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2025年05月10日08:00
未来に先輩がいなくなることをビビってる!
正直者がバカを見る世界も嘘つきが得をする世界も絶対に許さない正義界隈の皆さん、こんにちは。世のなかにはお世話になった人も家族もファンも全部裏切って「私は今嘘をついているが、」「俺も当然ほんとのことは言ってないけども」などと嘘を嘘で塗り固めて生きている人が多いようですが、僕は清々しい正直者を見て心が洗われるような気持ちになりました。
その正直者の名はオコエ瑠偉さん。親がうっかりラモスから名を取っちゃったこの青年は、東京五輪女子バスケ銀メダリスト・オコエ桃仁花さんの兄として知られる人物。本人も読売巨人軍に所属してプロ野球選手をしているとのことで、「さすがオコエ桃仁花さんのお兄さん」「へー、アスリート一家なんですね」「オコエの兄も要チェックだ」などと評判の人物です。
そんな兄オコエさんは先頃、オンラインカジノで賭博をしたとして同僚の増田大輝さんとともに書類送検されました。オンラインカジノでの賭博自体は褒められた行為ではありませんが、球団からの調査に対して「自首したい」「開幕前に自らの過ちを正しておきたかった」などと正直に名乗り出たという点については、僕もさすがオコエ桃仁花さんの兄だと感心するばかりです。
そんな兄オコエさんは警視庁の取り調べに対しても大変協力的で、スマートフォンの履歴や銀行口座の利用記録の提供など何から何まで正直にゲロっちゃっているのだとか。その正直者ぶりは本当に素晴らしいばかりで、何とこのたび警察から明かされた情報によれば、「2021年ごろ、当時所属していた楽天の先輩が喫煙所でオンラインカジノをやっているのを見て始めた」と先輩をお天道様のもとに引きずり出す芋づる式正直コンボを発生させていたようなのです。
これには僕の秘密のLINEでも「なんで知ってんの?」「なんで知ってんの?」「なんで知ってんのそれ!」「警察には正直に言う?」「そこー」と大盛り上がり。こんなことを言えば未来に兄オコエさんも先輩もまとめていなくなるかもしれませんが、まずはしっかりと全部ぶちまけたうえで、未来のことは未来に考えるという姿勢は正直で大変清々しいなと思いました。その精神でいけるところまでいっちゃってほしいなと思いましたよね!
↓離れたんだからいつまでも先輩をかばっててもよくないな、とは思いますもんね!
↓やっていたサイトは「ワンダーカジノ」や「コニベット」だそうです!
【速報】巨人・オコエ瑠偉選手、増田大輝選手を書類送検 オンラインカジノ賭博容疑 警視庁https://t.co/U6u2dum0pW
— 日テレNEWS NNN (@news24ntv) May 8, 2025
すでに一部週刊誌ではこの報道より先に「巨人の若手有望株Aがオンラインカジノに数年前から興じていた」ことと「このAが、他球団のバリバリのレギュラー選手で東京五輪代表にも選ばれたBについてもオンラインカジノの常習犯だと名指しした」ことを報じておりましたが、あるいはこの若手有望株Aこそが兄オコエさんだったのでしょうか。
そうなると、「東京五輪代表」「ベテラン」「バリバリのレギュラー」「2021年楽天所属」というヒントを寄せ集めると限りなく答えが出てしまいそうですが、あえては言いますまい。皆さまも「2021年に実施した東京五輪の代表に楽天の選手2人しかいなくない?」とか「そのうちひとりは巨人に行っちゃってるから同球団じゃない?」とか「バリバリのレギュラーって野手にしか言わなくない?」とか「じゃあBというかAじゃない?」などと考えるのは止めてあげていただければと思います。週刊誌が事実を報じている確証も、若手有望株Aが兄オコエさんだという確証もないのですから。
兄オコエさん(27)が若手有望株かって言われたらいきなり違う気がするわけで、当該の記事を兄オコエさんの話として読むこと自体が間違いという可能性もあるでしょう。であればBだかAだかSだかMだかRだか知りませんが、その選手が誰であっても現段階ではどのようにでも否定できるくない?と思います。「Aが合ってるのよ」「Aの匂いが」「ほんと、怪しいね。A」といった探偵ごっこをしても仕方ありません。オリックスには悲しくなってきて山岡泰輔さんのユニフォームを洗濯して奥にしまったファンもいるだろうと思うと、オリ姫とオリ達の気持ちが思いやられますが、山岡さんも兄オコエさんもAさんも新しい未来に向かったほうがいい。どうぞ捜査の妨げにならないようそっとしておいてあげていただければと思います。
そもそも僕はオンカジ問題自体に対してはそこまで憤りをもっておりません。海外の悪い業者に金を抜かれて、その金が悪いことに使われているであろう点については遺憾に思いますが、それは抜かれた先の話であって兄オコエさんやほかの博徒の責任ではありません。僕の使う金だって巡り巡ってロシアとか中国にもまわっているでしょう。むしろ兄オコエさんなどは悪い業者にダマされた被害者でもあります。報道によれば700万円ほどを賭けて収支はおよそ450万円のマイナスだったといいますが、これは兄オコエさんの年俸からすれば大変な金額です。負けている間は「450万。まだそれだけだけど毎日負けすぎ」と苦しかったでしょうし、「自分で、やべーよな。ほんと。って思ってた」でしょうし、脳からいろんな汁が出ていただろうと思います。そういった不安や恐れから解き放たれたのだとしたら、今回の件はいい機会だったのではないでしょうか。正直に悔い改めて、オフライン野球に専念していただければと思います。
↓巨人でオンカジ問題起きても「恐々」じゃなく「粛々」じゃないかと思いますけどね!
