スポーツ見るもの語る者〜フモフモコラム

フィギュアスケート

羽生結弦氏の誕生日を迎えるにあたり「石川県への応援」を贈り物とすべく、「石川県応援企画」のパネル・ポスターを巡る旅をしてきた件。

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メンテナンス期間を活かして応援の旅に行きました!

迎えた2026年12月7日、本日は羽生結弦氏31回目のバースデーということで、世間も国民的な喜びに包まれ、何と多くの企業・学校などもお休みとなっているとのことです。僕も前日のラブポーションサーティワン誕生日パーティーなどを楽しみつつ、清々しい朝を迎えたところ。

さて、毎年待望の日ではありますが、同時に大いに頭を悩ませる日でもあります。僕は、推しに、何を贈ることができるのか。誕生日のお祝い、その贈り物について毎年思い悩んでいるのです。あまりに迷い過ぎるためか、振り返ると入浴剤だとかフライパンだとか、そのときにおいては一応の意味みたいなものがあったはずなのに、最終的に何故そうなったのかはよくわからない贈り物がつづいておりました。

そして、ふとした瞬間に心によぎるのです。「求められているのか…?」と。いや、もちろん贈り物というのは贈る側の心を満たす行為でもありますので、あげて嬉しい・もらって嬉しいのどちらか片方だけでも成立はします。しかし、ときおりやってくる客観と冷静の風は言うのです。「今年は何を贈ろうかなぁ…!」と夢見る僕に「フライパンは家にあるのでは…?」と。そんなとき僕は客観と冷静をフライパンでぶん殴りながら、「我が推しは誰かが心を込めた贈り物を無下にするような御仁ではないわッ!」と言ってやるのです。とは言え、よく知らない人からフライパンが届いて喜ぶのはラプンツェルくらいしかいないかもしれません。心を込めて贈れば何でもイイとまでは言い切れない。

そこで考えました。今年は本当にもらってくれそうなものを贈ろうと。で、早速、僕のなかのAIに質問したわけです。「羽生選手はどんな贈り物を望むでしょうか?」「いらないのでは?」「いらないとかじゃなくて何かひとつくらいあるでしょう?」「あなたが手に入れられるくらいのものは本人が自分で手に入れることができます」「ワ・タ・シとか特別な品もあるでしょうが」「申し訳ありませんが、公序良俗に反する内容はお答えできません」「それでも何か受け取ってもらえそうなものはないですか?」といった押し問答の末に提示されたのが、「気持ちだけありがたく受け取るので、贈り物は本当に必要としている方に差し上げてください」という回答でした。

とまぁ、だいぶ前置きが長くなりましたが、そんなことで今年の誕生日の贈り物は、かねがね行きたいなと思いつつ、もしかしたら何かアイスショーの予定でもありやせんかと日程を決めあぐねていた「プロフィギュアスケーター羽生結弦さんによる石川県応援企画」の遠征を敢行し、「石川県への応援」を誕生日のプレゼントとして贈ることにした次第です。あげて嬉しい、もらって困らない、そんな旅にできればいいなと思います!

↓全容は動画でまとめましたので、お急ぎの方はサクッと動画でどうぞ!




すでに界隈の皆様は企画について十分にご承知かと思いますが、能登半島を襲った震災と豪雨災害からの復興を祈念して行われているコチラの応援企画。2025年2月から2026年3月にかけて、石川県内の各所に羽生氏の等身大パネルやポスターが掲出され、さらにそのパネルやポスターに記載されたニ次元コードから特別な能登応援動画を見られるというものです。それらをスタンプラリーのように巡ることで、石川県各所の観光名所などを訪れることができ、行って・移動して・食べて・買って・遊んでというすべてが応援につながるという企画なのです。

ただし、その規模感はスタンプラリーのような「クリア前提」のものではなく、掲出される等身大パネルが7種12ヶ所、ポスターが19市町村43ヶ所、見られる応援動画が10種類とまさに石川県・能登半島を東奔西走駆け巡るものになっています。これはもちろん「どこか一ケ所でも立ち寄ってくれたら羽生選手に会えるように」という親切心から生まれた広範囲への展開なわけですが、「巡ろう!」と思って旅程を検討しだすと震えあがるばかりの大行程です。特に僕はクルマも免許もあえて持たないZ世代ですので、最初の一手目でパネルAへの行き方を検討した段階から「んあ?」と固まりました。

まず前提として、能登半島には電車が走っていません。かつては輪島や珠洲へと延びる鉄道が走っていたとのことですが、現在は廃線となっており、電車でたどり着けるのは半島を持つときに指を引っかけそうなあたりにある穴水という町まで。そこから先は基本的にクルマでの移動となるのです。被災の折にニュースで聞いていた道路の寸断による救援の困難さや半島部の孤立化といった情報が、地図を開いて実際にどう行くかを考えるなかで、ようやく自分自身の内側に入ってきた気がします。震災ともなれば電車も止まったのかもしれませんが、電車云々ではなく気楽にヒョイヒョイ行き交うような距離感ではないのだな、と。

自分で運転するプランはそもそもないので、タクシーと路線バスでの旅を検討するわけですが、「で、どこからどんな感じで巡ればいいのかしら…」とメイン目標と見定めた等身大パネルの配置と地図を見比べますと、さらに「んあ?」となるわけです。能登半島の穂先のほうに点在するようにパネルが配置されており、これを路線バスで行こうとするとA地点に行って戻り、B地点に行って戻り、C地点に行って戻り、と半島を何度も往復するように動かないといけない模様です。路線バスの時刻表を見ながら、その時間をカウントすると、パネルA〜Dをゲットするだけでも一日では足りなそう。羽田から朝9時に飛ぶ飛行機に乗って、ようやく一日で2パネル行けるかなといった具合で、「今からでも免許取得したほうがいいかな?」と思ったほどです。いやー、朝に超絶弱いタイプなもので、まずこの出発のフライトに乗れるかどうかで旅の成否が決まるという旅程には身震いしましたよね。スタートの次のマスに「20回休む」とか書いてあるすごろくみたいな気分で!

