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大充実の大相撲観戦でした!

本日はお出掛けの記録です。恒例ではありますが、大相撲一月場所の観戦に行ってまいりました。希望としては千秋楽に行きたいところではあるのですが、最近は複数名で応募をしてもなかなか千秋楽のチケットを取ることができず、今場所は14日目の観戦といたしました。くー、八百長のときもコロナのときも支えてやったというのに、インバウンド需要が回復した途端にチケットを当てやがらなくなるとは、まっことけしからん話です。

↓やってきました両国国技館!
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↓医療従事者の方への感謝のメッセージはいつの間にか撤去されていました!
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早速ですが館内の散策へと向かいます。毎度この散策がお出掛けの大半を占めておりますが、これは日本相撲協会公認のスケジュールです。館内で配布されたパンフレットを見ても「12時に到着!いろいろ散策!グルメ三昧!15時30分から相撲観戦!」という感じで標準的なスケジュールが案内されておりますので、相撲観戦の大半は散策なのです。合っているのです。

入口ロビーでは早速新年の配布物が。チケットを見せるともらえるカレンダー、大相撲ファンクラブの会員になるともらえるトレーディングカードなどをいただきます。しかし、もらうばかりではない今場所。入口の目立つところをはじめ、館内の各所には能登半島地震への支援の募金箱が設置されています。このあたりは全国とつながる大相撲といったところでしょうか。少額ですが支援をさせていただきつつ、売店やらを冷やかしに向かいます。

親方衆が公式グッズを販売する売店すも〜るでは、元魁聖の友綱親方がレジ打ちをつとめ、人気を博しています。お土産購入時には残念ながらタイミング合わずで友綱親方のレジを体験することはできませんでしたが、今後もレジを頑張っていただきたいもの。ロビーの通路では近く引退相撲を行なう栃ノ心さんが自分のチケットを自分で売る姿も。こちらも購入はしませんでしたが心のなかで応援させていただきました(←買え)。

そして、おなじみの芝田山親方のスイーツのお店では今回もミレービスケットのつかみ取りにチャレンジ。「つかみ取りしたあとに親方がオマケで入れてくる追いミレー」の際に「キミは1枚でいいよな?」という親方ジョークを喰らう一幕もありましたが、あとでゴッソリと入れ直していただいて今回も大量の40枚をゲットすることができました。観戦中のオヤツはこれでバッチリです。

↓やたらとでかい大相撲カレンダーをいただきました!
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↓大相撲トレーディングカードをいただきました!
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↓完全に「ミレー屋のオヤジ」となった芝田山親方のつかみ取りを体験しました!
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↓今回は40個のミレーをゲットしました!前回の37個を更新する自己ベストです
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↓買い物のあとは募金もしていってくださいね!

買い物系を済ませた僕は引きつづき散策へ。やたらと壁に貼ってあるマウスウォッシュ製品のポスターに書いてある「口臭、待ったなし。」のキャッチコピーに、口臭がするのか・しないのかどっちなのか微妙に不明瞭な感じを受けつつも、急ぎ足で館内を巡ります。やたらと充実しつづける大相撲ガチャコーナーでは1回500円の大相撲フェイスヘアゴムのガチャに挑戦。誰が、何に使うのかはよくわかりませんが、大栄翔のヘアゴムをゲットしました。本来の用途とは違うかもしれませんが、いろんな雑誌とかに載っている写真に重ねて、映っている人物を大栄翔に変身させる遊びはなかなかイイ感じだったので、新しいオモチャとして活用していきたいなと思う次第です。

↓今まさに口臭が漂ってきそうなキャッチコピーのポスター。
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↓知らないキャラクターの立て看板。
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↓「知らないだろうと思ったので」とばかりに設置されたキャラクターの複雑怪奇な相関図。
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↓充実しつづける大相撲ガチャコーナー。
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↓大栄翔のヘアゴムをゲットしました!
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↓家にあったNBAオールスターの告知に重ねたら違和感ゼロで大栄翔が参戦!
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ひとしきり館内を巡ってお腹が空いてきたので、食事へと向かいます。おなじみの国技館地下ちゃんこでは、塩ちゃんこを堪能。ニンニクがよく効いていて大変おいしいちゃんこでした。ちゃんこをいただける大広間には地元の子どもたちが作った巨大紙相撲の力士も設置されており、とてもいい雰囲気です。ちゃんこをいただくと当然コメが欲しくなるので、行きつけの立ち食い寿司へ。つまみ程度にお寿司をいただき、充実の昼ご飯とします。

その後はデザートとして人気のソフトクリームをいただく定番の流れ。どうも協会側もソフトクリームの人気に気づいたようで、観戦パンフレットにも「人気のソフトクリーム」を食べるのが定番の観戦スケジュールとして紹介されていますし、ソフトクリーム屋はソフトクリームの看板というかオブジェを設置して「ここはソフトクリーム屋です」のアピールを始めました。そのうち完全にソフトクリームの専門店になっちゃったりするのかもしれませんね。

