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水かけPKじゃなく普通のPKを見ました!

本日はお出掛けの記録です。パリ五輪開幕を控え、「ここから3週間くらい出掛ける日がないなぁ」という思いから気楽なスポーツ観戦(※勝ち負けにやきもきしない系)に行ってまいりました。向かったのはみんなの国立競技場。今季J1リーグの首位を快走し、大学生とも真剣に試合をしたり真剣にアドバイスを送ったりするなど(※負けたからムカついて非難したみたいには取られない表現にしておきました)、いろんな意味で話題になっているあのチーム、FC町田ゼルビアの試合を見てきたのです。

国立競技場は折からの暑さもあって人の出足は控えめな感じ。満員ではなさそうだな、という手応えを感じながらノンビリと散策してまわります。まずは記念撮影などしようと思いましたところ、「国立競技場」の看板の前にゼルビアのマスコット・ゼルビーの立像が置いてあります。ほほぉ、この横に立って撮影したらいい思い出になりそうじゃないですか。まぁ、僕は自分の写真は残さないので像だけ撮ったわけですが…

↓ちょっと待てぇぇぇ!立像を熱写していたけど、奥に着ぐるみがいるではないか!
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着ぐるみを撮らずに置物を撮ってしまった…!

少しゼーとかビーとか声出してくれや!



気合の入ったフードの売店やここぞとばかりにグッズを販売するグッズの売店、子どもたちがキックターゲットやスピードガンコンテストで楽しむコーナーなど定番のブースが多数並んでいる場外。会場の一角にはなかに入ってトランポリンをして遊べる巨大なふわふわマスコットも設置されていました。町田から東京にやってきた子どもたち(?)も大変楽しそうに遊んでいます。

さらに場外を巡っていくと「Make a Great Machida Again」的なメッセージが書かれた大型のバナーが掲出されておりなかなか壮観です。よくよく見れば場外の柱に選手・スタッフの顔写真が1枚ずつ貼られており、国立が町田色に染まっているではありませんか。推しの選手を探して会場を一周するなんてのも楽しそうです。国立だから気合が入った運営なのか、サイバーエージェントさん(※私、サイバーエージェントの株主様をやっております)の仕切りだからエンタメ感が高いのかはよくわかりませんでしたがお楽しみ要素充実の演出ぶりです。

↓大きなバナーが貼ってありました!
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↓後ろに誰も通行人がいない場所を探していたらココでした!
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一周したあとは特に買い物などはせずササッと入場口へ向かいます。事前の下調べではチケットを読み込んだときの専用端末から流れる音がピコ太郎バージョンになっていると聞いていたのですが、いざ入場してみると…入場ゲートってほら…手荷物検査とかでガサゴソしてるし…後ろが詰まってるので急いで通過する感じだし…まぁぶっちゃけ聞こえなかったですかね…。やっぱり、どの運営さんも使わない国立の入場ゲート(※入場ゲートに改札の機械が用意されているのだが、どの運営さんもその機械を使わない運営をする)で映像でも出す感じにしてもらわないと気づかないかもしれないですね。ピコ太郎さんなんで、「ピ」の時点で視線は切るかもしれませんが…。

↓入場時にマッチデープログラムをいただきました!ほかは特にありませんでした!
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↓町田の哲学を貫くそうです!
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座席につきますと会場は6割ほどの入り。上層階はまばらな感じですが、低層階には多くの観衆が詰め掛けています。青と黒で染まったスタジアムは見栄えもよく、これから始まる試合への期待も高まります。しばし大型ビジョンなどを眺めておりますと、どうやら町田さんは一家言あるタイプのようで、次々に名言みたいなものが表示されてきます。「ほほぉ…アパホテルのアメニティみたいな感じだな…」と思って眺めていると、名言バリエーションはかなりある模様。町田の哲学、しっかりと傾聴してまいろうではありませんか。

↓谷晃生さんの哲学は「ゼロへのこだわりを持つ」です!
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↓昌子源さんの哲学は「勝つための逆算をする」です!
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↓黒田監督の哲学は「勝利から逆算された思考と実践」です!
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↓ちなみにアパホテルのアメニティはこんな感じです!
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キーワードは逆算のようですね!