↓緊張の朝、推しへの強い思いでフライトに間に合いました!
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↓予定通りにのと里山空港へ到着!
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↓早速ですが空港に設置された等身大パネルCと動画6番をゲットしました!
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↓あと力士もたくさんゲットしました!
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半島の中央部にあるこの空港を起点に、等身大パネルA・B・Dが展示されているスポットへの路線バスが走っておりますので、まずは空港とパネルを往復しながら旅を進めていくこととします。一応の目標として「パネル7種類と応援動画10種類のコンプリート」は目指したいなと思っておりますので、あとはどれだけ順調にいけるかどうか、自分の方向音痴や乗り間違いとの格闘です。

まず目指したのはパネルBがある九十九湾。ニュースで見た巨大なイカの像があるという道の駅、イカの駅つくモールが目的地です。すると、道中のバスでは早速災害の爪痕を感じることに。すでに市民生活は平常運転のように行なわれてはいますが、道路沿いでは何か所も何か所も災害復旧工事が行なわれていますし、道は凹凸が激しくバスの車体もガタガタと揺れています。日差しが注ぐ日本海の美しさに心を奪われそうになりますが、やはりここは大きな天災が起きた場所なのだと思います。それを身体で感じながらのバスの旅です。

1時間ほどバスに揺られて九十九湾に到着しますと、青空が広がりとてもいい景色です。すごく遠くから見てもわかるイカと、その向こうに広がる海、そしてイカ釣りの漁船。「とんかつ屋で出迎えるコック姿のブタみたいな座組…」などと思いつつ、まずは当地の王様・イカキング閣下に拝謁します。なるほど、こりゃ大きい。約2700万円で建設して、6億円以上の経済効果をもたらしたというのも納得です。イカの周囲を巡ったり、イカの足に座ったり、イカに登ったり、イカのクチに頭を突っ込んでみたり、人生で最大のイカ感を味わいました。「で?」と言われると「はて…?」とはなるのですが、これだけ大きいと見に来ちゃいますよね!

↓イカの駅つくモールに到着!
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↓イカがデカい!
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食事の時間も惜しんで飛んできましたので、早速コチラで「食べて応援」をすることにします。道の駅に向かいますと、入口ではお目当ての羽生氏パネルが出迎えてくれました。先ほどとはポーズもちょっと違っていて、集める楽しさもあります。しばし羽生氏へのご挨拶をしたあとは、館内の食堂に向かい、もちろんここではイカをいただきます。

新鮮なイカの刺身で食べるごはんセットの美味しいこと美味しいこと。そして、一緒に出てきたお味噌汁がこれまた美味しい。石川県は味噌が名産だそうで、普段食べ慣れているものよりもグンと旨味がくる感じの絶品汁です。素晴らしいブランチをいただくことができました。思えば「RE_PRAY」で佐賀県に遠征したときも、最終的には食べ損ねましたがイカの刺身を目指して放浪したもの。もしかしたら羽生氏は「各地のイカを食べようじゃなイカ…」という隠れメッセージを発信しているのかもしれないなと思いますよね。さすがにそれはなイカ。

↓イカの駅つくモールで等身大パネルBと動画5番をゲット!
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↓イカのお刺身が美味しかったです!
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帰りのバスまで少し時間があったので、漁船が並ぶ海岸線を歩きますと、大きくひび割れて陥没したアスファルトであったり、ひび割れて海に侵食された港であったりが目に入ります。あえて爪痕を見にきたということではないのですが、応援を通じて否応なく目に飛び込んでくるこうした光景も心に集めていく、そんな旅なのだと思いながら次のパネルへと向かいます。

↓海の恵みと、自然の脅威、両方を感じるなど。
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↓一応編集長も帯同しておりましたのでイカを見せてあげました!
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つづいては輪島市へ向かいます。イカ⇒空港⇒輪島と移動していきますので、2時間ほどはかかったでしょうか。かつての輪島駅、現在は道の駅輪島となっている旧駅舎に到着しますと、そちらでも羽生氏がお出迎えしてくれています。羽生氏以外にもご当地の温泉むすめであったり、読売ジャイアンツとコラボレーションしたモニュメントやら、UFOロボグレンダイザーの立像だったりと、縁のある展示物がさまざまあって目にも楽しい感じ。ソフトボール元日本代表監督の宇津木妙子さんやジャイアンツOBの中畑清さんら豪華メンバーが集まって、応援の1万本ノックをします!なんて告知もあったりして、町の元気や活気を感じるような瞬間も。日程が合えば「ノックで応援」も楽しそうですよね。

↓2時間バスで揺られて到着しました輪島市!
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↓道の駅輪島で等身大パネルDと動画7番をゲット!
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↓心を込めて行なえばノックも応援になる!お近くの方はぜひー!
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と、観光気分で街の散策に繰り出したわけですが、ここで気配が一変します。食べ歩きでもと思って繰り出した市内ですが、爪痕のほうが次々に目に飛び込んできて、気持ちもそちらに向いていきます。液状化現象によるものなのか、道に敷いたブロックは盛り上がったりへこんだりしていますし、沈み込んだ建物、倒れた石灯篭や壁、割れたマンホール的なフタなどなど、いたるところにまんべんなく爪痕が残されています。もちろん市民生活は営まれているのですが、やるべきことがまだまだこれからたくさんあるんだなと思います。その気力であったり、予算であったりをまだまだ奮い立たせていかないといけないのだなと。

食べ歩き…も応援になるのでしょうが、ちょっと気持ちも変わりまして、輪島朝市が開かれる河井町あたりを目指して散策することに。現在は当地の朝市は開催されておらず、出張形式で各地を巡っての開催となっておりますし、そもそも時間帯も昼過ぎなので朝市があるはずもないのですが、なんとなくその場所に思い致すような滞在としたいなと思ったのです。

で、歩き始めたわけですが、空港から直行で巡り始めているということもあってキャリーケースを転がしながら爪痕残る道を進むのはなかなかしんどく、しかも途中からガラリと天候変わって大雨が降りだしました。ちょっとやそっとの雨ではなく、ここ数年で体験したもののなかでもダントツ1位の雨でした。日本海の湿った空気に穂先を突っ込むようにした能登半島の地形が、そうした豪雨を生むのかなと思いながら、持っていた折り畳み傘も用をなさず、服や靴もズブ濡れになることに。通行止めの札にぶち当たって、ひと区切りで引き返そうと思った頃には、キャリーケースにも水が浸み込んで、翌日以降分の着替えまで能登の雨に打たれることに。

こりゃヒドイ目に遭ったな…と思いつつ、この雨でさえも能登半島を襲った豪雨災害に比べれば小雨なのだと思うと、またひとつ強く応援の気持ちが沸き上がるような気分にもなりました。いつかこの場所がかつて以上の賑わいを取り戻したとき、その賑わいを祝う気持ちも自分のなかできっと大きくなるだろうと思います。貴重で大切なヒドイ目を得た、そう思います。

↓大雨に見舞われながら朝市の辺りまで進んで、引き返しました!
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↓「希望をつくろう」の力強い旗を掲げ、いくつかお店も営業していました!
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で、旅の拠点は金沢市内に予約しておりましたので、金沢への移動のことも考えると、初日の行程はこれで終わりです。「朝起きて、飛行機乗って、イカ見て、輪島行って、終わり」というのはずいぶん少ない感じもしますが、金沢駅への到着はこれでも20時過ぎになってしまうんですね。朝イチから動いて、一日で集まったパネルがわずか3枚。一応予定通りにはこなせましたが、さてこれで本当にパネル7種と動画10種はコンプできるのか、体力面も含めて心配になるところも。

とにかくこの旅は早寝早起きを心がける旅です。何せ翌日はまた金沢駅を7時15分に出発するバスに乗って、能登半島の先端まで行こうというのですから。朝イチのバスを逃したら2日目の予定が総崩れになりますので、夜遊びは控えて、サクッとごはん食べて早く寝る、そんな感じで初日の幕は下りました。行程は少ない割にだいぶ長くなりましたので、2日目の話はまた次の記事となります。待ちきれない…という人はいないかもしれませんが、中途半端で気になるからとっとと全容だけ報告せぇという方は動画のほうで見ていただければと思います。2日目は前振りなどナシで、サクッと記録したいですね!

