スポーツ見るもの語る者〜フモフモコラム

バドミントン

「バドミントンなど別にどうでもいい」という本音を一旦押さえて、たぶんダメだろうけど頑張って賭博2選手を擁護するの巻。

07:00
やっていい賭博と、やっちゃダメな賭博があるよ!

「バドミントンなど別にどうでもいい」という大きな国民的視点に立てば、ぶっちゃけたところ永久にラケットを置いていただき、飲食店でも始めればいいんじゃなかろうか。そんな感じで誰も助ける者のない濁流に飲まれ、どんぶらこどんぶらこしている大きな桃、田賢斗さんと田児賢一さん。

「ガンバレ、今、助けるぞー!」

2段落目で早くも2回目となる「バドミントンなど別にどうでもいい」という国民的総意によって、桃田賢斗さんおよび田児賢一さんは選手生命を断たれようとしています。たまに出てくる擁護風ご意見などを見ても、リオに出場できないことは当然として、桃田選手には4年後の東京を目指してもらいたい的な論調のものばかり。特に明言はされないものの、田児さんは引退前提での「桃田は世界ランク2位だから」擁護論です。

「フモフモが助けにきたぞー!」

確かに賭博はダメです。刑法上の犯罪ですね。我々は「賭博ダメ社会」に生きているのですからダメです。ただ一方で、どのぐらいダメなのかという点については、非常に意見のわかれるところでしょう。法律に詳しい人たちが言うには、過去の判例をひも解くならば「金を賭けた」時点でそれは額の多寡によらず賭博罪に該当するといいます。

「サノケンすら擁護したフモフモだぞー!」

しかし、仲間内で賭けゴルフをしたり、賭けマージャンをしたりするのはありふれた風景でもあります。競馬や競艇などの公営ギャンブルと呼ばれる競技では昼間から堂々とジャンパー着たオヤジが金を賭けて泥酔しています。さらにパチンコ屋などは三店方式というワケのわからん理屈をこねて、カジノのスロットマシーンと何ら変わらない「賭け事」を提供しているではないですか。

「ほかに誰も助けにきてないけど、諦めないぞー!」

それを社会は平然と受け入れている。賭博はダメだと言いつつ、まったく性質が同じものが堂々と存在しているのです。ダルビッシュがパチンコ屋に行ったとき、我々はこんなに厳正に向き合ったでしょうか。「ダルビッシュなどどうでもいい」という立場からすれば、賭博で野球界追放(※4月25日までに自首すれば資格停止1年に割り引くキャンペーン実施中)が妥当であり、反社会的勢力(※弟/清原)との交際も疑われるわけですから、これはもう国外追放もやむを得ないところでしょう。しかし、実際問題そうはならない。何でしょう、この、パチンコならオッケーという謎理論。

「ロープも何もないけど精一杯手を伸ばすぞー!」

このような現実を受け、どれがアウト賭博でどれがセーフ賭博かわからなくなり、「賭け事自体はそんなに悪いことと思えない」という、偽らざる本音が彼らの胸の内には生まれるわけです。至極ごもっとも。海外には合法的にギャンブルをできるカジノもあります。「海外遠征でカジノに出会った」「初めてカジノに行ったのは合法の国」という彼らの証言は、一般には「感覚がマヒしていった」と受け止められるのでしょうが、実態としては「やっぱ悪くないよな、楽しい!」と気づいたのだと思います。

<「そんなに悪いことしたかなぁ?」という表情を狙っておさえる安定の底意地の悪さを発揮する毎日写真部>


「うーん、手が届かないなぁ……」

賭け事は悪くない、普通、当たり前という感覚。たまに政治家になりたがるバカが「カジノを作って税収アップ」とか言い出しますが、アレなど賭博罪の理念からすれば反社会的賭場を作ろうという、悪の組織の秘密基地作りみたいな提案なのですから、そのクチを洗濯バサミで綴じられても仕方ないところでしょう。実際問題そうならないのは、「賭け事自体はそんなに悪いことと思えない」という社会の意識があるからではないですか。パチンコはよくてバカラはダメという理屈は、本質的には筋がオカシイと思います。

「棒を持ってくるぞ!」

じゃあ、何故こんなに悪いことになっているのか。ひとつには反社会的勢力の資金源たる闇カジノでの賭け事だったことが挙げられるでしょう。裏社会を増長させれば、表社会の治安が乱されます。賭けた賭けないよりも「反社会的勢力」とのつながりが問題である。そういう指摘には納得感があります。

「ビニ傘があった!トライしてみよう!」

ただ、それとて全方位的に筋が通るかというとそうでもありません。「反社会的勢力の資金源たる風俗店・飲食店」に出入りしているパターンは、さして咎められないじゃないですか。結構いるでしょ、そういうの。自慢気に語る輩も含めて。反社会的勢力は反社会的勢力と名乗って近づいてくるわけではなく、心の緩みを突いてスッと入り込んでくるもの。「客人」としての付き合いは、軽率ではあるけれど、軽率以上のものではないのではないでしょうか。ヤクザとズブズブで利益供与とかだと悪質ですが、それは横領だの背任だの別の適切な犯罪があるでしょうし。

「えっ、先っぽのほうは掴みにくいって?わがままだなぁ…」

結局は、すべて「イメージ」の問題に集約されます。いいとか悪いとかじゃなく、イメージ。清廉・元気を売り物にしていたハーフタレントがドロドロの不倫をしていたら「イメージ」が傷ついてテレビから消えるのと一緒。バドミントン協会の誓約書にある「日本代表としてふさわしくない状況」こそが本件の最大の問題であろうと思います。

「じゃ、持つほうをそっちに向けるわ…」

野球において野球賭博が問題視されるのは、見世物の根幹を揺るがす「八百長」が疑われるという点および、過去に同じような問題があったという歴史的経緯を含めてのものでしょう。一方で、円陣賭博は野球文化として許されていたわけじゃないですか。ほぼ全球団やってたんですから。「野球において円陣での金のやり取りはオッケーだけど、野球賭博はダメだよぉ」という区別があったのです。賭博の中にもセーフゾーンとアウトゾーンがあったわけです、野球圏では。イメージ的な部分によって。

「ダメだ、今度は僕が握れない!すっぽ抜けた!」

その点、バドミントンは野球よりも厳しいイメージ管理が求められるのは当然のこと。強化費や所属企業からの給料などは基本的に「頑張っている」「爽やか」「前向き」「健康」「元気」などのイメージに対して支払われているもの。そうした善なるモノを支援することで、社会が明るくなり、よくなるという考えで生まれたお金です。それを預かる以上は、「ふさわしい」言動というのがあるはずです。大して客もいないのに、羽根つきみたいな遊びで金をもらえるなんて、オカシイでしょ。オカシイと思わないと。何で金が出てくるのか、そのカラクリを考えないと。自分がお金をもらえる理由をもっと意識すべきでした。

「Hey Siri 溺れている人を助けたい」

ただ、そこまで思い至らないのは、本人たちのあの感じなら仕方ないかなと思います。今回の会見でドキッとしたのが桃田さんの「自分もスポーツマンで勝負の世界に生きているし、ギャンブルというものに興味があった」という言葉。僕にはない感覚でしたが、彼らは普段から「バドミントンで勝ったら(何故かはよくわからないが)金がもらえる」というギャンブルをやっている気分だったのでしょう。賭け金はないけれど、そのぶん遠征の手間を掛けたり、用具を買ったりしているわけで、「投資をして」「遊びで勝負をして」「リターンを得る」という意味では賭け事と近しい構造でヒリヒリしたりざわざわしたりしていたのです。田児さんなんて、自費で大会に出て賞金を稼ぐという本格派ですし。

「Hey Siri 溺れて いる 人を すぐに 助けたい」

「スポーツ楽しい!勝つの楽しい!負けて悔しいのもヒリヒリして楽しい!」と「ギャンブル楽しい!勝つの楽しい!負けて悔しいのもヒリヒリして楽しい!」は、彼らの中で感覚的に似ていた。朝食でコーヒー飲んで、昼食でカフェラテ飲むみたいな感じで、どっちも似たような性質のものだった。そこに「賭け事自体はそんなに悪いことと思えない」が重なったら、アヤしい裏カジノでドキドキしながら賭け事を楽しんでも不思議はありません。