「X×ゼロ=勝利」となるXを逆算で求めよ!



熱烈なスポンサー紹介などを見守っておりますと、どうやらこの日は国立開催らしくイベントデーだそうで、スポンサーのavexさんのアーティストさんが多数協力してくれるとのこと。何と試合前には、あのDa-iCEさんが登場してスペシャルライブをやってくださるというではありませんか。「若者の憧れa-nationを思い出すのぉ」などと平成老人風を吹かせて見守りますと、Da-iCEさんは大ヒット曲「スターマイン」を披露してくれました。

選手入場後にはコチラもavexさんから俳優の山谷花純さんが登場してキックインセレモニーをしてくださるとのこと。会場の案内がノンビリ構えていたのと、山谷さんが爆速でキックインをしちゃうという奇跡のマッチングによって、「キックインです!」的な紹介をしたときには山谷さんはすでにボールを蹴り終わって帰りかけているという珍しい形に。僕は山谷さんがどこにいるのか見つけられず、ようやく把握したときには後ろ姿を見るばかりでした。また機会があれば、今度はゆっくり溜めて蹴ってもらえると嬉しいなと思いました。

↓Da-iCEさんの「四の五の言うなよロクデモナイ」を聴きました!
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↓花火もあがって夏祭りの気分です!
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↓山谷花純さん、キックインありがとうございました!
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そして始まった試合。町田のほうは先日海外移籍した平河悠さんや、平河さんとともにパリ五輪代表に選出された藤尾翔太さんが不在ということで、前半戦を席巻したチームとは少し様相も異なる感じ。対戦相手の横浜F・マリノスもキューウェル監督が解任されてハッチンソン暫定監督が指揮を執るということで、どちらにどう転ぶかわからない感じの顔合わせです。

すると、ややマリノスが押し気味に進めていた前半30分、町田は相手のシュートをエリア内で手で弾いてしまい、PKを与えてしまいます。この展開には僕も「おっ」と腰が上がります。昨今、町田は「自分のPKのときにボールに水をかける」という謎行為で話題になっているのです。触ったときに滑るようにするためなのか、ボールを重くする効果でもあるのか、はたまた願掛けなのか洗浄なのか、効果はよくわかりませんがとにかくPKのとき水をかけているのです(※本人的には滑りをよくする意図だとのこと)。

「これはマリノス側も水でもかけるかな?」と注目していたのですが、特にそういった動きはなく普通に蹴る模様。「せっかくなら水掛け論でも始めてほしかった」と少し寂しく思う僕ですが、ここでPKを蹴るアンデルソン・ロペスさんは「嫌がらせに水など必要ない」とばかりに、助走の段階でギッコンバッタン相手GKのリズムを崩す動きを何度も繰り出し、最終的には相手GKの重心を崩してから冷静に逆方向に蹴り込んで見せました。うーん、水入らず!

↓パリ五輪でも水かけPKやってみてください!世界の反応を見て態度を決めます!
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リードしたマリノスはさらに前半43分、左サイドから突破すると相手DFラインとGKの間に低くて速いクロスを送ります。町田DFはちょっとお見合いなのかコミュニケーションの問題かこのクロスを見送ってしまうと、反対サイドまでボールが抜けていき、ここに詰めたマリノスの天野純さんに押し込まれてしまいます。ちょっともったいない失点でした。前半終えて0-2と町田は苦しい展開です。

↓マリノス2点目!勝利から逆算すると町田は3点が必要です!
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ハーフタイムには再びavexさんのアーティストさんたちが協力して、たくさんの応援コメントビデオを送ってくれました。「今日は行けないのですが…」「今日は遠方からですが…」「先日は行ったんですけど…」などなど現地に駆け付けたかったという熱い想いがあふれる心のこもったメッセージばかりで、これには町田サポーターも大興奮していたようです。ピコ太郎さん、SUPER☆GiRLSさん、僕が見たかった青空さん、生見愛瑠さん、本当にありがとうございました!

