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2025年02月17日08:00
Jリーグ開幕を楽しんできました!
有名なサッカー選手がCMに出ていたから安心して遊んでいた有料オンラインゲームサイトが、日本では違法の賭博サイトだったと気づいて震えているサッカーファンの皆さんこんにちは。単純賭博罪の公訴時効期間は3年だそうですので、2022年ワールドカップあたりまでにやっちゃった人も今年何も起きなければ大丈夫だと思うので、サイトのことは忘れてもう何も触らないようにお過ごしください。
さて、そんなジットリとした不安は楽しい出来事でかき消していくしかありません。この週末はJリーグ開幕ということで、そのお祭り気分でベラジョン有料版を遊んじゃった過去のことは吹き飛ばしましょう。僕は特に吹き飛ばしたいものはありませんが、そんなお祭り気分のおすそわけにあずかろうと、国立競技場で行なわれた東京ヴェルディVS清水エスパルスの試合を見に行ってまいりました。奮ってオーオーウォウウォウするつもりです!
↓やってまいりました近くて便利な国立競技場!
↓開幕を祝う大型バナーもドーンと掲出されておりました!
国立でヴェルディVSエスパルスなんていうと、記憶が一気に遡って1992年・1993年・1996年のナビスコカップ決勝みたいだな…などと思いながらの訪問。現在進行形のサポーター視点では2023年のJ1昇格プレーオフで、対戦結果は引き分けであったもののリーグ戦上位のヴェルディが昇格した一戦を思い出すところでしょうか。開幕の盛り上がり、長年鎬を削ってきたことでの盛り上がり、試合開始前から国立周辺は大いに盛り上がっていました。
2年連続国立での開幕となったヴェルディは、この機会に地元・東京の浮動層も獲得しようとしてかサービスにも熱がこもっています。何とこの日は来場者先着3万3000名様にシーズン開幕記念のベースボールシャツをプレゼントしてくれるとのこと。「サッカーのクラブってベースボールシャツ配るの好きだね…?」「もしかしてユニフォームをベースボール型にしたほうがいいのでは…?」「もらえるものなら何でももらうんでコチラは野球でもサッカーでも構いませんけど…」と思いつつ、入場時にありがたくベースボールシャツをいただきます。早速身にまとえば心も身体も緑の戦士に早変わり。僕のなかで完全に忘れていたラモスや武田さえも心に甦ってきます。現在進行形のサポーター的には「誰?」かもしれませんが大丈夫です、知らなくても問題はないです。
いざ入場すればスタンドはすでに緑とオレンジに染まり、その境界線すらクッキリと浮かび上がっているほど。やはり地元だけあって数ではヴェルディが優勢ですが、エスパルスもアウェーチームとは思えないほどの大勢力で対抗しています。なるほど、国立開催なのにベースボールシャツの配布が3万3000枚とは若干少ないような気がしていましたが、これだけの大オレンジ軍団が来ると見立てていたのであれば3万3000枚くらいがちょうどいいかもしれません。僕は対戦相手のグッズでも何でもホイホイありがたくもらうタイプですが、熱いサポーターたちは相手チームのグッズはノーサンキューでしょうからね。
いざ入場すればスタンドはすでに緑とオレンジに染まり、その境界線すらクッキリと浮かび上がっているほど。やはり地元だけあって数ではヴェルディが優勢ですが、エスパルスもアウェーチームとは思えないほどの大勢力で対抗しています。なるほど、国立開催なのにベースボールシャツの配布が3万3000枚とは若干少ないような気がしていましたが、これだけの大オレンジ軍団が来ると見立てていたのであれば3万3000枚くらいがちょうどいいかもしれません。僕は対戦相手のグッズでも何でもホイホイありがたくもらうタイプですが、熱いサポーターたちは相手チームのグッズはノーサンキューでしょうからね。
↓国立の6割くらいを緑に染めたヴェルディサポーターたち!
↓国立の4割くらいをオレンジに染めたエスパルスサポーターたち!
↓あの辺に天気図の前線みたいな境界線が出来上がっています!
開幕戦ということで試合前のセレモニーも華やかなもの。ピッチにはヴェルディの旗がズラリと並び、その中央にはセンターサークルサイズのエンブレムが掲出され、いよいよ始まるなという気分も大いに盛り上がります。ここ数年はユニフォームなどでもVの字みたいなロゴマークを表示していたヴェルディですが、やっぱりヴェルディのユニフォームは鳥ってイメージがありますからね。あの鳥はコンドルじゃなく始祖鳥なんだそうですが、ヴェルディ=鳥、大変カッコイイなと思いました。
↓鳥も登場していよいよ開幕戦の始まりです!
↓ヴェルディサポーターは見事なコレオグラフィーで鳥を描きました!
↓エスパルスサポーターも「図柄が複雑なら勝ちというわけではない」という見事なコレオ!