「Hey Siri 沈んだ 人を 引き揚げる 方法」

僕は何もかもを許せと言っているわけではありません。大きく「イメージ」を損なった以上、しばし選手として活動できないのは避けられないでしょう。「イメージ」が売り物なのですから。ただ、言うても「客としてバカラやって負けた」だけじゃないですか。負けたということで脱税もありませんし、ただただ「客としてバカラやって負けた」だけなのです。パチンコで負けるのは笑い話にする社会で、彼らを一発アウトにするのは、何かがオカシイと思います。

「うわっ、調べものしてる間に、沈んでから5分くらい経ってた」

賭博罪の刑法上の量刑は「50万円以下の罰金又は科料」、常習賭博罪にしても「3年以下の懲役」です。桃田さんは6回の通いで、現在は止めているということなら単純賭博で罰金でおさまりそうですし、1000万円負けた田児さんが常習性を認められたとしても(※バドミントン強いのにバカラ弱い)、初犯ということなら執行猶予となる線。刑法上はその程度のものでしかないのです。「人としてやってはならないこと」はもっとほかにあるでしょう。

「うーん、これはちょっとやそっとじゃどうにもならんね」

刑法上とは別にスポーツ的な観点で言えば、「客としてバカラやって負けた」よりも「八百長」「ドーピング」「買収」などのほうが、よほど問題なわけです。見世物の根幹を揺るがし、詐欺的手法でリターンを奪っていく行為なのですから。そうした行為でも4年間の資格停止後に堂々と復帰してくるわけで、復帰を前提とした資格停止以上のものを「客としてバカラやって負けた」に科すのは、やりすぎなのではないでしょうか。

「一回出直そう、基本的に道具が足らんわ」

田児さんは日本選手権を6連覇するなどした名選手。世界ランク1ケタに入った実績もあります。まだ26歳とこれからが勝負の年齢。悪い遊びに仲間を誘った責任は感じてもらうしかないですが、何も引退させんでもいいでしょう。本人は半ば「僕の引退で代わりに桃田を」的な人身御供みたいな気持ちになっていますが、負け金に応じて差をつけた「復帰を前提とした資格停止」でいいじゃないですか。どのくらいの時間にするかは、バドミントンが負った痛手をバドミントン界で判断するということで。

「必ず助けるぞ、桃田だけじゃなく田児も助けるぞ!」

4月25日までに名乗り出たら1年間の資格停止で勘弁してやる的な競技もある中で、「客としてバカラで負けた」だけのおバカさんを世紀の大悪党みたいにするのは筋が通らない。「バドミントンなど別にどうでもいい」という本音が、殴る手の勢いを強めているのではないですか。わざわざ擁護して一緒に怒られる必要もないのですが、僕の感覚ではこんなに殴るのはアンフェアにしか思えないのです。

「ホームセンターでロープを買ってくる!」

「賭け事はダメ」という社会を築いておきながら、賭け事としか思えないものを社会の中に当たり前に存在させ、それが何故OKになっているのかを説明することもなく、「賭け事自体は悪いことと思えない」という意識を育んでいる。そこを直していかなければいけないという意識付けのためにこそ、今回の事件は活かされるべきだと思います。桃田さんと田児さんには、これを機にやっていい賭博とやって悪い賭博、イメージ的に許される賭博と許されない賭博があるんだということを学んでもらい、正しくギャンブルを嗜んでもらいたいもの。パチンコは何故かOKらしいので、今後はパチンコでドーンといってみてはいかがでしょうか。バドミントンでの金の獲り合いも、また頑張ってくださいね。

「はい、ロープ」



eHarbour SM 拘束 ロープ 縄 10m 柔らかいロープ (赤い)

さーて、今日は天気もいいから競馬場でも行って儲けちゃおうかな!

アスリートが捨てた「お勉強能力」の残量を競う企画で、清水宏保・小椋久美子両名が専用商品らしい機能美を見せた件。

14:41
万能を求めてはいけない!

最近、とかく何でもかんでもソツなくこなせて当たり前という風潮を感じます。本来、人間というのはバラバラでいびつなもの。でっぱったりへっこんだり、丸かったり四角かったりするものが、互いに上手くハマる相手と寄り添いながら社会を築くものではないのでしょうか。凸という字と凹という字が互いにスポッとハマり合うように。

力仕事が得意な人がいたり、計算が得意な人がいたり、とにかく誰かに気に入られることに長けた人がいたり、声がデカいのが取り柄の人がいたり、早起きだけは自信があるタイプがいたり…それぞれに得手不得手があるはずです。ところが、最近はそこにベーシックな人間力を要求する傾向を常に感じます。特に職場において……まぁ僕の職場だけかもしれませんが、ある程度何でもできた「うえで」一芸を要求してくるような傾向を。

本来なら何でもはできない人々を管理・監督・調整するのが管理職という仕事のはず。管理職というのは牢屋の番人ではなく、そうした歪な凸凹をどこにどうハメるかを考える仕事でしょう。監視するんじゃなく、上手くいっているかどうかを観察し、常に微調整を図るための調整弁こそが管理職ではないのでしょうか。そりゃ、「何でもできる」人間ばかりがいれば牢屋の番人でもいいのでしょうが、何でもはできないのです。

僕はこの数年、そうした傾向を強く感じるようになり、「向いてないです」という言葉を意識してクチにするようになりました。できないとは言わないが、絶対に僕には向いてない仕事はある。僕のように内に引きこもって文句や不満を積み上げる人間に、「チャンラーン」みたいな接待芸とかを要求する仕事は絶対に向いてない。僕のような面倒臭がりに、毎日コツコツ少しずつ積み上げる仕事は向いてない。何が向いているかは自分でもよくわからないのですが、そこを見つけていただきたい。向いてることをそれぞれが分担することに、集団で生きる意味があるのですから。

ということで、アスリートという各競技専用商品に「向いてない」ことをやらせたらどうなるか、4日の「めちゃめちゃイケてるッ!春の3時間超スペシャル」からチェックしていきましょう。


◆アスリートが捨てた能力で競い合う!あくまでも人生のオマケ部分で!

「2020年東京五輪需要を当て込んで、実写アスリートが登場するカードゲームを作る」という、いかにもありそうな企画。そのありそうな企画に誘われてノコノコと撮影会場までやってきた一流アスリートたち。一部は「レジェンドやろか?」という選手も含まれていますが、そこは問題ではありません。本当に彼らを呼んだ理由は「お勉強のテスト」のためなのですから。

安藤美姫さん、清水宏保さん、小椋久美子さん、千葉真子さん…確実に心配な人選。数あるアスリートの中でも、捨てた部分の大きいタイプが次々にスタジオに放り込まれてきます。現代主流の「インターネットさえあれば何でもできる」スマートフォン型人間ではなく、「米を炊けます」「洗濯できます」「洋服のシワを伸ばすことができます」などの一芸のみでできあがった専用商品の集い。オンリーワンであるだけでなくスペシャルワンな逸品たちです。

今日はこの何かを切り捨てて現在の栄光を築いた人たちに、切り捨てた能力の残りカスがどれくらいあるかの調査です。言うてみれば、炊飯器についてる時計の正確さとかを競おうという話です。その意味で、できなかったら何が悪いということはありませんので、気楽に臨んでもらいたいところ。

↓ダマされて集まった専用商品たち!元木と前園以外はスペシャルワンの面々だ!
●専用商品その1:安藤美姫さん
世界フィギュア選手権を二度制覇。紛うことなき世界トップのフィギュアスケーター。ちょいちょいアピールしてくる4回転サルコウは女子選手唯一の成功例としてギネスブックにも載っている。ミキは普段の言動を見ても決してお勉強ができないという感じではなく、他人との折り合いがつかないだけ。正解がわからないというよりは、問題の意図とか設問の書き方にケチをつけて、答えの欄に文句を書き込むタイプだ。家電で言えば「ミキのおしゃべり放送局」という謎の混線でメインの番組がうまく聞き取れないAMラジオ。英語混じりで内容自体がわからない日も多い。