やがて、場内にはけたたましいラッパの音が。どうやらマスコットのゼルビーが後半開始に向けてラッパの演奏をしているようです。上空には黒い雲が広がり、激しい雷鳴がとどろき、強い雨が降り注いでいますがそんなことでサッカーに燃える熱い心は消えません。「もうボールに水かける必要ないな」「この雨でいつでもビチャビチャだ」「ラッパに雷落ちそうだから持たなくていいのでは」などと観衆も大盛り上がりのなかで後半戦スタートです!

↓PK水掛け論をうやむやにする天然の水!
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↓大雨のなか、僕が見たかった青空さんから応援コメントをいただきました!
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↓ゼルビー、魂のラッパ演奏です!
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後半に入ると町田も逆算3点を狙って懸命に攻めます。さすが最短距離でゴールを狙うという哲学だけあって、前への推進力が強く、一気にゴールへと向かう攻撃は魅力的。後半8分にはバスケスさんが左足で惜しいシュートを放ったほか、ドリブルで切り崩してゴールに向かう場面を幾度も作ります。相手陣内深くでスローインを得た際には、雨で濡れたボールをタオルでしっかり拭いてから投げ込むなど冷静さも見せる町田。国立開催に何とか勝利で花を添えようと懸命の攻撃がつづきます。

しかし、マリノスも暫定監督の采配でこの攻勢を跳ね返していきます。飲水タイムをきっかけに選手交代のカードを繰り出すと、左サイドに構えた宮市亮さんの走りやドリブルでサイドの攻防を押し返していきます。お互いに決め手を欠くまま時間は経過していき、気づけば残り10分を切るような時間帯に。するとここで最後にひとつ大きな盛り上がりが。

迎えた後半40分、町田は左サイドのスローインから「タオルでしっかりボールを拭きます」風の動きで相手守備を油断させたのち、実際はボールを拭かずに素早く投げ入れ、受けた選手がゴールに向けて素早くクロスを送ると、これをミッチェル・デュークさんが薄く当てて押し込みました。なるほど、これが「町田らしいゴール」なんでしょうね。「勝利から逆算された思考と実践」を感じました。理解理解。「なるほどー」と思いました。

その後、アディショナルタイム含めて残り10分ほどは勝負の行方がわからない大盛り上がりの攻防となりました。観衆もクラブ史上最多の46401名だったそうで、町田的には敗れこそしたもののいい国立開催試合となったのではないでしょうか。僕も大いに楽しませていただきました!

↓僕が行かなければキリの悪い「1」が消えてキレイな数字になったのだろうか…?
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↓試合後はどちらが勝者でどちらが敗者かわからないほど出し尽くしました!
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↓もうちょっとで同点まではあったかもですね!



何かと話題(!)の町田の試合でしたが、チームはとてもたくましくしたたか(!)で、イベントも盛りだくさんで、楽しい試合観戦となりました。ビジョンで出てくるちょっとした映像とかもこじゃれていい感じですし、サポーターの歌っているチャントの歌詞がビジョンで表示されたりするのも新規のお客さんを巻き込んでいこうとする姿勢が見受けられて好印象。東京から町田への遠征は簡単なことではありませんが、近くで試合が開催される機会があればまた拝見できればと思いました!また国立に来てくださいね!

↓歌詞カード出してくれるのはいいですね!
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↓帰り道では花火も見られて大満足のお出掛けでした!
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さぁ、週末はもうパリ五輪!

国立からフランスへ熱気が届きますように!


サイバーエージェントの株主様にはチケット送るようにしてください!