スポーツ見るもの語る者〜フモフモコラム

柔道

中村美里ほんのり笑顔の銅!「金が欲しかった」悔しさと矛盾しない「この銅を大事にする」という素敵な想いの巻。

07:12
その銅メダルを大事にしてください!

大きな国際大会のたびに巻き起こる「柔道とは」論争。何故こんなものが勝ちになるのか、何故相手は逃げてばかりいるのか、日本の代表が負けるたびに怒りの議論が国内では巻き起こりました。世界の認識であるところの「洋服を着て、背中を地面につけたら点が入るレスリング」と、日本の認識であるところの「相手を投げ、組み伏せて、屈服させる武道」との違い。そこには埋まらない溝がある。

ただ、それはそれでいいと思うのです。日本には日本の柔道があっていい。勝ち負けを決める際には多少不利というか、勝ちに徹底していない部分があっても、哲学とか主義主張が優先されていい。「勝たなければ意味がない」という向きはあるでしょうが、何を一番大切にするかは人それぞれです。

その意味で、しっかりとした攻撃で相手を投げ飛ばすことができなかったなら、力不足として受け止めるしかない。日本柔道が勝つときは、圧倒的なチカラで。一本で決めるような戦いで勝つ。井上康生の金も、谷本歩実の金も、野村忠宏の金も、●●●●(※服役中につき自主規制)の金も、そうだった。相手を畳に叩きつけたまま突き上げるガッツポーズ。「金以外は負け」というのは、そこまでのチカラをつけるという意志表明。勝てなかったら、引き分けも惜しいもなく、負けなのです。

柔道女子52キロ級・中村美里さん。かつてのスーパー女子高生も北京銅の無念、ロンドンの初戦負けの屈辱を経て、25歳三度目の五輪。準々決勝では延長戦をフルに戦う8分間の死闘を越え、再び金に挑んだ準決勝。ともに世界を制した、優勝候補同士の激突は、試合開始直後に中村さんが極端な防御姿勢ということで指導をもらい、結局その指導ひとつの差だけで終わりました。負けなかった。相手は逃げていた。相手に指導があってもおかしくはなかった。しかし、ポイントを奪うこともできなかった。それは日本柔道としては「負け」であり、仕方ない。

柔道男子66キロ級・海老沼匡さん。前回銅メダルの実力者は今回も準決勝まで難なく進出。しかし、そこで勝てなかった。試合途中で相手に指導が行き、それで優勢勝ちが見えてしまった。逃げ切りを狙うのは当然としても、どこかでポイントをとってハッキリ勝つという意識ではなく、繰り返される相手の見栄えだけ派手な投げに「掛け逃げだろ!」とアピールすることに夢中になってしまった。審判員に向かって「掛け逃げでしょ!」と文句を言った瞬間、カウンターでとんできた「お前、技出してないだろ!指導!」のジェスチャー。勝ちではなく、優勢勝ちを意識したことで、海老沼さんの金は遠くに行きました。結局は、延長まで進んで、無理な態勢の投げを打ったところを返されての敗退。もったいない戦いだったけれど、これは日本柔道では「負け」であり、仕方ない。

それでも銅や銀に価値がないかと言えばそうではない。自分の心には「金以外は」という想いがあっても、周囲の人はそうでもない。銀でも銅でも「へー、これが五輪のメダルなんだ」という興奮は変わらないし、「すごくすごく頑張ったんだね」という労いは変わらない。祝福の気持ちは変わらない。金ならもっと大きな声で、とは思いますが、やはり「おめでとう」と言いたい。

時代を追うごとに柔道で勝つことは難しくなっています。今大会では地元ブラジルの頑張りはもちろん、日本人指導者を得たイタリア勢の躍進などさらに柔道が世界に広がり、受け入れられている感触が強まっています。重量級においては、本命候補になることも少なく、日本の苦戦がつづいています。それはとてもいいことです。発祥の地が永遠に絶対強者でありつづけるなんてことは面白いはずがなく、日本にとっては辛いことですが、今のJUDOの流れは正しい発展の道のりです。

だから、手の平を大きくまわしながら応援していきたい。

戦う前はもちろん日本の誇りを掲げ、日本の柔道家の「金」を祈ります。微妙な試合で負けようものなら、「こんなのは柔道ではない」と憤りもするでしょう。しかし、すべてが終わって、金でなくても銀や銅に届いた選手がいれば、それはほかの競技と同じように祝福したい。手の平クルクルーで銅を大喜びしたい。

選手にもそうあって欲しいと思います。もちろん悔しいでしょう。金が欲しいでしょう。しかし、銀も銅も特別なもの。4年で3つ、柔道なら4つ(※銅2個)しか生まれない特別なものです。世界の全員がそれを獲りたいと、命を懸けて臨む品物です。片手間に、しぶしぶもらうようなものではない。

中村美里さんが表彰式でほんのりとした笑顔を見せたあとに残した「色んな思いをして獲ったメダルなので大事にしたい」という言葉。この素晴らしい言葉を、日本の柔道家全員に贈りたい。悔しさと喜びを矛盾なく受け入れるための言葉として。

「金が欲しい」という想いは永遠に消えないものであっても、「このメダルを大事にする」という想いはそれと矛盾しない。

「金が欲しい」と「銅を大事にする」は矛盾しない。

「金を獲ってほしかった」と「銅メダルおめでとう」は矛盾しない。

あるのとないのとでは全然違うメダルを、大きな声で祝いたい、そう思うのです。

銅メダル、おめでとう!

↓美里ちゃんおめでとう!銅メダルだ!


海老沼さんは、まぁ、うん、おめでとう!

あの準決勝は帰国後の説教対象だと思いますが、とりあえずおめでとう!

帰国後に厳しい説教があると思うけど、今日はおめでとう!


↓最高の笑顔じゃないかもしれないけれど、笑顔が見られて嬉しかった!

笑ってるね!うん、笑ってる!

糖尿病向けの食事くらいすごい薄味だけど、これは美里スマイルです!

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出場全階級メダルは悪くない!最終的に金が2個くらいあると嬉しいです!

誤審をも潔く受け入れたと認識されている男・篠原信一氏が、クイズ番組で実は全然潔くない本質を堂々披露した件。

12:20
潔さの360度対極にある概念的存在、篠原信一!

