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2023年12月31日08:00
ありがとう2023年、こんにちは2024年!
今年も無事に大晦日を迎えることができました。自分自身への「今年も元気に生きてたな」という確認と、両親に対する「今年も元気で何より」という安堵の気持ち。取り立てて報告するようなグッドニュースもありませんが、大きなバッドニュースもないというのは総じてよい一年だったかなと思います。永遠にこの調子であれば、まぁ、それでいいんじゃないかなと思います。去年も今年も来年も変わらず、ボチボチ頑張っていこうと思います。
さて、2023年は何と言ってもWBCでの侍ジャパン世界一でしょうか。若い世代の皆さんには「ふーん…」くらいの話かもしれませんが、40代以上のオジサンにとっては「今年はWBCしかやってない」くらいの一年だったと言ってもいいほど。会社の同僚のオジサンに会うと、「いやー阪神が」「いやー大谷が」あたりの切り出しから始まって、最終的にはWBCの話ばっかりしてますからね。若者で言えば「TikTok」と同じ格にあるものが「WBC」だと思ってください。それしか見てないんですよ、ホントに。
この年末も隙あらばWBCの振り返り特番が放送され、「誰でもいいけど誰か有名人に頼みたい仕事」は全部栗山英樹さんがやってるんじゃないかと思うほどWBCの余韻はつづいています。年始の首相対談への登場などはリーダー論的な観点で「何らかの日本代表監督」の登場も想定される範囲かなとは思いますが、M-1の演技順のくじ引きをするだの、東京証券取引所の大納会で打鐘をするだのは、2023年が始まった時点では誰も想像すらできなかったもの。WBCの熱狂はそれぐらい凄まじく、予想を遥かに上回るものだったと思います(※逆に紅白歌合戦の審査員には侍ジャパンから誰も呼ばれていないというのは謎だが/2人くらいいると思ってた)。
そうなるのはやはり大谷翔平さんがいたからなのかなと思います。優勝したからという大前提はありつつも、「イチローさんがいたWBC」が特別であったのと同じように、「大谷翔平さんがいるWBC」もまた特別だったのでしょう。ほかの機会に優勝していてもこれほどの大熱狂にはなっていなかっただろうと思います。もはや日本代表がとか、メジャーリーグがとかではなく、「大谷翔平」という巨大なコンテンツがあり、そのコンテンツでの2023年ハイライトであった瞬間がWBCだったのかなと思います。ホームラン王とかMVPとかももちろん凄いんですが、大谷さんが求める「勝利」が伴ったのはやはりWBCですからね。
↓1994年の東北地方にはスポーツの神様でも降りてきてたんじゃないかという気がするこの10年あまり!
大谷翔平の愛犬デコピンが「ワンワン流行語大賞」トップ10入り 自身は今季13冠(スポニチ)https://t.co/IONNZwlZAf
— 毎日新聞 (@mainichi) December 27, 2023
本人だけでなく犬まで受賞し始めるとは!
「大谷翔平」界隈の勢いは凄まじい!
昨年は世界の分断を嘆きつつ、国家や思想をも超越した巨大な「個」によって、人々が地域を超越してつながっていくようなことを思っていた大晦日でしたが、大谷翔平さんなどもまさにそういう存在だったように思います。日本の人々の気持ちを束ね、アメリカやカナダの人々の気持ちを束ね、遠く離れた人々がひとりの「個」の存在によって束ねられていく、そういう世界を見せてくれた事例なのかなと思います。ロサンゼルス・ドジャースとの契約などを見ても、「大谷翔平」が「ドジャース」を飲み込まんばかりに、対等で、上下のない関係性を感じます。個は組織に所属するパーツではなく、「個」も「組織」も人数に違いがあるだけの同じ格のものである、そんなことを改めて気づかされます。
これまではどうしても大きな組織の後ろ盾がなければ成立しなかったものが、同じ規模に「個」のままで至ることができる今。インターネット・SNSによって「個」の発信が全世界に爆速で届き、むしろメディアはそれを後追いするしかなくなっている今。どこかに所属する必要もなく、組織のなかでパワーを持った誰かに屈する必要もなく、ある日突然野生のスターが現れてくることも当たり前になった今。凡百なコピーでよければAIが無料高速で生み出してくれてしまう今。そんな今だからこそより一層、それぞれが人生のなかで獲得した「個」というものが重要になっており、「個」というコンテンツ、「個」というメディアが求められるのかなと思います。
