2023年12月07日08:00
羽生結弦氏29歳の誕生日おめでとうございます!
今年もやってまいりました、推しの誕生日を祝う気持ちを盛大にブチ上げる日が。自分の誕生日では決して生まれることのないこの熱い気持ち。それは誰かを祝うためだから。誰かに喜んでもらおうとする想いが生み出すものだから。どんな宴をしても本人にそれが届かないというのは百も承知ですが、あなたを喜ばせようとして「心と身体が動く人」が世界にはたくさんいるのだと知ってもらえたら、夜空に光る星のひとつとなって、誕生日を明るく照らすことができるのではないか。そうなっていたら嬉しい、そう思います。
さて、とは言いつつ、この熱い気持ちをどうやって表現すればいいのかは毎年頭を悩ませるところです。毎年同じことをやってもいいのですが、人生は常にサプライズでありたいもの。羽生氏が「去年と同じショーをやります」などと言うだろうかと考えれば、コチラも技術と人手がないなりに知恵を絞りたいところ。世のなかには絵画や手芸、自慢の料理など創意工夫を活かして祝うお仲間もいるというのに、「去年の風船をもう一度膨らませて…」などとやるのではせっかくの誕生祭に申し訳ないでしょう。
それに今年はもうひとつ頭を悩ますポイントがありました。例年であれば「もしもこのパーティーに来たくなったらいつでも来てくださいね」というアンダーハートから、パーティー会場をホテルに設定していたわけですが(※誰も入ってこない場所でないと落ち着いて準備できないという話もある)、世情を鑑みてそういった設定はいかがなものかと思ったわけです。
ノーベッドとプライバシー保護の両立。難しいテーマを前に難航するプラン検討。LINE公式アカウントのお友だちや「RE_PRAY」公演でご挨拶させていただいたお仲間からも「誕生日楽しみにしてます」という謎の激励の声が届きます。「これが『期待』ってヤツか…」といっちょ前にプレッシャーなど感じつつ、思い浮かぶのは「えーい!もうこうなったら週刊誌を燃やした炎でケーキを焼く!」などの没案ばかり。しかし、絞れば絞るほど出るのが知恵です。一糸まとわぬ姿で風呂になど浸かっていたとき電撃的に閃きました。「そうだ、ハニュン活だ」と。ちょっと強引かもしれませんが、今世間で話題のアレを念頭に、ノーベッドとプライバシー保護を完全に両立する大誕生祭のプランは動き出したのです…!
↓大誕生祭の模様は動画でまとめておきましたので、説明をあとから読むタイプの方はコチラでご覧ください!
今回向かいましたのは都内某所。こちらに今世間で話題の優雅でゴージャスなアレを、完全個室のプライベート空間でやらせていただけるお店があると察知し、2023年の羽生結弦氏大誕生祭の会場として選定させていただきました。高層ビルをのぼって上層階にある受付までたどりつくと、そこに広がるのは落ち着いた大人の空間。上品な受付を通過して個室へ移動する際には、何故か受付の係の人が先導してくれます。「そんなに手厚いサービスには及びませんよ」とニッコリしていたら、何と、ただの壁にしか見えない場所がカードキーで開くというカラクリ屋敷みたいな構造になっているではありませんか。「どうりで先導してくれるわけだ…」「こんなのわかるか」「入口が初見殺し」などと驚きながら、これならば万一羽生氏が駆けつけたとしてもプライベート保護は万全だと手応えを覚えます。
会場にインしますと、そこには健全なプライベート空間が広がっています。ソファーとテーブルはしっかり用意されているけれどノーベッド、そしてノー寝巻き、ノータオル。行き掛り上、設備としてのバスルームは存在しているものの、ノータオルでは現実的にバスルームを使用することはできません。これならば仮にこの宴が週刊誌の知るところとなったとしても、「何もないんだから何もありません」と天下に証明できることでしょう。
↓今回の会場はコチラです!ノーベッドのプライベート空間!