移動日で日本シリーズの試合もないというタイミング。ちょうどいい機会がありましたので、かねがね世間に流布している誤解を解いておこうと思います。時は遡り2000年、今から14年前のシドニー五輪の話です。この大会、今も語り草となっている世紀の大誤審が起きます。柔道男子100キロ超級決勝、篠原信一VSドゥイエ戦での内股透かしの見逃しの件です。

この試合、日本側では完全に一本だと思った篠原さんの内股透かしが、逆に相手のポイントと判定され、篠原さんが敗れたというものでした。当然、日本側の首脳陣は猛抗議しますが、判定が覆ることはありません。篠原さんは表彰台で涙を流し、それを報じる日本のアナウンサーも涙ぐむ、無念の銀メダルとなったのです。

篠原さんは試合後、こう語りました。「自分が弱いから負けた」と。

ここに訂正のポイントがあります。この名言、一般には「判定にも相手にも不平不満を言わない潔い男の言葉」として受け止められているかと思います。しかし、実態は若干違っている模様。各種講演会での発言などを踏まえると、この発言は「あの投げで勝ったと思ったのに勝ってなかった。え?え?え?おかしいやろ?何でや?何でや?もう勝ったやろ…という不平不満にとらわれてしまい、もう一回投げ飛ばしてやろうという風に気持ちを切り替えられなかった」という心情から出たものらしいのです。

不平不満を一切漏らさぬ男気というよりは、不平不満にガッチリととらわれたことへの後悔からの言葉。そうです、篠原さんは取り立てて潔いわけではなく、むしろ逆なのですが、一周まわってイイ感じになってしまっているだけなのです。にわかには信じがたく、信じたくない話かもしれませんが、真実は得てして不都合なもの。まさか、大誤審と同時に大誤解も発生していたなんて。

そんな篠原さんは27日、フジテレビの「ネプリーグ」なる番組にご出演。ここで篠原さんは、遺憾なくそのイサギワルさを発揮してくれました。この辺のイサギワルさを、あの試合中ずっと脳内でやっていた…今こそ世間にもそうした視点を持っていただきたい。そう思い、僕はその一部始終を記録することにしたのです。

ということで、「あんなに潔かったら銀メダルまで行けないよな」と納得感を覚えつつ、27日のフジテレビ「ネプリーグ」から篠原さんのイサギワルさをチェックしていきましょう。


◆元柔道選手・柔道解説者、現・産業廃棄物監視員!それが篠原信一!

男性アスリート、女性アスリート、インテリ芸能人という3チームに分かれてクイズで競い合うという今回の「ネプリーグ」。男性アスリートチームを構成するのは、武井壮さん、花田ナントカ(書けない/旧・勝氏)さん、前園真聖さん、そして篠原信一さん。「む、フモフモが好きそうな人選だな」とウチのHDDも気を利かして録画を開始します。

篠原さんは持前の巨体をチェックのシャツで包み、一日中公園にいる人風のファッションでご登場。天理大出身の頭脳を活かし、クイズに果敢に挑戦します。自分が正解すれば自分で自分を褒めちぎり、自分が外せば他人に罪をなすりつけ、他人が外せば徹底的にそれを責め立てるという、サイテーのイサギワルさを披露しながら…!

↓脳内にフワッとこの表情を残しておくと、よりサイテー感が際立ってオススメです!

どこかで見たことがあるんだけど…思い出せない…。

しりょうのきし、とかかな…。

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篠原さんはオープニングクイズ・有名人出身国当て問題で、国会で演説を行なった際のブータン国王の映像を見て「(出身地は)ブータン!」と即答。いきなり正解を叩き出したことで、体格的にだけでなく、心情的にもだいぶ頭が高い感じになっていきます。

セカンドステージは漢字書き取りクイズ。まずチームの先鋒として登場したのは前園真聖さん。前園さんは順調に正解を重ねますが、「灯台モト暗し」という問題に「元」と回答し、外してしまったのです。このお手付きをネチクチ責めるのは、もちろん篠原さん。自分自身も次鋒回答者として同じ問題に挑み、「本」で外すわけですが、篠原さんは徹底的に前園さんのミスを責め始めたのです。

↓俺が悪いんじゃない!ゾノが悪いんだ!それが篠原さん一流のイサギワルさ!

篠原:「灯台は書けるんだけど、モトがわからん」

篠原:「本!」

(残念、不正解)

(ほかの共演者の回答を見る立場に戻り、余裕が出てくる)

篠原:「(他人への問題を見ながら)コレはわかる!」

篠原:「(他人への問題を見ながら)コレはわかる!」

篠原:「(他人への問題を見ながら)コレいけるコレいける」

篠原:「(他人への問題を見ながら)コレは書けるな」

篠原:「(他人への問題を見ながら)コレはもうOKですね!」

篠原:「(他人が外すのを見て)ちょっとちょっとちょっとちょっと」

(何やかんやで男性アスリートチームはクリアならず)

篠原:「(僕なら)書けてましたけどね」

篠原:「言い訳じゃないですけど、ゾーノが!わけわからん間違いをするから!」

篠原:「ゾノが悪いんすよ!!」

篠原:「ゾノが!!」

この人サイテーだwwwwwwwwwww

潔くも何ともなく、サイテーwwwwwwww

可能な限りマックスまで他人を責めるタイプwwww

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篠原さんは、とかく何につけても不平不満を漏らしつづけます。女性アスリートチームへの出題を見ては、「こっちの問題、簡単すね?」「こんなんメチャメチャ簡単やん!」「こらアカンわ!」「俺、今、(女性アスリートチームへの問題なら)6問当たってるもん」などの文句&文句オンパレード。これには出題者の林修先生も「レベルは揃えてます!」と反論をせざるを得ない状態です。

さらに次のステージがまたヒドイ。インテリ芸能人チームに対して、「五輪個人種目で金メダルを獲った日本人女性選手を答えよ」という問題が出題されたときのこと。「ヤワラちゃん…何だっけ名前…」と詰まるほかの出演者を見て、篠原さんは「ヤワラちゃんとしか呼んでないから、名前出てこんのですよ」と高笑いをしていたのです。じゃあ、ならば答えてもらおうとなるのは自然の流れなわけですが…

↓篠原さんは柔道の女子金メダリストの名前で完全に詰まる!
(ヤワラちゃんは、やっとこさ谷亮子さんと答えが出る)

アナ:「それではモニタールームに詳しい方がいるので聞いてみましょう」

アナ:「篠原さん、柔道はまだいらっしゃいますよね!」

(字幕で「柔道・元日本代表監督」と表示)

篠原:「そんなフリ止めてくださいよ(笑)」

アナ:「篠原さん!女子柔道57キロ級!」

篠原:「57!?えーと、あの、アレですよ」

篠原:「えーと、わかってるわかってる!」

篠原:「顔は出てきてんねんけど!」


(編集で長考部分をカット)

篠原:「松本薫や!!」

※松本さんが金を獲ったロンドン五輪の男子日本代表監督が篠原さんです。
※男子を見るのに忙しくて、女子は見てないんです。
※男子ならわかるんですけど、女子は縁遠いのです。