逆に言えば、新鮮に面白がれるものがもはやそれぐらいしかないのかもしれません。まだAIも知らない「突拍子もないもの」「今は無価値に思えるもの」「大多数が反対するもの」を、何かのはずみで、ほとんどカンチガイとか思い込みのような突飛な意志で実行した「個」だけが、新しい価値観を生み出し・広げていくことができるのです。いつしかその価値観もコピーされて当たり前のものになるのでしょうが、その生まれて・広がっていく過程にこれからの大きな楽しみはあるのかなと思います。「個」の時代、ますますそういう方向に進んでいくのかなと。なるほど、永遠につづくようにも思われた歪んだ組織が、次々にあぶり出されて朽ちていく2023年だったのも偶然ではないのでしょう。今はもう誰かに従わなくても、自分を犠牲にしなくても、同じ場所まで「個」のままで行くことができるのですから。いつまでもそんな歪んだ組織がつづいていられるはずがないのです。
そんなことを考えていくなかで、副次的に思い至ったのですが、近年よく聞きよく使うようになった「推す」という言葉・感情について、あれは「帰属意識を伴う好き」なのかなと思い至りました。これまで「●●ファン」と呼ばれていたものとは少し異なり、受け取る側の立場、消費者としての立場に留まるのではなく、自分もその「個」や「組織」の一部となってともに前進させていきたいという帰属意識が、一段上の情熱や行動力を生み出してくれるものだったりするのかなと。「地域」とか「会社」とか「チーム」という単位では昔からそういう行動もままあるものだったわけですが、「個」という「人数が1人の組織」にも帰属するような意識をもって行動していくようなことが、ごくありふれた行為になってきたのかななどと思いました。「推し」ていると寂しさも消えていくような気がするのは、自分の居場所を見つけられるからなのかななんて思ってみたり。
2024年も身のまわりではあまり景気のいい話もなく、自分自身にはグッドニュースはなさそうですが(※バッドニュースはあるかも)、「推す」ことによって自分も何かの一部となり、ともに喜んだり前進したりできる一年であればいいなと思います。皆さまもひとり一人にそういった対象があるだろうと思いますので、ともに喜んだり前進していったりしていただければと思います。ひとりでは見られない夢や叶わない夢も、一緒に見られたり叶えられたりするかもしれませんしね。
ということで、毎年恒例の2023年に僕をもっとも楽しませてくれた選手に贈るMVP賞についての発表です。まず、昨年の授賞および「自分がそのものの一部」という帰属意識に気づいてしまったことから、羽生結弦氏は本年をもってこの賞の殿堂入りということにさせていただきました。実際問題、僕が一番楽しんできたものをリアルに指名してしまうと世相も何も関係なく毎年羽生氏が授賞となりかねませんので、年末らしく世相も含めた賞として検討しました結果、2023年のMVP賞は今年引退しました史上最強馬イクイノックス号に贈らせていただければと思います。「お前、この話の流れで大谷じゃないのかよ!」「さっきまでの大谷長文は何だったんだ」「どのメディアでも大谷一択の年やぞ」などの声も聞こえてまいりますが、よくよく考えたら今年大谷さんの試合1回も現地で見てないなと思いまして、お出掛けもせずに「僕をもっとも楽しませてくれたMVP」というのはヘンかなと思った次第です。来年が午年だったら、この唐突の馬登場もストンと落ちるのでしょうが、そんなこともなくただただ唐突に馬が出てきて終わる2023年。これこそがまさに「個」の面白さかなと思います。2人以上の集団で相談したら絶対に大谷さんになるはずのものも唐突に馬になったりする、そういう突拍子のなさこそが「個」なのかなと。
皆さまも、自分と、自分が帰属する身のまわりの大切な何かを大事に、2024年をお過ごしください。
お互いに幸多き年になるよう、お祈りいたします!
↓この試合現地で見てたら、間違いなく大谷さん一択だったんですけどね!
2024年はパリ五輪・パラリンピックイヤー!熱い夏にできるよう備えます!






フモさん、今年も楽しいブログありがとうございました。
じゃあ私は、羽生結弦氏は殿堂入り、MVPはソダシで!
昔の競馬では考えられなかった白毛の活躍、白毛図鑑展の開催、白毛馬の絵を描く。たくさん夢をもらいました。
今までだったら、白馬といったら「高齢の芦毛」でしたが、生まれたときから真っ白、まさに現代のファンタジーです。
また競馬で夢をもらえますように。
羽生結弦氏は来年も再来年も活躍されるでしょう。なるべく現地で応援できることと、御本人の私生活が平穏で幸せなものになることを願っています。ずっとRE_PRAYします。
来年もよろしくお願いします!