●専用商品その2:清水宏保さん
言わずと知れた長野五輪金メダリスト。世界最速のロケットスタートを繰り出す驚異の肉体は、筋繊維一本一本に話しかけながら作られたナチュラル魔改造人間。「死のフチから甦ると飛躍的に戦闘力が上がる」という伝説を信じたままオトナになってしまった戦闘民族だ。「新党大地から衆院選に立候補する」「スピード落選する」「ブログで当落に関する挨拶をして公職選挙法抵触の恐れに問われる」という政治家としての経歴は、LED電球でカラ揚げを温めようとするくらい無茶な挑戦だった。お勉強能力チェックのオファーを受ける時点で、政治活動に未練はないのかもしれないが…。家電で言えば丸太のようなパーツでバンバンと何かを叩きつける業務用電動もちつき機。もちつき以外の用途がまったく見いだせない。

●専用商品その3:小椋久美子さん
日本にバドミントンの存在を再確認させた中興の祖。オグシオの登場以降、スエマエだのフジカキだのアライバだのペアの名づけ方が統一されたのは、それだけ影響力があったから。結果的に、この企画が終了したときに「オグシオのバカのほう」というありがたいあだ名を頂戴することになるが、一部では「前からそう呼んでた」という声も。まだオグシオブームが始まりたての頃、スポーツニュースの取材を居酒屋で受けながら「今欲しいものは?」「男!」とサムアップで回答していたのは、もちろんオグのほうだ。家電で言えば内に何らかのドロドログツグツしたものを常に抱えていて開けるときにちょっと勇気がいる電気圧力鍋。塩をパラッと入れてこそイイ味が出る。もちろんメーカーは今はなきSANYOだ。

●専用商品その4:前園真聖さん
ワールドカップにも欧州チャンピオンズリーグにも出ていない時点で、このメンツに並ぶとレジェンド感としては見劣りするが、アスリートクイズ企画のメンバーとしては貴重な戦力。武田を出せば狙いすぎであざとく、中田英寿さんを出すとシャレにならない事態になりそうなサッカー界。その中間で雑にいじっても構わない(※雑にいじってイラッとしても、そこでキレることは永遠に許されない業を自ら背負ってしまった)人材として、今後も重宝されることは確実だ。家電で言えばアステルのPHS。昔は流行っていた。

●専用商品その5:千葉真子さん
1万メートルで世界陸上のメダルを獲り、オリンピックで上位入賞したというのは怪物級の実績。同時代に、さらに上のモンスターが複数いたことで声以外は目立っていないが、千葉ちゃんの実績を超える人材を今後日本陸上界が輩出できるかは極めてアヤしい。紛うことなきレジェンドだ。家電で言えばパーティーグッズでよくあるボイスチェンジャー。出てくる音声もちょっと変わっているが、マイクの性能もあまりよくないので入力自体もあまり正確にできていない疑いは拭えない。

●専用商品その6:小川直也さん
柔道家としての現役時代よりも、プロレスラーとしての活躍のほうが印象深い暴走王。その実、名前ほど暴走はしないというもっぱらの評判で、最近はリアルに暴走してくれる何でも屋・篠原信一さんに「柔道出身のデカイ人」のオファーはすべて吸収されている感も。それでも道場からパラリンピックの選手を送り出したり、息子も柔道家として全日本級の成長を見せていたりと、指導者としても実績をあげつつある。何やかんやでしっかりした人なのだ。家電で言えば業務用冷蔵庫。デカくて重くて普段は静か。

●専用商品その7:八重樫東さん
「ボクシング界には面白クイズタレントが多いのではないか?」というテレビ界の誤解により招集された現役選手。2014年のローマン・ゴンサレスとの試合は、実現させただけでも賞賛されてしかるべきビッグマッチだった。ただ、そこでボコボコに打たれたのを見てクイズオファーが出たのであれば、「ガッツ、具志堅、渡嘉敷は打たれてああなったのではなくもとからああである」という点への理解が足りないと言わざるを得ない。家電で言えば、昔のカラーテレビ。バンバン叩くから壊れるのではなく、壊れたあとにバンバン叩かれるというのが正しい順番。

●専用商品その8:本間朋晃さん
天龍源一郎さんの引退を受けて、日本で一番話が聞き取りにくいプロレスラー三冠ヘビー級のタイトルを継承した男。しかし、話が聞き取りにくい点をのぞけば、常識の範囲内に住む社会人でもある。そもそもプロレスラーというのは、お客や市場をしっかり見定めながら振る舞いを変えていく総合力が要求される仕事であり、腕力とか脚力とか一点に絞った専用商品ではないので、ガッツ・具志堅・渡嘉敷を期待されても困るのだが…。家電で言えば、壊れたスピーカー。音が割れてる。

●専用商品その9:片岡安祐美さん
女子野球日本代表として世界一にも輝いたというが、世間的には「女子の野球=ソフトボール」という感覚もあり、狭いゾーンを突いてきた印象。芸能の世界での活躍、茨城ゴールデンゴールズの監督という立場を考えても、オファーの時点で「何故私に?」「失礼ですが、御社の企画には合わないのでは」「ゴールデンゴールズのユニフォームで撮影した場合、権利関係が複雑になりますがご承知でしょうか?」などの気付きがあってもよかった。家電で言えば間接照明。光量はそれほどでおないが、その場がちょっと華やかになる。

●専用商品その10:川合俊一さん
五輪出場アスリートという意味では、確かにココに出ていても不思議はないのだが、もはや潔癖症のテレビタレントとしての印象しかなく、「数合わせだな」感は強く残る。まぁ番組としてもリアル入出力が上手くいかない専用商品だけでは構成に不安があったのかもしれないが…。家電で言えば、街灯。上の方で何かやっている。

●専用商品その11:池谷幸雄さん

五輪の個人メダリストなのに番組的には川合・元木とのセットで数合わせ枠に編入された。五輪メダリストでもあり、最近は村上茉愛さんのような五輪級アスリートの指導にも勤しむ指導者でもあるのだが…。お勉強と言う意味だけでなく、「信頼していた人にお金をダマしとられる」「歩道橋で平均台、信号機で鉄棒をするなどの無茶により書類送検」「選挙に出ちゃう」といった専用商品エピソードは豊富。数合わせ以上の活躍が期待される。家電で言えば、天上についている扇風機みたいなヤツ。上の方でクルクルしていると清らかな風を感じる。

●専用商品その12:元木大介さん
たこ焼き器(前後割愛)

やっぱり、1番、2番、3番、5番が期待だな!

特に2番は本当にヤバいので、オファーを受けたこと自体が奇跡!

ぜんそく力 ぜんそくに勝つ100の新常識 / 清水宏保 【単行本】

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「運動はできても勉強はできないんだろう?」という世間の偏見に対して、「体育学科の生徒は勉強しなくていい」(2番)、「コメンテーターの仕事がクビになったら責任を取ってくれるのか」(2番)、「勉強ができない、は私たちにとって褒め言葉」(5番)、「勉強する暇があったら走る」(5番)、「私は地球三周半走ってきた」(5番)と猛反発する専用商品たち。その主張は実に正しい。知らないことを答えられないのは当たり前です。

したがって、アスリートの専用商品としての生き様に全面的に賛同する僕としても、「知らないことを答えられない」点については一切合切不問としたい。どれだけ有名な偉人であろうが、知らんヤツの名前は答えられないのです。知らない漢字は書けないのです。知らない生き物の名前は答えられないのです。もっとそうではないものをこそ期待したい。知らないことは大前提として、それを無茶で押し通すような質の高い回答をこそ、専用商品としての美しい在り様と認定したいと思うのです。

↓こういう回答は、単に「モノを知らない」「引っ掛かった」だけで専用商品としてはごく当たり前の話!
●カントクを漢字で書け
回答例:「感監」(12番)

●「八百長」の読み方を書け
回答例:「やばちょう」(1番)


●次のことわざを完成させろ「( )は口に苦し」
回答例:「エスプレッソは口に苦し」(4番)

●次のことわざを完成させろ「二階から( )」
回答例:「二階から飛び降りろ」(3番)
言い訳:「アスリート向けに問題作ってるんだなと思って」
言い訳:「二階くらいからならイケるかなと…」

●コンセンサスという単語を使って文を作れ
回答例:「そこのコンセンサスに向かってください」(7番)
回答例:「コンセンサス食いてぇ」(8番)