そして篠原さんは最終ステージに臨みます。ここでも「お兄さんがダーン」などと言いながら、前園さんもしくは花田ナントカさんが失敗してチームが負けるであろうことを予言する篠原さん。予言通りに花田ナントカさんのせいでチャレンジが失敗に終わると、ここぞとばかりに「結局お兄さんが遅いからですよ!」と指摘し、またも「俺は悪くないアイツが悪い」の念押しをしてみせたのです。

どうですか、このイサギワルさ。もちろんこれは番組演出上、面白くなるよう意図的に言っている部分もあるでしょうが、話半分に見積もっても「自分が弱いから負けた」の潔さとは真逆であることがご理解いただけたのではないでしょうか。上のほうにある画像、しっかりと心に焼きつけていただければ幸いです。

↓そして篠原さんは最終チャレンジで、チームから全権を委任され、外し、非を認めることを渋った!
(チーム全員で二択に答えていくステージ)

花田:「俺とゾノはもうついていくだけです」

武井:「じゃ、篠原さんが言ったほうに行きましょう」

篠原:「はい……わかってたら教えてくださいよ?」

武井:「弱気じゃん!」

篠原:「わかりました!いきましょう!」

アナ:「第1問、日本で多い挙式形式は?教会式?神前式?」

(全会一致で教会式と回答し、正解)

アナ:「第2問、多いのはどっち?スイミングスクール?ダンススクール?」

篠原:「ダンス!ダンス!」

(篠原さんのキメもあって見事に正解)

アナ:「第3問、日本で多いのは?パチンコ店?ガソリンスタンド?」

篠原:「パチンコ!パチンコ!パチンコや!」

(残念、不正解)

一同:「俺はスタンドかなと思ったんだよな」

一同:「俺も思いましたね」

一同:「俺も」

一同:「僕もそう思ったんですけど」

篠原:「いや、俺パチンコって言ったけど、みんなが、そうだよね!パチンコだよね!ってみんなが言ってたよね!」

篠原:「大体、人のせいにするとか、そんなの絶対アカン!」


篠原:「スポーツマンとして絶対アカン!」

一同:「ずっと人のせいにしてたじゃん!」

前園:「僕はシノさんが悪いと思いますけど…」

篠原:「パチンコのほうが多い気がするけどなぁ!!」

一同:「最後くらい認めてくださいよ!」

篠原:「ホンマ、すんませんでした!!」

ダメだwwwwwwwヒドすぎるwwwwwwww

パチンコ屋ばっか行ってる人の回答wwwwwww

この日だけじゃなく、どこで見ても大体この感じの人物wwww

シドニー五輪の決勝だけが別の印象を残してて違和感wwww


↓今改めてコレを見ると、「泣くほどのアレじゃない」という感じがしてくる!


逆にこのときだけ「自分が弱いから負けた」って言うのはズルイわwww

世間も完全にコロッと惚れ込んでしまいましたやんwwww

今後は「自分が弱いから負けた」の前に、「●●が悪い」を3つくらいつけて、一周してから自己反省に向かっている体でイメージしていきましょう!

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今後は谷さんのように、ケラケラ笑いながら見る感じでいいと思います!

柔道世界選手権で日本の高藤直寿さんがポイントを消される不可解判定も、指導陣は見事に悟り切っていた件。

12:17
日本柔道が新たな悟りのステージにたどり着いた!

長い雌伏の時を経て、日本柔道は強くなって帰ってきました。25日から始まった柔道世界選手権。初日の競技では、女子48キロ級では弱冠19歳の近藤亜美さんが優勝。連戦連勝、怒涛の攻撃。世界ランク1位の前回王者を前にしても、スパーンと切れ味鋭い技でポイントを奪い優勢勝ち。準決勝・決勝も攻めの柔道で危なげなく勝利し、谷亮子さんの後継者として一躍リオ・東京のスター候補へと飛躍しました。

そして男子も60キロ級で21歳の昨年の世界王者・高藤直寿さんが銅メダルを獲得。初戦で前歯を折り、準決勝では二度に渡り技の評価が下げられ、さらに3位決定戦では折れた前歯で口の中をザックリ切るという踏んだり蹴ったり投げられたりの一日でしたが、しっかりとメダルを持ち帰りました。東京五輪を視界にとらえる年代の選手が、すでに世界王者として君臨している。頼もしいかぎりです。

そこには日本柔道の改革が功を奏しているに違いありません。

2012年に発覚した指導者による暴力問題。いい加減下半身も枯れているだろう70代の理事による、女子選手へのエレベーター内御達者キス事件。助成金の不正受給問題。金メダリストによる準強姦事件。数々の事件で衆目を賑わせ、立て直しのために外部理事として起用したのが最近話題の橋本KISS聖子氏だったという体たらく。不祥事、不祥事、不祥事アンド不祥事。これがパスドラだったら10万点くらい一気に入る感じの大コンボでした。

しかし、あふれ出た膿は改革の原動力となったのです。その成果は、試合場での悟りとなって現れていました。高藤さんが準決勝で見舞われた不利な判定。本人は両手を広げ、「何で取り消されたんですか!」と激高します。しかし、指導陣は夏の終わりのセミでも見守るように、静かに現実を受け入れていました。「さ、悟ってる…」という戦慄。歴代の指導陣が揉め事のたびに両手を挙げ、日本語で荒れ狂ってきた柔道界。しかし、現体制は落ち着きと知性に満ちている。柔道界の悟りは日本の希望、東京の希望。僕はその見事な悟りっぷりに「一本!」の判定を送りたいと思うのです。

ということで、荒ぶる本人と冷静な指導陣のハーモニーを、25日のフジテレビ中継による「柔道世界選手権 男子60キロ級」からチェックしていきましょう。


◆過去の指導陣とは一線を画す悟りの精神!さすが井上康生体制だ!

繰り返されてきた悲劇。判定を巡る日本VS世界のすれ違い。2000年のシドニー五輪では篠原信一(※元柔道指導者、現産業廃棄物処理会社経営)が、内股透かしという技で一本を取ったかに見えたものの、審判からは逆に相手の内股が評価され、無念の銀。当時の山下泰裕監督は、両手を上にあげるジェスチャーで世界に抗議の意を示しました。

また、2007年の世界選手権では「転がし合いの末に最後に背中をついた方が負け」という世界の潮流に乗ることができず、先に投げて勝ったつもりの日本選手が、もつれ合いながらコロンとひっくり返されて負ける事態に。当時の斎藤仁監督は、やはり両手を上にあげるジェスチャーで世界に抗議の意を示しました。

↓これが柔道界伝統の抗議方法です!