さて、コチラで何を行なうのか。僕は羽生氏を推す一連の推し活動を「はにゅ活」と呼んでいるのですが、一糸まとわぬ姿で風呂になど入っていたとき、「最近ヌン活とやらが流行っていると聞いたが…」「ヌン活ってはにゅ活とちょっと似てるな…」「じゃあ羽生氏を推すヌン活はハニュン活か…」と電撃的に気づいたのです。そうです、最近流行りの、一度はやってみたいと誰もが憧れるアフタヌーンティーパーティーこと「ヌン活」、今年はアレをやろうじゃないかと。「アフタヌーン」であれば豪華なパーティーと健全さが両立されるという点も今年のコンセプトにピッタリ。「あの謎のタワーを一緒に見ませんか」と誘われたら、誰だって悪い気はしないはずですしね。
プライバシー保護最優先での会場選考のため、メニューなどはお店に一任する形ではありましたが(※ずんだケーキを出す店とかメニュー由来の選び方はできないの意)、お店からはまるで僕の心を見透かすように素敵なご提案の数々が。まず、こちらのお店で誕生祭などをする人も結構いる模様で、メッセージ入りのデザートプレートを用意していただけるというご提案が。メッセージを注文するときはいつも「あー、メッセージ伝えたら完全に意図が伝わるよなー」と緊張で震えるのですが、「YUZURU 29TH BIRTHDAYと入れてください」と力強く伝えてご用意いただくことにしました。
そして、ドリンクメニューでも嬉しいご提案が。リストのなかから好きなものを2品選んでどうぞというシステムなのですが、リストを見れば「いかにもそれっぽい」ものが用意されているではありませんか。まず僕はリストのなかから今の気分にピッタリな佐賀県嬉野市の蒸し製玉緑茶「うれしの蒸し緑茶」をチョイス。そして、宴のシメには「ハッピーバースデーティー」をご用意いただくことにしました。人生で一番佐賀県への意識が高まっている瞬間に佐賀のお茶を出してくるとは、なかなかわかっているお店ですね(←偶然なんでしょうが)。
やがて会場には係の方がお料理とタワーを運んできてくれました。和牛フィレステーキのバーガーや、蟹とトリュフを用いたチーズのムース、模様がキレイなマカロン、煌びやかなミニパフェなどなどタワーにセットされた料理たちは、まさしくパーティー会場のそれです。「おひとりでは乾杯もできないでしょう」ということなのか、お願いした佐賀のうれしの蒸し緑茶だけではなく、キウイを用いたウェルカムドリンクも用意していただけました。そして、お願いしていたデザートプレートもメッセージ&金粉で輝くばかりの出来栄えです。
運んできてくれた係の方は、もしかしたら海外出身の方なのかもしれませんが、この会の主旨についてはトンと察しがついていない様子。どうやら僕は「たったひとりで自分の誕生日を盛大に祝うためにやってきた屈強無敵なおひとり様」という認識になっている模様なのです。そんなことで係の方は配膳しながら何度も「お誕生日おめでとうございます」とお祝いをしてくれます。これは渡りに舟と、僕も「29回目の誕生日を迎えたYUZURU」になり切って、「はい、ありがとうございます」と何度もお礼を言います。こんなに誕生日を祝っていただいたのは、銀座にあるヤマハのカフェでバースデープレートを頼んだらピアノの生演奏で祝福されて店内のお客さん全員から拍手されたとき以来です。代理で受け取っちゃっいましたけど、店員さんからのお祝いも羽生氏にお届けします…!
↓お料理が並びました!あの謎のタワーも見事にそびえ立ちます!
↓メッセージ入りデザートプレートもセットされました!
↓「29」のバルーンも飾り付けて着々と会場の準備が整ってきました!
よし、料理が届いた、もうあとは完全プライバシー保護空間だ。僕はゴルゴ13ばりの動きでカバンからブツを取り出します。まず、この会の主賓であるプーさんさん。そして、ホストであるウチの編集長。さらに、羽生氏を祝いたいという気持ちがあふれ出る新メンバーとして、お仲間からいただいたウルフィくんもやってきました。この日のために生まれたかのようなRE_PRAYグッズのフェイクファーバッグ(←編集長の家)から参加者が登場するくだりなどは、まるでハリウッドのレッドカーペットか何かのよう。いやー、こういう展開になるなら、ぐりりくんとかやっぺぇくんも買っておいてもよかったですね。
そして集ったアクリルオールスターズの面々。プロローグ、GIFT、RE_PRAYの三大公演から集ったアクリルスターたちが、羽生氏大誕生祭にふさわしい雰囲気を醸し出してくれます。袋から出して組み立てるのに若干時間が掛かってしまったのは計算外でしたが、テーブルにズラリと並べばまるでそこは舞踏会です。「あぁ、王様ってこの光景が見たくて舞踏会やるんだなぁ」と今さらのように気づく僕。何と贅沢な気持ちであることか。ホント、毎年誕生日が来るシステムって最高ですね!
