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敵はホークスではない!ホータカだ!

怒れる埼玉西武ライオンズファンの皆さま、おはようございます。昨日はついにあの因縁の相手、ふくよかソフトバンクホータカとの今シーズン初対戦を迎えたわけですが、ご機嫌いかがでしょうか。僕はまぁまぁご機嫌です。確かに試合全体を通じて見ると敗戦という結果は残っておりますので1000%の上機嫌というわけにはいきませんが、それはあくまでホークスに対する負けであって、真に倒すべき相手に対しての負けではありません。

我々が真に倒すべき相手であるホータカに対しては、1安打こそ許したものの、自慢の投手王国が3三振を奪うなど見事に封じ込めてみせました。一塁の守備につかずDHでの登場となる消極的姿勢を引き出したこと、ズバッと三振に仕留めて大盛り上がりとなったこと、試合に影響を及ぼす活躍は何ひとつ許さなかったこと、上々の初戦でした。言うなれば「試合に負けて勝負に勝った」という話。次戦こそは試合にも勝負にも勝って、1000%気持ちよく勝どきをあげられればいいなと思います。頑張れ、強いぞ、僕らの埼玉西武ライオンズ!ホータカ倒せー!オー!

↓ホークスは強かった!しかしホータカのメンタルはそんなでもなかった!


ある意味で今シーズンもっとも熱い試合となった12日のホータカ戦。メンバー紹介の時点から異様な熱気でベルーナドームは満たされていました。通常なら弁当でも食べながら聞き流している相手チームのメンバー紹介でも、4番指名打者・山川穂高がコールされた途端にレフトスタンドからは「ブー!」「ブーブー!」という戒めブーイングの声があがります。

僕はこうしたブーイングには賛同しかねますが、今回に限ってはやってしまう気持ちもわかります。かつてFAで出ていった選手たちとはまったく異なる、「徹頭徹尾蔑ろにされた」という憤りで僕もホータカにはメラメラしています。このお気持ちを語り出すと非常に長くなるので(※5000文字くらいかかるぞ!)詳細は過去記事をご覧いただければと思いますが、他球団ファンの皆さまにおかれましては「まーた西武がやっとるな」とこれまでの事例と単純に混同なさらないようにお願いできればと思います。本件はまったく性質が異なる唯一無二の憤りであり、だからこそ一部レフトスタンドだけではない、あの異様な熱気が生まれるのです。

そしてライオンズファン諸氏におかれましても、単なるブーイングでこの憤りをぶつけるのは妙手ではないとお伝えします。世間では「ブーイング=下品悪」とみなされますので、いっつもやってるという過去実績も加味して、「まーた西武ファンが粘着してる」「ネチネチネチネチ」「これだから埼玉は」「だからみんな出て行くんだよ」「その姿を子どもたちに見せられるのか?」「まぁ娘に顔向けできないことを本人がやっとったわけではあるが…」「ていうか子どもも一緒にやってるのか、やべーな」「とにかく子どもたちが見ているから下品なのはやめろ」「一平金返せ」などと短絡的な非難を生みやすいであろうと思います。

こちとらもともとの下地があるうえに、本件の場合は2年間ほどかけてじっくり熟成された根深い憤りですので、世間や他球団ファンにご理解いただくのはなかなか難しいでしょうが、ブー以外の形で伝える努力はあってもよかろうと思います。「礼を尽くせ」タオルを掲げるであるとか、「ライオンズファンにー!何か言うことがー!あるでしょうー!」と呼び掛けるであるとか、「山川穂高ここで挨拶 深々と頭下げようぜ…」から始まる糾弾歌を合唱するであるとか、これが度重なる不義理に対する憤りであることは示してもいいのではないかと思います。今回のはいっつもやってるのとは別物なのであると。

↓事案で怒っているわけでも移籍で怒っているわけでもなく、蔑ろにされつづけたことを怒っています!

この憤りを晴らす一番の方法は、正々堂々美しく戦って勝つこと!

ホータカに勝って、優勝騒ぎでもしてやりましょう!



迎えた1回表、二死二塁という状況で最初の打席を迎えたホータカに対して、ライオンズファンはかつてないほどの怒声を浴びせていました。実況アナは「山川に対する、ライオンズファンが抱く感情です」とギリギリの中立を保ってこの怒声に寄り添いました。黒いユニフォーム、ひげ、ガムクチャ、金のジャラジャラ、何とも憎まれ役が似合う風貌で打席に立つホータカと、それを迎え撃つライオンズの開幕投手・今井達也さん。格闘技大会のメインイベントか何かでも始まるようなバチバチした空気が流れています。

あまりの怒声にちょっと半笑いになってしまうところも含めて実にふてぶてしいホータカ(※実は効いてる/メンタルがお姫様)に対して、今井さんは外角低めに153キロの戒めストレートをズバッと投げ込みます。ストライクのコールにあがるライオンズファンの大歓声。一方ホークスファンも「レフトにぶち込め」と声をあげホータカの後押しをします。暴投などもあって場面は二死三塁と変わりますが、勝負の相手はあくまでもバッターです。徹頭徹尾、バッターとライオンズの勝負です。

カウント2ボール2ストライクからの5球目、低めの戒め変化球で今井さんがホータカを空振り戒めに仕留めると、まるでこれで優勝が決まったかのような大・大・大歓声が。平日のナイトゲーム、2万人少々しかいないとは思えないほどの声量は、ライオンズファンがいかに憤りを募らせていたかの証です。世間や他球団ファンにご理解いただけるとは思いませんが、一部レフトスタンドの輩的な人たちだけでは到底こうはならないほどの反応があることに「相当の何かがあるんだな」と感じていただくことはできるはず。行列ができている店は食べなくても「美味いんだろうな」と思う感じで、「こんなに怒っているなら何かあるんだろうな」と思っていただければ幸いです!