手を勢いよく上げる

「イッポーン!」などと叫ぶ

引っ込む

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そして2010年、ロンドン五輪。この大会では篠原氏の誤審などが契機となって導入されたジュリー制度が大活躍。柔道男子66キロ級の海老沼匡さんの試合では、試合中の海老沼さんの技が有効と認められなかった上に、その技によって有利と見られた旗判定でも敗れるということがありましたが、ジュリーの指摘で旗判定が引っくり返ったのです。当時の篠原信一監督は、やはり柔道界伝統の抗議で何やら叫んでおりましたが、それとは関係なく判定が引っくり返るところまで、状況は改善されてきたのです。

↓篠原監督の柔道界伝統の抗議は、もはやあってもなくても問題なくなった!


手を勢いよく上げる

「ユウコーウ!」などと叫ぶ

着席する

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迎えた2014年。監督に就任した井上康生氏は、悟りを開いた仏の表情。日本代表の高藤が、地元ロシアの観衆に後押しされるムドラノフ選手にポイントを奪われても表情を変えることはありません。そして、試合中盤、高藤は大腰でムドラノフを投げ飛ばします。放送席も一瞬、一本かとわいた豪快な投げ。主審はコレを技有りと判定しますが、のちに有効へと訂正します。

ムムム、なるほど、主審の判定がジュリーによって格下げされたようですね。これは別に主審が意地悪で考え直したりしているわけではありません。ジュリーの指示です。まぁ、確かに「技有りというほどではない」とする意見もあるでしょう。強さ、勢いはなかなかのものがありましたが、ムドラノフは自ら回転して背中をつけないように身体の側面で着地していましたから。講道館ルールなら一本を取ったでしょうが…。

しかし、それでも高藤は攻めます。なにせ、幕間には小学校の卒業文集での「ぼくの将来の夢は、柔道でオリンピック五連ぱして、柔道を通じて国際交流を深めることです」という壮大な夢が紹介されたのです。こんなところで負けてはいられない。五連覇、そして国際交流のために攻める高藤は、相手を強引に投げ倒し、主審から有効の判定を引き出します。が、これも副審・ジュリーには評価されずポイント取り消しに。

その上、試合終了間際には気が抜けたように後ずさりした高藤の動きが、「場外に出た」ということで指導の対象に。その時点ではポイントで並んでいましたが、判定となれば指導の差で決着することになるのです。絶望的なマイナスポイント。高藤は判定に翻弄されながら、アレヨアレヨと負けてしまったのです。

↓高藤さんは試合終了直後から激しく抗議する!しかし、指導陣は動かない(7分30秒頃から)!


両手を広げて主審にアピールする白い柔道着の高藤さん

観衆に対してもアピール

しかし、地元ロシア選手の勝利に観衆は沸いている

井上康生監督は着席したまま「うーん」と沈黙

井上監督、クチをモーニョモーニョする

おさまらない高藤は首をひねりながら畳を降りる

コーチに不満をぶちまける高藤

コーチ:「取り消されたんわかった?」

高藤:「わかんないっす!何であれが取り消されたんですか!?」

コーチ:「尻もちやったからや」

のちほど井上監督はジュリーに話を聞きに行くも撤退

これ以上抗議はしない意志を示す

試合後の井上監督の談話:「高藤も私もこの悔しさを決して忘れない。絶対的な強さを持つ選手、チームを作るエネルギーにしたい」

悟ってるwwwwwwwwwwwww

これは相当に悟ってるwwwwwww

コーチに至っては特に不満そうでもないwwwww

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どうですか。ルール面での誤解とかズレという話でもなく、ジェスチャーでアピールするというわけでもない、立派な国際人としてのこの振る舞い。「ココは判定が正しい」「ココは納得がいかない」というのをしっかりと把握した上で、それを対話で伝えることができる。そして、対話を経て潔く引き下がる冷静さもある。これは日本柔道界の大きな進歩ではないでしょうか。

IJFの国際ルールを見ても「一本」には「相当なチカラ」と「相当なスピード」で「相手の背中を」叩きつけるリアルインパクトが必要であるとしています。そして、そこからひとつ要素が欠けると「技有り」に、ふたつ欠けると「有効」になるとしています。そして上半身の側面を叩きつけた場合は「有効」であるとも。とにかく背中。柔道は「相手の背中を地面に叩きつける」競技なのです。その意味で、厳しい判定ではありますが、背中を守り切ったムドラノフが一枚上手だったように思います。

そのあたりを踏まえ、冷静な悟りっぷりを見せた日本柔道界の指導者たち。かつての指導者たちは「心眼を鍛えるために体育館の電気を消せ」「マスクで顔と呼吸器を覆え」「さぁ心眼を開くのだ」などと言っていたり、前任の監督は「自分自身で頑張れよ」「強くなりたかったらお前ら自分でやれよ」「わからないことを聞かれても困りますけど」などと言っていたことを考えると、現体制の立派さが際立つというもの。今後の日本柔道の躍進、大いに期待できそうですね。

↓なお、本人はそんなことより歯医者に行きたいとのことです!

これがホントの歯医者復活戦ってか!

歯は復活しないんですけどね!


抗議を足場に「チャレンジ制度」を導入させるのが次なる悟りです!

「意識低い系」専務取締役・篠原信一氏の経営する株式会社マイドスに転職を検討するも、今回はご縁がなかった件。

07:00
意識低い系のみんな、株式会社マイドスに集まれー!

僕は「意識低い系」の人間です。向上心はなく、努力とは無縁。目標も野望も特にありません。普段考えているのは「3億あれば仕事しないですむのにな」ということだけ。ニューヨーク・ヤンキースが僕に年俸3億円を払ったなら、その振り込みを確認した段階で両腕の靭帯を部分断裂する準備があります。片腕で十分なのですが、確実にあと腐れなく退職するために両腕を逝く覚悟があります。(※なお、最初は「全断裂」と書いたのですが、それはキツイなと思って書き直すレベルには意識低いです)

そんな僕は最近、人生の行き詰まりを感じています。僕はこんな感じですので、人に誇れる仕事というものを一度もしたことがありません。日々成長したりするわけでもないので、いい年して若い子とどっこいどっこいの能力しかないのです。若くもなく、やる気もなく、能力もないくせに、無駄にキレのある辛口という迷惑属性の重ね掛けにより、職場でもアンタッチャブルな腫れ物となってきています。本格的に足元が危ない!

