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2026年09月24日07:00
アジア大会観戦に行ってきました!
本日はお出掛けの記録です。「試合は見てないけど、騒動の話には注目してます!」というイヤーな勢力が元気いっぱいだと評判の、アジア大会愛知・名古屋2026の観戦に行ってきたのです。と言っても、愛知に乗り込んだわけではなく一部分散開催により東京で実施されている水泳競技に行ってきました。「愛知に行くまでではない」とおおっぴらに言いたいわけではなく、いまだ東京五輪の怨念が燻る心を冷たく癒すには、水泳が見られるなら願ったり叶ったりということで、むしろ選りすぐって近所に向かった次第。昨年の今頃は東京世界陸上を見て基本そこでいろいろ成仏はしてるんですが、怨念っていろんなところに残ってますからね!
↓ということでやってまいりました東京アクアティクスセンター!
折からの雨、連休終わりでの疲労感、さまざまな要因はあったのでしょうが、「まぁこんな感じでしょうな」という穏やかな賑わい具合で、現地は日本選手権くらいの盛り上がりです。一応人はたくさんいますし、のちほど会場で確認してみても売った範囲のチケットはおおむね売れており、スタンドにもしっかりと観衆は集っています。ただ、昨年の世界陸上には及ばないというか、そもそも及ぶべくもないというか、祝祭感というところには至りません。
来ている人も「あなたこういうの好きですよね」といった歴戦の猛者が多く見受けられ、「なんかわかんないけど盛り上がってるんで気になって来ました!」みたいな人は多くなさそう。まぁ、ぶっちゃけどこでチケット売ってるかもよくわからないですよね。ぴあとかが売り切れたあとも普通に公式チケットサイトでタンマリ売ってたんですが、それも意識されてないですよね。意識されてないあまりに、公式チケットサイトでまだ普通に売っているチケットがチケジャムあたりで高額出品されていたりして「悪意or愚か」って新作映画のタイトルが浮かびましたよね。
アジア大会は五輪以上の競技数(どうでもいいのが多いとか言わない)と選手数(多けりゃいいってもんじゃないのはその通りではある)が集う大祭りなのですから、その気になれば熱狂を日本全体に波及させることだってできそうなものですが、まぁそのあたりは「アジア大会(勝っても世界一では絶対にない)」といったあたりの限界値でしょうか。アジアで一番であれば事実上世界一という競技もないことはないものの、絶対ではないですからね。あるとすれば陸上や競泳での純然たる世界記録更新くらいでしょうか。なるほどこれでは悪いニュースばかりが目立つのも詮無きことでしょう。基本この手の大規模イベントでは一定数「粗探ししかしない輩」がいるのですが、それを興奮と熱狂でひっぱたくほどには盛り上がっていないので、結果的に悪いニュースが妙に目立つのかなと思います。なので「騒動は気にしない」がよいでしょう。世界から1万何千人も集まってるんだから、何もないわけないのです。探せばいっぱいある。選手も関係者も何かしらあると思って過ごすべき。それに動じないのも実力の一部。結局は「気になるのは熱狂が弱いから」です。その点については、もうちょっと頑張りたいなと思う次第です。
↓若干の地域イベント感は否めないものの飾り付けもちゃんとある!
↓そんなに売れてないかもだけれど一応食べ物だってある!
↓インバウンドはあんまり来ないかもだけれど英語の案内もしてみた!
雨に備えて頑張ってラミネート加工してるぞ!
英語の部分も頑張って紙を切って貼ってるぞ!
