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僕のタワーじゃないけどグッチがやっと出せる!

本日はお出掛けの記録です。お出掛け先はというと、東京タワーです。東京タワーで命懸けのスポーツクライミングが行なわれた…なんて話ではなく、あの世界的ブランド・グッチさんによる東京タワーライトアップを見に行ったのです。

こう聞くと「はて?スポーツ見るもの語る者とは?」となるかもしれませんが、スポーツ新聞にはアスリートの奥さんの趣味の話とかアスリートが飼っている犬の話とかが載っているのですから、スポーツブログに「アスリートがブランドアンバサダーに就任した世界的ブランドが発信するイベント」の話題が載っていても何らおかしくはありません。しばし考えましたがおかしくないことになりました。

そうです、今回東京タワーライトアップで日本を明るく照らしてくれているグッチさんは、羽生結弦氏がブランドアンバサダーに着任した「推しの推し」なのです。推しがアンバサるものは僕にとっても大事なブランド。ファッションとブランドに疎い人からも世界三大ブランド(※グッチ、シャネル、ルイ・ヴィトンな気がする)と認知されているであろう世界のグッチさんのアンバサダーを推しが拝命するという名誉は、僕としても嬉しい限り。これはぜひ一言お祝いを言わねばならんと思っていたのです。

↓グッチさん、羽生結弦氏のブランドアンバサダー就任おめでとうございます!

グッチさんの本アカ(700万フォロワー超)で全世界にお知らせ!

世界×世界って感じでいいですね!



ただ、いかんせん僕はノーグッチ。「僕はノーグッチ」って1980年代のB級青春映画(※主演は尾美としのりさんあたり)のタイトルみたいですが、要するにグッチを持っていないということです。急にグッチさんの話を始めるのも身の丈に合わず、グッチ豆知識なども持ち合わせていません。そうこうするうちに「#俺のグッチがやっと出せる」なんていうハッシュタグがSNSで流行し始め、ご婦人方がそれぞれ自慢のお手持ちグッチを披露し始めたではありませんか。

えーー、みんな結構グッチ持ってるーーー。カバンだの時計だのを出してくるハイパワーな方は一旦置くとしても「財布しかなくて」「ベルトで恐縮ですが」「イタリア旅行の記念ですが」などと出るわ出るわ手持ちのグッチが。一見すると「ナイ雰囲気」を出している人も、それはカバンだの時計だの大物がナイというだけの話で、大人のご婦人ともなればグッチのひとつくらいはどうやら持っているようなのです。そして機会があれば自慢のグッチをお披露目したがっているようなのです。くー、僕の財布のブランド「SAITAMA SEIBU LIONS」ではとてもこのタイムラインに出られたものではありません(←コンビニで出すときも若干気にはなっているのだが…)。

そんななか僕に救いの手を差し伸べてくれたグッチさん。何でもグッチさんは2021年から桜の季節に東京タワーをライトアップすることを恒例にしているそうで、今年もそのライトアップを行なうのだとか。今年は日本上陸60周年の記念イヤーということもあり、タワーには「GRAZIE」の文字が浮かび上がる演出などを用意しているのだと言います。あら素敵。ええやんええやん。

早速思いましたよね、「手持ちのグッチはなくても、心のグッチがあれば何とかなるのでは?」と。昨年グッチ銀座さんのギャラリーを訪問したときもそうでしたが、グッチの商品の話はできなくてもグッチを通じて得られた思い出を語ることは僕にもできます。グッチさんによる東京タワーライトアップを拝見した「思い出」は、ある意味で「俺のグッチ」と言えるのではないか。僕はそう確信したのです。「オイオイうなぎの匂いでご飯食べるみたいなこと言い出したぞ」「グッチ裕三グッズを出すほうがまだ近い」「そんなこと言ってないで大人なんだから何か買いなさいよ…」などといった声も聞こえますが、一旦スルーして早速東京タワーへ向かいます!

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数ある東京タワービュースポットから僕が選択したのは都営大江戸線赤羽橋駅付近。いくつかのライブ映像などをチェックしますと、こちらの角度から見るとロゴとグラッツェの文字が上手いこと両方見えるようなのです。まぁ定番ではありますが、芝公園とかプリンスホテルあたりから見るのが演出上は適切な角度であるのでしょう。芝公園を目指すように赤羽橋まで向かい、いい角度を探そうじゃないかという算段です。

駅を出ますと目の前には早速東京タワーが。緑と赤に染まったタワーには、グッチさんのロゴと「GRAZIE」の文字、そしてハートマークが浮かび上がっています。東京タワーらしい赤の色合いも含まれていてとても素敵です。行き交う人が皆スマホを掲げて撮影し、自分自身と重ねて記念の自撮りをしています。なるほど、これは撮らずにいられません。

↓美しくライトアップされた東京タワー!
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「やっと俺のグッチが出せるな…」「タワーは俺のじゃないけど…」「思い出は僕のものに相違ないから…」などと感慨にふけりながら撮影に励む僕。周囲には若干のお仲間の気配もありますが、誰もが天空を見上げておりますので互いのことは目にも入りません。僕はカメラの設定をいじりながら何とか絵ハガキみたいなクッキリした写真にならんものかと奮闘します。

カメラは持っているものの向上心がないために「このMモードとかPモードとかAモードとかって何?」「絞り値…?レンズをひねる角度のことかな?」「シャッタースピードを変えても別に連写は速くならないですねぇ…?」などとトンチンカンなことを言っているオート任せの僕も、夜景撮影ではそうも言っておれません。アチコチのダイヤルをガチャガチャいじりながら、せめてGRAZIEぐらいは視認できるようにと取り組みました。人生で初めて「あー、絞り値変えると明るさ(光量)が変わるんだ」って理解しましたよね。

↓おー、グラッツェ!グラッツェグラッツェ!読めました!
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↓アップにすると何だかよくわかりませんがこちらが高さ250メートルのトップデッキです!
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そうこうするうちに15分に1回ペースで行なわれるという東京タワーが煌めく演出が始まりました。メインデッキとトップデッキがダイヤモンドダストのようにキラキラと輝き、東京の夜を彩ります。煌めく光とグッチカラーを見ていると、ちょうどクリスマスカラーのようで、心まで華やいでいくよう。

自分の身の丈を考えるとグッチさんにふさわしい人物であるかは自信を持ちかねますが、もしも誰か大切な人に贈り物をするならグッチにしようと思いました。そして、グッチを贈った相手から「あなたもいい大人なんだから良質のものを持たないとだめよ」「外見と内面は連動するの」「はいグッチのお財布」なんてプレゼントをもらったりなんかしたら、自分のためには踏ん切りがつかない品物との出会いもあるのかもしれません。

今後、羽生氏がグッチさんとどんな活動をするのか。ツアーグッズがグッチになったりするのか(←ナイとは思うがあったらワクワクする)。グッチさんのコレクションに出演してランウェイしたりするのか。そこでグッチさんならではの演技を披露したりするのか。何が「ありそう」な範囲の出来事なのかもわかりませんが、そういう新たな出会いをしていけたらいいなと思います。

いつか「俺のグッチ」を本当に手にする日に向かって…!

僕と羽生氏とグッチさんの冒険はまだ始まったばかりです!

↓グッチさんの東京タワーライトアップのキラキラは動画でご覧ください!


こうして映像で見ると、後ろにちょっと高層ビルとかあったほうがオシャでしたかね!

また会社帰りの時間などに展望スポットを探ってみようと思います!

今度は高い場所からの視野で!



撮影してたらカメラも新調したくなってきて、物欲は果てしないですね!