しかし、転職をしようにもアテがありません。まず面接のときに、「仕事はしたくないのですが給料はほしいので来ました」という本音を隠す自信がありません。僕は、ウソをついてまで幸せになりたくはないのです(←無駄に男前)。そして、何ができるのか?と問われたときに、何も提示できるものがないのです。まぁ「御社のSNS活用において云々」的なことを言えば田舎の会社に引っ掛かるかもしれませんが、どっちかって言うと「炎上」のほうが得意なタイプですからね。僕は、給料分以上に会社に迷惑をかけるつもりはないのです(←無駄に誠実)。

そんな中、僕の転職先として急浮上してきた企業があります。それが奈良県大和郡山市にある産業廃棄物管理業務を行なう株式会社マイドスさま。マイドスさまは、シドニー五輪・柔道銀メダリストの篠原信一氏が経営する会社なのですが、ここはよさそうです。とにかく篠原専務(※代表は奥さま)の意識が猛烈に低く、逆に僕のほうがモーレツ社員みたいになりそうな雰囲気。

産業廃棄物管理という業務内容も、「人間と話したくない」「プレッシャーを感じたくない」「音楽とか聴きながらできそうな仕事」という希望にピッタリ。ひょっとして売りさばける個人情報のリストとか、うっかりゴミに混ざっているかもしれませんし、ちょっと宝探しみたいでワクワクしてきますよね。ちょっと真剣に検討してみたく思います。

ということで、「履歴書 嘘じゃない範囲で やる気 アピール 上手い言い方」をグーグル検索しながら、常務の経営姿勢などについて17日のフジテレビ「アウト×デラックス」からチェックしていきましょう。


◆清々しいまでの意識の低さ!意識低い人生相談とかの需要を感じる!


「意識高い系」と「意識低い系」が同じ社会で生きている不幸。世間には強引に意識を高めようとする書籍やコンサルタントがあふれています。ダメだ。息苦しい。陸に上がったサンショウウオのように、動きがどんどん緩慢になっていく。誰か、意識低い軍を率いる猛将はおらんのか!?ダメな子にはダメな子なりのリーダーが必要なのだ!!

↓僕らのリーダー、それは株式会社マイドスの専務取締役・篠原信一氏!

ゴミの営業っていうとゴミを売りに来た人みたいだし、篠原氏なら実際あり得る感じもするが、違うぞ!

ゴミ廃棄の面倒事を請け負ってくれる会社なのだ!


↓株式会社マイドスはひっそりと篠原専務を推しているぞ!
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ちなみに、篠原氏がゴミを担いで持っていきそうなイメージだけど、違うぞ!

ゴミの廃棄作業をコーディネイトして、処理業者を手配したりする中間管理業務がメインだぞ!

最強!日本柔道〜ロンドンへ 柔道家 篠原信一の挑戦(DVD)

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スタジオに登場した篠原氏はジーパンに白いTシャツという、往年の吉田栄作さんみたいなスタイル。アイフルとかアコムの無人契約機とパチンコ屋を往復している人によく見られる簡素なファッションです。「早速、金の無心か?」と視聴者が訝しむ中、トークは「篠原信一は昼キャバにハマっている」という地面スレスレの低さから始まります。

↓以下は、アコム⇒パチ屋⇒アイフル⇒キャバクラというルートで一日を過ごしている人の言葉ではありません!柔道のメダリストです!

篠原:「(昼キャバには)ハマってませんからね!」

篠原:「行くのは行きますけど」

篠原:「行くっていうのはね、結婚式終わったあとの二次会までの間とか(時間が空いたときに)」

篠原:「結局、夕方くらいの早い時間から店が開くんで(昼キャバに行っちゃう)」

篠原:「イメージしてもらえばわかるのは、(嬢は)お母さんぐらいの感じですね」

篠原:「まぁまぁ、自分の母親よりは若干若いかもしんないですけど、ほぼ母親くらいの」

篠原:「いえいえ(趣味じゃなくて)時間潰してるんで、そのあと、そのあとね、同じグループ店があるんで、そこは若干若くなるんですよ!」

篠原:「最後1時間2時間すると、次(のグループ店に)行くと今度はもうバーンと、いつも行かれてると思いますけど、それぐらいの(グレードの店になる)」

篠原:「ハマってるっていうとおかしなことになるんで」

篠原:「キャバクラ自体はたまに行ったりしますけど、昼キャバにハマっているって言うとまた(語弊がある)」

専務はどうぞ昼キャバに行ってください!

僕は家に帰ります!


まぁ、ここまでは営業用のトークという感じもなくはありません。これまでも数々の発言で世間を賑わせてきた篠原氏です。「僕はね子ども大っ嫌いなんですよ!アイツら夜泣きがうるさいでしょ!」と言いつつ、4人の子持ちだったりするなど、ネガティブ系の冗談を言うタイプの御仁。なので、話を膨らましているんだろうとは思います。しかし、膨らみすぎた結果、「話半分で聞いても最低」というスゴイ段階まで篠原氏は進撃していくことになるのです…。

↓篠原専務の全日本監督時代の意識低い指導術、本人の名誉のため話半分でお聞きください!
篠原:「もともと性格が雑というか、教員向きではないんで」

篠原:「監督だったり指導者だったりってのは向かないってずーっと思ってましたし」

篠原:「全日本の監督も含めてありましたけど、まぁまぁまぁ向いてませんよと、できませんよと話してたんですけど」

篠原:「とりあえず、世界(選手権)・オリンピックで勝ってもらいたいって思いはあったんで、引き受けましたけど」

篠原:「引き受けたはいいですけど、そらやっぱり大変ですよね」

篠原:「向いてないですから」

篠原:「いやね、まぁまぁ、ただね、そう言いながらも、なった以上は勝たせたいって思いがあるんで」

篠原:「指導するんですけど、結局自分もそうだったんですけど、強くなりたい、勝ちたい、金を獲りたいんであれば、自分自身で頑張れよと」

篠原:「いちいちいちいち言われんなよと」

篠原:「まぁただ中にはね、ウェイトトレーニングやったり、メンタルトレーニング、栄養も含めて、確かにそれは大切やと思うんですけど、そういうことも取り入れて選手たちに指導しようという声もあるんですけど」

篠原:「自分からしたら、そんなこと、強くなりたかったらお前ら自分でやれよと、まず」

篠原:「自分で勉強してやれよと」

篠原:「その結果、わからんときには聞きに来いよと」

篠原:「聞かれても困りますけどね」


篠原:「困るから、たとえば井上康生がコーチやってたんで、康生ちょっとお前教えろ、と」

篠原:「ある程度まで終えたら、最後のツメをお前が教えろと」

篠原:「そういうこと言ってると、だからお前がなったから負けたんだってよく言われますけども」

行雲流水、流れに任せ、他人に任せる心意気!

指導者としては意識低いぶん、むしろ適切な処置を施していると言えなくもないこともないこともないこともないこともない!

専務、基本経費関係とかは全部僕に任せてください!


