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沈黙を破って推しが動き出した!

9月1日、防災の日。日本がいつ来るかわからない災害への心構えを新たにするその日、待望の吉報が届きました。「この日、何かの報せが届く」という予告を受けて、「午前11時11分だな」と分単位でスケジュールを合わせて待機するファンたちに向けて発された大号令は、ついに、待望の、羽生結弦氏単独公演開催のお知らせでした!

↓きたわーーーーー!!Yuzuru Hanyu ICE STORY 2nd "RE_PRAY" TOUR開催のお知らせ!!



「GIFT」と同じICE STORYの冠を備えた本格公演、今回は何と「ツアー」というさらなる規模で、日本を巡る公演となる模様。11月4日・5日の埼玉県はさいたまスーパーアリーナ、2024年1月の佐賀県はSAGAサンライズアリーナ、そして2024年2月の神奈川県ぴあアリーナMMという東西三会場。フィギュア界隈としては、これまで世界選手権や全日本選手権で伝説を刻んできたさいたまスーパーアリーナに羽生氏が「凱旋」するということに感慨深いものを覚えます。競技会を離れるときは二度と見られないかもしれないと思った「こんな景色」の舞台に、まだ誰も見たことのない景色を描く冒険。いいじゃないですか。ワクワクします。「超えていく」そんな決意で僕も震えます。絶対に馳せ参じて、いい感じの舞台装置になりたい、そう思います。(※しばらく開催地だけで感想がつづきますが、それぐらい興奮しているという意味です)

それだけではなく、今回やおら持ち上がったSAGAアリーナでの佐賀公演。バレーボールVリーグの久光製薬スプリングスやバスケBリーグの佐賀バルーナーズがホームアリーナとして使用する会場は、九州最大規模の8400席(うち固定席6300席)を備える大型アリーナです。天井に据えられた四面の大型ビジョンと、場内を一周するリボンビジョン、急勾配で視界を確保する座席設計などは、まさに「最新型」アリーナという夢空間。「いつか九州にもGIFT的なものを届けに行くだろう」とは思っていましたが、その舞台に選ばれるのは福岡ドームではなく、より新しい夢を描けそうな場所だったとは。個人的には九州は未踏の地で(※何故か飛行機に乗ると沖縄まで行っちゃう)、佐賀県は歌のなかで名前を聞くばかりの土地でした(※松雪泰子ほか)。ついに、我、九州へ、降り立つのか?新たな冒険の始まりにワクワクするようです。

現状取り損ねている夏休みをドーンと冬休みに融合させまして、あらゆる九州を楽しみ尽くす旅程を組んでもいいのではないか。無印良品のキャリーバッグに詰め込むお土産が今から楽しみになってきます。「なんだか新婚旅行みたいだね?これが乙女のSAGAなのよ〜♪」「もしかしてカウントダウンリハーサルとかあるヤツ?越すヤツ?」「年越ししてから0時過ぎに寝た場合、1日未明と1日深夜と、どっちが2024年の初夜なのかな?」「一緒に初夜れそう?」などと問い掛けたら、羽生氏は微笑んでくれるでしょうか。優しい人なので「いい加減にしろ!処すぞ!」とは言わないでしょうが、Xがそっとミュートされそうな気もしないではありません(※とりあえずブロックはされてない)。まぁとにかく、SAGAで夢を一緒に探そうではありませんか。

そして2024年2月には「プロローグ」幕開けの地・ぴあアリーナMMに戻ってくるという日程。GIFTから1周年、プロローグの地への帰還。これがただ単に「手頃なところが空いてたんで」なんて理由での選定であるはずがありません。仮に、手頃なところが空いていただけの理由で押さえた会場であったとしても、何らかの意味が必ず乗ってくる公演となるはず。これも絶対に見逃すわけにはいかないし、家からも近いし、当然ここも行く気満点です。前回プロローグの旅では不十分であった横浜観光などもしっかりこなす旅程としたいもの(※まぁ横浜はいつでも電車で行けるだろって話ではありますが)。