↓初日は金沢駅内のお店で一番早く入れた金沢カレーのお店で夕食をいただきました!
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「それは東京でも食べられるだろ」とか言わない!

現地で食べる味は違った気がします!



この調子でパネルと動画は集まるのか、本人もまだよくわかってない初日です!

羽生結弦氏衣装・洗濯機展示&ノベルティ配布を実施した「AQUA体感フェアin東京ミッドタウン」でクマに洗濯機の力を教わった件。

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洗濯機に詳しくなりました!

「あれ?何か始まるんだっけ?」とメンテナンス期間中であることを忘れそうになるほど活発な動きを見せる羽生結弦氏界隈。ファイテンさんの新ビジュアルお披露目店頭イベントが始まったかと思えば、電撃的にグッズ付きフレーム切手セット(11000円/いっそ税抜き10101円にして税込み11111円にしてもよかったかも)の発売が発表されるなど、メンテナンス期間はあくまで「より高みへ跳ぶために備えている」だけであって、休養期間でも貯蓄期間でもないのだと確認するような気持ちです。

↓界隈でのお祝い贈答も捗りそうな豪華セット!


そんな賑わいのなか、また新たなお出かけをしてまいりました。ハイセンスな人々が集う東京屈指の上質な街・東京ミッドタウンにて、AQUAさんが最新ドラム式洗濯乾燥機「まっ直ぐドラム」と羽生結弦氏の衣装等を展示し、来場者にはノベルティのプレゼントなどもしてくれるという「AQUA体感フェアin東京ミッドタウン」を開催されるとのことで、僕も参加してきたのです。

以前もイオン幕張新都心にてAQUAさんによる同様のイベントが開催され、ファン・お買い物客などが集って早朝から長蛇の列ができ、大変な賑わいとなりました。その際は「幕張」ということで都心部からは若干の距離もあったわけですが、今回は東京という円の中心部にある六本木での開催です。これは急ぎ向かわねばならぬと現地に出向けば、整理券配布開始時刻と告知されていた午前10時にはすでに建物外に長い列が形成されています。建物に沿って形成された第1グループだけでも相当な人出ですが、そこから通路部分を空けて別の位置に形成された後続グループの列も連なっており、たとえ何も知らない人でも「今日何か大変なことがあるようだ」と察してしまう大行列となっています。

僕もその列に連なり、続々とやってくるお仲間を迎えながらイベント開始の時を待ちます。折り返しながら伸びる行列を見守ること約1時間、いよいよ始まった「AQUA体感フェアin東京ミッドタウン」は充実の一言です。入場時にはクリアファイルのほか、5000円追加キャッシュバッククーポン、ノベルティの引換券をいただくと、スタッフさんの誘導によってまず真っ先に衣装展示のコーナーへと導かれます。世間には「お楽しみは最後で…」という運営さんも多いなかで、「まず衣装見ましょう!ね!」という導線はAQUAさんの優しさ、そして自信を滲ませるものだったなと思います。

↓AQUAお衣装様のほかプロモ映像の上映、そしてサイン入り洗濯機の展示が!
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↓金メダリストがサインを入れたドラム式洗濯機は世界的に見ても希少な存在でしょう!
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どんな汚れでも落ちそうな気がする!

たとえば心の汚れさえも!



しかし、このイベントの真骨頂はこのあとでした。AQUAさんによる最新のドラム式洗濯乾燥機「まっ直ぐドラム」の体感イベントは、なぜ洗濯機がこうなっているのかを腹落ちするまで伝えてくれる、素晴らしい学びの機会でした。思えば僕は今まで「洗剤の何らかの化学反応と水でグルグルしたらいつの間にか汚れが落ちているんだろうな…?」というふんわりした解像度で洗濯機を理解していましたし、買うときも主に値段を見ていました。

そんな僕にAQUAさんは順を追って「洗濯とは」というところを伝えてきてくれます。まずそもそも何故ドラム式、それも水平のまっ直ぐドラムなのかという点について、AQUAさんは自分たちがコインランドリーなど業務用洗濯機のシェアナンバーワンであるという立場から得た知見をもとに、納得の背景を明かしてくれました。

ドラム式の洗浄においては、当然ですが洗濯物はドラムの回転とともにまわり、上に持ちあげられます。そしててっぺんまで持ち上がったあたりで重力によって落下します。このとき水と洗剤とに包まれた洗濯物は落下の勢いで再びドラム底面に叩きつけられます。ココ、ココココ!(※通販の声で)。僕らが何かをこぼしたとき、どういう動きをするでしょう。カーペットにこぼした汚れを拭くとき、横にこすったり水をぶちまけて棒でかき混ぜたりはしませんよね。濡れ布巾などを持ち出して叩くじゃないですか。僕らが本能的にこれが効くと理解している動き、洗濯機であれをやろうとすると「持ちあげて落として叩きつける」ドラム式へと至るのです。

そしてよく見る斜め式ドラムでなく水平のまっ直ぐドラムであることも、「持ちあげて落として叩きつける」ことを考えたら自然というか当然の結論です。ドラムが斜めになっていたら奥底のほうに洗濯物が固まりますからね。持ちあげづらくなるし、洗濯物同士が絡まって効率が落ちるというもの。水平ドラムにキレイに並べて回す、言われてみれば最初からそうあるべき構造を「斜めのほうが取り出しやすそうなので」などといったふんわりした理由ではなく、業務用洗濯機という真の洗浄力が問われる過酷な環境でAQUAさんは見定めてきた。まさに目からウロコが洗い落とされるような気づきでした。

さらに、斜めではなく水平にすることで製品内のスペースを有効に活用することができ、コンパクトかつ大容量を実現できたという説明も、まったくもって大納得です。明らかにサイズの大きい従来の斜め式製品よりも、ひとまわり小さいまっ直ぐドラムのほうが洗濯容量が大きくなっていると聞いたときには「僕は何故今まで斜めが当たり前と思っていたのか…」と頭を抱えました。いかにボーッと生きてきたのか、打ちのめされるような気分です。

