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2025年04月28日08:00
有終のステッカーをありがとうございます!
本日はお出掛けの記録です。まだ平日気分を引きずるなかの大型連休幕開けとして、近くて気軽でお金を賭けられるエンターテインメントとしておなじみのバスケットボールBリーグを観戦してまいりました。今回はこれが今季のレギュラーシーズンホーム最終戦であり、そして新アリーナ完成を控えて国立競技場代々木第一体育館での開催はこれが最後となるアルバルク東京の試合を見てまいりました。
「近い」が主な理由で足を運んでいるご近所観戦ですが、何度もこの代々木第一体育館にアルバルク東京の試合を見に来たことを思うと何だか少しセンチメンタルな気持ちにもなってまいります。サッカーでは持ち回りで国立競技場開催をするTHE国立DAYという取り組みをしていますが、バスケでも持ち回りで国立開催をしてくれたらいいのに…そんなことを思いながら惜別の観戦としてまいりましょう。
↓チームは問わない!どこかたまに代々木でやってください!
この日はレギュラーシーズンのホーム最終戦ということもあって、いつにも増して大盤振る舞いのアルバルク東京。代々木第一のどこにそんなスペースがあるのかと毎回首を傾げるレベルでさまざまなブースを出展し、さまざまなプレゼントを配布してくれています。今回も公式サイトのイベント紹介ページを見れば、縦書きマンガの1話目みたいな感じでスクロールしてもスクロールしても終わらないイベント情報の群れ。僕なんて特に気合が入っているわけでもないのに、イベント消化時間から逆算して2時間前くらいに会場入りをしてしまいましたよね。
しかし、実際に会場入りしてみると、想像以上にイベント消化への道のりは険しいものでした。自分の段取りが悪いという話もあるのですが、最初にターゲットにしたmy routeとかいう使ったことのないトヨタ系のアプリで行なうスタンプラリーが思いがけず難しく、代々木第一体育館のなかをグルグル3周ほど巡ることになったのです。「アプリのなかにルートを表示するためのアプリじゃないのかよ…」「どこにあるのか全然分からん…」「似たようなQRコードが何種類も壁に貼ってあって目がチカチカする…」などと言いながらグルグル巡っていると、見つからなかった最後のひとつはスタート地点の背後にあったというオチで(※サイトに場所が書いてあったことはあとで気づいた)、こちらは景品がもらえる先着300名に間に合わず。
そこで手間取った影響で、そのほかのイベントにも出遅れてしまい、オリジナルウェットティッシュがもらえる人材派遣会社のクジとか、缶バッジがもらえる銀行のアンケートとか、水筒を持参すると新しい水筒が当たるクジとか、トヨタイムズスポーツとかいうトヨタ系の使ったことないアプリをインストールすると引けるクジとか、チーム公式アプリから参加するミニカーが当たるクイズとか、動画を見るとポストカードがもらえるイベントとか、多くの配布イベントは参加できずに終了してしまいました。全然こなせないイベント群を前に、「いっそ先行入場できるファンクラブに入るべきか?」って思ったほど。「2時間じゃブースをまわり切れないから3時間前に入場したい」というファン心ゼロの理由でファンクラブに入ることを検討させるとは、さすが世界のトヨタだと唸りましたよね。
まぁそのように多くのイベントが不参加で終わってもなお、手に余るほどのお土産をいただけるのですからありがたい限りです。入場時には先行1万人という触れ込み(※満員で約1万人収容なので実質全員配布)で特製ハリセンをいただきましたし、同じく入場時にはクリアファイルもいただきました。公式SNSをフォローすると引けるクジでは素敵なステッカー2種をいただいたほか、中古パソコン屋さんのブースでは素敵なステッカーをいただき、さらにたくさんたまるけど使い道が月に一度の福引きしかないハチポとかいう地域コインのブースのスタンプラリーでは素敵なステッカーを3種もいただくなど、たくさんの素敵ステッカーをいただくことができました。ステッカーはナンボあってもいいですからね。
そして今回最大級の配布物として、とても全員は消化できないし消化するつもりもなさそうなパナソニックさんの最新美容家電体験ブースで、ドライヤーとか髭剃りとかの新製品を体験すると引けるクジに参加し、素敵なマイクロファイバークロスをいただくことができました。ここまでくると一気通貫でステッカーをいただきたかったところですが、コチラのブースはそもそもステッカーの配布がないとのことで、パナソニックさんの本気に震える一幕も。参加賞というには申し訳ないほどの立派な配布物、大事にリビングの掃除などに使わせていただこうと思います。
↓入場時にハリセンをいただきました!