僕は17時開始の決勝セッションを観戦する予定で、若干遅刻気味ながら16時半頃には入口前に待機しておりました。しかし、行列はあれど前に進む気配はありません。開場が遅れているのか、開場を忘れているのか、列が動き出したのは16時45分くらいだったでしょうか。午前の予選セッションから見ている人はすでに場内にいるのかもしれませんが、17時の競技開始時刻が迫るなか結構な人がまだ会場の入口で列を成しています。
見れば入場ゲートではカバンを開けて点検するタイプの荷物検査や、空港みたいな金属探知機での検査のほか、水筒やらペットボトルを持っている人に対して「一口飲んでみてください」といった検査も行なわれるなどしっかりめのセキュリティで、わりと時間がかかりそう。傘をさしている手前「事前にカバンを開いた態勢」で待つのも面倒臭く、皆自分の番が来てから準備を始めるものですから、入場はだいぶ手間取る流れに。ようやく入場口をくぐったのは17時ギリギリとなりまして、急ぎプールへ向かうことになりました。いやー、時間があれば出展モノなども全部体験したいところですが、まぁ今日のところは見る専でいきましょう。
↓なのであんまり散策できていませんがキヤノンさんのフォトスポットです!
↓こちらはチェキ的なフォトスポットです!
↓奥にある葛飾北斎の「北斎漫画」の復刻展示が目を引くフォトスポット!
↓銭湯について伝えたいという熱気を感じるフォトスポット!
↓東京のスポーツ施設情報を伝えたいという意欲を感じるガチャ!
↓グッズ売店には相応の人だかりができていました!
いよいよ場内へ入りますと、場内はなかなかの熱気で満ちています。テレビに映る側のスタンドはおおよそ埋まり、反対側のスタンドもそれなりに人が集っている感じでしょうか。レイアウト上「椅子はあるけどもともと売ってない」という座席もある認識ですので、まぁこんなものでしょう。超満員大観衆とは言いませんが十分に盛り上がっています。その盛り上がりはもちろん日本勢の応援が中心なのですが、中国勢の勢いもかなりありそうな気配。中国選手の登場には大きな拍手や歓声があがりますし、国旗をもって熱烈に応援する人の姿も。なるほど「アジア大会」って感じがしますね。
↓アジア大会の表示もドーンと出ていて気分が出ます!
↓奥側のついたてのところから選手が登場してくる仕組みです!
↓10レーンからなるプールと奥側スタンドには参加国の国旗等が!
着席からほどなくして競技スタート。この日最初の種目は日本から池江璃花子さん、池本凪沙さんが出場する女子100メートルバタフライ決勝です。早速のスターの登場で場内も大いに盛り上がります。池江さんが5位、池本さんが6位と惜しくもメダルには届きませんでしたが、まずはしっかり泳ぎ切りました。この日は男女混合のメドレーリレーもありますので、そこに懸けてもらいたいところです。
つづいて行なわれた男子100メートルバタフライ決勝では、ビッグな嬉しいニュースが。この種目に登場の光永翔音さんが後半まくって1着入線、しかもその記録が50秒56という日本新記録に!松元克央さんも3位に入り、日本勢のダブル表彰台となりました。1レーンという「競泳のレースとしてはそんなに強い選手が入りそうな感じはしない枠」ながら、前半を2位の好位につけ、後半の50メートルに入って先頭に立った光永さんのレースには、会場からも絶叫のような歓声があがり、素晴らしい雰囲気を堪能することができました。気持ちよかった!
↓日本記録を更新した光永翔音さん!
↓日本勢が抱き合って喜ぶ美しい絆!
↓表彰台でも堂々の金を受け取りました!
↓だいぶ仲良しさんなんですね!楽しそうで何より!