↓右のほうがかさばっているのに左のほうが大容量で、洗濯物が絡みづらいだと…!?
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しかもAQUAさんの工夫はそれだけではありません。持ちあげて落とす、その洗濯デスドロップのような空中技を活かしたさらなる機能も盛り込まれていたのです。このまっ直ぐドラムでは乾燥機能にヒートポンプ式(エアコンみたいな仕組み)を採用しているそうなのですが、これによりヒーター式(ドライヤーみたいな仕組み)よりも低い温風で優しく乾燥させることができるのだとか。乾かすだけならどちらでも…という気もしないではないですが、洗濯においては高温で乾かすと生地が傷むケースがあるということで、ヒートポンプ式は衣類に優しい構造になっているわけです。

そこに「持ちあげて落とす」水平ドラム構造を掛け合わせると、ふんわり浮かせて優しく乾かすことが可能になると。これにより、ビチャビチャにはしたくないダウンなどの衣類を少量の水で優しく洗浄したり、グチャグチャにはしたくないワイシャツなどの衣類をシワにならないようにふんわり洗浄・乾燥したりすることもできるのだと言います。いやー、展示スペースに妙にシワシワのワイシャツがあるなーと思ったら、それは洗う前の状態の見本で、横にあるピンとキレイなほうがまっ直ぐドラムで洗った品だったとは。なんかズボラ的感覚で言うと「この洗濯機あればアイロンいらなくない…?」という気分にもなってきました。

↓右の状態で出てくるなら、アイロンもクリーニング屋も僕は使わなくなるのでは…?
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そのほかにも使う人のことを考えた便利で役立つ機能をさまざま紹介いただきながら、最後にたどりついたブースではAQUAさんのさらなる自負というか、テレビショッピングの実演販売みたいな体感イベントが実施されていました。やたらとクマちゃんのぬいぐるみが並べられたブースを見て「クマをやっつけよう的なことなのか、クマは界隈のお仲間的なことなのか…?」とどっちなのかと訝しむ僕に、スタッフさんが驚きの挑戦状を叩きつけてきたのです。このクマちゃんをどうぞ好きなだけ汚してみてください、と。

横に用意されたのはケチャップ、チョコレートソース、サインペン、クレヨンなど洗濯する人の敵のような忌々しいグッズ群です。このグッズを使って、クマちゃんを好きなだけ汚してくださいと、AQUAさんはそうおっしゃる。「そのためにズラリとクマちゃんが並んでいるのか…」「人柱というかクマ柱というか…」「いくら人類がクマへの怒りを高めている時期とは言え、哀れな…」と思いながら、せっかくなのでメタメタにクマちゃんを汚していく僕。何ならボトルでケチャップやらチョコやらをなすりつけるようにして、クマちゃんをドロッドロのベチャッベチャにしていきます。せっかくなのでサインペンとかも使ってお化粧なども施すことに。もうこのクマちゃんは終わりだ、悪夢のトイ・ストーリーみたいに処してやりましたとも。

↓あー、終わった!このクマちゃんは終わりです!子どもが拾ってきたらお母さんが投げ捨てるレベル!
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AQUAさんは「見て!見て見て!」(※通販の声で)とばかりに、クマちゃんをまっ直ぐドラムに入れます。そして洗濯をスタートさせます。水平ドラムのなかでクマちゃんは何度も持ちあげられ、叩きつけられ、グルグルと回転しました。時間にしてわずか数分、乾燥工程は入らないので単純に洗うだけですが、ほんの短い時間で洗濯機から出てきたクマちゃんはどうでしょう。何と、生まれたてのような真っ白な姿で甦ったではありませんか。万が一のすり替えなども考慮して、マジシャンの目で見守っていた僕もこれには驚かされました。

↓さっきあれほど汚してやったのに、何事もないかのようにクマちゃん再登場!
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まぁ、ケチャップとかチョコレートソースとかサインペンがどれぐらい落ちにくいものなのか僕自身があんまりわかっていないという話もありますし、「汚してからすぐ洗う」という洗濯側有利条件での実験ではありますが、製品への自信というか確信のようなものは十二分に伝わってまいりました。そのまっ直ぐな自負の光にあてられて、せっかくの実施検証の機会なのに「すごいですね!カレーと墨汁買ってきていいですか!」という第2試合を思いつかなかったのは僕としても惜しまれますが、洗浄力に自信アリというところは納得・感服した次第です。

「衣装見たよ」の話の10倍くらいの分量で語られるこの洗濯機情報こそが、このAQUA体感フェアがいかに充実したイベントだったかということで、ご理解いただけるといいのではないかと思います。人生で一番洗濯機について考える時間となり、僕としても大変新鮮な体験となりました。こんな体験を得たうえに、帰りにノベルティまでいただいたのですから、ありがたいことこの上ありません。いただいたメモ帳、スマホスタンド、ステッカーはクリアファイルとあわせて素敵な思い出の品になりました。大切にしたいなと思います。AQUAさん、素敵な時間をありがとうございます!

↓素敵なノベルティをいただきました!
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↓そのほか現地の雰囲気や体験の模様は動画でご覧ください!


これだけ洗浄力に自信があれば「たくさん汚すの、賛成です」も納得!

手についたケチャップを服で拭いている子どもがいても、優しく止められそうな気がします!



クマちゃんを汚して洗うのが楽しかったので今度はもっとじっくり汚したいです!

メンテナンス期間にむしろ活況を呈する羽生結弦氏推し活ウィークは、ファイテンさんの健光浴シャワー効果で心もポカポカ温まった件。

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しまったぁ!行くの早過ぎた!

先日は羽生結弦氏アイスストーリー2nd「RE_PRAY」のアンコール上映を見に行ったのですが、にわかに羽生氏界隈が活況を呈してまいりました。新作写真集の発売、恒例のDIARY手帳の発売、表紙に起用されたモードマガジン「Harper's BAZAAR」特別版の発売、本日14日からは東京ミッドタウンにて「AQUA体感フェア in 東京ミッドタウン」が開催されるなど、本人不在のメンテナンス期間ながら冬本番という賑わいです。

そんななか、長年羽生氏と伴走し、ボディケアのサポートをしてくれているファイテンさんでも「誰がやらなくてもウチもやります」の勢いで賑わいの催しを開催してくれるとのこと。羽生氏がメンテナンスに入る前に撮影した新たな映像・写真パネルを展示し、さらにその展示の模様を撮影してSNSに投稿するとオリジナルステッカーをくれるというひと足早いクリスマスプレゼントのような企画です。これは行くしかない!と僕も奮ってファイテンショップへと向かいます。

↓展示していただけるだけで楽しいのにステッカーをいただけるんですか!