本人の名誉のために確認しておきますが、篠原氏が全日本監督をしたときは途中までめっちゃ調子がよかったのです。2010年の世界選手権では、篠原氏が推して代表入りした森下純平・上川大樹、天理の後輩である穴井隆将らが金を獲るなど大活躍。ロンドン五輪で史上初の金ゼロという結果には終わりますが、メダル自体は4つ獲っており、そこそこと言えばそこそこ。「井上康生コーチがものすごくよかった」という可能性はなきにしもあらずですが、もしそうだとしても、篠原氏が任せる部分をしっかりと任せたというのもまた事実。意識低い系には意識低い系なりの方法論というのがあるのです。

↓篠原専務の指導は自らの内面と向き合う修行のようなものだぞ!
道場では口数少なく、じっと選手の稽古を観察する。愛弟子の穴井にはほとんど「稽古をやれ」としか言わない。自身が稽古で強くなったからか、大学でも代表合宿でも稽古の大事さを説く。「気持ちだ、気持ち。おまえもおれと一緒で稽古の積み重ねで強くなったんやろ。稽古をせなアカンぞ」と。

http://president.jp/articles/-/6250

本人談と内容は一緒だけど、言い方違うとだいぶカッコよくなるなwwww

「気持ちだぞ」が出てくるタイミングやたら早いwwwww


指導者は向いていませんが、仕事はそれだけではありません。解説というのもオイシイ仕事のひとつ。しかし、篠原氏のちょっと笑わせよう、ちょっと面白いことを言おうというスタイルは一部で人気を博すものの、最近はめっきり出番もなくなったとのこと。どうやら、そこにはやはり意識低い系ならではの理由があるようなのです。

↓篠原専務の解説仕事には、意識の低さがジットリと滲み出ているぞ!

篠原:「(最近は)自分にはオファーがかからないんで」

篠原:「(オファーがあれば)やらしてもらいますよ」

篠原:「いつもフジテレビさんにはお世話になってますんでね」

篠原:「シドニー終わって、試合出なくなってからは解説は常に呼んでもらってましたんで…フジテレビさん的にはイイ感じだと思うんですけどね(媚)」

篠原:「ただね、解説もね、全階級の強豪の海外の選手の名前を憶えないといけないんですよ、最低限」

篠原:「ベスト4に上がってくるような選手はわかるんですけど、ベスト8・ベスト16くらい、もしかしたら決勝・ベスト4まで上がって来るかもわからないんで、そうなってくるとね、あの選手誰や?ってなるんですよ」

篠原:「そないなってくるとどうするか言うたら、近代柔道って(柔道の雑誌が)あるんですけど、それに世界選手権のとき用に小さなブックがあるんですね」

篠原:「強豪選手の名前とか書いてあるんですよ」

篠原:「これ持って、あぁコイツかみたいな感じで」

篠原:「たまにパッとよそ見したときにバーンと決まったりするんですよ」

篠原:「今のは篠原さん(どうですか)?って言われるじゃないですか」

篠原:「エッてなって、VTRが出るまで待っとかなアカン(笑)」

篠原:「試合会場2つあったときに、コッチを映してるんですけど、逆側に強い選手出てたりするんですよ」

篠原:「気になるからチラッと見てるときにかぎって、そういう技が決まったりするんですよ」

篠原:「アッてなりながら、えー今のはーって言いながら、早く流れろよスロー、みたいな」

篠原:「これからもしフジさんが呼んでくれるんであれば、今から猛勉強します!」

篠原:「そりゃもう!」

名鑑見ながら野球見てるファンと一緒じゃないかwwww

専務、社員の顔も覚えてくれなそうwwwww

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もうここまできたら、とことん意識は低くしていきましょう。意識を下げれば自分が変わる。自分が変われば世界が変わる。世界が自分の低さまで落ちてくれば、何も問題はありません。「週休5日で午後出勤」「時間まで電話の前に座っているだけ」「自分ひとりしかいないときは電話に出なくてもバレないので電話に出ない」など、極限まで意識低い人向けの勤務形態も、そういう世界でなら実現できるのではないでしょうか。株式会社マイドス、いい職場な気がしてきました。

↓篠原専務は自分に超甘いらしいぞ!社員にも甘いんじゃないかな!?
篠原:「自分にはすごく甘いです」

篠原:「たとえば、熱に弱いんですね」

篠原:「37度ちょっと超えると、1分、2分超えると」

篠原:「もう、すぐ病院行って点滴」

篠原:「普段熱出さないんで、たまに出るとね、すっごい節々痛くてたまらないんですよ」

篠原:「すぐ点滴うってくれって言うんですけど」

篠原:「平熱は36度3分」

篠原:「(37度になったら)もうダメなんです」

篠原:「たとえば(選手が)37度何分ですと(言ってきたら)、ホンマかお前、測れと」

篠原:「37度3分くらいですと」

篠原:「練習やれと」

篠原:「37度3分ってお前ふざけてんのかと」

篠原:「微熱やないかと」

ダメだったwwwwwwwwwwwwwwww

自分に甘いだけで社員には厳しい最低の専務だったwwwwww


「専務の意識低い×要求は厳しい×研修はない」という超絶ブラックの予感。そもそも奈良という遠隔地の職場に通うのは、僕も大変です。これは履歴書の提出は見送らざるを得ません。株式会社マイドスさん、残念ですが今回はご縁がなかったようです。僕は御社では働きません!

そもそも僕は働きたいわけではなく、金だけほしいというのが本質だったのです。もし何かするにしても「見ているだけ」というのが限界。「何かを見ていてくれたらお金をあげます」というオファー、強くお待ちしております。使い方によっては、「ちょっと子どもの世話をする間、コンロを見ていてください」とか、便利な活用法もあるかもしれませんからね(←子どもの世話をするとか料理をするとかって発想はない)。僕に何かを見ていてほしい方、どうぞコメント欄で仕事をご紹介ください。しっかりと見させていただきますので。

↓ちなみに篠原専務は、すでにゴミの不法投棄を見張るSNSサイト「ミハリバン」を開設しているぞ!さすが専務、すべてにおいて先を行っている!
2
一般市民がゴミの不法投棄を発見する

ミハリバンで位置情報・写真と共にスマートフォンで通報する

当該地の行政などに連絡がいく

ゴミが処理される!

問題解決!

美しい日本が誕生!

東京オリンピック大成功!

となるって寸法だ!

すでに38件もの不法投棄が通報され、1件が解決しているのだ!

なお、基本「見張り」なので、不法投棄者を投げ飛ばしたりはしないぞ!

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野球見てるだけの仕事とか、サッカー見てるだけの仕事とか特に歓迎!

柔道新名言:「未来の子どもたちにノーパンの素晴らしさを伝えたい!」(古賀稔彦)

15:36
頼む、ニューヨーク・タイムズは見ないでくれ…!