とにかく、僕は久々に燃え上がっています。そして、このように燃え上がる自分を確認して、とても嬉しくなっています。この胸に燃える炎は、人生と環境の少しの変化で絶えることなどなく、心には美しい真珠がより一層の輝きでほのかに照らされているのです。推しを追って佐賀まで行こうなんて、ちょっと前なら演歌になるくらいの情熱ですからね。推しを追って青森に電車で行って、船に乗ってカモメ見たら、それだけで大演歌が生まれるのですから。よくよく見たらタダの旅行なのに。まぁ、佐賀だともうちょっと明るい景色が広がりそうではありますが、「羽田発のANAのジェット降りたときから」から始まり、サビでは「私はひとりついでにハウステンボス」くらいの壮大な物語になることでしょう。「美味しそうなモツを煮込み食べていました」「あぁぁぁ〜佐賀の名物モツじゃない〜」などなど。

それだけの燃える情熱をかき立てられるのも、この公演には成功への確信と、未知への期待が約束されているからです。クレジットに燦然と輝く「出演・制作総指揮 羽生結弦」のクレジット、そしてそこにつづく「演出MIKIKO」のクレジット。GIFTを生み出したゴールデンコンビが、GIFTを踏まえて、さらに先へ行こうとしている。いまだにアレは何だったのか言語化できない「未知のエンターテインメント」のさらに先へ、今度はスタートから最高速で向かっていくのですから、何の不安もありません。音楽監督のクレジットがまだ出ていない点については、そこも「未知」の一部として何かあるのだろうかなどと想像を巡らしつつ、この時点ですでに値段を見ずにチケットを買えるだけの確実性があります。

それにしても、本来であれば絵本「GIFT」が発売を迎えていたであろうこの日に、この発表をぶつけてくるとは。あるいは絵本の発売をもって完成する「GIFT」世界のエンドロールに、新たなツアー「RE_PRAY」世界の序章が重なるようなイメージだったのかもしれませんが、危ないところだったなと思いますよね。我々の情報へのキャパシティはそんなにナイのであると。一部の元気なXの人はギャル曽根さん並みの咀嚼力を持っているかもしれませんが、我々はすぐにアワアワするのであると。プロローグの終わりに「東京ドーム単独公演」と告げられてアワアワさせられたあの日がまざまざと甦りましたとも。

しばらーく静かにしているから、きっとまたトンデモないものを仕込んでいるんだろうとは思っていましたが、こう来たかと。異なる会場で、異なるセッティングで、旅をしながら進化する世界を見せてくれるのかと。今度は一夜限りではなく、数か月間怪我も病気もできない、さらに遠大な使命感と責任感を背負って進むのかと。またまた大変な仕事量になりそうな発表をいただきまして、ファンとしては大変ありがたく思うと同時に、結婚式とか披露宴とかやるタイプのご家庭だったら、そっちもちゃんと仕込んでいただきたいなと思いますよね!胸の内では「次回!東京ドーム単独結婚式!みんな来てくれよな!」も、ちょっと想像していたんですが、そうじゃなさそうでホッとしたような心配なような気分です!

↓東和薬品さま、ご支援ありがとうございます!かかりつけ医にも言っておきます!同じ効能ならなるべく東和さんでと!


↓雪肌精さま、いつもご支援ありがとうございます!「ガッキーと羽生氏」が並ぶと星野源さんの家みたいですね!


↓MIKIKO先生、今回もよろしくお願いします!お金掛けていただいていいんで「巨大な夢」を見せてください!

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このようにワクワクが止まらないわけですが(※ちなみに執筆時点ではただいま午前3時33分でございます)、今回は内容の部分でも新境地が現れそうで大変楽しみです。まず公演タイトルの「RE_PRAY」が思わせぶりで想像力を刺激してきます。今回の公演には「自分の経験の中で大きな要素であるゲームの世界からの倫理観や価値観も入っています」というように、タイトルロゴの文字の感じや、そもそものリプレイの語感から言っても趣味のゲームから着想を得た部分が多分に影響しているのだろうと思います。