ということで、出勤に先立ちファイテンショップへと向かったわけですが、タイミングがいいのか悪いのかお仲間はまだ到着していない模様。あるいは翌日から始まるAQUA体感フェアとセットで行こうという計画なのか、どうもハリキリマンが一番乗りしてしまったようなのです。店員さんはお客様の到着は今や遅しと待ち構えています。何なら「あなたはお客様第1号では…?」という視線をチラッチラッと向けてきます。うーむ、ファイテンショップが歩いて行ける近所にあるというメリットが逆にメリット過ぎてしまったか。

張り切って突入した僕が元気に「羽生結弦選手の写真展を拝見しに来ました!」から本日の仕事始めを宣言したらお店側にもインパクト与え過ぎでは…?別にまぁお店はウェルカムなんでしょうが、僕はこれからもこの店の前を日常の買い物でウロウロするのです。そのときに「あ、あのときのハリキリマン」となるのは若干気持ちが張り詰める部分もあります。せめてこう何人か先にご案内いただいて、ある程度回転してからにしたい。できれば誰かの後ろにくっついて「私も私も」と一団を形成したい。回転寿司のレーンだって、1個目はマグロとかサーモンとかから始まってほしいじゃないですか。最初の周回の第1皿でプリンが来たら「お前からか」ってなるでしょう。まさに僕は張り切ってやってきた回転寿司のプリンのような感じになっていたのです。

「よし、お店変えよう」

どの道、まだ移動はあります。移動の間にお仲間も各地でキャンペーン始めをするでしょうし、その流れに乗っていけば1皿ぐらいプリンが流れてきても「ま…茶碗蒸しみたいなものか…」と悪目立ち感も薄れるはず。そしてご近所でなければ、多少目立ったとしても店員さんとすれ違う機会もそうはないでしょう。せっかくの機会ですし、お店をハシゴするのも楽しいもの。ということであえて遠くの店に向かうことに。

↓とりあえず店頭に掲示されたポスターを見ました!
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そして向かった別のお店。お店の入口には新映像を流すサイネージが設置され、道行く人に羽生氏がボディケアの大切さを訴えています。映像は惜しまれつつ営業を終了した仙台のおなじみのスタジオで撮影されたもののよう。メーカーさんからの製品紹介にじっくりと耳を傾ける羽生氏や、初代Otonal様、白レミ様、黒レミ様など歴代の衣装に身を包んだ羽生氏のビジュアル撮影の模様、ナノメタックスコーティング技術についてアピールする羽生氏の様子などが流れています。僕がガン見しているからかもしれませんが、道行く人も足を止めて気になっているようです。

↓お店のなかから白レミ様が呼んでいる!
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お店のなかも適度に温まっているようなので、いよいよ入店します。店内には「ボディケアでファイテンと共に」のキャッチコピー&サインとともに羽生氏の新ビジュアル写真パネルが掲出されちょっとしたステージのようになっています。ほほーと拝見していると、早速店員さんも近寄ってきてくれて、いろいろとお話をしてくれます。展示のなかでもひときわ大きなサイズのパネルは、このイベント期間、週替わりで変更になるパネルだそうで、第1弾としては白レミ様の指差しバキュンのポーズが展示されていました。週替わり盛り上げを図っていただけるとは嬉しいじゃないですか。まぁもっとも、週替わりで意気揚々と毎度出向いたら「あれー?このプリンずっと周回してるなー?毎周来るんだけど」と悪目立ちする可能性もありますので、そこは上手にお仲間に紛れていきたいなと思いましたよね。

さらに絶妙に気が利く店員さんは、今日からキャンペーンをやっているのでぜひ写真を撮って投稿していってください、なんて嬉しい呼び水まで向けてくれました。もちろん知って来ているわけですが、であるならば「へー、そうなんですね!」「せっかくなので参加します!」「ハッシュタグとかつけるんですかね!?」のすっとぼけから始めて偶然客を装っていくしかありません。推し活の気配を殺した偶然客は早速SNS投稿などしまして、ステッカーもありがたくいただきました。その後は店内を物色しつつ、健光浴シャワーのブースやら、おなじみのウイングスやブレスレットなどの製品についてもじっくりと物色させていただきます。

↓ボディケアしちゃいなよ!と製品をアピールしてくる羽生氏群!
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↓健光浴シャワーもたっぷりと堪能させていただきました!
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しまいには新着のフライヤーやパンフレットなどもいただく大歓待を受けまして、僕も心ばかりの御礼までにいくばくかのお買いものなどもさせていただき、感謝感謝でお店をあとにいたしました。ちょっと特徴的な品物を買ってしまったので、晒すとさすがに店員さんも「あ、あのときのプリン」と思い至ってしまいそうなのでアレですが、とにかく梱包やら会計やらも含めて上質な対応をしていただき、上得意様か何かのような気持ちになりました。素敵なお買いもの体験をありがとうございました!

↓素敵なステッカーもありがとうございます!
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今回の新ビジュアルやらイベントやら、あるいはにわかに活況を呈する周辺の動きやらを見ていくと、本当にありがたいなと思います。この数年、毎年このぐらいの時期には、公演が行なわれていたり、新しいアイスストーリーの発表がされていたりして、界隈もそれに向かって熱狂渦巻く頃合いでした。

スポンサードしてくれる企業さんも「活動をサポート」という応援の気持ちが第一でありつつも、やはりそうした盛り上がりを見込んで、製品の告知やら売上やらにつなげたいというところはあるでしょう。会社のなかは応援で意志が揃っていても、一般の株主様やら機関投資家やらは業績しか見てくれないもの。その他の商品群にしても、盛り上がっているときに売るほうがより売れそうな気がするわけで、ビジネス観点で言えば、サポートするお相手にメンテナンス期間が設けられたことは必ずしも望ましい展開ではないのかもしれません。

ただ、そうした目先のことに揺らぐことなく、メンテナンス期間など関係なきがごとくに、いやむしろメンテナンス期間だからこそそのぶん活発な動きをそれぞれが見せてくれるなんて、通じ合っているというか、ご理解いただいているというか、さすが共に歩んできたパートナーの皆さまだなと思います。少年漫画で主人公が修行で不在の間は仲間たちが奮闘するかのような、支え合う一体感を覚えます。

考えようによっては、「メンテ開けてからやります?」「メンテの合間に何か軽作業お願いできませんか?」という話だってあると思うんですよね。僕も損得勘定でやってる仕事のときはそういう提案すると思いますし、どこかで議論にはなったはずなのです。しかし、冬の訪れとともに本人不在のメンテナンス期間のままこぞって賑わいが始まってくるというのは、皆さんそれぞれの検討の結果として「いやむしろ今こそ私共が」となったのかなと思うと、冬なのに温かい気持ちになるのです。もしかしたらそれこそ健光浴シャワーの効果なのかもしれませんが、どちらにしても、このぬくもりに感謝したい、そんなメンテナンス期間の一日なのです。

↓ということで、先着に間に合うかが心配ですが、AQUAさんのイベントにも張り切って行きたいと思います!