●1×2×3×4×5×6×7×8×9×0=?
回答例:「362880」(5番)
言い訳:「えっ!?」

●0.262を歩合で表すと2( )6( )2( )である
回答例:「2(率)6(だりつ)2(あんだ)」(1番)
言い訳:「考え方は合っているんだな」
言い訳:「野球だなってのはわかってた」
言い訳:「表現がわからなかっただけ」
言い訳:「放送でかかっているのをイメージして書いた」
言い訳:「1個輝いているものがあれば、人って輝いている」

●ロシア大統領の名前を答えよ
回答例:「アレクランドロス・プーチン」(1番)
言い訳:「(会ったことあるけど)遠目でですよ」
言い訳:「フルネームじゃないと正解もらえないのかなと思って」
言い訳:「(バツじゃなく)△でしょ!」
言い訳:「いやぁプーチンだけ…フルネーム…まぁいいよじゃあ!」

●液体を混ぜ合わせたりするのに使う実験器具の名前を書け
回答例:「カービー」(3番)
言い訳:「ビーカーってわかってたのに…」

●液体の体積を量る実験器具の名前を書け
回答例:「メシスリンダ」(3番)
言い訳:「ニュアンスで覚えちゃう癖があるのか」
言い訳:「スポーツ選手の感覚的に言葉じゃなくて」
言い訳:「目で見たり、聞いたりで答えちゃう」

●「church」の意味を答えよ
回答例:「チュロス」(7番)

●「There used to be a castle on the hill.」を訳せ

回答例:「丘の上のカステラを食す」(6番)

この辺はもう仕方ない!

これは、誰でも異ジャンルに侵入したらあることです!


知らない実験器具の名前なんて知らないでしょう。知らない人の名前なんて知らないでしょう。モノの名前とか外国語とか、知らなくても構わない、知らなくて当たり前のモノを問う問題で専用商品の残存能力を問うてはいけないと思います。彼らはそのぶん、強い柔道家の名前(知らないでしょ?)や、バドミントンのラケットに張ってある紐の名前(知ってます?)を覚えてきたのです。

そして、一応の入出力は上手くいっているじゃないですか。どういうことを問われているのかを理解し、それに沿った何かを回答しようとしている。これは人間同士のコミュニケーションにおいては、十分に正解と言える範囲です。計算問題だって、最後にゼロが掛かっているときの理屈を理解していないだけで、1から9までの乗算としては合っているのです。3番が若干クレイジーな匂いを出してはいますが、清水の舞台的な意味合いを込めたとすればあり得る話。

本当の意味で専用商品の真価が問われるのは、「知らない」の先にある領域です。知らないんだけれど、その事実を引っくり返して、自らが新しいルールを制定し始める。炊飯器についている時計の正確さを競おうという勝負において、「おかゆが炊けました」「何とビーフシチューが完成」「私の釜はダイヤモンド釜です」と言い出すような瞬間にこそ、専用商品としての完成度があるのではないでしょうか。残存能力を限りなくゼロに近づけて、一切の入出力を拒否する。「炊くことしかできない」という潔さ。そういった回答にこそ、僕は美しさを覚えます。

↓専用商品らしい質の高い回答とは、こういうのを言うのだ!
●足し算の答えを( )と言い、引き算の答えを( )と言う
回答例:「足し算の答えを(陽算)と言い、引き算の答えを(陰算)と言う」(3番)
言い訳:「ちょ…ちょっ…」
言い訳:「だってアタシ、テレビで見てすごいバカだなと思ってて」
言い訳:「その人たちに(バカって)言われてるのがすごい恥ずかしい」


●0.262を歩合で表すと2( )6( )2( )である

回答例:「2(+)6(+)2(=10)である」(2番)
言い訳:「野球やったことない」
言い訳:「みんなが勉強している間、地球を3周滑った」
言い訳:「現役を辞めたあとまで入れれば4周滑った」
(補足:この方は衆議院選挙に立候補しました)


●国民の三大義務は( )( )( )である

回答例:「(教育の義務)(納税の義務)(すいみんの義務)である」(2番)
言い訳:「北海道から寝ないで来たから眠くて眠くて」
言い訳:「睡眠したかったんです」
(補足:この方は衆議院選挙に立候補しました)


●2016年から8月11日は( )の日という祝日になる
回答例:「(終戦記念)の日という祝日になる」(2番)
言い訳:「いや、変わるのかなって」
(補足:この方は衆議院選挙に立候補しました)


●「There used to be a castle on the hill.」を訳せ

回答例:「かかとを使ってかかとおとしをくらわせた」(3番)
言い訳:「(hillをかかとと思った?)ハイ…」


イイ回答を抜き出したら、2番と3番ばっかりだったwwww

2番は専用商品として世界一だったけど、3番はそうでもないぶん、3番のほうがハイクオリティwwww

誰だよ、2番を選挙に担ぎ出したのwwww

2番は日本国の歴史も憲法も捻じ曲げて新しい世界を勝手に作ってるぞwwww

2番が作った新世界で3番が2階からかかと落としするマッドマックスみたいな世界観www

最新選挙立候補マニュアル [ 三浦博史 ]

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感想(6件)




このように専用商品は、本当にそれしかできないのです。間違っても選挙とかに担ぎ出してはいけないのです。向いてないのです。正直なところ、出てきた問題については全問正解でも不思議はない感じだと思うのですが、そこを切り捨ててきたからこそ彼らは世界で何番というゾーンに到達したのです。

僕らスマートフォン型人間が「簡単な計算もできないの?」「カレンダーも覚えてないの?」「翻訳できないの?」と思うのは、彼らに対して失礼です。そりゃ僕らはできますよ。インターネットがあれば何でも。しかし、スマートフォンで米は炊けない。スマートフォンでもちはつけない。スマートフォンでビーフシチューは煮込めない。スマートフォンのライトで街を照らすことはできないのです。

僕らスマートフォンはそれを十分に理解した上で、このような企画と向き合っていきたいもの。専用商品へのリスペクトを忘れず、「彼らのできることは僕にはできない」「ま、やりたいわけでもないけど」「それぞれが助け合って生きていこう」という思いやりを大切にしたいものですね。

↓ということで、番組で発表された最終結果についても、その辺を踏まえて並べ替えます!

※番組では国語・数学・理科・社会・英語の5教科でテストし、500点満点の合計点で順位を決めた
※しかし、英語は英語圏で競技をしたかどうかだけの差で、スケートや柔道をやることと直接は関係なく、一般常識というよりは生活環境の問題
※「アラビア語」とか入っていたらオカシイでしょう
※したがって英語はのぞいて判定すべき

●1位:片岡安祐美さん(9番)
国語:93
数学:70
社会:82
理科:58
英語:(88)
合計:303点(英語含めると391点/1位)

●2位:小川直也さん(6番)

国語:85
数学:64
社会:89
理科:64
英語:(55)
合計:302点(英語含めると357点/2位)

●3位:川合俊一さん(10番)
国語:64
数学:82
社会:76
理科:57
英語:(50)
合計:279点(英語含めると329点/4位)

●4位:千葉真子さん(5番)
国語:64
数学:50
社会:71
理科:78
英語:(58)
合計:263点(英語含めると321点/5位)

●5位:八重樫東さん(7番)
国語:66
数学:74
社会:46
理科:67
英語:(56)
合計:253点(英語含めると309点/6位)

●6位:安藤美姫さん(1番)
国語:52
数学:60
社会:67
理科:61
英語:(95)
合計:240点(英語含めると335点/3位)

●7位:前園真聖さん(4番)
国語:53
数学:62
社会:51
理科:69
英語:(42)
合計:235点(英語含めると277点/7位)

●8位:池谷幸雄さん(11番)
国語:42
数学:61
社会:45
理科:68
英語:(53)
合計:216点(英語含めると269点/8位)

●9位:本間朋晃さん(8番)
国語:49
数学:62
社会:40
理科:56
英語:(45)
合計:207点(英語含めると252点/9位)

●10位:清水宏保さん(2番)
国語:49
数学:52
社会:41
理科:62
英語:(43)
合計:203点(英語含めると247点/11位)

●11位:小椋久美子さん(3番)

国語:45
数学:51
社会:61
理科:44
英語:(50)
合計:201点(英語含めると251点/10位)

●12位:元木大介さん(12番)
国語:41
数学:58
社会:48
理科:51
英語:(18)
合計:198点(英語含めると216点/12位)

最下位奪取が至上命題の12番はさすがとして、2番と3番がものすごいデッドヒートだったな!