【今読まれています】
— 週刊文春 (@shukan_bunshun) March 1, 2025
オンラインカジノ 巨人が戦々恐々《オリックス山岡泰輔だけじゃない》
記事はこちら↓https://t.co/TiZlJFTK4r#週刊文春
大ごとになるのは1億円くらい負けてからでしょ?
オンラインで負けてるうちはへーきへーき!
目の前に反社が現れてないうちは何も起こらない!
↓兄オコエさんが税金と負け金をちゃんと払えますように!
巨人・オコエ瑠偉 大幅昇給も「増税が怖いので…」 倍増2400万円で更改も「ビタ一文使わない」/野球/デイリースポーツ online https://t.co/3um6dwodmJ #侍ジャパン #プロ野球 #NPB #DailySports
— デイリースポーツ (@Daily_Online) November 21, 2024
「野球面ももちろんそうですし」
「プライベートでも自覚を持って」
「過ごしていかなければと思います」
「いや…もう、ちょっと税金が怖いので」
「今はいろんな税金がありますし」
「物価も高いので」
「再来年ですかね、納税に備えて」
「ビタ一文使わないです」
あんまり種類を考えたことはないですが、いろんな税金ありますもんね!
税金分は残して負けましょう!
それにしても、このような球界・スポーツ界へのオンラインカジノの蔓延を見ると、釈然としない思いが燻ります。何故諸君は本業であるスポーツがありながらオンカジなどにこぞって手を出すのかと。皆さんが今仕事場でやっているソレ、それこそ「ちょっとしたゲームの勝ち負けで大金を稼げる」ギャンブルそのものじゃないですか。オンカジなんていう他人が作った操作しまくりのインチキギャンブルなどやらずとも、毎日がギャンブル三昧でしょう。
アレですか味変みたいなことですか。「ずっと野球だと飽きるなぁ」「気分転換にバカラしよう」「どっちでもいいならオンカジのが俺は楽だけど。笑」みたいな。それともアレですか、負けたときに出る脳汁が好きなタイプですか。打席に入るたびに5万円くらい払わないと脳汁が出ない的な。それは確かに不憫かもしれません。ギャンブルって負けたときのカーッとなるあの感じもイイんですよね。勝ったときもイイんですが、負けたときのカーッとなってグニャーっとなってチカラが抜けるあの感じこそが本当に癖になりますものね。賭けずに立つ打席なんて面白くも何ともないって言われたら、それはそうかなと思います。なるほどなるほど、賭けたいんですね。
どうでしょう球団の皆さん、もし選手の皆さんから希望があれば「日雇い形式」で給料をお支払いすることにしては。まず毎試合ごとに、年間の天引き経費的なものやらを選手から徴収して疑似的な「ベット」の気分を作り出し、試合結果に応じてその日払いをするのです。ベンチに戻ってきて剥き出しの札束とか手渡されたら、「得!超得!」「ベット相当あってるよね?笑」「コレで次の試合は倍プッシュしてください」くらいの闘志が沸き立つんじゃないでしょうか。全然ダメだった日に「今日は20万円負けたわー!」とか言いながら点棒(バット)折るのも楽しそうですよね。試合中の「ゾーン入ってる」「サイン出せ」「一打逆転」の意味も変わってきそうな気がしますよね。
以前呼んだ漫画「ONE OUTS」でも選手兼球団オーナーである主人公が「試合ごとに客から投票を募って、投票の多い選手にその場で現金を渡す」という支払い形式に改定したところ、ギャンブル依存症で身を持ち崩していた選手が「そもそも野球とはギャンブルだ」という本質に気づき、試合への異様な執念で大活躍を見せるというくだりがありましたが、まさにその通り。ファンやスポンサーからいただいたお金を球団がロンダリングして、人気度で微調整した額を払っているからわかりにくいだけで、プロ野球選手やスポーツ選手は本質的には「勝ったらいくら」のギャンブルをやっているのです。選手同士が賭け合っていないだけで。兄オコエさんやその他の博徒も、いま一度自分たちがやっていることの本質に目を向ければオンラインカジノなどやっている場合ではないはずです。目の前にあるソレは、自分が子どもの頃から得意で、勝てて、金になる合法のギャンブルなのです。最大級に勝てば1000億円規模があり得る大勝負です。ルーレット1点掛けだと当たる確率は2.6%程度になるわけですが(※実際はディーラーが狙って外してくるが)、皆さんなら野球で10%くらいはヒット打てるでしょう。ルーレットよりヒットのほうが当たるはず。何故わざわざグレーかつ負け濃厚のオンカジなどに手を出すのか。この期に及んで。
試合ごとに現金を手渡しする昭和のプロ野球みたいなやり方が法的に許されるのかはよくわかりませんが、大相撲だって相撲終わったあとに札束持って帰ってるんですから、やってやれないことはないでしょう。ホワイトは無理でもグレーならいけるはず。「グレーはGO」がオンカジ勢の合言葉ですので、これはもういっちゃうしかありません。試合前のミーティングだって作戦だの何だのよりも「今日のレートは20倍だ」って言われたほうが絶対に真剣味が増しますものね。だって、こんなにギャンブルを好きなのにそれ以外どうしろと?ですもんね。
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東京ドームでジャイアンツとカープが激突!
伝統の一戦を見逃すな⚾️#プロ野球 #ジャイアンツ #カープ #コニベット pic.twitter.com/p8S1q8pnil
競馬とか競艇の選手が趣味でオンカジやるならわかりますけどね!
たまには「駒」じゃない気分になりたいんだろうなって!
楽天の先輩から「別の先輩を見て」の正直コンボ連鎖に期待です!