華やかな雰囲気のなかいよいよ始まった試合は、ともに一進一退という感じで、なかなかチャンスらしいチャンスが生まれない固い展開となります。このあたりは開幕戦ならではの緊張感もあるでしょうか。そんななか、ふんわりとゴールに迫ったのは東京ヴェルディ。前半15分と32分にそれぞれ右サイドのコーナーキックからエリア内でシュートを放つ場面を作り、観衆の腰をオッと浮かせます。特に前半32分のほうはあとちょっと強いシュートを撃てればそのまま入ったかなという惜しい場面でした。まぁ、ここは止めたエスパルスのゴールキーパーを褒めるしかありません。
しかし、全体としてはヴェルディはあまり攻め手がない感じでもあります。よく言えば組織的な攻撃、よく言わなければ変化や違いを作り出せる個の物足りなさ。みんなで持ち上がってキレイな攻撃は見せるのですが、勝負の場面で何かを起こせる感じがあまり見受けられません。逆にそのあたりに強みを見せたのはエスパルス。中央には元日本代表の乾貴士さんを擁し、自由で細かいつなぎによって真ん中を強引にこじ開けていくような力強さがあります。ヴェルディが全体で持ち上がったあとに跳ね返したボールを、エスパルスの前線の選手がターン一発で詰めてきた相手をかわして前進したりするものですから、そこから一気に怒涛の攻撃へと移る場面もしばしば。サイドの突破も鋭く、楽しい攻撃を見せてくれます。
エスパルスの攻撃が実を結んだのは前半40分。エスパルスが最終ラインから攻撃を組み立てようというとき、「中央に当ててチョコチョコつないでくるぞ」という頭があったのか、ヴェルディの守備陣は少し前掛かりになり過ぎました。それまでの攻撃と一転して、あまり使っていなかった右サイドへ縦一本で長いパスを送ると、ヴェルディは完全に裏を取られてしまいます。右サイドを破って中央にクロスを送ると、完全フリーで待ち構えていた北川航也さんが押し込んでエスパルスが先制!
↓前半32分、ヴェルディのシュートはエスパルスGKの好セーブに阻まれる!
↓前半40分、エスパルスは見事なゴールで先制!
エスパルスの1点リードで折り返して後半戦へ。次の1点が勝負を分けるぞと、さらに熱気を帯びる両チームですが、ゴールに迫るのはエスパルスのほう。乾さんがドリブルから惜しいシュートを放つなど、ヴェルディに反撃の機運を与えません。ヴェルディ側に得点の匂いを感じたのは、後半43分にエリア内で放ったボレーくらいだったでしょうか(※うまく当たらず)。エスパルスはしっかり主導権を握ったまま試合を畳みにかかります。
唯一ヒヤッとしたのは後半40分の交代の場面。エスパルスはここで2枚替えを指示し、乾さんをベンチに下げようとしたのです。「開幕戦で乾さんを交代させるのは乾さん的にアリなんだっけ…?」と外野としては少しザワッとしますが、何とこの場面、一旦サイドラインまでやってきた乾さんが再びピッチのなかに戻っていったではありませんか。どうやらここはエスパルス側の指示がうまく伝わっていなかったようで、そもそも乾さんは交代の予定ではなかった模様。
最終的には後半アディショナルタイムに入ってから、交代枠3枚を一気に使う際に乾さんもお役御免となりますが、ここは乾さんも納得の交代だったようで、ベンチには労いのムードも広がりました。結局試合はエスパルスが前半に挙げた1点を守り切り、因縁の対決に勝利。試合中もずっと元気いっぱいだったエスパルスの秋葉監督がピッチングフォームみたいな大きなガッツポーズを見せていたのが印象的でした。J1復帰を勝利で飾ったエスパルスの皆さん、おめでとうございます!
↓一度33番の乾さんが交代というお知らせが出たのだが…
↓乾さんも交代だと思ってサイドラインまでやってきたものの…
↓まだ交代ではなかったようでピッチに戻っていきました!
ヴェルディ側としては東京・国立で迎える開幕戦に敗れ、さぞ残念だったことと思いますが、戦い終えた選手たちにサポーターが温かい声援とチャントを贈るなど、最後まで楽しい開幕戦を演出してくれていました。最近はFC町田ゼルビアあたりも勢力を拡大してきておりますが、古豪としての存在感を発揮し、東京と言えばヴェルディ、国立と言えばヴェルディ、そんな奮闘を期待したいもの。ぜひ頑張っていただければと思います。
そんなこんなで、ベースボールシャツをいただいた時点からだいぶご機嫌だったうえに、開幕戦の熱い戦いも大いに楽しませていただき充実の一日となりました。次回はあのカッコいい始祖鳥のエンブレムを配布シャツにも入れていただけますと、嬉しいかなと思います。選手のユニフォームには鳥が入っていて、自分のベースボールシャツには鳥が入っていないのを見比べましたら、やっぱり鳥が入っているほうがいいなと思いました。今後の配布の際にはぜひご検討ください!
そんなこんなで、ベースボールシャツをいただいた時点からだいぶご機嫌だったうえに、開幕戦の熱い戦いも大いに楽しませていただき充実の一日となりました。次回はあのカッコいい始祖鳥のエンブレムを配布シャツにも入れていただけますと、嬉しいかなと思います。選手のユニフォームには鳥が入っていて、自分のベースボールシャツには鳥が入っていないのを見比べましたら、やっぱり鳥が入っているほうがいいなと思いました。今後の配布の際にはぜひご検討ください!
↓5万2541人の大観衆が熱い試合を見守りました!
↓勝利に沸くエスパルスの面々!
↓ヴェルディの面々はサポーターにご声援ありがとうございましたの礼!
↓リヴェルンとヴェルディ君もお疲れ様でした!
「ヴェルディVSオリ10で国立開幕」は毎年恒例でもいいなと思いました!