むしろ、こっちで早起きしないとでしたね!

何とか枠内に間に合いますように!



SNSで初日の様子を見つつ、何時に行けば間に合うか見定めていきます!

1並びの日を祝して羽生結弦氏アイスストーリー2nd「RE_PRAY」アンコール上映に参加し、プロスポーツの魅力を大いに堪能した件。

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スポーツエンターテインメントはスポーツが強み!

強いケツイを持ってお出掛けをしてまいりました。2025年11月11日、1年のなかで最大数の1が並ぶ1並びの日に、全国各地の映画館で実施された羽生結弦氏アイスストーリー2nd「RE_PRAY」のアンコール上映を見てきたのです。ド平日の11時始まりor18時30分始まりという企業戦士には若干の調整を擁する時間帯での上映でしたが、何としても行くという強いケツイがあれば何とかなるものだなと思いましたよね。逆に普段22時くらいまで働いてるのって、生きることに緩慢でダラダラやってるだけなんでしょうね…!




公演自体は2024年2月に行なわれたもので、すでにCS放送などもされたもの。この公演の録画映像は僕の自宅のHDDにもバッチリ残っていて、何なら今この場で指を伸ばせばデスクに置いたテレビで再生できます。つい2週間ほど前にもCSテレ朝チャンネルで同じ「RE_PRAY」の埼玉公演が放送されていたりもしますので、この2週間で急に初めて見てみたくなった人はさておき、希少性という意味ではそこまでの機会ではありません。

折からの物価高騰、進まない働き方改革、律儀にキッチリ47都道府県をカバーする体制…どれほどの人が集まるのだろうかと思いながら迎えたチケット発売日。すると、さすがというかやはりというか、全国すべてということではないものの、好調な売れ行きで次々に席が埋まっていき、大都市圏では続々と完売のスクリーンが生まれていきました。傾向としては、よりリッチでより上質な体験を求めて最新大型スクリーンに集中した感じでしょうか。おそらくは「1が並ぶから」という理由でセレクトされたであろうド平日の真昼間という上映日設定のネガティブ要素など無きがごとくです。

あまりに好調なもので「意外に世間は平日でも映画見てるのかな?」と思って、羽生氏完売劇場の別のスクリーンとか見ていくと前日時点でも売れてるの「2席」とかだったりして、思わずクリックして確かめたりしましたよね。「やっぱりこの白いほうが買える席で黒いほうが買えない席だよな」「じゃ、2席か」「別の映画は…こっちは4席」などとやっていると、よくぞこれだけの人々が47都道府県に分散しながら集ったものだと感心するやら誇らしくなるやらしました。

僕は会社業務との兼ね合い&利便性などを考えて、とある劇場の夜の回に参加することに。こちらは立地やら規模やらで選ばれにくかったのか完売とはなっていませんでしたが、スクリーン真ん前の良席は売り切れており、6割くらいの入りでしょうか。ただ、その時間帯その劇場では間違いなく「RE_PRAY」がナンバーワンの客入りでした。何せロビーで待っている人たちは皆グッズを持っていたり、青いパーカーを着ていたりするお仲間なのですから。もはや観衆全員羽生客の勢いです。

今年2月の「Echoes of Life」公演や3月の「notte stellata2025」が急に遠い昔に思えるような、久しぶりに薄っすらと感じる「公演前」のあの空気。もちろん公演現地とは違う映画館のロビーに過ぎないのですが、人が集い、これから楽しいことが始まるぞとワクワクしているあの空気がそよ風のように漂ってくることに、懐かしさと高揚感を覚えます。「高揚してきたぞ!」「よしポップコーン買おう!」「キャラメル味ください!」みたいな上機嫌でスクリーンインする僕。テンション上がり過ぎて阿修羅ちゃん前にポップコーン食べ終わってしまったのはハラペコ反省点ですが、まぁそれぐらい盛り上がっていたのでしょう。

公演の内容についてはもうあちらこちらで話題になり記録されておりますし、僕自身も何度もブログに書いているので、存分に各位振り返っていただければと思います。来年1月23日のワンツースリーの日にはBlu-ray&DVDも発売されますので、そちらで解説(答え)とともにご覧いただくのもよいでしょう。個人的には、何度も見てとうに知っていたことではありますが、やっぱりこの公演というかアイスストーリーというかスポーツエンターテインメントというか「コレ」は凄いものだなと再認識するような時間でした。結果知ってるのに手に汗握り、映画館ながら大きな拍手をして、心で勝利の喝采をあげるような時間でした。改めて「空前絶後・唯一無二」だなと思い、コレを体験できている昨今の幸せを噛み締め、永くこの時間がつづいてほしいなと祈りましたよね。明けないメンテナンスはないんだよ、と。

↓2時間半の上映は大きな拍手のなかで閉幕を迎えました!




「色んなアイスショーが終わる」と業界的な心配の声もあがる昨今ですが、終わるのには終わる理由があり、終わらないのには終わらない理由がある、そんなことを思います。そもそもまず大前提として「アイスショーが存在している」時点でこれはもう大変な偉業というかすごいことだと僕は思っています。終わるのを嘆くとか案ずる以前に、「ある」こと自体がすごいことなんだよと。

この世界にはさまざまなエンターテインメントがあります。スポーツもそのひとつですが、映画やテレビに動画配信、舞台芸術、音楽ライブ、テーマパーク、ゲーム、SNSなどなど人間が楽しむための出来事や場所はたくさんあります。ライバルは数限りなく存在し、時間とお金を奪い合っています。そのなかでスポーツエンターテインメントが持つ強みは、「鍛え上げた肉体と技能」が生み出す、その場でリアルに行なわれる即興の「勝負」にほかなりません。

映画がスタントマンとCGを駆使してようやく実現するようなことを、あるいはゲームがモニターのなかで疑似的に表現するようなことを、アスリートが自らの肉体でその場でやってみせることに、ほかのエンターテインメントが絶対に勝てないスポーツのストロングポイントがあるのです。人間が「勝負」を見て楽しむ生き物である限り、人間と人間が生身で戦うスポーツエンターテインメントは決してなくならないし、誰にも脅かされることはないでしょう。AIがどれだけ発達したとしても、泥にまみれ汗と涙を流しながら死闘を演じることはできないのです。それを見られる機会はスポーツエンターテインメントにしか存在しない。