↓今回は塩ちゃんこをいただきました!非常に美味でした!
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↓見たことのあるキャラクターが子どもたちの手で紙相撲の力士になりました!
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↓美味しいお寿司とお酒をいただき上機嫌です!
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↓通路を占拠するように「ソフトクリーム屋です」の猛アピール!
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ロクに相撲を見ないまま散策すること数時間。気づけば幕内衆も続々と会場入りしています。館外の通路では入り待ちのお客さんなども多数居並び、力士が会場入りするたびに大きな歓声が。全員を見守るほどの余裕はありませんが、運試し的な気分でひとりぐらい見守ろうかなと通路に向かえば、やって来たのは大栄翔。さっきガチャで巡り合った大栄翔とここでもまた巡り合うとは。何だか運命的なものを感じるので、これは髪を伸ばして大栄翔ヘアゴムつけるしかないかもしれませんね。

↓ヘアゴムと同じ顔をした大栄翔と遭遇しました!ヘアゴムそっくり!
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この時点でだいぶ遊びまくった感じはありますが、大相撲観戦はようやくこれからが本番。十枚目の取組なども始まり、いよいよ僕も腰を据えて観戦へと臨みます。今場所は4日目から大関・貴景勝が休場したほか、期待の新鋭・北青鵬も6日目から休場、優勝争いの最中にあった朝乃山も途中休場があり、高安は出たり休んだりしています。さらにこの14日目からは大関・豊昇龍も休場となるとのことで館内からは大きなため息も。この日は横綱・照ノ富士との取組が組まれていたこともあり、「横綱」を見る機会も一緒に消えたのでは観衆の落胆も致し方ないところでしょう。

↓休場力士の影響か幕内土俵入りでは「最後のひとり」のスペースがやたらと広くなりました!
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↓照ノ富士は土俵入りして力水つけただけでお仕事終了!
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しかし、それだけの大きな寂しさがあるにもかかわらず、それを帳消しにするくらいの盛り上がりがあるという充実ぶりも。郷里を勇気づけようとする北陸出身の力士衆の奮闘には館内も一緒に熱い気持ちを抱きましたし、何より、いよいよ新しい時代の到来だなという雰囲気で土俵が盛り上がっています。

23歳、新入幕の大の里は実力者・佐田の海を切り返しで破って10勝目。場所中盤には「優勝争いしてるからなぁ」ということで番付に対しては荷が重いであろう上位との取組も組まれたなかで二桁の白星というのは立派の一言。新入幕力士が結びの一番で横綱と対戦するという名誉でもあり重圧でもあるような一番もありましたが、ひるむことなく堂々とぶつかっていったのはあっぱれでした。個人的にも稀勢の里の弟子ということで思い入れも募ります。大きく育ってもらいたいものです。

そして、大盛り上がりの優勝&昇進争い。先場所優勝の大関・霧島は優勝もしくはそれに準ずる好成績ならば横綱という声があがり、関脇・琴ノ若も前2場所合計が20勝ということで13勝程度をあげれば大関という期待がかかります。そんなふたりが見事な優勝争いを演じ、千秋楽まで優勝争いの先頭でやってきたというこの美しさ。個人的には琴ノ若は千秋楽の結果によらず昇進、霧島は優勝ならば昇進(※準優勝ならもう一場所様子見)、というところかなと思いますが、いずれにしても来場所は何かしら嬉しい話題とともに迎えられそう。

僕が観戦した14日目はその両者による直接対決ということで、ある意味で横綱の取組以上の注目と盛り上がりを覚えました。立ち合いでは琴ノ若が二度つっかけ「固いのぉ」「こりゃダメそう」「大関は早かったな」などと思ったものですが、いざ三度目の仕切りで立つと、琴ノ若が相手の前に出る圧力を上手くかわして有利な態勢を築き、そのまま一気に押し出す力強い相撲で勝利。この厳しい一番を勝ち切る強さには、これならば大関を任せても大丈夫だろうと僕もうなずきました。いやー、お見事でした!

↓まだ髷も結えない大の里は新入幕で二桁白星!
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↓琴ノ若は優勝&昇進争いを制する大きな白星!
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↓横綱の取組がなくなったこともあって、琴ノ若はこの一番で63本の懸賞をゲット!
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持てないくらいの巨大な金の束!

何かもう優勝しなくてもいいかなぐらいの大儲けでした!



とまぁ、今場所も充実の体験となった大相撲観戦。「チケットないけどパレードだけ見に行こうかな?」とか思ったりもするくらいの気持ちの高まりを感じるほどでした。このところ千秋楽に行けていませんが、まぁそれも「嬉しい悲鳴」と思って、また観戦に向かえればいいかなと思います。来場所かどうかはさておき、そろそろ新横綱の誕生なども迎えられそうですので、次回は横綱の取組も見られるといいなと思います!


次回の大相撲フェイスヘアゴムガチャでは大の里を引けるように祈ります!