかりです。

とにかくやたらとソダシ風の女子が多い。基本スタイルは全身白系統のコーディネートとしつつ、そこに黒(のパンツとかバッグとか)を合わせたり、差し色として黄色や青を入れ込んだり、ソダシの馬体と勝負服を再現するかのようなスタイルの人をたくさん見かけます。耳がついたソダシキャップや、カバンにつけられるソダシぬいぐるみなどのアイテムも大人気で、とても楽しそうです。僕はまったくコスプレは意識していなかったのですが、たまたま偶然で黒のパンツ+白のTシャツというソダシ風コーディネートになっており、やおらソダシ風オジサンが爆誕してしまいました。いっそぬいぐるみも持参すればよかったですかね…。

↓まずは先日のソダシ馬券の払い戻しからスタートです!
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この日はソダシがくれた軍資金があるので、お財布にも余裕があります。そして、ソダシを見守るために早めの時間からパドックで待つつもりですので、ほかのレースにあまり熱を入れる感じではありません。せっかくなので参加する…程度の軽い気持ちでメイン前のレースに参加していきますが、平熱の余裕とでも言うか、予想が冴えわたります。

到着後の最初のレースとなった第6レースではワイド1点で見事に的中し、100円が200円になるという大勝利(※10万円賭けてたら20万円になってたわー理論)。つづく第7レースではかする程度の当たりでしたが300円を賭けて200円が払い戻されるという最低限の結果は残しました。2戦を経て400円賭けて400円が払い戻されるというまったく互角の勝負。僕とJRAが激しく斬り合った末に互いの頬に一筋の傷がピッと走った…そんな場面を想像してもらえばいいでしょうか。「そのやり取り何の意味があるんですか?」と聞かれると困りますが、まぁ、とにかく、クジが当たるのは気持ちいいものです。

↓子どもの遊びみたいな金額ながら1点でズバリ的中は冴えてる!
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そんななか、ソダシ前に気になる情報が。どうやらこの日は障害レースのコースを開放しているとのこと。普段は血走った目でJRAと斬り合っているのでノンビリお散歩をすることも少ないのですが、この日は平熱の余裕がありますので、開放された障害コースを見ながらのレース参加とすることに。

普段はあまりじっくり見ることのない生垣障害とかを見て「ほー」と思ったり、内ラチというコース内側の柵に触れて「馬が怪我しないように柔らかい素材で作っているとのことだが、500キロが体当たりする前提だから普通にカッチカチだな…」と感心したり、せっかくの機会なので物見遊山のように見てまわります。

↓開放された障害コースを見に来ました!
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↓レースを走る馬をトラックの内側から見る感じになります。
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↓コースを傷めないように観戦すべしとの諸注意。
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↓これが竹柵障害というヤツか…チクタクではなくチクサク…!
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↓これがあの生垣障害か…まさしく生垣だ…!
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↓芝生がフカフカで気持ちよさそう。
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さて、ひとしきり障害コースも見回ったので、早めにパドックへ向かうことに。何せ、今日はソダシのレースですので、パドックにはたくさんの人が集うことが想定されます。最前列に並べるような段階ではもはやないのですが、ある程度ソダシが見えるポジションを確保するためにはギリギリまでほかのレースを見ているわけにはいきません。ということで、何となく予想が完了した第8レースと第9レースの馬券を購入しまして、以降はパドックでソダシを待つことに。

やってきたパドックは「今日はダービーですか?」とでもいうような人だかりです。僕もそのなかに加わって、2レースぶんほどのパドック周回の様子を見守りますが、基本的に誰ひとり動く様子がありません。「あ、この人たち全員ソダシ(あるいはメイケイエール)を見るまで動かない気だ!」と察知した僕は何とか自分のポジションを確保したのち、そこから一歩も動かないことを決意します。未購入の第10レースはパスして、第11レース・安田記念の予想をしながらソダシの登場を待ちます。

しかし、ここからがなかなか厳しい時間でした。狭いなかで皆が何とかスペースを融通し合っているので、ゆったりと構えたり、足をずらしたりほぐしたりすることもままなりません。ひたすら直立不動。パドックにはレースの様子は映らず、実況も聞こえず、スマホも混雑のためかつながりにくく、小さく畳んだ新聞をにらみながら安田記念の予想を突き詰めていくことに。「まずソダシが勝つじゃん…?」「相手はよくわかんないじゃん…?」「じゃ単勝買えばよくね…?」から始まる予想をどこまで突き詰められるのか。じっくりと予想する充実の時間となりました。

↓1時間以上前からメインレースの出走馬をパドックで待つ人の群れ!
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↓待機中にスマホで確認したところ、第8・第9レースも的中でした!
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待つこと1時間半あまり。パドックには馬主さんたちが現れました。ソダシの馬主さんである金子真人さん(※ディープインパクトなどの馬主さんでもある)の姿も。ドレスアップして愛馬の晴れ舞台に立ち会う馬主さんとご家族の様子を見ていると「今度生まれてくるときは馬主の子どもに生まれたい!」「あー、父親が馬主でウマ娘と呼ばれて育ちたかった!」「あー、配合に口出しする中学生とかになりたかった!」と嫉妬の炎にかられるような気持ちにもなりますが、このあと火を噴く予定のソダシ馬券で今日を人生のターニングポイントとするのだ…そう思って心を鎮めます。

