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「RE_PRAY」佐賀公演大成功ありがとうございました!

いやー、素晴らしい時間となりました。羽生結弦氏アイスストーリー2nd「RE_PRAY」佐賀公演は、熱狂と興奮と歓喜と祝福のなかで幕を下ろしました。11月のさいたま公演からさらに進化した内容と演出、そこに集った全国…いや世界からの大観衆。ものすごい歓声、ものすごい熱気でした。唯一無二のエンターテインメントはさらにその翼を大きく広げたと思います。

個人的にはライブで3公演目、映像を含めれば何十回と見たアイスストーリーなのですが、見るたびに進化があり発見があり、その日だけの特別な何かがある。ミュージカルや舞台では何千回という公演数を数える作品があり、音楽ライブでは同じアーティストが大筋で同じ曲を演じながら何十年とライブを重ねていくものですが、アイスストーリーもそういった素地を持ったエンターテインメントだと感じました。今年のツアーで終わりということではなく、時折再演を重ねながら、その集大成として10年後くらいに「RE_PRAY_RE_MAKE」的な全面刷新のリメイク公演があったりしても面白いんじゃないか、そんなことまで感じる奥深さがあります。とにかくこれは横浜公演もおかわりするしかないなと思いましたよね!

↓この3日間、ホント、どこに行ってもお仲間がいっぱいの大盛り上がりでした!
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お仲間をひとりも見なかったの佐賀競馬場だけでしたね!

まぁそれも昼間にはいたのかもですが!


この日も公演までの時間は精一杯観光を楽しむことを自分のテーマとし、動き回った僕。「福を探しに行く旅」と銘打ったこともあり、金曜日に通過するだけであった福岡方面へと足を伸ばしました。とは言え時間は限られていますので、どこかひとつ…と思って絞り込んだのは福岡と言えばやっぱりココ、太宰府天満宮でした。

こちらで祀られている菅原道真公は学問の神として知られますが、道真公はいわれなき罪・陰謀によって大宰府に流されたという悲運の人でもあります。しかし、そうした境遇にあっても清らかな心を失わなかった道真公、そういう人に羽生氏のことを重ねてしまうような、そんな気持ちでお参りをしました。正月に個人的な思いつきでお賽銭廃止を決めたばかりですが、やっぱり気分が出ないなということで取り下げまして、「100」円に「羽生氏が100の全力を出し切れますように」という祈りを込めて公演の成功を祈願した次第です。道真公も「ワシに言われても…」「そういう神様じゃないし…」「ここはな高校受験とか大学受験で来るところじゃ…」となったかもしれませんが、まぁ学びを助けていただければ、あとは本人が何とかすると思いますのでいつも通りのご利益で大丈夫です!

↓おみくじを引きましたところ、これまた今の気分にピッタリの歌が!
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神様は見ているんですね!清らかな心の人を!

祈らなくてもそういう人のことは守ってくれると!


大宰府から取って返しての会場入り。観光に精を出し過ぎたせいでグッズ購入のほうは完全に出遅れまして、「ゆづキャンディ」やモバイルバッテリーなど狙っていた人気商品はすでに売り切れとのこと。人生のなかで「お店で飴が売り切れている」場面を見たのはコレが初めてな気がしますが、やはり人気沸騰でありましたか。まぁあらかたのグッズは購入済ですし、通信販売もありますのでのんびり構えるとしましょう。横浜公演でもまた機会を作れるだろうと思いますしね。

↓ということで、さいたま公演では売り切れで買えなかったゆづ茶を買いました!
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ワンテンポずつずれて買っていく感じになりそうですね!

次回横浜公演ではキャンディを買えますように!

入場など済ませ、いざ公演へ。12日公演後には、羽生氏の元気な姿も確認できたし「これでもうあとは楽しむだけ」などと思ったものですが、2日間冷静になって考えたら、ちょっと緊張感を高めての入場となりました。12日は会場オンリーだった公演ですが、この日は映画館でのライブ・ビューイングやCSテレ朝チャンネルでの生放送が行なわれることになっていました。お正月の地上波ドキュメンタリー放送により「へー、そんなことをやっているんだ」と気づいた初見の方も見ているかもしれません。ということは、いつにも増してアイスストーリーの真価を見せねばならぬということ。

「アイスストーリーとは?」という初めましての観衆に、しっかりとストーリーを伝えるためには、ひとつ大きな山場があります。公演第1部のクライマックス、競技会相当の構成で演じる「破滅への使者」です。ストーリーの展開としては、このプログラムで素晴らしい演技を見せ、勝利をおさめてこそ物語が成立するという性質のもの。勝利して、祝福の火花が舞い、画面に「CLEAR」と表示されるのですから、その演技は大成功でなければ違和感が残るでしょう。

競技会や通常のアイスショーとは異なり、ひとりで1時間あまりにわたって滑って着替えて滑って着替えてをやってきたあとに演じるという難しさ。それもルーティンでこなすような1時間ではなく、カメラを覗き込む動きにさえ日々変化を加えながら(※私信ですが、今日のアレよかったです!)、よりよい公演を目指して心を砕いてきたあとの中入り前にやってくるのが体力的に一番キツイ演目であるというのは「誰が考えたんだ?」と担当者を問い詰めたいくらいの厳しい段取りです(←まぁ、考えたのは本人なのだが…)。