↓同じく入場時にクリアファイルをいただきました!
↓菊地祥平さんのステッカーをいただきました!
↓汎用的なステッカーをいただきました!
↓ステッカーというよりはシールをいただきました!
↓会場内6ヶ所を巡るというわりと大掛かりなスタンプラリーでステッカーをいただきました!
↓お掃除に便利なマイクロファイバークロスをいただきました!
そんなことで時間は瞬く間に過ぎ、巡れるブースを巡り終えた頃にはもうティップオフの時間です。チアの熱いダンスと噴き上がるリアル炎の熱で、コートの熱気は最高潮。選手たちも観衆も大変気合いが入っている模様です。それもそのはず、この試合の勝ち負けにはレギュラーシーズン最終戦と代々木最終戦を勝って終えたいという以上の大きな意味があり、何とここで勝てば今季成績ですでに確定済みのB1中地区の2位に加えて、リーグ全体を通しての4位相当が確定するという状況だったのです。そうなれば8チームで行なうポストシーズン準々決勝のホーム開催も決定します。勝っても負けても対戦カードが変わるわけではないものの、ホームでやれるかアウェー戦になるかは大きな違い。うむ、これは熱い試合を楽しめそうです。
↓ということでティップオフしました!
試合冒頭は調子よくスコアを重ねるアルバルク東京ペースで始まります。第1クォーター5分経過頃には12-5と早くも7点をリード。しかし、すぐさま試合は暗雲漂う流れとなっていきます。対戦相手の川崎ブレイブサンダースはシュートの成功率が高く、スリーポイントをスパスパ決めてきますし、アルバルク東京はミスで勝手にボールを失う場面が目立ちます。相手にカットされるのはまだしも(←まだしもでもないが/パスが緩い)、自分たちのパス回しの途中で味方にパスが当たってボールが自陣側に転がり、拾った相手にダンクシュートまで持ち込まれたのには、握り締めた「アルバルク大勝」のスポーツくじもグシャッとなりましたよね。
そんなプレーが出るようでは逆転されるのも当たり前で、はじめの5分で7点差つけていたはずの第1クォーターは、終わりの5分で逆に7点差をつけられて18-25で終える形となりました。その流れは第2クォーターに入っても変わらず、一時は最大14点差をつけられる場面も。第2クォーター終盤にアルバルク東京は安藤周人さんの連続得点で追い上げを見せますが、それでも第1クォーター終了時の7点差まで引き戻すのが精一杯。後半に向けては、もうちょっとシュートの確率が上がるような攻撃をしていきたいところです。
↓思わず頭を抱えてクジ券がグシャグシャになるようなミスからの失点!
相手のミスを見逃さず連続でファストブレイク& #ロスコ・アレン のダンクシュート⚡️
— 川崎ブレイブサンダース⚡️川崎からバスケの未来を⚡️ (@brave_thunders) April 27, 2025
4/27(日) A東京vs川崎
バスケットLIVEでライブ配信中📱https://t.co/8CgdxqgQsD pic.twitter.com/eHtkLyvqUY
↓FLOWさんのハーフタイムショーで気分を上げて後半に臨みます!
本日のハーフタイムショーは、 #FLOW (@FLOW_official )さんのご出演!