そのとき、一般的・旧来の意味においての「アイスショー」はスポーツエンターテインメントが持つ一番のストロングポイントを十分に活かしていないタイプの催しです。競技会のように体力・技術の上限を追求するわけではなく(ですよね?)、選手間の順位付けをするわけでも過去の自分を超える演技を目指すわけでもない(ですよね?)。言うなればサッカーの国際親善試合とかプロ野球のオールスターゲームのように、ほかのところで名を挙げたスターたちがリラックスした状態で華やかなプレーをするのを見て楽しむ、そういう催しです。それはそれで楽しいものですが、サッカーだって野球だってそれを一年中やれるわけではありません。年に一回と限るとか、いろんな国をメッシさんが転々としながら試合するとか、たまに見るのはいいよねくらいの話です。

その意味で一般的・旧来の意味においてのアイスショーは「肉体・技能」部分の薄まり具合と「勝負」の不存在によってどうしたって競技会を超えるものにはなり得ず、オリンピックという高い頂点がある前提で、そこで生まれたスターをまとめて見られる貴重な機会として成立していたと思うのです。そして、その構造はほかのエンターテインメントとの競合においては一番の強みを活かせないということであり、そのなかでフィギュアスケートがアイスショーという催しを長きにわたってつづけてこられたのは、それ自体が偉業だと僕は思うのです。競技自体が備えるダンス・舞踏に通ずる美しい動作や、音楽と一体なって演じるという建付け、氷の上というキラキラした素敵な雰囲気などが相まって、スポーツらしさを薄めても十二分に面白いものになっていた、それはもうすごいことだと。体操、新体操、アーティスティックスイミング、空手形、似た性質の競技はほかにもありますが、アリーナクラスの規模感で勝負ナシの公演を年に何度もやれる競技がどれだけあるでしょう。「始まらない」がデフォルトであり、「終わる」を嘆くのは贅沢というか、まだ下を向いているような段階ではないはずです。

では、こうしたなかでアイスショーが興行・生業として今後も末永く成立していくにはどうしたものかと考えると、音楽ライブを念頭に歌い手を招いて共演するとか、バレエや歌舞伎を念頭にストーリー性を持たせるとか、あるいはエンタメならエンタメと振り切って「ふれあい」を増やすとか幕間のトークショーやお楽しみゲーム大会にチカラを入れるとかいろいろアイディアは浮かびそうですが、これらはやっぱり少しズレていると思うのです。「もっと楽しいオールスターゲームをやる」ことを考えるのは結構ですが、本当に必要なのはスポーツエンターテインメントがスポーツであることだと思うのです。そこで対抗しないで、どうやってほかのエンターテインメントと競い合っていくのかと。生まれたときからバレエやってる生粋の踊り手や、ヒット曲満載の音楽ライブからどうやって時間とお金を奪うのかと。アスリートなんだから、スポーツやるしかないでしょう。トンカツ屋は美味いトンカツを出すことが大事なのであって、付け合わせのポテサラが絶品であるとかはオマケでしかないのです。

競技会よりもすごい演技、より完成された演技、競技ルールを超越する演技、誰かと戦うのでなければ自分と戦って自分を超えるような勝負、そこにこそ一般的・旧来のアイスショーと一線を画し、さらなる成長・発展をうかがうための展望があると僕は思います。「競技会>アイスショー」という関係ではなく、「アマチュアスポーツ<プロスポーツ」の関係になるような展望が。もしよりよい演技のために「音楽は生演奏がいいな」「歌い手と共演したほうがいいな」という進化があるならそうすればいいですし、プログラム単体ではなく公演全体をひとつに束ねるストーリー性があったほうがいいなと感じるならそうすればいいですし、ふれあいもトークもどんどんやればいいですが、すべては最終的に「肉体・技能」「勝負」をより際立たせてこそです。

その点で、昨夜見た「RE_PRAY」であったりのアイスストーリーはすごいもので見るべきものだなと思います。そのままオリンピックで演じられてもいいような技能を駆使しつつ(4回転もバンバン決めるぞ)、ひとりで2時間超10演目超を演じるという競技会時代を遥かに超える肉体の酷使に挑み(同じことできる人歴史上にいるかな?)、過去の自分を超えようとプログラムごとに息を乱し倒れ込みながら熱演し(過去映像見ると今が明らかに上手い)、五輪2連覇の世界的スターが五輪以上の全身全霊で(立って笑ってるだけでもお客来るだろうに)、より高度に演出された勝負を演じるのですから(あの6分間練習から破滅の流れ超アガる)。演出・映像・音楽・照明どれも掛け値なしに上質でカッコよく(MIKIKO先生ありがとうございます)、ストーリー部分は中毒性があるというか何度も見て何度も考察して自分のなかに何かが広がっていくような不思議な魅力がありますし(哲学)、グッズもデザインよくて普通に欲しくなりますし(本音/いつも厳選してるつもり)、何もかもが「プロスポーツ」なんですよね。周辺エンタメ部分全部満たしているのはプロとして当然で、肝心要のスポーツ部分が今まで以上にすごいわけですから、これは見たくもなるというもの。見場のよさや人柄にも惹かれて「推す」ほどになったファンならなおのこと遠征&通い詰めともなるわけです。

オリンピックという素晴らしい思い出はあるけれど、今次に見たいのは新しいアイスストーリー。

そういう風に「アイスショー」が言われるようであれば、そういう風に言われる「アイスショー」がスタンダードになれば、日本には世界に名だたる素晴らしい選手がたくさんいますし、魅力的な会場も優れた演出家・音楽家もいますし、世界のなかでも熱心な競技ファンがたくさんいるわけですから、浮き沈みはあるにせよひとつの文化としてアイスショーは長くつづいていくのではないでしょうか。オリンピックで生まれたスターをお披露目する縮小再生産であれば、よくも悪くもオリンピック次第になるでしょうが。

幸い、昨今は日本フィギュアの黄金時代を作った選手たちがそれぞれ独自の公演を立ち上げていろいろな取り組みをしていますので、そこから新しいプロスポーツとしてのフィギュアスケートが盛り上がっていく過渡期なのではないかと思います。まぁ「You、アイスストーリー見なよ」で全部解決ってできたらいいのかもしれませんが、いかんせん箱を歴戦のファンが真っ先に埋めてしまうので、文化として成立させるにしては新規が入れる機会がないのが悩ましいところです。初手が映画館ってのも誰か誘ってくれる友だちでもいないと踏ん切れないでしょうし、CS放送ってそもそも気づかないパターンもありますからね。いっそ歴戦のファンでも全部はついてこれないぐらい各地を転々とする大遠征ツアーとかですかね。振り切ったぶんだけ会場周辺の人が集まれる感じの。アイスストーリー「SEIMEI」(アイスストーリー演出でフルのSEIMEIが見られる陰陽師の討魔物語)とかで大遠征なんてアリかもですね。できるかどうかの演者負担は一旦置くとして。

と、メンテナンス期間なのに先々のことを考えてしまうような夢膨らむ時間になった今回の上映。

自分で思っている以上に待望だったらしく、終演後テンション上がってラーメン食べて、家で「RE_PRAY」と「Echoes of Life」見ましたよね!