9月に開催都市決定を控える2020年夏季五輪大会。東京は開催都市候補として、ライバル・イスタンブール、マドリッドと激戦を演じています。7月3日にはスイス・ローザンヌで開かれた開催都市説明会でプレゼンを行ない、高い評価を得たとされています。残るプレゼンは開催都市決定の直前、9月7日の最終プレゼンのみ。戦いはいよいよ佳境に入ってきました。

正直、勝算はあります。

東京の誇る安全性、信頼感、実績。この点はライバル都市を圧倒しています。2016年大会の開催都市リオデジャネイロでは100万人規模のデモが起きています。目前に控えるワールドカップ開催に反対するものですが、W杯よりも教育や福祉の充実、腐敗した政治の刷新を訴える声は、時期が迫ればそのまま五輪にも矛先を向けかねないもの。

スペインでも各地で緊縮財政に反発するデモが起こり、イスタンブールでも大規模な反政府デモが。一方、日本ではサッカー・ワールドカップ出場を喜んで町にあふれる若者と、それを言葉巧みになだめすかす警察官が話題になっていた。そこには衝突ではなく対話があったのです。設備がある、予算がある、安全がある、何よりスポーツを純粋に愛する観衆がいる。経済効果よりも心の喜び。メダリストを出迎えるため、銀座に50万人が集った東京には、五輪を開催するにふさわしいすべてがあります。もはや勝負は「詰めろ」の段階。ミスなく最善手を打ちつづければよいだけです。

しかし、その勝機に水を差しかねない、逆プレゼンが行なわれていた模様。13日に放映されたTBS「ジョブチューン 職業ヒミツぶっちゃけ2時間SP」。国内支持のさらなる拡大を狙って登場した東京都知事・猪瀬直樹氏。そして、日本発祥の競技・柔道を代表する古賀稔彦氏。ここで両氏…特に古賀氏はお家芸柔道の屋台骨を揺るがす、新たな不祥事を巻き起こしていたようなのです。これが五輪に逆風とならなければよいのですが…。

ということで、「お家芸柔道は変態ばっかりじゃないか!」と世間も卒倒した柔道界の不祥事について、13日のTBS「ジョブチューン 職業ヒミツぶっちゃけ2時間SP」からチェックしていきましょう。


◆U氏(※上村氏等)、園田氏、福田氏は氷山の一角にすぎなかった!

番組に笑顔で登場した猪瀬氏。さっそく職業の秘密…都知事として先導する五輪招致にまつわるトークから番組は切りこんでいきます。「2020年東京オリンピック・パラリンピックの招致活動を行なう、東京都知事・猪瀬直樹の弱点は…」という最初のトークテーマ。

僕などはてっきり「本音をすぐに漏らしてしまうこと!」「その本音が物騒すぎること!」「煽られるとカチンときてさらにぶちまけてしまうこと!」「ぶちまけた本音を撤回しないこと!」と四択問題の選択肢を、出題前に全部当ててしまうような完璧な脳内アンサーを繰り出したもの。期待に震えながら本人の回答を聞いたのですが…

↓予想を裏切る都知事の正解発表!
猪瀬氏:「(正解は)挨拶です!」

猪瀬氏:「毎日、毎日、行事がある、式典がある、各国の大使さんがくる。いろんな人に挨拶だらけになっちゃう」

猪瀬氏:「石原慎太郎さんにも言われたし、小泉元総理にも言われたんだけど、猪瀬さん頭下げるの苦手だからなって」

猪瀬氏:「小泉さんも石原さんも頭下げるの苦手なんだ。ふたりとも変人だから(笑)」

猪瀬氏:「僕は作家だから元々は。人に挨拶しなくても原稿を書いていればよかったんだ」

猪瀬氏:「(プレゼンは)心が卑屈になって挨拶しているんじゃなくて、いいものを提供できますよヨロシクねっていう前向きな挨拶ですね」

その結果としての弱点があるだろ!

4つも答えて外した僕がヘボ回答者みたいじゃないか!


都庁の職員も「ミスするなよ…」と祈りながら見守ったであろう番組収録。ニューヨーク・タイムズほどではないにしても、日本のメディアとしてエライさんの失言は常に大歓迎です。番組内でも、そんな生っちょろい話ではなく、猪瀬氏なりの本音を引き出そう…そういう動きが起こります。そこで動いた大物。それは、たまたま隣に座っていた脚本家・橋田壽賀子氏。

同じ作家として、怖いモノなど何もないタイプの人間の代表として、五輪が招致できようができまいがどっちみち2020年のモノなんか死んでるから見れねーよ派の代表として、橋田先生は鋭く切り込みます。ぶっちゃけすぎた質問「オリンピックでトルコがダメになってきて嬉しいですか?」にて…!

↓橋田先生のぶっこみに、猪瀬先生も作家として全力で言葉を取り繕った!

猪瀬氏:「IOCの行動基準違反になりますので、それは言ってはいけません」

猪瀬氏:「IOCの行動基準違反になりますので、言ってはいけません(キリッ)」
猪瀬氏:「IOCの行動基準違反になりますので、言ってはいけません(キリッ)」
猪瀬氏:「IOCの行動基準違反になりますので、言ってはいけません(キリッ)」

何だこのヤンキー上がりの30代が若いヤツに説教するみたいな構造www

「お前ら、悪いことしたらアカンぞ」的なwwwww

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まぁ何にせよ、猪瀬氏が同じひっかけ問題にひっかからなかったことは幸いでした。このトークが放送される時点で「言えないよー」「言えないけど、ね?」「みなまで言わすなよー」的なニュアンスはビンビン伝わってくるのですが、この番組が海外で翻訳されることはないでしょう。よしんば翻訳されたとしても、字面だけ見れば「行動基準違反を踏まえて共演者に釘を刺した」としか見えません。猪瀬氏の成長、感じられますね。

その後、猪瀬氏は「経済効果が3兆円」「2020年に目標を持とう」という訴えをし、国立競技場建て替えなどの未来予想図を発表。さらにサッカー・ワールドカップ予選の日の水道使供給量のフリップを持ち出して、「大事な試合の間は人間の行動が予想できる」「ハーフタイムに一斉にトイレ行ったりとかするでしょ」「それに合わせて水道の供給量を調整してるんだよ、東京は!」と力強く自慢。東京の開催能力の高さを訴え、2020年に夢を持たせる視聴者プレゼンを行なったのでした。

そして、運営側だけでなくアスリートの声も届けよう…と登場したのが古賀稔彦氏。最近不祥事が連発している柔道界の信頼を回復するには、英雄・古賀の登板しかない。そんな柔道界の声も聞こえるかのようです。自身は大けがを乗り越えて金メダルを獲得。指導者としても谷本歩実という大物を育て、選手からの信頼も厚い。まさに今、柔道界が求める人材です。

ところが、そんな古賀氏がエピソードを語り出すと空気は一変します。「あれ?」「おや?」「ん?」という視聴者の心の声。その声は疑問から確信へ変わっていきます。氷山の一角の下に隠れているものは、やっぱり氷なのだという現実を追認しながら…