↓よーーーーし!見たかホータカ、ライオンズ界隈の怒りを!


ホータカ戦・第2ラウンドは4回表一死走者なしの場面で訪れます。「効いてない」風の顔で打席に立つホータカですが、こちとら10年間その顔を見てきているわけですから今さらポーカーフェイスなど通用しません。ちょっと泳いで上を向く視線、たまらず苦笑いしてしまう表情、そもそも何かを隠せるタイプでもなければ(※移籍の情報も事前に漏れたぞ)、野球だけに集中できるタイプでもありません(※集中してないからこうなったぞ)。効いてるのか効いてないのかなんてお見通しです。ホータカは今井さんのキレのある戒めスライダーにバット止まらずブンブンブンと3連続で空振りを喫して2打席連続の戒め!ライオンズ側もまったく打ちよりませんが、ホータカさえ打たせなければ何の問題もありません!

6回表の第3ラウンドは一死からホータカにヒットを許し、ホータカ完全戒殺とはいきませんでしたが、負けじとライオンズ打線も奮起します。7回裏の攻撃、ここまでノーヒットに抑え込まれていたライオンズ(←地味にひどい)は外崎修汰さんの二塁打を足掛かりに二死一・二塁とすると、この日は守備でハッスルプレーも見せていた佐藤龍世さんが均衡を破るライト前へのタイムリーツー戒め!もうこのまま埼玉西武ライオンズ優勝で今シーズンが終わってほしい、そのぐらいの大歓喜で脳から何かがドバドバあふれてくるライオンズの先制点が生まれました!

↓熱い!熱いぞライオンズ!追加点が取れないあたりも無駄に試合を熱くさせるぜ!



いやー、このまま試合が終わってくれれば最高だったのですが、さすがホークスはお強い。8回表、ホータカとホークスのせいで何故かライオンズに来ることになっちゃった甲斐野央さんをマウンドに送って逃げ切りを図るライオンズでしたが、先頭打者・周東佑京さんの内野安打から送りバント⇒柳田悠岐さんのタイムリーツーベースであっさり同点に追いつかれると、さらに中村晃さんのタイムリーが飛び出してホークスに逆転を許してしまいます。アチャー。

ただ、まぁ、それはそれと言いますか、ホークスさんに打たれて負けるのはよくある話ですし、それは相手のチカラを認めるしかないところ。我々の敵はあくまでもホータカであるという観点では、この回においても甲斐野さんはしっかりとホータカを見逃し戒めに仕留めており、この逆転劇において何の貢献もさせませんでした。最後に低めに決めた糸引くストレートは痛快の一言。心強い仲間を得たことで、今季のホータカ戦がますます楽しみになるようです。

↓審判も心なしかストライクゾーンを戒めていくスタイル!


試合はそのまま1-2でライオンズはホークスに敗れましたが、我々としてもホータカには勝利しましたので1勝1敗というかWin-Winというか、「今季初めて一塁スタメンで出場の中村晃さんが決勝タイムリー」という点を加味すればトータルでは埼玉戒めライオンズ大勝利と言っていいのではないでしょうか。試合に負けてなおこの盛り上がりですから、これで試合にも勝ったら一体どうなってしまうのか。週末は個人的にも現地で観戦する予定ですので、ダブル勝利に期待して大いに戒めたいと思います。

改めて「敵」という今季最大の補強を与えてくれた山川穂高に感謝しつつ、できるだけこのメラメラと燃え盛る気持ちがが長くつづくよう祈りたいもの。くれぐれも試合前にマイクを握ってこれまでの不義理を詫びるといったことなどせず、ふてぶてしくガムクチャ金ジャラどすこーいしつづけてほしいなと思います。「バクチは大負けしたときにも脳汁がいっぺい出て気持ちいい」なんて言いますが、「敵」との戦いも勝ったときだけでなく負けたときもカーッと燃えてくるもの。どう転んでも熱くなれる試合があるのはコチラにとってもやり甲斐があります。いつまでカーッとしていられるかはわかりませんが、できるだけ長く「敵」がある生活を楽しめますように!

↓言った通りの記事かはわかりませんが「当然感謝しています」の「当然」が敵っぽくてイイ!

それが伝わってこないから怒っている相手に対して「当然」と逆撫でしていくスタイル!

当然って「ちょっと反論」するときに出がちなワードですからね!

「当然知ってました」「当然やってました」「当然感謝しています」とかで!

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世のなかには移籍元球団が感謝のVTRで迎えてくれる選手もいるのにね!