1並びの日、大いに楽しみました!ありがとうございます!



現地はさらにすごいので映画館初見勢はぜひ現地へどうぞ(券次第)!

羽生結弦氏5ヶ月連続放送というCSテレ朝チャンネルさんの東京駅交通広告を見に行き、メンテナンスお仲間との集いを楽しんだ件。

08:00
元気にメンテナンスしてますか!

いよいよ夏も終わろうかという9月の末、少し遅ればせながらアレを拝見してまいりました。羽生氏界隈では「東京駅のあの場所」と言っただけで伝わるくらいおなじみとなったおなじみの聖地・東京駅丸の内地下中央口に掲出されたCSテレ朝チャンネルさんの交通広告を見てきたのです!

↓「見てきました」の話なのでコレで終わりなのですが、動画で現地の様子をまとめておきました!




こちらの広告、通例の流れですと週明け22日から掲出されていたものになりますでしょうか。その頃は個人的に東京2025世界陸上に気力と体力のほとんどを捧げており、すぐさま向かうことができずにいたのですが、ようやく疲労からも脱して週末のお楽しみとしてお出掛けしてきた次第です。

いつものように丸の内地下中央口に向かうと、そこにはお仲間たちの姿がたくさん。この場所には年に何度か交通広告が掲出され、そのたびに僕も出向いているのですが、ここ数回のなかでもなかなかのホット感が出ております。僕が出向いたのが掲出期間の終盤ということを考えると、当者比で言っても相当なにぎわいになっているような感触です。

たくさんのお仲間が広告の全景をおさめたり、自撮りで記念撮影をしていたり、お仲間同士で写真を撮り合ったりしてちょっとした集いのよう。これはもしかしたらメンテナンス期間ならではの盛り上がりだったりするのでしょうか。僕がそうであったように、この広告を見に行くことがこの週末のお楽しみであるという、メンテナンス期間仲間ならではの思考の一致というか一体感というか。

↓ここに来ることを目的として、楽しい休日を計画する喜びが動き出す!
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それにしても相変わらずのすごい人通りです。休日に出向いたこともあって、流れが途切れる隙もほとんどありません。サーファーが波の動きを読むように、人流の途切れるわずかな切れ目を読みながら、一斉に動き出すお仲間たちの機敏さの頼もしいこと。「私はプロローグ前で記念撮影します!」「では私はRE_PRAY前で!」「私はEchoesに行きます!」とズババッと連携が取れた記念撮影が始まったときには、思わず拍手しそうになりました。

「今だ!」「後退!」「人流よし向かえ!」みたいなキビキビした動きに道行く人も広告のことが気になってくるのか、ときに立ち止まって眺めるような人も。インバウンド観光客と思しき人が「YUZURU!」と声をあげながら記念撮影をする場面にも遭遇することができ、広告効果の大きさを実感したりもしました。東京駅乗り換えルートはあまりいないかもしれませんが、世界陸上帰りの人とか万博行き帰りの人とかが世界にこの話題を広げていってくれたりする世界があったりするといいなと思いますよね。

↓一面ずつ接写で置いておきますね!
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それにしてもこの5ヶ月連続放送というありがたい企画よ。CSテレ朝チャンネルさんも「私たちも私たちのできるメンテナンス期間の取り組みをしたい」と思ってくれているのでしょうか。何が始まるのかもまだ見えない暗闇のなかから踏み出したプロローグ初日の気持ちや、それからちょうど1年後となるRE_PRAY埼玉公演の初日の衝撃、そしてさらなる拡張と飛躍を果たしたEchoes of Lifeへと、羽生プロの活動をもう一度たどるように過ごす日々は、歴戦のファンにとってありがたい振り返りの機会であるだけでなく、これからこの楽しみに加わってくる人にとっては知って追いついて熱くなるためにとてもいい備えの機会になるもの。

たとえば鬼滅の刃の劇場版が上映される直前にじっくりと時間をかけて、過去のシリーズを一挙放送してくれたりすると一度全部見たはずのものであっても、新しい何かが始まるときの助走として心を燃やしてくれたりしますし、そこから新しい楽しみが始まる人もいるでしょう。その「一挙放送」をやりつつ、まだ詳細未発表の12月7日誕生日スペシャルと1月11日一挙放送スペシャルがあるというこの期待感たるや。「その日にちょうど何か盛り上がりたいと思っていたのです」という界隈の思いが、しっかりと伝える側ともリンクしているのだなと嬉しい気持ちになります。マックスの期待値としては、1月11日の11時11分とかに放送開始みたいな可能性まで含めて、どんな楽しいことを考えてくれているのかワクワクして待ちたいもの。

はたしてこの企画が鬼滅の刃劇場版のように何らかの盛り上げタイミングが決まっていたうえでの助走なのか、「何があってもなくても毎月楽しもうじゃないですか」という春へ向かうランニングなのかはわかりませんが、こうやって楽しみがスケジュールされていくことで、メンテナンス期間であることも忘れるような日々になっていくというのはありがたい限り。毎月特番があって、毎月?らじおがあって?(※月イチくらいであればいいなの気持ち/頻度が多くても大歓迎)、その合間に自走する楽しみがあったりしたら、普通に毎週のお楽しみが途切れなくつづいて、特に「渇く」機会もないんじゃないかという気がしてきました。こうしているうちにだいぶ前から注文していた「T JAPAN」も手元に届き、美しい泪をデザートにお酒を飲むような優雅な時間も生まれたりしましたしね。

↓コチラとしては48ヶ月くらい連続放送してくださっても一向に構いませんッ!


↓せっかくなのでバストアップも置いておきますね!
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そんなことで、ちゃんと自分磨きも意識しないと、渇く間もなくいつもと同じ生活がつづいてしまいそうで嬉しい悲鳴だなと思います。アチラのメンテナンスが順調に進んだなかで、コチラのメンテナンスがまったく何も進まず、再会の時にコチラだけ一方的に無成長というパターンが心配になってきましたので、しっかり自分磨きにも努めたいなと思いました。何か見聞を広めるようなことをして、これまでにないダジャレとか思いつけるようになれたらいいなと思っております!


まぁ、現状維持するだけでメンテナンス(治療)が必要なお年頃ですが!

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婦人公論 2017年 12/27、1/6 合併特大号

僕は自分が見たことしか信じない 文庫改訂版 (幻冬舎文庫)

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