↓「柔道界は変態ばかりじゃねぇか」と世間の評価を固める強烈な古賀氏の抑え込み!
●試合前のメンタルトレーニング
古賀氏:「俺は自分が勝っている試合のVTRだけをひたすら見る」

古賀氏:「俺は強いんだ俺は強いんだ俺は強いんだと思い込ませて試合場に臨む」


●幼少期の砂を噛むようなトレーニング
古賀氏:「生まれつき病弱で泣き虫な子どもだった」

古賀氏:「とても柔道をやるような強気な子どもじゃなかった」

古賀氏:「じゃ根性つけよう、根性つけるためには何をすればいいか」

古賀氏:「人がやらないこと、できないことをやることで、人より根性がつくんだと勝手に思っていた」

古賀氏:「体育の授業で校庭行きますよね。座ると大体、子どもって砂とか集めちゃう。僕も山作ったんですね」

古賀氏:「他人は山を作ったら崩したりしますけど、僕はその山をこうやってつかんで…食べるんですね」

古賀氏:「人がやらないことをやる。そして、秘密特訓って人にバレちゃいけないじゃないですか昔から。バレちゃダメなんですよ!」


●幼少期のバナナの皮を噛むようなトレーニング

古賀氏:「給食と言えばですね。バナナ出るじゃないですか」

古賀氏:「大体みんな皮をむいて食べますね」

古賀氏:「それは根性がないんです」

古賀氏:「むかずして食べることによって、俺はアイツらより根性があるんだと」


●幼少期の梨の芯を噛むようなトレーニング

古賀氏:「今の梨は過保護なんですよ」

古賀氏:「昔の梨って、芯ってめちゃくちゃすっぱかったんですよね。みんな芯が残れば捨てますよね」

古賀氏:「そういうの見るとすぐスイッチ入っちゃうんです僕は」

古賀氏:「あいつらは梨に負けてる、と」

古賀氏:「子どもの頃って何でも純粋に勝負しちゃうんです」

古賀氏:「自分がすっぱいと感じたら、梨に負けたことになる」


●幼少期、苦杯を舐めた相手
古賀氏:「唯一僕が勝負に負けた相手っていうのが、友だちが来いよって言って、みかん畑に連れて行かれて」

古賀氏:「夏だったんですけど、セミを捕るわけです。その子がそれをカプッと食べるんです」

古賀氏:「唯一それを見たときに、これは出来ない、と」

古賀氏:「(友だちは)お前に出来ないことを見せてやる的な雰囲気でした」

古賀氏:「それを食べたその子を見た瞬間に、ものすごく怖くて。そのみかん畑を思いっ切りダッシュで走って逃げて、それ以来その子とはできるだけ会わないように」

古賀氏:「梨の芯を捨ててるのを見るとスイッチ入っちゃう」
福田氏:「エレベーターに乗るとスイッチ入っちゃう」
U氏:「カラオケに行くとスイッチ入っちゃう」

柔道界スイッチ入りやすすぎだろwwwwwwwwwwww

スイッチをパチッとやったとき、どっちもONみたいなwwwwwww


↓一般視聴者からも「これは新たな柔道界の不祥事ではないのか?」と指摘が!

古賀氏:「人がやってないことをやりたくなる」
福田氏:「人がいないところでやりたくなる」
U氏:「ヤリたくなる」

そこを、グッとこらえるのが、武道で鍛えた心の強さなんじゃないかとか、細かいことをガタガタ言うんじゃない!

黙れ、一般視聴者!

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このトークを見つめる周囲のアスリートたちは、完全に古賀氏に負けていました。マラソンの千葉真子氏(世界選手権銅)、競泳の立石諒氏(五輪銅)、体操の池谷幸雄氏(五輪銀)たちのひきつった笑顔。「うわ、キモっ!」と言いたげな目。これが金と銀以下の差。金を取る男の凄まじさをアピールした古賀氏は、柔道界のキッツーーーな感じをアピールすることに大性行。決してU氏(※上村などの苗字だということでお願いします)が特別なわけではないことを世間に知らしめます。

その後、番組では池谷幸雄氏が「体操選手は高いところから何度も着地するので脱腸になりやすい」などの職業上の秘密を明かします。しかし、古賀氏のやる気スイッチに比べれば大した話ではありません。古賀氏はその後も好き勝手に話しまくり、最終的なオチが「柔道部より剣道部のほうがクサイ!」に落ち着く本当にどうでもいい話など、古賀稔彦ここにありを知らしめました。

こんな変た…変じ…変し…変わった人が救世主のごとく期待感を集める柔道界は大丈夫なのか。一体全体どうなってるんだ。五輪招致に逆に悪影響なのではないかと心配する世間。しかし、古賀氏はちゃんと仕事をしていました。まだ本人の中で勢いが加速する前に、未来の子どもたちにちゃんとメッセージを送っていたのです。そういうオトナの仕事をしたうえで、時間があったので梨とかバナナとかの話をしていたのです。

ホッとしましたね!!

よかったですね!!

↓それではお聞きください!コチラが古賀稔彦氏から未来の子どもたちへのメッセージです!
古賀氏:「(私が伝えたいのは)ノーパンの素晴らしさです!」

古賀氏:「私、柔道着、下ありますよね。この下、別にはいてもはかなくてもいいんですよ」

古賀氏:「僕らのときにはほとんどノーパンが多いですね」

古賀氏:「今はちょっとシャレっ気が出てきて、スパッツとかはく選手が多いんですけど」

古賀氏:「私はぜひこの番組に出させてもらって、子どもたちにノーパンの素晴らしさ、意味を教えてあげたいなと」

古賀氏:「医学的にも、物理的にも、私の中では二通りあるんですね」

古賀氏:「まず医学的には、ゴールデンボール、みなさん男ならふたつあると思うんですけれども、スパッツで圧迫してしまうと体温が上がり、激しい運動をしていくと熱がこもってしまうんですよ。血液の流れも悪くなって、非常に体調面にマイナスがある」

古賀氏:「もうひとつ、(スパッツなどをはくと)ゴールデンボールが一か所に集まるんですね。固定されてしまうんですよ、キュッと」

古賀氏:「そうすると、柔道の技には内股というのがあるんですけど、股間を跳ね上げる技があるんですね。一か所に集まってるところに一発で(跳ね上げる足が)当たってしまうと、2個とも割れてしまうんですよ」

古賀氏:「押さえつけてないと、1個は逃げられるんですよ!」

古賀氏:「私は今日は家から、下はこの格好(柔道着)でノーパンで来ましたからね」

柔道界wwwwwwwwwwwwwwwwwwww

ノーパンだと柔道着の横からゴールデンボールがちらりと露出しちゃうだろwwwwwwwww

そんな格好でカラオケ屋行ったら大変なことになるwwwww

誰だよ、この大事な時期に英雄を呼んだのwwww逆効果www

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