2番が「政治家」のわりに日本の社会制度などにロクすっぽ通じていないことが、この戦いを生んだ!

誰だ、2番に衆院選など出馬させたヤツは!

そして3番!3番の「小さなインスピレーション」を強引に全体に押しつけるやり方は、むしろ探偵とかに向いているかもしれない!

「証拠はないけど犯人はお前だ!」的な決めゼリフで!

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先日、清原和博さんについて、野村克也氏はこう言っていました。清原マイナス野球イコールゼロであると。それこそが美しい専用商品の姿です。コメを炊けない炊飯器は、小物入れとかにはならないのです。そうした機能美というものが専用商品にはあるはずです。こんなテストの結果によらず、これからも専用商品としての生き様を追求していってほしいもの。「1個輝いているものがあれば、人って輝いている」のですから。


炊飯器に政治の機能はつけられないので、つけようとしないでください!

バドミントン・ヨネックスオープンジャパンは凄まじいチケット争奪戦で白熱の大会となった件。

14:00
バドミントン人気、凄まじかったです!

僕は去る22日、バドミントンなどを観戦しました。ヨネックスオープンという国内では唯一と言える本格的な国際大会観戦のためです。僕はこの大会の観戦チケットを、東京都からのプレゼントにて事前にゲットしていました。「応募すば何でも当たる」。僕の観戦ライフを支える重要なタニマチ…それが東京都なのです。

とは言え、「出せば何でも当たる」程度のものですので、僕は正直閑古鳥鳴くスタンドを想像していました。他国のスポーツ文化をどうこう言うことはできないと考えさせられるようなスカスカのスタンドを。バドミントンの国内人気がものすごく高いとは思えませんからね。

しかし、僕の期待はいい意味で裏切られます。会場となる東京体育館の最寄駅・千駄ヶ谷駅に降り立った僕は、驚くべき数の大観衆を目撃します。それも大半が若い女性。「田児賢一ブームか!」「怒り新党の影響だな!」「未来のオグシオが生まれそうだ!」と僕は大興奮。

それだけではありません。彼女たちの多くは胸の前に「チケット譲ってください」「同行入場可能」「半券お返しします」などのメッセージを掲げ、チケットを求めていたのです。僕は後悔しました。ペア入場券プレゼント、という企画だったため会社の同僚のオジサンを連れてきてしまっていたことを。すでにペアの空きを埋めてしまっていたことを。

もし僕が単独で会場入りしていれば。彼女たちのひとりと楽しくバドミントン観戦をできたのではないか。胸に小さな後悔が去来するとともに、大きな期待感がわいてきます。「今日はきっといい試合になるに違いない」。ホームの大歓声を受けて躍動する日本選手たちの姿。はたして彼らは、その期待に違わぬ素晴らしい試合を見せてくれたのです…!

ということで、僕の休日の記録を兼ねまして、バドミントン・ヨネックスオープンジャパンの模様をチェックしていきましょう。


◆日本人初、史上最年少、16歳のスーパーシリーズ制覇キタ!

駅から体育館は目の前。距離にして100メートルほどでしょうか。そこまでの間、歩道のフェンスに沿うように、女子たちがチケット募集のメッセージを掲げています。僕はその中央を意気揚々と闊歩します。「僕はタダなんですよ」「プレゼントで当たったんです」「みなさんも応募すればよかったのにね」と勝ち誇りながら。

すると中には「チケット1〜2枚急募」というメッセージも。僕は驚きます。「1枚募集⇒わかる」「2枚募集⇒わかる」「1〜2枚急募⇒ふぁっ!?」。一体彼女はどういう境遇だったのでしょう。1枚なら自分だけが入場し、友だちを置いていくつもりだったのでしょうか。2枚もらえたら1枚は売りさばくつもりだったのでしょうか。いずれにせよ、僕にあげられるチケットはありませんが。

↓そしてやってきましたヨネックスオープンジャパン2013!

DSC_1597※ここにはひとりも人が写っていませんが背後にビッシリいます。
※そのほとんどが女子です。
※僕のチケットが狙われている気配がします。


↓入場を待つ女子たちの長蛇の列がすごい!
DSC_1614わっ、国立競技場の方まで列が伸びてる!

銀座50万人パレード以来の人手だ!

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僕は東京都招待客の入り口へ。女子たちは長蛇の列を作っていましたが、コチラはスンナリノータイムで入場できます。さすが招待客、扱いはVIP級です。僕は場内イベントとして行なわれていたタウフィック・ヒダヤット選手のサイン入りウェアオークションや、潮田玲子さんのサイン入りラケットのオークションを視察しながら席に向かいます。潮田さんの使用済みウェアであれば、入札を検討したのですが、今日のところは試合に集中するためスルーです。

↓会場には早くも大観衆が詰めかけていた!

DSC_1600おおっ、表で待ってる人のほうが10倍くらいいるが、中もにぎわっているな!

表の人数から考えると明らかに会場の選定ミスだな!

さいたまスーパーアリーナでやるべきだった!


中国ペア同士の対決となった混合ダブルス決勝戦を経て、場内では注目の一戦が始まります。日本ナンバーワンの男・田児賢一と、世界ランク1位リー・チョンウェイの頂上決戦が始まったのです。日本勢は過去ヨネックスオープンジャパンでの優勝がなく、今回こそはと気合十分。歴史的1勝を刻むには、やはり田児賢一がふさわしい。会場のバドミントンファンもバルーンスティックを鳴らして熱烈応援です。

↓田児賢一VSリー・チョンウェイの一戦は白熱!


1セット目でセットポイントの機会が3度ほどあったのだが…。

そこで追いついてくるのが世界トップのチカラか…。

田児は惜しくも優勝ならず!

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リー・チョンウェイが攻めて、田児がこらえる展開。アウトになるかどうかというシャトルの見極めで、見送ったものがコートに落ちるケースが何度もあったりと、紙一重で勝負の運がリー・チョンウェイに向くような流れ。しかし、アウトにせよインにせよ、田児のサイドで決着することが多い流れは、やはり若干押されているということでもあるのでしょう。世界の頂点は高いですね…。

しかし、落胆することはありません。つづく女子シングルスの決勝戦は何と日本人対決。確かに日本人も多数が出場していますが、別に相手関係が弱くてこうなっているのではありません。中国のワン・イーハン、ワン・シーシャン、台湾のタイ・ツーイン、日本の三谷美菜津らの世界トップ10に名を連ねる選手たちが参加。ここに昨年の全日本王者・今別府香里、ロンドン五輪代表の佐藤冴香なども参加する大会です。

その舞台で決勝に上がってきたのが、美しすぎるバドミントン選手・打田しづかさんと、スーパー女子高生・山口茜さん。勝てば大会史上初の日本人王者誕生となるこの一戦、勝利したのはまだ高校1年生16歳の山口さん。これは大会史上最年少での王者誕生でもありました。

試合を通じて、山口さんの強さは対戦相手を圧倒。見た目にも力強い肉体から繰り出す強打と、前後左右に広く素早く動けるフィットネス。さらに、相手がバックハンド側のネット近くのシャトルに対して、出足が悪いと見るや、相手を動かして動かしてそこに落とすという嫌らしさも発揮。高校生が歴史の壁を破り、しかもまだ底を見せていない…東京五輪へ向けても大きく夢が広がります。

↓歴史の一歩を見られてとてもいい記念になりました!
DSC_1609今、16歳!リオで、19歳!東京で、23歳!!

これは金メダルもあるかもしれんね!


↓2020年東京五輪の新星が大きな歴史の扉を開けた!


僕が相手方の打田さんを応援していたのはショナイでお願いします!

理由は見た目が好みだからってのもショナイでお願いします!


↓いかにスゴイ感じなのかは、過去の優勝者一覧をご覧ください!
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A8%E3%83%8D%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%97%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%91%E3%83%B3

中国ばっかりじゃねぇかよwwww

卓球とバドミントン、中国は殿堂入りさせろwwww


↓山口さんは優勝者インタビューで漲る自信をのぞかせた!
山口:「まさか優勝できると思っていなかったのでビックリしています」

山口:「こんなに大勢の方の前で試合するのは初めてと言っていいと思うので、試合前はすごく緊張していたんですけど、終わって見れば楽しくできました」

山口:「後半我慢してラリーできたのがよかったです」

山口:「スピードはすごい速いなと思ったんですけど、我慢してラリーしていけば少しは通用するかな、って感じたんで頑張っていきたいと思います」

通用するどころじゃなくて勝ってるけどねwww

これは負けた選手にグサッと刺さる系のインタビューだなwww

未来の大物感、あります!


