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2025年08月20日08:00
東京が世界陸上を待っている!
いよいよ開幕まで1ヶ月を切った東京2025世界陸上。お盆の完全出社も厭わず休暇を貯め込んだ僕は、雷の呼吸・漆ノ型「火雷神」を放つ態勢で、世界陸上開幕の時を待っています。世界からやってくるスーパースターたちとそれを迎え撃つ最強の日本勢。失われし東京2020のぶんまで存分に楽しもうと思います。
そんな気持ちを盛り上げていこうとお出掛けをしてまいりました。ただいま東京都庁では世界陸上の開催を記念して、陸上の過去・未来を体感するミュージアムがオープンしているとのことで、所用で新宿に立ち寄った際に遅まきながら拝見してきたのです。
↓こちら国立競技場代々木第一体育館を手掛けた丹下健三さん設計による東京都庁です!
週末の都庁前は都職員もおらず閑散とした街です。新宿の繁華街からは1駅ぶんほど離れたこのあたりには人もおらず、ましてや世界陸上への気分を高めるためにミュージアムに行くような人などおるまい…そんなことを思いながらの都庁詣で。
しかし、その予感はいい意味で裏切られます。都庁前の広場にはたくさんの人がピクニック気分でくつろいでおり、ミュージアムのある展望台へと向かうエレベーターには長い行列ができています。「そうか、みんな世界陸上が楽しみなんだね!」と涙腺を緩ませながら駆け寄りますと、驚きましたよね、全員インバウンドの外国人観光客で。
どうやら東京都庁は無料で東京を見下ろせる展望台と無料で楽しめるプロジェクションマッピングが人気を博して、インバウンド観光客のホットスポットになっている模様。都庁で東京を眺め、新宿でご飯を食べ、歌舞伎町でナイトライフを楽しむ、その定番コースのなかに僕が紛れ込んでしまったと。まぁ、混まずに見られるのは結構なことです。
↓ということで、やってまいりました東京2025世界陸上 ワールドアスレティックス・ミュージアム「MOWA」!
↓入口には走高跳の世界陸上記録を体感できるのれんみたいな実寸展示!
↓壁面には走高跳と棒高跳の世界記録を体感できる実寸展示!
なお、この棒高跳の世界記録が展示を作ったあとに更新されました!
現在の記録は6メートル29センチ!
テプラで展示を修正しておいてください!
僕も割合この手のイベントに来ている手合いですので、ある程度の相場感は心得ています。「砲丸の重さを体感できたりするんやろなぁ…」「世界陸上の歴史とかを学べるんやろなぁ…」「今大会のメダルとか見られるんやろなぁ…」などと思いながら展示を見回るわけですが、そういった定番展示もありつつ、それを圧倒的に凌駕する物量で世界のスターたちの思い出の品が展示されておりまして、想定以上の充実ぶりです。
順路に沿って進めば世界陸上の歴史を記すパネルと、スターたちの思い出の品が時代ごとに連なり、過去から現在へとその歴史を歩んでいける仕組み。そのスタート地点で待ち受けるのは東京×世界陸上となれば外すことのできないスター中のスター、カール・ルイスさんの思い出の品と等身大パネルです。これを見に来たと言っても過言ではない品々に、さっそく撮れ高十分の手応えも。
さすが東京大会だけあって展示品も盛りだくさんで、いまだにこの大会の結果が世界記録として残る男子走り幅跳びマイク・パウエルさんのウェアなど大会を彩る選手たちの用具はもちろん、メダルやチケット、パンフレットに公式Tシャツ、アスリスターなる公式マスコットのグッズなどなど、この一角だけでひとしきり楽しめるほどの展示物が。早くもタダで見せるのはもったいないくらいの内容です。
↓1991年の東京世界陸上は何と言ってもカール・ルイスさんですよね!
↓当時の世界記録100メートル9秒86の認定証なども!
↓ルイスに追われている気分で記念写真を撮れるスポット!
1993年大会からはディバースVSオッティの同タイム対決の判定写真が、1995年大会からはパリ五輪の聖火点灯も務めたマリー=ジョゼ・ペレクさんのウェアが、各大会からスターたちの思い出の品が展示されており、何なら各大会ごとにハイライト映像でも見ながらまわりたいような気分。「あれ…この大会のあの人は…?」「あ、のちにクスリか」などサイレントキャンセルみたいな感じもなくはないセレクトではありましたが、まぁこれだけスターがいれば思い出は鮮やかに甦ることでしょう。
↓2007年大会のバトンを置いて大阪の思い出風に見せる2005年大会のアリソン・フェリックスさんの靴!