さぁ、そしていよいよ安田記念の出走馬たちの登場です。人気のメイケイエールや、「ソダシか!?」と一瞬パドックをザワつかせた芦毛馬・ガイアフォースらを見守りながら待っていますと、ついに真っ白く輝く白毛の馬体に黄色と黒と青のメンコをつけたソダシがやってまいりました。その傍らにはソダシとのラストランを迎える今浪厩務員の姿も。みんなのアイドルの登場に拍手でも起こりそうな熱気が渦巻きます(※馬は敏感なので拍手は心のなかで)。

↓ソダシと、白いネクタイを締めた今浪厩務員がやってきました!
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↓甘えるように今浪厩務員に首を預けるソダシ!
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↓今日も筋肉ムキムキ血管バキバキです!
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ただ、周回するソダシにはちょっと気になる点も。いつもならもっと甘える感じでワチャワチャしているように思うのですが、この日はそういったしぐさがあまり見られません。逆に気の強いところもあまり見せず、どちらかと言えば元気がないくらいにも見えます。ほかの馬を見ているとセリフォスあたりは気合がよく乗っていていかにも走りそうな面構えをしているのと対照的です。

コースに入ってからも元気のなさは目立ちます。ジョギングでもするくらいの感じの足取り。ほかの馬から離れた位置でたたずみ、遠くを見つめるような姿。ヒートアップしないのはよいことですが、どことなく寂しそうな顔にも見えてきます。まさかとは思いつつも「このレースが終わったら今浪さんとお別れになるとわかっているのか…?」なんて想像を巡らしたくなるような顔つきです。

↓返し馬でトコトコ走るソダシ。
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↓ポツンとたたずみ、遠くを見つめるようなソダシ。
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そして始まったレース。ソダシの出は悪くなく、予想通りにハナを切ったウインカーネリアン、ジャックドールにつづいて先団を形成します。僕のなかのソダシが勝つストーリーでは、この形のまま平均ペース以上を保って直線まで向かい、先行から粘り込むというイメージ。生粋のマイラーが集う安田記念では、速いペースで走り、なおかつ最後のキレも発揮するという「本物の強さ」が問われます。一瞬のキレではソダシはやや分が悪いですので、前に行って、前で仕掛けて、追いつかれる前にゴールする、この展開しかありません。その意味では狙い通りのレースです。

直線に入り、狙い通りに仕掛けたソダシは一瞬先頭をうかがいます。しかし、残り200メートルあたりで少し外に押し出されたところで勢いを失ったか、先行するジャックドールに追いすがれず、後方から迫ってきたセリフォス、ソングライン、シュネルマイスターあたりにはかわされました。決して悪いレースではなく、十分にチカラは見せましたが、ほかの馬も強かった。強い相手に勝ち切る「闘志」よりも「一抹の寂しさ」のほうが心を占めた、そんなレースだなと感じました。「こんな気持ちじゃ走れないよ…!」という感じの。思い込みが過ぎるかもしれませんが、そんなことを馬が思ってくれていたらいいなと思うようなレースでした!

↓ソダシは頑張って走ってくれました!
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↓そして元気に帰ってきてくれました!
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↓勝ったソングラインは昨年につづく勝利で安田記念連覇!府中のマイル王だ!
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いやー、残念でした。「まずソダシが勝つじゃん…?」からスタートした予想も前提崩れで大ハズレとなりました。ただ、最近は馬券の買い方も成長してきたようで(※今さら感)、予想は大ハズレでしたがまったく当たっていないというわけでもない、という結果に。レース中にソダシがいつでも止まれるように(※体調最優先)、礼儀としてソダシ以外の馬券も買っていたのですが、「あり得ないけど、もしソダシが負けるとしたら後ろからまとめて差されるパターンじゃん…?」でピックアップしたシュネルマイスター、セリフォス、ソングラインの組み合わせがそのままワン・ツー・スリーでキレイに入線しているではありませんか。

長年の自分の負けを見つめ直したとき、やはり「少額で大金を儲けたがる」「推しの馬が勝つことへの期待が高過ぎる」という露骨な弱点がありました(※つまり欲深)。その欲深さを改め、「当てることだけを考える」「ギャンブルで儲けようと思わない」「推し馬一本槍にならない」という平熱予想を心がけるようにしましたところ、ようやく自分の心根と買い目がマッチしたのか、非常に馬券がよく当たるようになりました。

この日も安田記念を含めて5レースを買い、何と全レースで払い戻しを受けるという「全勝」を記録。そのうち2レースでは賭けた金額より払い戻しが少ないという状態ではあったものの(※なら全勝じゃないじゃんとかの正論は言わないでほしい)、最小限のダメージで次につないだことで、たまにビッタリ当たったときのプラスを殺さずに収支を向上させることができました。「推しているソダシのレースで、ソダシが勝つ前提の予想をして、ソダシが馬券に絡まなかったのに、プラスで生還する」というのは、馬券名人と自分を褒めたくなるような成長ぶりでした。「伸びしろってあるんだなぁ」と我ながら思う、忘れがたいレースになりました。

結局、合計1000円買った安田記念では、ワイド3点(4-18:770円、14-18:450円、4-14:460円)をズバッと的中し、合計1680円払い戻しの大勝利(※10万円買ってたら約17万円になってたわー理論)。この日、唯一払い戻し対象にならなかったのが、単品で買ったソダシの応援馬券というところも含めて完璧な買い方だったなと自画自賛するばかりです。我馬券名人也と胸を張るような気持ちだったのですが…!

↓あーーー!「4-18」を買うべき場所で間違えて「14-18」を買ってる!!
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一番払い戻しの高い目を間違えたーーー!

そして間違えた買い目が偶然当たってたーーーー!

「14-18」がふたつあって何かオカシイと思った!

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今後も「推しから買い、外しても生還する」タイプの名人を目指します!