↓潮田玲子さんも解説仕事や買い物、遊び、友人結婚式出席の傍ら、この快挙を絶賛です!

オグシオを超える存在になってくれ!

人気面でも実績面でも!

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こうして大きな歴史の目撃者となった僕は、場内の展示や、全日本王者が売り子をつとめる売店をスルーして、会場をあとにしました。チケットを求める女子たちは、今なお、いやより一層数を増して会場を取り囲んでいます。日本の新星と、集う女子たち。日本のスポーツ文化が、2020年東京でオリンピアンとパラリンピアンをこうして取り囲むのだろう…そう思うと、なんだか誇らしくなってきます。この熱気、育てていきたいものですね。


この試合、この優勝を見たこと、2020年に自慢させてください!

人生はゴールデンウィークだ!潮田玲子さんに学ぶ遊べば遊ぶほど幸せになる成功術の巻。

12:38
永遠に終わらないゴールデンウィーク!

みなさんはゴールデンウィークの予定は立てましたでしょうか。僕は立っていません。まったく立っていません。途中で浮島のようにやって来る平日は完全に仕事です。そしてその前後も出社せざるを得ない雰囲気です。またやって来ましたよ完全な社畜の時間が。誰よりも働きたくないのに、何故こんなことになるのか。本当に腹立たしいかぎり。

「遊びをせんとや生まれけん」と言いますが、僕は働くために生きているわけではないのです。休みの日に遊ぶための金欲しさで働いているのです。それなのに休みを失うとは本末転倒もいいところ。金さえあれば。金さえあれば。金さえあれば。心の中に去来するのは金への想いばかり。金さえあればみんな遊びたいはず。そう出来ない諸事情があるだけで。

最近、自己実現とか、成功するチカラとか、努力とか、そういうタイプの「働こう!」なモデル人物は腐るほどいます。自己啓発ブームと言ってもいいくらい。しかし、そこで成功したあとどうすればいいのか、その先のビジョンを見せられる人物はいません。永遠に自己実現をつづけ、大宇宙の大成功者となるまで戦いつづけなければいけないのか。少年漫画の終わらないインフレバトルのように?そんな世の中まっぴらゴメンです。

僕らが今求めるべきは、金を稼いだあとのビジョンを見せられる消費側のモデル人物。頑張ったあと、どうやって幸せになるかを示す、ライフスタイルの提案者です。努力と成功の果てにあるものが見えれば、僕らも労働の苦しさを乗り越えられるのではないでしょうか。刑期がわかるから懲役の辛さに耐えられる。そして出所後の夢が広がる。どこに遊びに行こうかなとワクワクしながら。労役にやりがいを見出しても仕方ありません。労役はなるべく早く切り上げて、遊びを人生の中心に据える。それが幸せへの道ではないか…僕はそう思うのです。

「さーて、次はどこに遊びに行こうかな?」
「さーて、次はどこに遊びに行こうかな?」
「さーて、次はどこに遊びに行こうかな?」
「さーて、次はどこに遊びに行こうかな?」
「さーて、次はどこに遊びに行こうかな?」
「さーて、次はどこに遊びに行こうかな?」
「さーて、次はどこに遊びに行こうかな?」
「さーて、次はどこに遊びに行こうかな?」
「さーて、次はどこに遊びに行こうかな?」
「さーて、次はどこに遊びに行こうかな?」

さぁ今こそ労働後の本当の人生の過ごし方について考えるべく、働いているときより忙しい最近の潮田玲子さんに学んでいきましょう。


◆労働が幸せを生むのではなく、労働のあとの遊びが幸せを生む!

僕の中には、今度生まれ変わったらこの人になりたいというランキングがあります。選考基準は「十分な金がある」「十分なヒマがある」「責任がない」「街で目立たない程度にルックスがいい」など多岐に渡ります。近年はダルビッシュ紗栄子さんが圧倒的な独走で首位をひた走ってきました。

しかし、そこに迫る勢いで上昇をつづけているのが潮田玲子さん。バドミントンをしているときは、練習とか辛そうなので完全に圏外でしたが、引退後からなら代わりにやってもいい…そう思わされる幸せの連続。遊べば遊ぶほど幸せになるという、素敵な大連鎖が始まっているのです。

働けど働けどラクにならないから、カニと遊んでみた…なんて、昔の文人は言っていましたが、あながち間違いではないのかもしれません。働くことばかり考えていないで、どうやって楽しく遊ぶかを僕らも考えるべき。そして、潮田さんのようにどんどん幸せになっていきましょう。

↓20日のTBS系「炎の体育会TV」では難攻不落のミリオンスプーンを初制覇!100万円もらっちゃいました!


金の玉が柔らかく転がされた…!

金の玉が優しく棒の上に乗った…!

くっそうらやましいwww

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以前、クイズ番組では賞金を取り損ねたこともありましたが、そのときもあと一歩というところまで迫っていたもの。基本的に潮田さんはノープレッシャーです。余裕があります。だからこそ大胆にチャレンジが出来る。そして幸せが向こうからやって来る。これこそ笑う門には福来るのココロです。どんどん遊んでどんどん幸せになっていきましょう。

↓潮田さんは全力で遊んでいるから結構忙しいんだぞ!
<少し早く始まった潮田さんのゴールデンウィーク 4月のスケジュール>

●4月1日
前日は深夜まで収録があったので、昼過ぎに起きる。いただきもののタケノコで炊き込みご飯を作り、再び収録へ。

●4月2日
お休みをもらって韓国へ。旦那さんの応援を兼ねて女子二人旅



●4月3日
旦那さんのチームはACLのアウェー戦。PKを取られる⇒相手が外す⇒直後にコッチが点取る、という展開の連続で6-2の圧勝。今年一番のバカ試合を現地でしっかりと見届ける。



●4月4日
韓国旅行3日目。スンドゥブを食べて大満足(はぁと)

●4月5日
いただきものの野菜を使ってランチを作る。激旨〜〜〜*\(^o^)/*

●4月6日
ネイルサロンで爪のお手入れ

●4月8日〜9日
落合真理さん、浦田聖子さん、田中雅美さんらと一泊旅行へ。オシャレランチやボディケア、夜の女子会などを楽しむ。



●4月10日
iPhone5に機種変更。パスワードがわからず2時間格闘

●4月14日
早起きして七里ヶ浜へ。世界一の朝食「bills」もしっかりといただき、江ノ島の水族館にも立ち寄った。こんな休日久しぶりで、本人的にもはしゃぎすぎ?とちょっと心配。



●4月16日
加藤ミリヤさんのライブへ。最高にカッコ良くて最高にパワフルで最高に素敵な時間を過ごす。



●4月17日
いただきもののイワシ明太をおかずに、桜えびの炊き込みご飯を頂きまーす(^^)

●4月20日
飼い犬を抱いて寝る。

●4月23日
ACLのホーム戦を観戦。旦那さんがゴールを決め、キスパフォーマンスを披露。柏方面からは「勝利の女神じゃね?」という声も。

●4月24日
風呂でONE PIECEを読んで寝る。起きたらヨガへ。

●4月25日
早起きして犬の散歩。



旅行!

サッカー!

食材いただく!

旅行!

旅行!

食材いただく!

犬!

ライブ!

食材いただく!

サッカー!

犬!

ONE PIECE!

犬!

くっそうらやましいwwwww

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一見遊んでばかりに見えますが、この合間のテレビ出演で潮田さんはキッチリ100万円をゲットしています。この駄文を読んでいるインターネット底辺の住人に、4月だけで100万円を手にした人はひとりもいないでしょう。そういうことです。幸せは、幸せに吸い寄せられるのです。そして、周りに人にも波及するのです。さぁ、どんどん遊びましょう。そして、自分自身も、周りの人も、どんどん幸せにしていきましょう。ゴールデンウィークを待つ必要はありません。いつだって、人生は、ゴールデンウィークなのですから!

↓潮田さんに届け!幸せのキスパフォーマンス!