日本勢の活躍は見事なもので、その後も女子100メートル背泳ぎでは白井璃緒さんが銀、男子200メートル自由形では村佐達也さんが銅、女子100メートル平泳ぎでは鈴木聡美さんと加藤心冨さんで銀・銅を獲得。女子400メートル個人メドレーでは成田実生さんが銅とし、この日実施の個人種目6種目中5種目で表彰台に上がってくれました。「アジア選手権だし」と言われればその通りですが、日本競泳陣がひところの苦しさから脱して、若い世代の台頭がしっかりと見える状況となっており、ロス五輪へ向けても上昇機運を覚えます。ここまでの日程のメダリストを見ても、男子100メートル平泳ぎで同着金の大橋信さんが17歳、日本のエースである男子200メートル個人メドレー金の松下知之さんも21歳ということで、まだまだここから強くなる想定の選手たちがあと2年かけて臨むロス、これは大変楽しみです。その若き一角にまたひとり光永翔音さんという新星がきらめいた、やがて自慢になる観戦となったかなと思いました。
さぁ、こうなると女子100メートルバタフライでメダルを逃していた日本勢も、何かしらいい結果で気分よく帰りたいもの。そして、それにうってつけの舞台も整っています。この日の最終種目・混合4×100メートルメドレーリレーには、先ほど女子100メートルバタフライで5位・6位の池江さん池本さんがそのままメンバー入りしています(バタフライと自由形)。日本のオーダーは、最初の背泳ぎに今大会個人で銀の竹原秀一さん、つづく平泳ぎに個人金の大橋信さんと入る前半型の布陣。後半は女子選手がふたりつづくオーダーですので、前半でしっかり差をつけてそのまま逃げ切りたいところです。
迎えたスタート、背泳ぎでは浮き上がりから身体半分ほどリードする中国に対して日本は2位で食い下がり、1秒63の差で平泳ぎにつなぎます。日本は金メダリストの大橋信さんが少し詰めて、1秒21差でバタフライの池江さんにつなぎます。中国も男子男子女子女子のオーダーで、3泳・4泳は日本と同じく先ほど女子100メートルバタフライを泳いだ選手たち。ここはそのレースでの差をそのままなぞるようにして、日本は2秒74差でアンカーにつなぎます。中国を逆転するのは少し厳しく、逆に最後の自由形に個人銀の男子選手を残している韓国との差が6秒66というのが気になるところ。個人種目での自由形100メートルのタイムをそのまま当てはめれば韓国が逆転する計算で、これは文字通りのアンカー勝負です。
ここで池本さんが粘ります。前半の50メートルでは中国との差が変わらず、韓国の追い上げも3秒17に留めており、折り返してのリードはまだ3秒53あります。勝負の後半。韓国の追い上げの体感速度、計算上の差、テレビ中継では解説の萩野公介さんが「これはきますね」「これはきたわ」「いやーこーれーはー」と負けを覚悟するかのような呻き声をあげています。現地でも「あげろー!」「逃げろー!」「あー!」などの悲鳴があがりますが、池本さんは粘り込んで2位入線!単純な比較はできませんが、池本さんが個人自由形100メートルの決勝で出したタイムが54秒64だったのに対して、このリレーでのラップは53秒79でした。アンカー勝負で見事に日本が勝った、勝利の銀、そういっていい内容だったと思います。終わりよければすべてよし、このレースもこの日全体も、とてもイイ気分の締めくくりとなりました!
↓表彰式で銀メダルに笑顔を見せる日本チーム!

↓表彰台はもう少し大きくてもよかったかもですね!せめてリレーのときだけでも!

↓金メダルの表彰式やリレーの表彰式など現地の雰囲気を動画にまとめました!
もう一回くらい行きたいですね!
名古屋には行かないかなと思いますが!
とまぁ、大変希望に満ちた気分のいい観戦となりました。このあとに控える種目では男子の4×100メートルメドレーリレーに「銀・金・金・200で銅」といった強い布陣が組めそうで、妥当中国という大きな目標へ向けても一筋の光が見えてきたようで楽しみです。自国開催での金&日本新という名場面を見られてまたひとつ成仏も進み、とてもよかったなと思います。皆様、特に愛知周辺の皆様、「何かトラブルが起きるかも(ワクワク)」みたいな邪念でもいいので、一度行ってみると楽しいんじゃないかなと思います。トラブルを熱狂で吹き飛ばす、そんな開催国の姿、見せられるといいなと思います!
飯と宿と足が立派であることよりも、大事なのは試合そのものです!























東京五輪の水泳観戦チケ、当たってたのに・・・。怨念継続です。
さすがフモさん、現地観戦ぬかりなしですね!
水泳もまた強くなってきてロス五輪も楽しみです。