はたして、これをしっかりと決められるのだろうか。12日公演ではジャンプに苦労しているところも見受けられましたので、のほほんと見ていられる心境ではありません。決めてくれ、頼むぞ、まるで試合のような気持ちで見守らずにはいられない。今日見ている人に、今日だけ見ている人に、一期一会のアイスストーリーがちゃんと届いてほしい。僕は全容分かって見ているから大丈夫だけど、一期一会の人に会心の「CLEAR」を見せてほしい。アイスショーのはずなのに、怖さすら覚えながら見守ります。

そして始まった「破滅への使者」。冒頭の4回転サルコウが抜けたときには、羽生氏もやや厳しい表情を見せたでしょうか。大型ビジョンに近づき過ぎたことで乱れたジャンプになった4回転トゥループのあとは、僕の背筋に冷たいものも走ります。ただ、そこからが凄まじかった。まるでこのピンチを不敵に楽しむように立ち上がると、競技会でも見ることのない4回転トゥループから始まる5連続ジャンプ、これを完璧に決めたところでは「勝った!」と思いました。ショーで思うことではないのですが、何かに勝った、大逆転勝利、そう思いました。

そのとき、もはや前半の乱れは最後の勝利を際立たせるスパイスとなっていました。抜けや乱れすら「物語上のピンチ」として吸収してしまうアイスストーリーの懐の深さ。確かに競技会でもリカバリーしたときには「よしっ!」ってなりますが、それをエンターテインメントに活かしてしまうとは。これこそ世界のどこにもない「スポーツ×物語」を実現した新たなエンターテインメントです。今、世界の片隅にある佐賀で、唯一無二の新たなエンターテインメントが行なわれていること、そしてそこに自分が立ち会っていることに感動しました。スポーツであり物語でもある何か。ヒーローが必ず勝つとは確定していないけれど、最後にはどうにかして勝ってみせる何か。その日限りの物語を即興で演じる何か。それがアイスストーリーなのだと…!

↓画像では伝わらないかもしれませんが幕間の休憩中は皆が歓喜で放心するかのようでした!
そうした空気感はまた演者にも作用したりするのでしょうか。つづく第2部の演技たちは、これまで何度も見てきたプログラムであり、これまで何度も見事な実演をしてきたものであるのに、何だかいつも以上に素晴らしい出来栄えに感じました。「あの夏へ」でリンクに後ろに倒れ、そこからまた上体のチカラだけで起き上がる振り付けなどは、不屈の強さを示すようでとりわけ印象的でした。苦しいこと、辛いこと、あったよね、あったはずだ、でもまた立ち上がってくれた。ありがとう、頑張っている、そう思いました。「頑張れ」と後押しする以上に「頑張っている」、そう感じました。

万雷の拍手のなかで迎えたアンコール。言葉や英語が上手く出てこない姿が観衆を笑顔にさせたり、逆に多分自分で「言わないぞ」と戒めている「よいしょ」がやっぱりこの日も出て爆笑を生んでしまったり、ほっこりと楽しい時間がつづきました。そのなかでひとつ嬉しかったのはアンコール2演目めで「SEIMEI」を演じるときに自ら「代表作」と紹介してくれたことです。さいたま公演から12日の佐賀公演までは「この演目知ってますかね?」という感じの弱気な紹介になっていたものが、堂々と代表作と前振りしてくれた。会場に来ているくらいの人が知らないはずがありませんし、スケートの何かを見るくらいの人であれば知らないはずがない演目です。ましてやここは自分のステージ。謙遜などすることなく「みんなが待ってた俺のアレだぜ」くらいの出し方でいいと思うのです。

実際、僕の近くにいた中国か台湾かどこかから来たと思しき人などは、英語でのあいさつが始まったときに一段高い声でキャー!と叫び、「SEIMEI」が流れ始めたときにさらに高い声でギャー!と叫んでジタバタしていました。世界はそれを待っているのです。世界はアイスストーリーを待っているのです。待ち切れなくて日本に来ているのです。ここが佐賀・福岡だからより一層際立つのでしょうが、日本だけが独占していていいものではないのかなと思ったりする盛り上がりとなった佐賀公演でした。日本でやってくれることは個人的にはありがたいし嬉しいのですが、アイスストーリーをより大きく羽ばたかせるためには、さらなるステップというのがもう目の前にあるのかなと思いました。のぼるべきで、もうのぼることができる、「世界」というステップが。

ご挨拶まで終えて羽生氏が帰ろうとしたとき、12日公演を見ていた勢からは、通路となる大型スクリーンの扉に「開かないで!」という念が放たれた感じでしたが、この日は放送の関係で時間制限でもあるのかスンナリと開きまして終演の運びに。素晴らしい時間を過ごした観衆は、終演後も会場の周囲で語らい、記念の写真を撮り、この祭りの名残を惜しんでいました。佐賀で2公演、3日間にわたって続いた大羽生祭り、地元の皆さんの盛り上げもあって本当によい時間でした。来てよかった。観光もたくさんできて、思い出話もたくさん生まれました。ぜひ、またこういう機会を持てるといいなと思います。ロウソクを燃え上がらせながら、引きつづき見守っていきたいなと思います。世界の皆さま、次は横浜でお会いしましょう!

↓ありがとう佐賀!名残惜しいですが、精一杯堪能しました!
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なお、ロウソクが燃え尽きたので現地の雰囲気動画は後日まとめます!