旦那:「(パフォーマンスについては)そこは流してください」
旦那:「(パフォーマンスについては)そこは流してください」
旦那:「(パフォーマンスについては)そこは流してください」

くっそうらやましいwwwww

何だこれくっそwww何だこれくっそwww

やることなすことやることなすこと上手くいくwww

僕も幸せになりたいwwwww

しあわせになろうよ [ 長渕剛 ]

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僕も潮田さんのような福の神ばりに幸せを運ぶ嫁がほしいです!

テレビ局持ちでフランス観光旅行を楽しんだ潮田玲子さんが、とてもとても幸せそうだった件。

11:00
お幸せそうで何よりです!

人間が一番幸せを感じるのはいつでしょうか。大きな勝利をつかみ達成感を得たときでしょうか。愛する人に愛されたときでしょうか。人生をゲームに例えるなら、「達成感」はラスボスを倒したときでしょうか。「愛され」は仲間キャラが増えるなど物語が大きく転換したときでしょうか。確かに幸せな瞬間ではあります。しかし、それが本当に一番なのか。

一番幸せを感じるのは「新しいゲームを手に入れてプレイを始める時」ではないでしょうか。これから始まる新たな冒険に心躍らせ、さまざまな夢想を広げる。プリンセス・プリンセスの「ダイヤモンド」の歌詞のような気持ち。「針が降りる瞬間の胸の鼓動やきつけろ」の気持ちこそが、それでしょう。新しいレコードを買い、針を落とす。これから流れる曲が、自分の世界を広げてくれる。そのワクワクした瞬間こそが最大の幸せだと思うのです。

ひとつの喜びを噛み締めているだけでは人生は枯れてしまいます。達成感や満足を経て、こんなに素晴らしい気持ちがあるのかと知る。そして世界にはこんなに素敵なことがあるんだという確信を抱いて、新たな冒険の扉を開く。扉の向こうからこぼれる光。見たこともない風景。そんな瞬間を持てること。それこそが幸せなのではないでしょうか。今日が素晴らしい、だから明日もきっと素晴らしい。そんな幸せの連鎖がつづいていくことこそが。そしてやって来る幸せの波状攻撃。

「あ、私って今、とても幸せなんだ」
「あ、私って今、とても幸せなんだ」
「あ、私って今、とても幸せなんだ」
「あ、私って今、とても幸せなんだ」
「あ、私って今、とても幸せなんだ」
「あ、私って今、とても幸せなんだ」
「あ、私って今、とても幸せなんだ」
「あ、私って今、とても幸せなんだ」
「あ、私って今、とても幸せなんだ」
「あ、私って今、とても幸せなんだ」

という状態で、この1年ばかり生きている潮田玲子さんのことを想いながら、12日の日テレ「アナザースカイ」をチェックしていきましょう。


◆旅番組としてはなっちゃいませんが、すごく楽しそうで結構です!

アナザースカイのスタジオでモデル以上に美しい笑顔を見せる今夜のゲスト。ゼブラ柄のパンツ、マヌカン風のスーツ、そして終始緩みっぱなしのマスク。「やっと入るようになったんですよー」と大喜びしながら、アスリートの身体を失った寂しさよりも、自由にオシャレを楽しめる幸せを感じるその女性。そうです、今夜のゲストは幸せいっぱいに人生を謳歌する元バドミントン日本代表の潮田玲子さん。

バドミントンという重圧から解放され、嫁入りも決めた潮田さんは無敵の幸せロードを爆走しています。何もしなくてもいい。何をしてもいい。不安は一切ない。強いてあげればダンナがサッカー選手をクビになったらどうしようかということくらい。それすらも「ま、アタシがバドミントンの指導者でもやればいいか」で脳内一瞬解決してしまう。潮田さんの幸せは誰も止めることができません。例え番組サイドが「苦労話とか混ぜてくださいね」と言っても、今の幸福感がすべてを笑い話に変えてしまうほどに…。

↓自分のアナザースカイとしてフランスのパリを選んだ潮田さんは、遊ぶ気マンマンで現れた!
シオ:「潮田玲子のアナザースカイ!」

シオ:「フランス、パリにやってきましたーー!!」

シオ:「イェェェェェェーーーwww」

シオ:「フランスは約1年半ぶりです!」

シオ:「全部大会なんですけどぉ」

シオ:「(プライベートは)初めてです!」

シオ:「今までは遠征ばっかりだったんで行きたいところにもそんなに行けなかったですし、現地のものを食べるっていうこともなかったんで」

シオ:「買い物したーーーーーい!!ヘッヘッヘッwww」

違うぞぉぉぉぉ!!テレビ側の意向と!!

現役時代の思い出を絡めながら、そこでの苦悩、現在へつづく飛躍のきっかけ、旅が与えてくれる人生の豊かさを語る番組だぞ!

この人、あからさまにフランスには思い入れがないぞ!完全に遊ぶ気で選んだ行き先や!

これは「遊びに行きたい場所にタダで連れて行く番組」では断じてない!!

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潮田さんが買い物をするとき、その金は潮田さんの金なのか、旦那・増嶋竜也さんの金なのか。増嶋さんの懐具合が若干心配になる潮田さんの笑顔。自分の金だよな。夫婦とは言えそこは別会計だよな。その顔はかなり買いまくる顔だぞ。と、僕の不安が増大する中、パリ観光に繰り出す潮田さん。その凄まじい食い散らかしぶりたるや。とにかくありとあらゆる遊びを食っては捨て、いじっては捨て、潮田さんの通ったあとにはペンペン草も生えない感じだったのです…!

↓わかりやすい例で紹介しますが、基本潮田さんは「いっちょ噛み」の人です!
(カメラを構えて街を闊歩する潮田さん)

シオ:「何でも画になりますよねぇ。何かちょっとしたことが」

番組:「普段写真は撮られるんですか?」

シオ:「普段?あんま撮らないですけど…」

シオ:「撮りたくなるような風景がありますからね!」

(凱旋門の写真をパシャッと撮る潮田さん)

シオ:「もう大丈夫です!」

シオ:「ハハハハハハッ」

写真撮る言うからカメラ用意したら1枚撮って解散wwww

何でも食い散らかしていくタイプの人だwwww

やりたいことはたくさんあるけど、一回やってすぐ止めるwwww


まず潮田さんはル・クルーゼのショップへ。番組から結婚祝いに好きなものを買ってもらえると聞き、テンションも上がる潮田さん。しかし、潮田さんのいっちょ噛みはここでも遺憾なく発揮されます。何と特に面白いコメントを残すこともなく、黙々とグラタン皿・鍋・バターディッシュなどを選び、とっととお会計へ行ってしまったのです。

番組サイドの「ル・クルーゼなら別に日本で買っても」「店内ロケだとパリ感出ないんすよねぇ」「それ、アマゾンで買ってくれません?」という苛立ちなど潮田さんは知ったこっちゃありません。やりたいことをちょっとずつ駆け足で食い散らかしていく、それが潮田さんのアナザースカイなのです。

↓ということで、もちろんフレンチもいただきます!
<潮田さん初の本場フレンチ体験 メニューと感想>

●カリフラワーとイカのソテー
シオ:「わーー白ーーい」
シオ:「キレイですね」
シオ:「大変美味しゅうございます」
シオ:「美味しい!」
シオ:「何て言うんだろうな…」
シオ:「美味しい!」

●舌平目とキャベツとマテ貝の柑橘風味
シオ:「うーん、美味しい!」
シオ:「もっと味わったほうがいいのかな?」
シオ:「(完食して)だって美味しいんですもん!」
シオ:「現役時代は食べに来れないですよ」
シオ:「優しい気持ちになる」

●ブルターニュ風サブレとトリュフのアイスクリーム
シオ:「これトリュフですか?」
シオ:「ええええええ」
シオ:「これちょっと丸々食べてもいいですかね」
シオ:「美味しい!」

●その他アラカルトでつまみながら
シオ:「美味しい!」
シオ:「美味しい!」
シオ:「美味しい!」
シオ:「これ美味しい!」
シオ:「美味しい!もう!」
シオ:「(バドミントン)頑張ってよかったーーー!!」

オイ事務所!食レポの基本を教えとけwwwww

この人、タレントとしてはまるで使えないぞwwwww

オイシーオイシー言ってるだけじゃないかwwwww


一体マネジメント事務所は何をしているのか。潮田さんが食レポをするなら、「おいシーオ!」などの一発ギャグとか「塩が効いてます!」などの塩味中心の寸評など、持ちネタのひとつやふたつは仕込めたはずです。今は有名アスリートの残骸として仕事が出来ますが、やがて主婦タレントとかで仕事を取るようになるのです。そのときにオイシーオイシーでは話になりません。これじゃ、タダの、旅行じゃないですか!