単なる「REPLAY」ではなく、「RE_PRAY」であるあたりには、「何度も繰り返し見られるようなもの、そのたびに発見があるもの」といった意味合いや、「もう一度祈る、もう一度願う」と新たに観衆と向き合っていく心境、そしてメールの返信のように何らかのリターンを返す「RE_」という意味も込められているのかなと感じます。タイトルの左右に添えられた矢印はゲーム文法で言えばコマンドの選択カーソルでしょう。それが左右にあるというのは、「RE_PRAY」というコマンドを選択するだけではなく、「PRAY_RE」「PRAY_ER」「YARP_ER」といった文字列から想起する何かが秘められていたりするのかもしれません。あるいは羽生氏が選択するのと、ファンが選択するのと、双方でひとつのコマンドを選択するようなことだったりするのかもしれません。1Pが羽生氏で2Pがファンで、マリオが羽生氏でルイージがファンで、みたいな。また、この謎解きと向き合えるのもとても楽しい時間です。

今回はゲームがかなり影響を及ぼす公演になるようですので、ゲーム「ファイナルファンタジーX」から影響を受けた演目「いつか終わる夢」や、ゲーム「タイムトラベラーズ」から影響を受けた演目「The Final Time Traveler」のような演目にも光が当たりそうです。そして、最近とみに「語りたい」雰囲気を醸し出している「エストポリス伝記II」「平成 新・鬼ヶ島」などの推しゲーや、直近の番組出演時にあえて触れた「MOTHER2」「ゼルダの伝説 神々のトライフォース」あたりも「気にしておくといいよ」という話なのかもしれません。「エストポリス伝記II」「平成 新・鬼ヶ島」は今からすぐやろうとするならGEOあたりでスーファミとソフトを買うのが一番早い感じですが、「MOTHER2」「ゼルダの伝説 神々のトライフォース」はニンテンドースイッチがあればオンラインでプレイ可能ですので、お時間あるときに触ってみるのもいいかもしれません。

あとは、まぁ、これは邪推かもしれませんが、佐賀県のSAGAアリーナに行ったら「ロマンシング佐賀」って言いたくなるのがゲーム界隈だと思います。羽生氏が挙げる推しゲーの年代が1990年代前半のスーパーファミコンのソフトに固まっていることからすると、「ロマンシング サ・ガ2」が完全に視界の外だったとは思えないので、「SAGAに行くならサ・ガでは?」は可能性としては持っておきたいかなと思いました。作品的に好きそうな感じもありますし。その時代のゲーム音楽だと「クロノ・トリガーか?」とか、演目には向かないかもしれないけれど「ビッグブリッヂの死闘」は見てみたいとか、いろいろと胸が躍ってきて、羽生氏の「語りたい」という気持ちを「受け止めたい」「確かめたい」という意欲が沸き上がります。

まぁ、ゲームそのものやゲーム音楽に限らず、描かれるものから受けた影響だったり、自分で考えたことだったりが公演には込められると思いますので、ゲーム自体は知らなくても問題がないものになるのでしょう。宮崎駿監督作品と同じで「原作ってことになってますけど全然違いますよね?」くらいの話で思っていていいんじゃないでしょうか。もし、そのなかで、「コレはアレのアレー!」ってわかって一層の感動を覚える人がいたらちょっとお得、くらいの話で。

せっかく各地を巡るなら、そのひとつひとつを拠点というかダンジョンというか、ストーリーの区切りととらえて、ツアーを追うごとに進展していく公演なんてのもいいかもしれませんね。三公演終えてぴあアリーナMMに帰ってきたとき、「そうか、あのときの勇者は私だったのか」って気づく仕掛けとか、ゲーム界隈の発想を混ざるといろいろなことができそうで、心が活性化します。常に「新たな一面」を掘り出されつづける羽生氏ですが、こうやって想像しているだけでイメージがどんどん沸いてくるのですから、まだまだ未知は眠っていそうです。とにかく楽しみであります!

↓ツアーということは機長が佐賀まで運んでいただけるということでしたかね?


ANAの株も買ったんで、株主専用特別ジェットとか飛ばしてくれてもいいですよ!

機内で「僕が好きなエストポリス伝記IIという作品についてご紹介します」のVTR(60分)とか流してくれてもOKです!




佐賀には行かずに死ぬ人生だろうと思っていましたが、そうじゃなくなるのかも!