↓まるで舞踏会のようにゴージャスな羽生結弦氏大誕生祭2023会場の雰囲気!
しかし、楽しい時間が過ぎるのは早いもの。まだセッティングの段階ではありますが、パーティーのお時間は3時間制限ということで、あまり余裕はありません。テンポよく乾杯&開会宣言、プレゼント贈呈と会は進んでいきます。今年のプレゼントが何だったのかはぜひ動画のほうで確かめていただければと思いますが、今年は我ながらパーフェクトセレクトだったなと手応えを覚えています。絶対に必要で、もらっても邪魔にならず、なおかつ相手の好みに配慮したいいセレクトができました。昨年のパーティーの反省なども活かされる格好で、僕自身の「成長」も感じることができました。ぜひ、ご活用いただければと思います。
その後、立食形式にてしばしご歓談の時間を挟み(※本来ならココを一番一生懸命レポートするべきかもしれないが割愛)、デザートプレートへの入刀を前にバースデーソングのプレゼントも行ないました。もっぴーさうんど様の制作によるバースデーソングが鳴り響く会場は、まさに祝祭の空間です。心身の健康と、身近な幸せと、ますますのご活躍を祈ってお祝いの気持ちを捧げると、何だか心の雲も晴れていくかのよう。僕が楽しくて、推しが頑張っている今日に、何の憂いがありましょう。激動で、鮮烈で、何もかもが満たされていたこの一年のように、次の一年もきっと素晴らしい年になる。してみせる。そんな誓いを新たにさせていただきました。誕生日おめでとう、そしてありがとう。感謝で胸がいっぱい、お料理でお腹もいっぱい、幸せいっぱいの宴です。
参加者の皆さんもすっかり打ち解け、雪肌精さん提供による「きき化粧水ゲーム」なども大盛り上がりのなか、楽しい時間にも終わりのときが。お料理とドリンクをひととおりいただいた僕は、参加者の皆さまにカバンにお戻りいただきまして、お店の方にシメのドリンク「ハッピーバースデーティー」をご用意いただきます。先ほどと同じ方がお茶を運んできてくれると、「このお客さんめちゃめちゃ誕生日を重んじてる人なんだなぁ」と思われているようで、改めてたくさんお祝いをしていただきました。祝っていただいてありがとうございます。まったく主旨に気づいていない方にご用意いただけて、とてもありがたかったです。心からリラックスして誕生祭ができました!
↓健全な香りが漂うバースデーティーとお花です!(※画面外に大きなポットがあります)
素晴らしいサービスと美味しいお料理、そして健全でプライバシーが守られた安心の空間、会場選考も含めて納得のお祝いができました。充実していたぶん、早くも「来年はどうすればいい…?」という新たな課題も浮上しておりますが、これからの一年を楽しみながら、知恵を絞っていきたいと思います。だんだん「僕が人生のなかでやってみたかったことをやる日」みたいになってきている感もありますが、根底にある「お祝いの気持ち」がなければ心も身体も動きませんので、その気持ちを大切にして過ごしていきたいと思います。
毎年この日を待ち構えたかのように、各地でそれぞれが羽生氏の誕生日を祝い、公式からは「みなさんお祝いをありがとう」「僕からもお返しです」とばかりに新たなお知らせが届くこのリズムの前には、ほかのことなど割って入ることはできません。自分の大切なことに一生懸命になる、それが何よりも日々を充実させるコツだろうと思います。幸せな気持ちで自分と自分のまわりの世界を満たして、それをプレゼントとして届ける…そんな気持ちでこれからも記念の日を楽しんでいきたいものですね!
↓29歳おめでとうございます!素敵な時間をありがとうございました!
↓新しいお知らせの「お返し」もありがとうございます!
#羽生結弦 座長から皆さまへ💫#nottestellata2024 pic.twitter.com/AQxEt9IwBt
— 羽生結弦 notte stellata 2024【公式】 (@notte_2024) December 6, 2023
↓先に振り返りのほうから読んだ方はパーティーの模様を改めて動画でどうぞ!
楽しい時間はあっという間ですね!
次回はオールナイトパーティー(※12時にガラスのスケート靴を落とす)など、お時間長めの設定も検討します!
お世話になりましたお店の皆さん、本当にありがとうございました!
ご自身が使ってるのかしら?
かわいいですよね〜
羽生さんお祝いして貰ってるかな?
元気そうなお顔見てホッとしています
益々美しくなってますね💕
本当に年取らない人ですね🙂