— アルバルク東京【ALVARKTOKYO】 (@ALVARK_TOKYO) April 27, 2025
大ヒット曲「GO!!!」を披露いただき、後半に向けて会場を一つに盛り上げていただきました🎤🎸🔥#FLOW #アルバルク東京
📱ハーフタイムショーも #バスケットLIVE からご覧いただけます👇https://t.co/4gLIjFRuTG pic.twitter.com/LAHYb1FeBv
迎えた後半。試合序盤から出足鋭く動いていた川崎側は疲労も出始めた頃合いなのか、シュートもなかなか決まらず、ファウル数も重なるような格好に。逆に尻上がりによくなってきたアルバルク東京はレオナルド・メインデルさんが攻守にわたって好プレーを連発し、一気に追い上げを見せます。56-58の2点差に迫ったところでは、相手のカウンター速攻を追走し、背後からボールを叩き落す見事なショットブロック。さらに第3クォーター残り2分というところでは、相手のファウルを誘って一時逆転となるフリースローを決めました。もはや点差はあってなきがごとしの1点差、62-63で試合は第4クォーターに入ります。
↓レオ様の見事なブロックでいよいよ勝利は射程圏に!
メインデルが速攻をストップ🚫
— アルバルク東京【ALVARKTOKYO】 (@ALVARK_TOKYO) April 27, 2025
豪快なチェイスダウンブロックで会場を沸かせる💥💥💥@leomeindl23
📲バスケットLIVE配信https://t.co/4gLIjFRuTG#Bリーグ pic.twitter.com/NqjSroOu2W
最終第4クォーター、互いにスコアを重ねて逆転逆転のシーソーゲームとなります。気持ちもヒートアップしたか、ファウル合戦のような様相にもなり「マッチアップした相手選手が5つめのファウルで退場となったのを喜び、煽ったら自分もテクニカルファウルもらった」なんていう一幕も(←仲良くケンカした類の話です)。ファウルが多い展開になればホームの利も生きるというもので、アルバルク側は相手のフリースローに猛烈な圧を掛け、チームを後押しします。
残り1分41秒時点でも78-78の同点という、最後までどう転ぶか分からなかった試合を決めたのは、アルバルク東京の連続スリーポイントでした。残り1分20秒、メインデルさんがスリーを決めて81-78、さらに相手がシュートを落としたあとの次の攻撃ではテーブス海さんがスリーを決めて84-78に。試合時間は残り37秒、こうなればもう川崎側はファウルゲームを仕掛けながらスリーポイントを狙うしかない苦しい形に。結局、この連続スリーでつけた差がモノを言い、最後は84-80でアルバルク東京が逃げ切りました。レギュラーシーズンホーム最終戦&代々木最終戦を有終の白星で飾り、そしてチャンピオンシップ準々決勝のホーム開催をガッチリとつかみ取る、見事な勝利でした!
↓試合を決めたスリー、そしてお祝いの体当たり!
“WE”の想いを込めて放った3ポイント🏹
— アルバルク東京【ALVARKTOKYO】 (@ALVARK_TOKYO) April 27, 2025
テーブス海がディープスリーを決め、このセレブレーション💘@kaitoews7
📲バスケットLIVE配信https://t.co/4gLIjFRuTG#Bリーグ pic.twitter.com/nYq2rys8o5
↓スリーポイントが決まるたびにピザーラからピザが届くのはイイ広告だなと思いました!

ということで、いろいろなことが都合よく美しい形の結末となったこの試合。今季は合計20万4561名もの来場者があったとのことで、チームとしても新記録を作って代々木での開催はひと区切りとなりました。少し気が早いですが、来季からはサンロッカーズ渋谷ともどもお台場の青海に建設中のトヨタアリーナ東京を本拠地としての試合開催となるとのことで、そちらも楽しみです。ご近所観戦の気軽さは若干なくなりはしますが、そのぶんを新しい未来の夢で楽しませてもらえたらいいなと思います。バスケの試合は遠くなったとしても、1万人規模のちょうどいい最新アリーナを求めて横浜とか埼玉とか千葉とかに散らばっていたものがお台場に集まるようになれば、トータルではご近所感も上がると思いますしね。
↓チャンピオンシップ優勝を目指して頑張ってください!

サンロッカーズはここも渋谷区だと言い張って代々木移転ならよかったのに!