この番組に限らず、リアクションやコメントでの取れ高が極端に少ないのが潮田さんの特徴。「一回起用されても次のオファーがない」という傾向は事務所でも感じているのではないでしょうか。そりゃそうです。あれだけの料理を平らげながら、ほとんど「オイシー」しか言わないのです。ファービーだってもうちょっと気の利いたことを言います。来季以降の仕事が非常に心配になりますね。

その後、駆け足でアチコチを巡る潮田さん。現役時代に試合をした体育館は「ここで負けました」と言って退出。よく買い物に来たというスーパーでは「オシャレなスーパー!」と言って退出。誘拐犯の指示でアチコチを移動させられる捜査員のように、あっち行ったりこっち行ったり、いっちょ噛みの旅がつづきます。

↓しかし、潮田さんもやるときはやる!ホテルに帰った潮田さんは現役時代を思い出して手料理を作り始めた!
シオ:「これはトラベルクッカーって言って、これでご飯を炊くんですよ」

シオ:「お米炊くとこ、こんな見られるとちょっと恥ずかしいですね」

シオ:「試合前におにぎりを食べたくて(現役時代は米を自炊していた)」

シオ:「あとは炊けるのを待つ」

(約15分後)

シオ:「オープン!」

(ノリタマをご飯にふりかけラップでくるんで握る)

(永谷園のあさげをマグカップに入れお湯を注ぐ)

(シオの手料理、完成です!)

シオ:「どうぞーーー!!」

スタッフA:「美味しい、お米が」

スタッフB:「あっ、うまーい。ふっくら」

マネージャー:「美味しいは美味しいんだけど…フランスなんだからフレンチが食べたい…」

シオ:「(モグモグ)美味しい!おにぎり!」

シオ:「おにぎり美味しいーー!」

待て待て待て待て待て!!この料理おかしいだろ!!

オカシイその1⇒こんなん料理ちゃいますやん
オカシイその2⇒さっき買ったル・クルーゼ使わねぇの?
オカシイその3⇒さっき行ったスーパーで何買ったの?
オカシイその4⇒まさかスーパーで米とあさげとノリタマ買ったの?
オカシイその5⇒日本で買える&食べられるものをわざわざフランスで?
オカシイその6⇒オッサンの夜食みたいなインスタントものを?

ダメだこの人wwwwwwwwwwwwwww

自由すぎるwwwwwwwwwwwwwwww

しかも食べたときの反応がさっきのフレンチと一緒wwwww

シェフの料理も自分のおにぎりも「美味しいー!」しか言わねぇwww

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↓さらに潮田さんは現役時代から7年越しで憧れていたモン・サン・ミッシェルを訪問し、どこかで聞いたようなセリフを言い放った!
シオ:「海外転戦していろんな国に行ったことあるんですけど、本当にその『国』を知らないっていうか」

シオ:「どこも同じイメージになっちゃうんですよね」

シオ:「もちろん試合で各国回っていたので、目的はそこだったんですけれど、その国の良さっていうのを今まで感じることが出来なかった」

(モン・サン・ミッシェル最上部までのぼる)

ナレーション:「第二の人生、今度こそ」

シオ:「わーすごーい」

ナレーション:「今度こそ、フランスという国を感じたかった」

シオ:「すごーい」

ナレーション:「何もかもが、あの頃とは明らかに違う」

シオ:「いや何か、言葉にならないですね。すごくて。全部が」

シオ:「(世界を)回ってみたくなりますね」

シオ:「ホントに試合しかしてなかったですからね」

こ…これは…旅人の思考だ!

「人生とは旅であり、旅とは人生である」でおなじみの、あの旅人の思考だ!

番組のナレーションがもっともらしい台詞を付け足しているだけで、本人が言ってることは「ごく普通」って点もソックリ!

「美味しいー!」の次は「すごーい」wwwwwwww

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その後、何か思い出したようにバドミントン生活キツかったですみたいなトークを始めた潮田さん。若干の愚痴を交えつつ、現役時代の思い出話でここまでの無駄飯観光旅行をリカバーしていきます。特に印象深い場面として挙げたのはオグシオの解散試合となった2008年の全日本。

この試合の対戦相手は北京4位のスエマエペア。解散が決まったこともあり、気持ちも入らず、オグシオペアはロクに練習も出来ていなかったと言います。しかし、コートに入ると意外に冷静だったと語る潮田さん。第1ゲームを奪ったあとの第2ゲーム、15-19と劣勢に追い込まれますが、ここで潮田さんは貴重な体験をしたのだとか。

↓潮田さんはこの試合で最初で最後の「ZONE」を体験したとのこと!
シオ:「そこから、21点マッチなんですけど、連続6得点取って逆転勝ちしたんですよ」

シオ:「その6本が、すごい不思議だったんですけど、静寂に包まれたんですよ。自分の中では」

シオ:「なおかつ、相手がすっごいゆっくり見えるんですよ」

シオ:「アスリートにはZONEがあるってよく言われるじゃないですか。そのZONEがあるならば、あたしのZONEは多分あそこだけ」

<参考:ZONEに入ったあとの潮田さん動画>


イケシオのイケ:「俺とやってたときは…?」
イケシオのイケ:「ZONE…なかったんだ…」
イケシオのイケ:「あぁ、惰性ですか…」

何か改めてハッキリ言われるとキツイねwwww

「自分と組んでたときはZONEナシ」って言われたパートナーの気持ちwwww


フランス部分は基本遊んでいただけでしたが、最後はオグシオ伝説で何とか格好をつけることが出来ました。やはり潮田さんはオグシオがあってこそ。バドミントンがあってこそ。そこで燃えに燃えたからこそ、満足して次の人生へ踏み出すことが出来るのです。次の人生への期待感で「私、幸せだな」と語る潮田さんは本当に輝いていました。

今夜のテレビを見て、フレンチのシェフとイケシオのイケさんは若干のアレレ感を抱いているかもしれませんが、これは誰でもない潮田さんの人生。思う存分、食べ、笑い、そして幸せになってください。今、新しいレコードに針を降ろした潮田さん。無限の未来には、素敵な出来事がきっと待っているはずです…。

↓潮田さんは新しい人生の一歩を気持ちよく踏み出すため、最後にもういっちょだけ遊びに出かけた!
シオ:「次はー、クリスチャン・ルブタンっていう、すごく今世界的にセレブとかにも人気のある、靴屋さんがあるんですけどー」

シオ:「引退したご褒美にー!自分への!」

(撮影禁止の店内で靴を選ぶ潮田さん)

番組スタッフ:「悩んでますか?」

シオ:「悩んでます!」

番組スタッフ:「それがいいよ(※早く決めろよの気持ちで)」

(4足を履き比べていた潮田さん)

(結論が出たのかと思いきや…)

(5足目が出てきた!)

番組スタッフ:「お、さらに…さらに来た!(※早く決めろよの気持ちで)」

番組スタッフ:「顔がアスリートだよな(※早く決めろよの気持ちで)」

番組スタッフ:「顔が現役だもん(※早く決めろよの気持ちで)」

番組スタッフ:「全部買っちゃえば?(※早く決めろよの気持ちで)」

(総額70万円相当の靴を並べて潮田さんはバツ印)

シオ:「ダメです!(※自分では買えないの気持ちで)」

シオ:「買ってよ!(※お金ちょーだいの気持ちで)」

シオ:「買ってよ!(※お金ちょーだいの強い気持ちで)」

ありがたい話ゼロのアナザースカイwwwwwwwww

好き勝手遊んでただけで終わったwwwwwwwwww

幸せいっぱいで花畑って感じだなwwwwwwwwww


「一方、その頃小椋さんは…」と考えるのはキツイんで禁止です!
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婦人公論 2017年 12/27、1/6 合併特大号

僕は自分が見たことしか信じない 文庫改訂版 (幻冬舎文庫)

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