↓今大会も期待を集めるパリ五輪金のノア・ライルズさんが2019年大会で使ったウェア!
↓もちろんウサイン・ボルトさんのウェアと等身大パネルもありますよ!
2011年大会のウェアが展示してあったので、フライング失格の話とかで盛り上がるのもいいですね!
今見ても笑っちゃうくらいのフライングですので!
お楽しみの体験コーナーには案のじょ…じゃなくて皆さんの期待に応えるように、やり投げのやりを持ってみよう、円盤投げの円盤を持ってみよう、砲丸投げの砲丸を持ってみようのコーナーが。誰かが何かをやらかしたのか、この日はハンマー投げのハンマーを持ってみようのコーナーは何故か封鎖されていましたが、投擲4種目で3種持てれば大満足です。
しかもこのミュージアムでは持つだけではないさらなるお楽しみが。1万メートルとかで最後の1周になると鳴らすあの鐘、いわゆるジャンが展示してあり、実際に鳴らしてどうぞというお話しなのです。パリ五輪の北口榛花さんくらいの勢いで鐘を鳴らしましたらそれはもううるさ…高らかに鳴り響くこと。せっかくなのでジャンジャン鳴らして都庁に我来たるをアピールしてみるのもよさそうですね。
↓この鐘鳴らしていいんですか!いいんです!
このミュージアムは今見てまわった都庁2階のメイン会場に加えて、45階の展望室にも別口の展示があるとのことでそちらも拝見していきます。45階会場では東京大会以前のレジェンドたちの展示を中心に、さらなる思い出の品々が展示されています。こちらのフロアにマイケル・ジョンソンさんやセルゲイ・ブブカさんの用具が展示されていたりするので、両フロア見ないわけにはいかない配置具合はなかなかのやり手です。
そして、もはやお客さんが喜んでくれればそれでいいみたいな話ですが、高橋尚子さんのシドニー五輪金のゼッケンも展示されており、思わず戦績見返しましたよね。「Qちゃんの世界陸上は怪我で直前欠場のイメージだが…」「あぁ、5000メートルで出てたわ」「じゃ、レジェンドでOK」と細かいことはいいんだよの精神で堪能していきます。
↓QちゃんのゼッケンとMJのスパイクが堂々並ぶ黄金の展示!
↓等身大パネルももちろんシドニー五輪の写真だぞ!細かいことはいいんだよ!
そして45階だけのお楽しみとして、1991年東京大会の思い出の映像や栄光の日本人王者たちの映像を自由に見られるタッチパネルが。カール・ルイスさんの100メートルであったり、谷口浩美さんがコケちゃわなかったときのマラソンであったり、名場面の数々を存分に楽しむことができます。45階にはカフェやお土産屋さんもありますので、お茶なども楽しみつつ、記念撮影や映像展示で世界陸上への気持ちを盛り上げるのもいいのではないでしょうか。展望台から国立競技場を眺めるのもいいですね。いやー、ホント、タダとは思えないほどの充実ぶりで、閑散としているのがもったいないなと思いました!
↓1991年大会の名場面などを振り返ることができる映像展示!
↓谷口浩美さんにあんまりピンと来ない若者は映像展示をチェックしてください!
↓帰りにはお土産のしおりがあるのでもらって帰ってくださいね!
って、コレもQちゃんのシドニー五輪の写真!
えーい、細かいことはいいんだよ!
世界陸上も五輪も同じようなもんなんだから!
細かいことはいいんだよ精神で、東京五輪みたいな気持ちで楽しみます!






















ジャンをジャンジャン鳴らしたり、
体験コーナーもしっかり楽しみました。
男子の砲丸は片手では全然持てませんでした。
こんなの投げてる選手すごい・・・
地味な競技と思って今まで注目してなくてごめんなさい。
ハンマーは、上に引っ張って重さを体感してもらうつもりが、
横に引っ張るお客さんが多発して、
ケースごと倒れるリスクがあるので封鎖しているとのことでした。
実は、本当は別件で新宿に行ったのですが、
痛恨の忘れ物をしたため後日出直しとなり、
すごすご帰ろうとしたところ、
フモフモコラムの記事を思い出したのでした。
おかげで無駄足にならず、とても楽しいひと時を過ごせました。
フモさん、ありがとうございました!
フモさんはマラソン観戦の計画を立てていらっしゃるでしょうね。
おすすめの観戦スポット教えてもらえると嬉しいです♪